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No.16

【日 時】 5月21日(日) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:14.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 できればV字回復を図る
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大46.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ストレートワーム

 2日目は何とか凌いだものの、桧原湖は期待薄。最終日の今日はハッピーエンドで終わらせたかったので、舞台を小野川湖に移し、最低目標を最大43cmの計4本に設定して、無人の湖上に出船しました。無風&ベタ凪と雰囲気は最高でしたが・・・。
 まずは、当然のセミルアーからスタート。そして、予想どおり反応ナシ。これは桧原湖と同様の傾向だったので、あまりショックを受けることもなく、広範囲を見て回ることで突破口を見出す作戦としました。有望エリアだけを釣って行くと、割りと早い段階で平均サイズがストライク! そして、今日はノーシンカーも効果的で、「意外に釣れるのかも?」と前向きになることができました。日曜日の割に湖上は空いていたので、その後はラン&ガンを決行。ピンスポットをセミルアーのロングシェイクで狙うと、「モコン。」・・・ストライク! 慎重なファイトの末に本日の最大魚をネットに収めて、「素晴らしい!」と山崎さんもご満悦。

山崎様

「得意のハルゼミフィッシングで40cmオーバー×4本と正しく大暴れしました!」

 広範囲を回ることで魚を掻き集める作戦を、ハルゼミの合唱が後押し。ハルゼミの鳴き声を聞いて元気百倍となった山崎さんのセミルアー百裂拳を封じる要因は何もなかったので、その後は実に堅釣。返り討ちに遭うこともありましたが、この作戦が的を射ている感はありました。終盤は風向きを考慮したエリア選択を行って、40cmを追加! そして、立て続けに41cmも追加し、遂に2ケタの大台に到達! 初日と2日目は早上がりしていたので、その分を今日に繰り越し続行。引き続きピンポイント撃ちをして行くと、セミルアーを上から抑え込むようなバイトで・・・ストライク! 最後は44.5cmで締めくくり、テーマ達成となりました。
 当初は厳しい釣りを予想していましたが、終わってみれば爆釣と言って良い釣果となり、山崎さんも「素晴らしい!」を連発。最終日に最高釣果という理想的な終わり方ができました。各バイトシーンを回想すれば、当分の間おかずなしでもどんぶり3杯は軽いでしょう。

No.17

【日 時】 5月22日(月) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:19.0℃〜
【お客様】 二瓶 様
【テーマ】 曽原湖で50cmの壁を越える2
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス6匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・セミルアー・ビッグクロウラー

 前回は冷たい雨に打たれながらの忍耐釣りでしたが、今日は一転してポカポカ陽気。黄砂の飛散が悲惨な結果を招かないかとヒヤヒヤしながらの出船となりました。低水位ながらも、オイカワのライズやブルーギルの姿も確認できて、雰囲気はまずまずと言ったところ。
 まずは、ロッドを振らずに観察からスタート。これにより産卵行動の進捗状況が概ね把握できたので、風が厄介でしたがハルゼミフィッシングから実釣に入りました。すると、立て続けに40cmオーバーのスモールが出ましたが・・・。40cmオーバー連続捕獲記録更新もかかっていたので、ここは真面目にノーシンカーでフォロー。無事に42cmのスモールを仕留めて、二瓶さんもホッと一息。引き続き風には苦労させられましたが、39cmのラージがセミルアーに「モコン。」・・・ストライク! そして、次のキャストでは40cmオーバーのスモールがヒットしたのですが・・・。この頃から次第に、"実はワームマン疑惑"が浮上して来ました。

二瓶様

「宝刀のビッグクロウラーをメインに40cmオーバー×4本と正しく大暴れしました!」

 「おかしいな。」とつぶやく二瓶さんを勇気づけるように、平均サイズのラージが素直にセミルアーを吸い込みました。男の自信を取り戻した二瓶さんが伝家の宝刀を抜くと、2バイト目に42.5cmのラージがもんどりバイトでストライク! そして、その後に推定50cmオーバーもヒットしたのですが・・・。その後、1バラシがありましたが、「バフッ!」というド迫力バイトで41cmの捕獲に成功し、波に乗る二瓶さん。夕マズメになると冷たい雨が降り出すという不運に見舞われましたが、一投入魂で釣って行くと遂にビッグバイト! 最後の最後にビッグママを仕留めるという、最高のドラマを起こすことができ、ハッピーエンドとなりました。
 「アレは50ありそうでしたよね〜!」とビッグママを仕留めてなおバラシを悔やむ二瓶さんでしたが、テーマ達成の寸前まで迫ることはできました。ビッグクロウラーでの計7バイトを含めて合計20バイトと、羽根モノ野郎として存分に暴れたのではないかと思います。

