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No.63

【日 時】 7月21日(金) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:23.2℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 ドライフライで40cmオーバーを釣る
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットフライ】 なし

 初日の昨日は風を避ける目的で小野川湖を釣りましたが、最終日の今日は幸いにして風は弱い予報。平日なので桧原湖を釣ることにしましたが、念のため予報より風が強まることも想定し、確実に風裏となるエリアをじっくりと攻めることにしました。
 まずは、マツバグ#8からスタート。早速、水生植物の近くでライズを発見したので狙い撃つと、一撃で出ましたが・・・。その後は、魚の気配がある場所だけでロッドを振ることにして、予定エリアのラン&ガンに移行しました。すると、魚の気配ムンムンの場所を発見! そこを狙い撃つと「モコン。」と出たのですが・・・。魚は手にできないものの、ここぞというスポットでは高確率で反応が返ってくるので、更に集中力を高めて魚を探して行きました。すると、有望エリアで遂にストライク!・・・となった相手は2日連続となる50cmクラスのニゴイ。まあ、#6ロッドを曲げるので、何も起こらないよりは良いのかも知れませんが・・・。

松本様

 この頃になると、平日とは思えないレベルで他船が走り始め、引き波で岸が洗われる事態となりました。更に風向きが変わったので予定を変更し、風裏を目指して大きくエリア変更。しかし、更に他船の数が増すと共に、再び風向きが変わって、狙っているエリアが風表になってしまいました。これによりサイトフィッシングが不可となり、結果的に40cmクラスのスモールを3本も見逃す事態に・・・。この時点で、完全に想定外の状況に追い込まれました。そこで、空いている風裏のエリアに入ると再び風向きが変わり、#6タックルの限界を超える風速になったため、なす術がなく、やむを得ず早上がりとしました。
 序盤は予定どおりに事が進み、桧原湖を選んで大正解と思っていたのですが、中盤以降の読み切れない外的要因に翻弄されて、テーマを達成することはできませんでした。結果的には釣果をあげることができなかったため、各種濃厚サービスをもって上手くごまかしました。

No.64

【日 時】 7月22日(土) 5:15〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:22.5℃〜
【お客様】 佐藤 様
【テーマ】 バスの居場所探知能力を磨く
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大20.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・フローティングミノー

 昨年の釣行以降、釣果が伸びるのと相反してルアーを購入しなくなったという佐藤さんは、ルアーをかなり絞り込んで気合十分。ただ、減水+夏日+週末ということを踏まえ、「多分、難しいですよ。」と告げて、テーマを念頭に広範囲を釣って行くことにしました。
 まずは、オイカワの気配がある場所からフローティングミノーでスタート。しかし、朝イチにも関わらず寸前Uターン。スピナーベイトにも反応がないことから、湖の全体像を把握するため早々に要所のラン&ガンに移行しました。すると、場所によっては今シーズン最悪レベルのターンオーバーが発生していることが分かりました。幸いにして無風だったので水質良好のエリアを求めて移動し、夏を意識した場所でサイトフィッシングを決行。しかし、見えるのはニゴイばかり。すると、ようやく40cmクラスを発見! すかさずバグワームで狙い撃ちすると、チラ見で泳ぎ去るという・・・。別の良型にはシンキングバグワームを見切られる始末。

佐藤様

「スピナーベイトの自己最小記録更新です!」

 風が吹き始めたタイミングで夏の一等地をダウンショットリグで攻めてみましたが、良型の姿はあるのにノーバイト。ここで大きく作戦変更し、要所ではビッグバドも投入しつつ、シンキングバグワームをメインに釣って行きましたが、ことごとく見切られる! 無視される! 拒絶される! そこで、コイ追従型に狙いを変えると、何とか良型の2バイトを得ることができましたが、どちらも甘噛みだったようで・・・。最終エリアに入ると、この時期なのにテリトリー意識を持った40cmクラスを発見! 手を変え品を変え狙ってみると、1回だけバイトがありましたが・・・。最後は45cm近い魚にも無視されて、無念の下船となりました。
 予想どおりの難しさだったので、サービス残業でどうにかしようとしたのですが、結局どうにもなりませんでした(涙)。「完敗です。でも勉強になりました。」と前向きな佐藤さん。今日は魚の方が3枚上手でした。これにメゲずに、また挑戦してください。

