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No.58

【日 時】 7月13日(木) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:21.2℃〜
【お客様】 小澤 様
【テーマ】 今シーズン初バスを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大40.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト

 今シーズンは絶不釣が続き、水を求めて砂漠を彷徨い歩く遭難者の気持ちが痛いほど分かるという小澤さんは、「サイズよりも数狙いで。」とのリクエスト。強風になるリスクはあるものの、大減水中の小野川湖よりも可能性は高いと判断し、桧原湖を釣ることにしました。
 湖岸に到着してみれば、釣りは成立するレベルの風。まずは風裏のエリアでフローティングミノーから始めましたが反応ナシ。練習を兼ねてスピナーベイトで釣って行きましたが、同様の結果に終わりました。やや風が弱まったタイミングで大きくエリアを変更し、スピナーベイトをメインに釣って行きましたが、ライントラブル続きで釣りのリズムが生まれない小澤さん。ブレーキを絞めることで何とか踏み留まったものの、魚影の薄さもあって僅か1バイトに終わりました。そこで、「最初のエリアに戻ります。」と告げて、釣り返すことにしました。ブラインドフィッシングでは結果が出なそうだったので、サイトフィッシングに作戦変更。

小澤様

「今年の初バスが自己記録魚になりました!」

 戻った場所では40cmクラスのスモールを発見したので、進行方向にスモラバを沈めて誘うと、遂にストライク! 待ちわびたスモールの引きを心から楽しむ小澤さんでしたが、水生植物に突っ込まれて痛恨のライン切れ。その後、ライズを見つけたので、バグワームで狙うと「ハフン。」・・・ストライク! 1本目のバラシを踏まえて慎重に慎重にファイトする小澤さんでしたが、努力も虚しくフックオフ。これも40cmクラスだったので、小澤さんも心底ガックリ。その後、雨が強まったので再びスピナーベイトを投入すると、水生植物の脇で遂にストライク! 超慎重なファイトの末に、遂にランディングに成功! 「声が震えます。」
 予報以上の強風と目まぐるしく変化する天候、そして無気力な魚に苦しめられましたが、ネバー・ギブアップ精神がモノをいって、何とかテーマを達成できました。「自分1人だったらボウズです。」と小澤さん。キャスト練習に励んで、また挑戦してください。

No.59

【日 時】 7月14日(金) 4:00〜 / 16:00〜
【場 所】 桧原湖・曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 豪華2部構成で体力を使い果たす
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス8匹(最大54.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ソフトマウス・SRクランク・ラバージグ他

 今シーズンは裏磐梯遠征の度に50cmオーバーを仕留めるという快進撃を続けて、しっぺ返しに怯える日々を過ごしているという倉川さんは、兜の緒を締めて早朝から気合十分。幸運にも静穏となる予報が出ていたことから、早朝コースでは安心して桧原湖を釣ることにしました。
 ノープランで臨みましたが、巻く気マンマンの倉川さんの熱意を察したのか、献身的な良型がスピナーベイトにストライク! 立て続けに2本目を仕留めた後に、ボイル発見! これをソフトマウスで狙い撃ちすると「バフッ!」・・・ストライク! 「気持ちいいですねー!」という倉川さんを諫めるかのように、40cmクラスが2本続けてスピナーベイトを外して逃げて行きました。しかし、その後もバイトは続き、着実に釣果を伸ばす倉川さん。終盤に入るとペースはガクンと落ち、セミルアーではフッキングに持ち込めませんでしたが、最後に意地のスピナーベイトで40.5cmを仕留め、ハッピーエンドとなりました。

倉川様

「ベイトの釣りで2kgオーバーを筆頭に40cmオーバー×6本と、正しく大暴れしました!」

 長いお昼休憩後は、「呼ばれている気がします。」という倉川さんの直感に従い、桧原湖はやめて曽原湖へ。水位は平水でしたが透明度が落ちていたことを踏まえて釣って行くと、ラバージグに41.5cmのラージがストライク! これが倉川劇場の開演を告げる1本となり、新加入のSRクランクで良型を仕留めた後には、ラバージグで本日の最大魚を仕留めて、「通算で3本目の54cmオーバーです!」 倉川さんの勢いは衰えを知らず、その後はスピナーベイトで46.5cmを追加! SRクランクで良型を仕留めてから再びスピナーベイトで40cm! そして最終エリアでは、デカゼミに「バフッ!」とド迫力バイトで42cmを仕留めて締めくくりました。
 「200点です!」と、大爆釣となった1日を振り返る倉川さん。好みの釣り方で合計21バイトを得て自己ランキング第2位の超大物を仕留め、4,340g/3本なら、何も言うことはないでしょう。これも、アングラーとして成長・上達したからこそ。おめでとうございます。

No.60

【日 時】 7月15日(土) 6:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:小雨 水温:20.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 軽く流す
【釣 果】 ラージマウスバス3匹(最大54.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・プチビッグベイト

 初日の昨日で既に大爆釣を成し遂げ、闘争心が線香花火の後半になった倉川さんは、釣り場も決めないのんびりスタートを選択。多くのアングラーの後を釣る「お先にどうぞ」のスタイルで、過剰なまでの余裕を必要以上に大量放出しながら釣ることになりました。
 小野川湖を訪れると大減水中であることが分かったので、「引き波は嫌ですね。」ということで、消去法により再び曽原湖へ。湖岸に到着してみると、3連休初日の割にはアングラーが少なかったので、気兼ねなく釣りが楽しめそうでした。まずは、フロッグのカバー撃ちからスタート。しばらく反応はありませんでしたが、先行者が去ったエリアでは、ついにフロッグの動き出しで、もんどりバイト! しかし、掛かりが浅かったのか、一瞬でフックオフ。相手は楽勝40cmオーバーのラージだっただけに、「クソーッ!」と悔しさを滲ませる倉川さん。ただ、釣れなくても楽しいのが、フロッグゲームの不思議なところです。