No.18

【日 時】 5月23日(火) 13:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨のちくもり 水温:15.2℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 何とかボウズを回避する
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・バグワーム・ビッグクロウラー・バズベイト

 「さすがにコレはヘコみますよ!」と開口一番、気温9℃の冷たい雨に打たれて早くも戦意喪失気味の廣渡さんには、「まずはやってみましょう!」と告げて、路頭に迷わないよう小場所へと向かいました。悪条件でも果敢に挑んでこそ、男の自信が培われるというものです。
 まずは、産卵行動の進捗状況を把握するため、ダブルスウィッシャーからスタート。1バイトを得ましたが核心を突いている感がなかったため、確認の意味でセミルアーに作戦変更しました。すると、2投目にストライク! ただ、魚の捕食行動がかなりスローだったので、すかさずバグワームに交換すると、この作戦がズバリ的中! 3本目には早くも44cmを仕留めて、寒さを忘れる廣渡さん。その勢いは衰えを知らず、45cmまで仕留めて絶好釣! 実釣前とは別人のようになり、男の自信がみなぎった模様。そして、44cmまで仕留めて、もう手がつけられない! 冷たい雨にも廣渡さんの燃えるハートを冷やす効果は全くないようでした。

廣渡様

「冷たい雨ニモ負ケズ、トップウォーターで40cmオーバー×6本と暴れに暴れました!」

 廣渡劇場の見せ場は随所にあって、43cmも仕留めるという怪演ぶりを発揮。バグワームでひと通り釣ってから、総仕上げをするべくビッグクロウラーに作戦変更しました。渾身のキャストが決まると、それに応えるかのように「バフッ!」・・・ストライク! 「バレないで!」という廣渡さんの願いが通じて、44.5cmの捕獲に成功! 更には42.5cmも仕留めるという異次元の暴れっぷり。最後はバグワームに無反応だった魚をバズベイトで狙うと、「ゴボッ!」と一撃必釣! 最後は"らしく"デカゼミで〆るべく要所撃ちをして行きました。すると必然の「ゴボッ!」・・・ストライク! しかしバレてしまい、ここで終了時間となりました。
 「来て良かったです! 最高です!」と、釣獲総重量での自己記録を大幅に更新して、手の平をターンオーバーする廣渡さん。冷たい雨を理由に中止していたら経験できなかった予想外の大爆釣劇は、自分だけの無形の財産として今後の釣りに活かされることでしょう。

No.19

【日 時】 5月24日(水) 14:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:17.5℃〜
【お客様】 木村 様
【テーマ】 5月なので大物狙い
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大50.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 当初は桧原湖でのフライフィッシングを予定していましたが、風速7m/sの予報が出ていたので断念し、釣りを成立させることを優先して小場所へと向かいました。フライタックルはお休みとし、ルアータックル3本で何とかする作戦としましたが、冷たい風が・・・。
 まずは、バスの産卵行動について解説し、オスとメスの釣り分けについてもレクチャーしてからセミルアーで実釣に入りました。気温12℃での強風となかなかの状況だったので、ソフトルアーの投入も視野に入れつつ、セミルアーでの要所撃ちを行って行きました。しかし、オス狙いでは大コケする雰囲気。そこで、ポストスポーンのメス狙いに作戦変更。"動かし過ぎないシェイク"をキーワードに釣って行くと、早々に「モヤン。」・・・ストライク! 運良く魚がこちらへ走って来てくれたので、スムーズにランディングに成功! 早くも自己記録魚を仕留めるというロケットスタートを決めることができました。