No.65

【日 時】 7月27日(木) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 釣りの幅を広げる(持ち駒を増やす)
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス1匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 SSRクランク・ソフトマウス・ストレートワーム

 自主トレに励んでいることもあって、これまでとは違いボウズで帰ることがなくなったという柏木さんは、さらなるレベルアップを目指して気合十分。ただ、難しい時期に入っていることは事実なので、「スタートダッシュが肝心ですよ。」と告げて湖へ向かいました。
 天気予報どおり無風でしたが、生命感がない・・・。そこで、まずはバズベイトで広範囲を釣って行きましたがノーバイト。SSRクランクに作戦変更して釣って行くと、ようやく1本目が地味にストライク! 「多分、釣りこぼしているので、戻ることもあるかも知れません。」と告げてボートを進めました。すると、後方でボイル音発生! すかさず戻りソフトマウスで狙い撃つと、「ゴボッ!」・・・ストライク! 強引なファイトでシャローカバーから引きずり出した相手は本日の最大魚! ブリブリの超健康体だったので、「すっげえ引きました!」と柏木さんもご満悦。狙って仕留めたと言い切れる会心の1本となりました。

柏木様

「朝マズメのトップで40cmオーバーです!」

 同パターンを続行すると、今度は1回り小さいながらも40cmオーバーがストライク! しかし、相手が1枚上手で痛恨のバラシ。序盤は少し強引に寄せても良かったかなと・・・。その後、湖面に日が差し始めると一気に反応が鈍くなりショートバイト発生! すかさずノーシンカーに作戦変更し、サイトフィッシングで釣って行きました。その結果、4バイト&2フィッシュ。その後はシンキングバグワームも投入しましたが、ビシビシと見切られるようになり、返り討ちに。そして、ピンスポットではソフトマウスに2本の40cmオーバーが接近して来たものの、ルアーを見せる場所が悪く・・・。結局、〆の1本は手にできませんでした。
 40cmオーバーのバラシと、同サイズ2本を食わせられなかったことを悔やむ柏木さんでしたが、状況を考えれば健闘したと思います。なお、ソフトマウスの釣りにおいて、行き着くところはルアーそのものではなくキャスト精度。今後も自主トレに励み、また挑戦してください。

No.66

【日 時】 7月28日(金) 4:00〜 / 16:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:25.3℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 豪華2部構成で謙虚に釣る
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス1匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 SSRクランク・ビッグクロウラー

 今シーズンはガイド記録を連発して快進撃を続け、常にしっぺ返しと背中合わせの釣りをしている倉川さんは、今回も豪華2部構成での挑戦。真夏日の予報が出ていたことから、朝マズメの部は桧原湖で、夕マズメの部は小場所で、調子に乗らずに釣ることにしました。
 気温18℃というだけで、倉川さん高活性。まずはSSRクランクで手早く探って行くと、ボイル発見! それをソフトマウスで狙い撃つと「バフッ!」・・・ストライク! しかし、糸鳴りを楽しむ間もなくジャンプ一発サヨウナラとなり、「跳ばしちゃった・・・」と倉川さんもガックリ。SSRクランクで1本仕留めたものの、その後は超神経質な魚たちに、ことごとく返り討ちに遭ってしまいました。そこで、真夏の一等地で社長を投入すると、ゆっくりと引き波が接近して来て・・・「ゴボッ!」 41cmのスモールを仕留めたまでは良かったものの、その後はルアーの着水で逃げられる無視される! 結局、甘噛み1回で終わってしまいました。