木村様

「遂に夢の50cmオーバーを仕留めました!」

 一服して心を落ち着かせてから再開。その後は何事もなく時間が過ぎて行きましたが、小規模ハードボトムを狙ったところ、良型のオスがストライク! このパターンに確信を持つことができたので、一瞬、風が弱まった時に別のスポットを狙い撃ちすると「モヤン。」と出たのですが、無念のスッポ抜け。序盤で魚を見かけたエリアに入り直して、このパターンを続けていると、セミルアーの後方から大きな魚影が追尾! そして「モヤン。」・・・ストライク! 再び50cmクラスがヒットしドラグが悲鳴を上げたものの、無情のフックオフ。「口先に掛かっていたのが見えました! アワセが早かったかなーっ!」と悔しいバラシとなりました。
 今回は気温が下がる夕マズメを釣ることなく、まだ明るいうちに撤収しました。短い実釣時間でしたが、トップで2本の50cmクラスをフッキングに持ち込めたわけですから、状況を考えれば120点の内容だったと思います。ルアータックル様々の初日となりました。

No.20

【日 時】 5月25日(木) 7:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:13.0℃〜
【お客様】 木村 様
【テーマ】 できればフライフィッシングで大物スモール狙い
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大44.5cm)
【ヒットフライ】 シケーダ#4・キムバグ#8・ストレートワーム(ルアー)

 強風に見舞われた初日はショートガイドとしたので、早上がりした分を2日目の今日に繰り越し。早朝は0℃だったので、時合は日中に訪れると予想してのんびりスタートとしました。ハルゼミの合唱が始まる頃にフライフィッシングでキメるという作戦です。
 気温が上がるまではウォーミングアップのつもりで、シケーダでの要所撃ちを行いました。すると、2ヶ所目で早々に「モコン。」・・・ストライク! 昨年からの課題だったビックリアワセをせず「待ちましたよ!」と自信を深める木村さん。これで勢いに乗りたいところでしたが、後が続かない・・・。そこで、エリアを変えることで可能性を広げるという作戦に変更しました。水面へ浮上する魚がほとんどおらず苦戦しましたが、根気良く撃ち続けると、左下から大きな魚影がゆっくりと浮上! そして「パコン。」・・・ストライク! やや早アワセになったのでヒヤヒヤしましたが、#5ロッドブチ曲がりで本日の最大魚の捕獲に成功!

木村様

「二刀流で40cmオーバー×3本を仕留め、ルアーにも少し自信がつきました!」

 やや冷たい風が吹き続ける状況だったので、数少ない風裏のエリアで我慢の釣りを展開。すると、シケーダにつっつき! フライサイズを下げ少し時間をおいてから再挑戦すると、狙い的中! 無事に44cmを手にして「出ればデカイですね〜!」と木村さんもご満悦。ただ、やはり水面に出て来る魚は1割程度という印象を受けました。確認の意味で、フライに無反応だった魚をジグヘッドワッキーリグで狙うと、やはり一撃! それから計4匹と対戦できましたがフッキングには至らなかったので、最後に不本意ながらジグヘッドワッキーリグで40cmを仕留め、「今日はコレなのか・・・」となったところで終了時間を迎えました。
 なかなかハルゼミの合唱が始まらず、ドライフライは極めて低釣でしたが、丁寧に撃って何とかテーマ達成となりました。不本意なソフトルアーによる補完計画も機能し、それなりに二刀流。次回はモンカゲロウのパターンを存分に楽しんでもらえればと思います。

No.21

【日 時】 5月26日(金) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ハイアベレージの釣り
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス4匹(最大51.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ビッグクロウラー・デカゼミ

 今シーズンの裏磐梯遠征は、初回から50cmオーバーを仕留めて絶好釣をキープしているだけに、しっぺ返しと背中合わせの男となった倉川さんは、初日の今日は曽原湖を選択。天気予報どおりなら夕マズメにチャンスが訪れると期待して、湖へ向かいました。
 カヌーの大船団を避けつつ、まずはセミルアーで要所撃ちを行って行きました。すると、フッキングには持ち込めないものの、複数の平均サイズ以下が素直にバイトして来ました。これをヒントにカヌーが通過したエリアを釣って行くと、一等地で「モコン。」・・・ストライク! いきなり43.5cmのスモールを仕留めて波に乗る倉川さん。ただ、いかんせん風が厄介で、セミルアーでは2バイト&0フィッシュが精一杯。仕方なく波立つエリアで他の釣りも試しましたが、全く反応ナシ。そのうち小雨が降り始めたところで、ピタリと風が止みました。「これはチャンス到来ですよ。」と告げて、直ぐにセミルアーでのラン&ガンを開始!

倉川様

「社長だけで3釣行連続50cmオーバー捕獲というガイド記録を樹立しました!」

 1ヶ所目では、まず良型のスモールを一撃! そして2ヶ所目では46.5cmのラージを一撃! このパターンに確信を得たので3ヶ所目を撃つと、48cmのラージを一撃! 僅か3投で3kg以上を仕留めて倉川さん絶好釣! 期待の夕マズメを迎えたところで、満を持して社長出勤。一等地でのミスキャスト後に投げ直すと、超地味バイトで・・・ストライク! 場所の特性を加味して、やや強引にランディングしてみれば、今シーズン3本目の50cmオーバーとなる、ポストスポーンの大物ラージ! 「さすが社長だ!」となったところで、最後はデカゼミにバトンタッチすると、41cmのラージがストライク! この1本で気分良く終了としました。
 小さな羽根から大きな羽根まで適材適所で投入したことにより、トップのみで平均サイズ44cmと、完璧にテーマを達成できました。今回の釣行で、羽根モノ野郎としての高度を更に上げた倉川さん。今シーズン中に成層圏まで到達するのは、ほぼ確実と思われます。

No.22

【日 時】 5月27日(土) 7:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:15.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 できればフライフィッシングで釣る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大32.0cm)
【ヒットフライ】 クラバグ#8

 初日の昨日はトップウォーターのみで6kgオーバーの釣果を叩き出し、完全に調子づいた倉川さんは、2日目は余裕のゆっくりスタートを選択。幸いにして放射冷却現象の発生もなく風も弱かったことから、期待して湖へ向かいました。
 出船後に、なぜか風が吹き出したので、まずはルアーメインの釣りを展開。社長を筆頭にポイントに合わせてシャッドテールワームも導入しましたが、完璧にタイミングが合わないとルアーには反応しない雰囲気が・・・。そしてまた、ハルゼミの合唱がある割には水面への反応も鈍く、序盤はノーバイトで終わりました。しかし、セミルアーを見切って帰った40cmオーバーにクラバグで再挑戦すると、スローモーションで「モコン。」・・・痛恨のティペット切れ! 「ちょっとアワセが強かったかなー!」と、倉川さんもガックリ。ドライフライへの反応が上向いたのかと期待しましたが、その後に狙った魚は全て反応しないという激シブさ!

倉川様

「新たな課題が見つかるフライは楽しいです!」

 ハイシーズンの土曜日ということもあって、それからは先行者の動向を踏まえて釣って行きました。一等地から先行者が離れたのを見て、すかさず入ると、複数のスモールを発見! そのうちの1匹が素直に「パコン。」・・・ストライク! 大物ではなかったものの、今シーズン初となるフライフィッシングでの獲物だったので、「初です。」と倉川さんもご満悦。その後は、バラシたり寸前でフライを見切られたり、完全無視されたりと苦戦。それでも「ノーシンカーは遠慮します。」ということだったので、水面にこだわって釣って行きましたが、大物は水面に浮上せず、残念ながら〆の1本を仕留めるには至りませんでした。
 「12フィートリーダーをターンさせるのは難しいですね〜。」と、新たな課題に直面した倉川さん。キャスティングの上達には、地道な反復練習あるのみです。体に沁み込むまで繰り返し繰り返しロッドを振って、美しいナローループの完成を目指しましょう。

No.23

【日 時】 5月28日(日) 10:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:小雨 水温:16.5℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 フライフィッシングデビュー(または数の自己記録更新)
【釣 果】 スモールマウスバス13匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 ソフトマウス・セミルアー・ストレートワーム・スピナーベイト

 前回は自己最大となるスモールをデカトップで仕留めて、自身の伸びしろが十分にあることを実感している柏木さんは、今回はフライタックルも準備。前回と違い週末の日中の釣りとなるため、先行者の存在を意識しつつ適材適所で柔軟に釣って行くことにしました。
 まずはセミルアーからスタート。すると、岸際でボイル発見! これをソフトマウスのスキッピングで狙い撃ちすると、小型ながらもストライク! 狙って仕留めた感のある価値ある1本となりました。その後はセミルアーでのラン&ガンを開始。要所だけを撃って行くと41cmがストライク! ただ、天才級も少なくなく、ルアー寸前でUターンする魚もいて、概ね"お1人様1回限り"となりました。バズベイトに反応がないことを確認してからセミルアーに戻すと、やはりこれが正解。自信を持って撃って行くと、右下から大物が一気に浮上して来て「モコン。」・・・ストライク! 狙いどおりに本日の最大魚を仕留めることができました。