倉川様

「朝夕マズメだけ釣ってドデカトップで40cmオーバー×2本は最高にクールです!」

 冷房が効いた屋内での長めのお昼休憩で再充電した倉川さんは、太陽が傾くと同時に高活性モードに突入。まずは、真面目にノーシンカーからスタート。しばらくすると、40cmに欠けるサイズがヒットしたものの、ジャンプ一発サヨウナラ。その後は、いろいろなルアーを試してみましたが決定打がない! ノーシンカーに戻して続行すると、撃った場所から悠然と泳ぎ去る大物を発見! 一旦、その場を離れて他の場所へ行き、日没寸前に同エリアに入り直しました。満を持して社長を投入すると、まさに同じ場所で「バフッ!」・・・ストライク! 狙いどおり最後の最後に本日の最大魚を仕留めるという完璧なフィナーレとなりました。
 多くの魚に返り討ちに遭って数は釣れなかったものの、羽根モノ野郎としての意地を見せた倉川さん。暑さとは無縁の時間帯に集中して釣り、ドデカトップで大物捕獲という費用対効果最強の釣りができました。体力温存と釣果のバランスがとれた初日になったと思います。

No.67

【日 時】 7月29日(土) 4:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:25.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 引き続き謙虚に釣る
【釣 果】 スモールマウスバス5匹・ラージマウスバス2匹(最大52.5cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・シャッドテイルワーム・セミルアー他

 初日の昨日は苦戦しつつも羽根モノ野郎として暴れた倉川さんは、最終日は6:00出撃を予定していましたが、現状から遅過ぎると判断し、90分前倒しで釣ることにしました。「夏はつとめて」を実現すべく、準備を整えて釣り場へ向かいました。
 早朝の涼しさを満喫しながら、まずはペンシルベイトでスタート。すると、1投目に「ゴボッ!」 これは釣れなかったものの、直後にラージがストライク! これをヒントにシャッドテイルワームに作戦変更すると、読みどおりに44cmのスモールがストライク! この1本で完全に火が点いた倉川さんは、投げまくる巻きまくる。それに応えるかのように47cmがストライク! 「ロッド折れるかと思いました。」と倉川さんも大興奮。しかし、その直後にライントラブルが発生し、強制終了になってしまいました。そこで、社長の休日出勤に踏み切りましたが、昨日の疲れが残っていたためか反応ナシ。早くも時合が過ぎたような気が・・・。

倉川様

「ソフトルアーながら、スモール44cm、47cm、ラージ52.5cmと正しく大暴れしました!」

 そこで、ピンスポット狙いのフロッグに作戦変更。すると、着水に反応して引き波が急接近し、「バフッ!」・・・スッポ抜け! 飛んで来たフロッグを見て呆然とする倉川さんでしたが、昨日と同様、一旦その場を離れて作戦を練り直すことにしました。警戒心が増したことを想定し、ソフトスティックベイトに作戦変更。3投目に会心のキャストが決まると、ゆっくりとラインが動いて・・・ストライク! フロロ10lbを信じて強引に寄せてみれば、またしてもの50cmオーバー! もう、これで完全にやり切った感があったので、後は社長などでのファンフィッシング。セミルアーで仕留めるなどして、暑くなる前に撤収しました。
 今シーズンは、裏磐梯遠征をする度に必ず50cmオーバーを仕留めるというガイド記録を再び更新し、その勢いは衰えを知らない倉川さん。釣行前の謙虚な姿勢がその要因であるかどうかは不明ながら、既に今シーズンの運を全て使い果たしたことは間違いないでしょう。

No.68

【日 時】 7月30日(日) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:26.5℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 桧原湖単独釣行のための礎を築く
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 なし