柏木様

「週末の日中でも、40cmオーバー×4本&2ケタ釣果と、男の自信がつきました!」

 セミルアーを見切った魚に対しては、それなりにノーシンカーワームも有効。先行者が去った直後ですらセミルアーと併用することで2投連続ストライクもあり、「ここは何艇も入ってたのに、ちゃんと釣れますね。」と男の自信を深める柏木さん。セミルアーで40cmを仕留めた後に区切りとなる2ケタの大台に達したところで大きくエリアを変更し、難易度を上げてメス狙いの釣りに移行しました。すると、この読みがズバリ的中し、スピナーベイトで3バイト&2フィッシュ。最終エリアでも適材適所を忘れることなく、ここではスピナーベイトからセミルアーに作戦変更することで〆の41cmを仕留めて、下船時間を迎えました。
 終わってみれば、トップメインで釣獲総重量の自己記録を大幅に更新! そして、朝マズメでなくても、先行者が釣った後でも、トップで大物が釣れるという成果をあげることができました。課題のフライフィッシングは、もう少し条件が整った時に挑戦してみましょう。

No.24

【日 時】 5月29日(月) 12:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:小雨 水温:16.2℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 フライとルアーの二刀流に磨きをかける
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大43.5cm)
【ヒットフライ】 ポッパー#8

 昨シーズンはフライとルアーの二刀流で50cmオーバーを仕留めたことで、いよいよロサンゼルス方面への進出が現実味を帯びて来たという小野寺さんは、早速、昨日から英会話教室に通い始めたとのこと。夢実現のため、引き続き裏磐梯で武者修行を積むことになりました。
 強雨の予報も出ていたことから、桧原湖は断念して小野川湖へ。幸いにして微風だったものの空気はヒンヤリで、ハルゼミも鳴いていなかったことから、ポッパーから始めました。様子見のつもりでしたが、開始10分で1本目がストライク! 意外に状況は良いのかと思い要所のラン&ガンに移行しましたが、期待とは裏腹に反応はイマイチでした。そこで、スピナーベイトも試しましたが反応ナシ。腹をくくって根気良くポッパーを撃って行くと、1エリア1反応くらいにはなりました。ただ、絶好釣にはほど遠く、明らかに水面には関心を示さない魚もいる雰囲気。そこで、ジグヘッドワッキーリグの投入に踏み切りました。

小野寺様

「I'm speeeeeechless!」

 釣り方をレクチャーしてから実釣に移ると、1投目にストライク! しかし、楽勝40cmオーバーがジャンプした直後、「ごめんなさぁぁぁい!」と崩れ落ちる小野寺さん。ただ、このパターンもそれほど有効ではなかったので、再びポッパーに戻して釣って行くと、遂にスローモーションで「ハムン。」・・・ストライク! 無事に本日の最大魚を仕留めたところで残り時間も僅か。最終エリアでポッパーを見切った40cmクラスに、すかさずモンカゲを撃ち直すと、絵に描いたようにライズ! やや早アワセとなったこともあり、「あぁぁぁぁぁ〜!」という小野寺さんの悲痛な叫びが無人の湖上に響き渡ったところで、終了時間となりました。
 "やってやった"のか"やられた"のか、何とも判断つきかねる内容となりましたが、「あの『モコン。』と出る瞬間が、たまりませんよね〜。」とフライフィッシングを楽しんだ小野寺さん。雨があがる予報が出ている最終日の明日は、ハンピーエンドとしましょう。

No.25

【日 時】 5月30日(火) 5:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:15.0℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 フライとルアーの二刀流に磨きをかける2
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大43.5cm)
【ヒットフライ】 モンカゲ#8・ポッパー#8

 初日の昨日はヒンヤリ雨でしたが、今日は晴れるものの強風になる予報が・・・。湖では釣りにならないと考え、風が弱い朝のうちに小場所を釣るため、通常よりも早めの登板としました。放射冷却現象の発生がないのが、唯一の救いといった感が・・・。
 まずは、様子見がてらポッパーから始めました。反応が鈍いことを念頭に釣って行くと、意外にも40cmクラスがストライク! 慎重にファイトする小野寺さんでしたが、ネットを準備した瞬間にポッパーがロケット発射! 「あぁぁぁぁぁ〜!」という小野寺さんの悲痛な叫びは昨日の夕方も聞いたような気が・・・。気分転換も兼ねて、モンカゲに作戦変更。すると、左手から黒い魚影がゆっくりと接近して、スローモーションで「ハフン。」・・・ストライク! 「バレないで!」という小野寺さんの願いが通じて、無事に本日の最大魚をネットに収めることができました。更にポッパーでも良型2本を仕留め、今日はルアーの出番ナシ!

小野寺様

「2日続けてフライで40cmオーバーです!」

 意外にもフライに好反応だったことから、ラージとのミックスバッグを画策。場合によっては50cmオーバーも期待できると思っていると、そのサイズを発見! しかし、ポッパーにもシケーダにも無反応。ハルゼミの大合唱を聞きながら、やむを得ずノーシンカーワームに作戦変更しました。複数の40cmオーバーを狙えましたが、全ての魚がルアーを完全無視。予報どおり強風が吹き始めると、咳き込むレベルで花粉の大量飛散が始まり、みるみるうちに水面を覆って行きました。「これは、今日はもうダメです。」と告げて、無念の早上り。結果的には、欲を出して途中から大物ラージ狙いに作戦変更したことが、凶と出てしまいました。
 強風に伴う花粉の大量飛散を予測できなかったことが、今回の敗因。ただ、これは場外ホームランを狙ってフルスイングした結果、三振に終わったようなものなので、止むを得ない面はあったかなと・・・。これにメゲず、また挑戦してください。

No.26

【日 時】 5月31日(水) 7:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.2℃〜
【お客様】 都竹 様
【テーマ】 人生初スモールをフライで釣る
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大42.0cm)
【ヒットフライ】 シケーダ#8

 裏磐梯初挑戦の都竹さんは、スモールはもちろんのこと、バスそのものが初挑戦。NZ遠征の際に仕入れたシケーダの他、ドライフライを充実させて気合十分での会津入り。それに応えるかのように、久しぶりの皐月晴れとなったので、勝算アリと見込んで湖へ向かいました。
 まずは、ハルゼミの鳴き声を聞きながら、今日の戦略を解説しつつ、小野川湖の特徴を把握してもらいました。「今日はどういうタイプの魚を狙うのか」が明確になったところで実釣開始。ただ、水面を覆う花粉の多さが懸念材料でした。しかし、ほどなくして早アワセで人生初のスモールを手にし、「うれしい!」と都竹さん。その後は、「2つ数えてフッキング」を合言葉に、風の様子を窺いながら要所撃ちをして行きました。すると、本日の最大魚が早アワセでストライク! 「フライ見えてます!」で心臓バクバクになりましたが、どうにかこうにかランディングに成功! 「満足です。」と早くも達成感に包まれる都竹さん。

都竹様

「早アワセでも40cmオーバーを仕留めました!」

 この後、バラした40cmオーバーが再び食ってくるという奇跡が起こりましたが、岩に突っ込まれてサヨウナラ。しかし、時間を置いて入り直すと3度目の正直ストライク! しかし、無情のフックオフ・・・。同じ魚が立て続けに3回ロッドを曲げるという新たな伝説が生まれました。その後は、40cmクラスをフッキングに持ち込めなかったり寸前Uターンされたりと、楽し悔しの時が過ぎて行きました。トラウト並のシビアな反応を見せるスモールに、燃える都竹さん。〆の1本を求めて最後は有望エリアのラン&ガンを行いましたが、皮肉にも現場に到着すると風が強まるという・・・。結局、そのまま終了時間を迎えました。
 後半は、魚の方が1枚上手という感じになりましたが、ハルゼミの大合唱やモンカゲロウの飛翔、会津磐梯山の雄姿、湖岸を歩くクマなど、名脇役が都竹さんの初釣行を大いに盛り上げてくれました。トータルでは、釣果以上の濃い内容になったと思います。



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