 ホームレイクの小野川湖だけではなく桧原湖や曽原湖にも勢力を拡大し、最終的には世界征服を企んでいるという廣渡さんは、あまり経験のない場所で釣ってみたいとのこと。「日曜日なので引き波は来ますよ。」と告げて、予定どおり桧原湖へ向かいました。
 「真夏の5分は、もの凄く貴重ですからね。」と告げて、スムーズな準備を促しつつ出船準備をしていると、早速ボイル発生! やや初動が遅れたためか、SSRクランクにはノーバイト。その後も散発的にボイルが発生したのですが、タイミングが合わないためかペンシルベイトにも反応はありませんでした。ただ、魚の活性が高いことは明らかだったので続行し、早々に真夏の一等地へ。そこでソフトマウスを使うと、引き波が接近して来て「ゴボッ!」・・・少しアワセが早かった! 45cmオーバーのスモールの顔が完全に水面に出たので、「デカかったですねー!」と、廣渡さんもガックリ。警戒させないため、一旦、その場を離れました。

廣渡様

 他の場所を釣ってから戻ってセミルアーを投入すると、ルアーを嫌って泳ぎ去る先程の大物スモールが・・・。諦めて他の場所を釣って行きましたが、ノーシンカーすら嫌う魚ばかり! そこで、テーマに沿って魚探を使った深場の釣りを試してみることにしました。軽いショットで底を取ることに苦労する廣渡さんでしたが、それ以上に他船の引き波が危険。深場でのライトリグは小野川湖で修行した方が安全であることを伝えて、浅場に戻りました。引き続き無視されまくりでしたが、辛抱強く続けると遂にラインがツツーッと入って・・・なぜか乗らない! サービス残業も虚しく、〆の1本を仕留められないまま下船となりました。
 残念ながら結果を出すことはできませんでしたが、桧原湖で単独釣行をする場合には、安全の確保が最優先になることは実感できたと思います。魚探を活用した深場の釣りは小野川湖で楽しみ、桧原湖では沖には出ずに浅場の釣りを楽しむというのも、1つの方法でしょう。

No.69

【日 時】 7月31日(月) 4:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:26.5℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 フライとルアーの二刀流に磨きをかける
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大48.5cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・ポッパー・ビートル#10(フライ)他

 前回の小野川湖釣行ではルアーで大物を仕留めて二刀流に自信を深め、ロサンゼルス方面がかなり身近に感じられるという気がしないでもないという小野寺さんは、早朝から気合十分&睡眠時間不十分。「前回よりもかなり難しいと思いますよ。」と告げて出船しました。
 まずは、初投入となるペンシルベイトの練習をしてから第1ポイントへ。そこでは釣っている最中にボイルも発生し、完全アタフタモードに突入する小野寺さん。無事に2本のスモールを仕留めてペンシルベイトデビューを成し遂げ、「これはエキサイティングですね!」と大興奮。ストリーマーでは不可能な釣りに、二刀流の強みを再認識できたようです。その後は、真夏の一等地を意識しつつポッパーでのラン&ガンに移行すると、2ヶ所で1本ずつ捕獲に成功したものの、水質の悪いエリアでは反応ナシ。ボートを進めると、ランダムに発生するライズを発見! 羽アリ捕食型狙いのライズ撃ちでも、2本を仕留めることができました。

小野寺様

「自作ドライフライで自己記録魚も仕留めて二刀流で暴れました!」

 この日は曇天無風の時間帯が長く続いたので、捜索範囲を拡大して更なる大物を狙って行きました。引き続き真夏を意識したエリア選択をして行きましたが、なぜがいるのはニゴイばかり・・・。根気良くサイトフィッシングを続けて行くと、遂にスモールを発見! それをデラモス#12で狙い撃つと静かなライズで・・・ストライク! 41.5cmを仕留めて、小野寺さんもホッと一息。その後もニゴイばかりでしたが、遂に大物を発見! すかさず進行方向へ撃つと「ハフン。」・・・ストライク! #5ロッドのティップが水面に突き刺さり、小野寺さんも必死の応戦。口からフライが見えていたので超慎重にランディングしたのは、本日の最大魚!
 難しい真夏の釣りでしたが、二刀流の強みを最大限に発揮したことで、内容と釣果もマックス級となりました。ペンシルベイトという新たな持ち駒も加わり、適応力も更に向上。裏磐梯と英会話教室に通えば、ロサンゼルス方面への進出が更に現実味を帯びることでしょう。



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