倉川様

「デカトップで2日連続の2kgオーバーです!」

 その後は先行者を避けながら釣って行くと、スピナーベイトには立て続けに平均サイズのラージがストライク! しかし、昨日と違って岸沿いにオイカワがおらず、バスも少ない印象を受けました。そこで、オフショアのハードボトム狙いに作戦変更。プチビッグベイトの1投目。動き出しで「ゴボオッ!」・・・ストライク! 冷静なロッド&クラッチワークが功を奏し、2日連続となる超大物ラージの捕獲に成功! さすがに放心状態となる倉川さん。その後のサイトフィッシングでは惨敗を期し、最後にフロッグに「バフッ!」と出たのですが、無念のスッポ抜け。再び「クソーッ!」となったところで終了時間となりました。
 終わってみれば、昨日の54.5cm(2,070g)を超える2,210gをデカトップで仕留めるという、もう2度と起こらないであろう最高の2日間となりました。釣果は3本でしたが、「おかずなしでも、どんぶり3杯は楽勝ですね。」と、見事に3尺玉を打ち上げた倉川さんでした。

No.61

【日 時】 7月19日(水) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:23.0℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 少しでも大きいバスを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大43.5cm)
【ヒットルアー】 ソフトマウス・バグワーム・セミルアー

 前回の桧原湖釣行では奇跡の無風に恵まれましたが、今日もまた風が弱いという信じられない予報が! 松本さんの強運も今日限りとなる雰囲気が濃厚でしたが、この日のためにルアーを拡充したということだったので、「意外に難しいですよ。」と告げて湖へ向かいました。
 釣り始めると、早速ボイル発見! これをフローティングミノーで狙いましたが、魚の足が速いようでノーバイト。気にせず釣って行くと、スピナーベイトとミノーに1バイトずつありましたが・・・。釣り場の雰囲気とは裏腹に予想どおりの渋さとなり、ルアーには反応しない魚も複数。しかし、遂にボイル発見! 慌てることなくタックルを組み直し、ソフトマウスの練習をしてから、慎重にボイル発生地点へ向かいました。1投目にキャストが決まると、本日の最大魚が「ゴボッ!」とストライク! 「こんな釣り、バスプロのDVDでしか見たことないです。」と、新たな持ち駒で見事に結果を出した自分自身に感動する松本さん。

松本様

「2度目の桧原湖では、新加入の2つのトップウォーターで40cmオーバー×2本です!」

 曇天無風であることをフル活用するため、サイトフィッシングをメインに釣って行きました。すると、本命エリアでは50cm近いラージの他、複数のスモールを見つけましたが、ルアーを避ける魚多数! バグワームで良型スモールを仕留めましたが、苦戦が続きました。2本の良型もフッキングに持ち込めず・・・。雨の降り始めにはビッグバドで起死回生を狙いましたが不発。6バイト&2フィッシュのまま終わりそうだったので、最後に大きくエリア変更。すると、あるスポットが何か匂う・・・。そこをセミルアーで狙い撃つと、40.5cmがストライク! 最後の最後に最高のドラマが起こり、「もう満足です。」の一言で下船となりました。
 予想どおり神経質な魚が多く、返り討ちに遭うことも多々ありましたが、何とか結果を出すことができました。3つのルアーもデビューを果たし、また釣りの幅を広げた松本さん。ルアーの拡充と共にキャスト練習もすれば、厳しい状況も乗り切ることができるでしょう。

No.62

【日 時】 7月20日(木) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:全天候 水温:23.0℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 ドライフライで40cmオーバーを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大37.0cm)
【ヒットフライ】 マツバグ#12

 前回の小野川湖釣行では不運にも雨となり、ハルゼミ大合唱の中でループを描けなかった松本さんは、リベンジマッチを決断。しかし、不運なことに今回もまた雨が降る予報・・・。予報より風が強まることも想定し、初日の今日は小野川湖へ向かいました。
 航行に気を使うレベルの超低水位となっていたので、霧が晴れて太陽が顔を覗かせるまで時合は訪れないと判断し、序盤は観察に重きを置いて水深があるエリアへ一気に移動しました。更に不運なことに天気予報とは違う風向となり、有望エリアに風が当たっている状況。僅かな風裏から釣り始めると、2投目にマツバグ#8を見切るスモール! そこで#12にサイズを落とすと別の魚がストライク! しかし、バレてしまいました。これをヒントに同じフライで風裏を釣って行くと、ライズ発見! これを狙い撃って・・・ストライク! 早々に1本仕留めて、松本さんもホッと一息。ここから爆釣モードに突入したいところでしたが・・・。

松本様

「理想的な状況には恵まれませんね・・・。」

 風裏を釣れるはずでしたが、天気予報とは異なる風向きにより全てが崩壊。大物のニゴイが釣れるというオマケはあったものの、風が弱まる気配はなかったので、大幅な計画変更を余儀なくされました。やむを得ず予定外のエリアでサイトフィッシングをして行くと、40cmオーバーのスモールを発見! しかし、フライが魚の真上に着水してしまいサヨウナラ。その後は岸沿いを回遊して来る40cmオーバーのラージを狙い撃ちしましたが、フライを無視! これ以降も40cmクラスの無視か拒絶に遭って打つ手ナシ! 仕方がないので小型魚を釣って体裁を整えようと思いましたが、小型魚にも無視される始末。後半戦は完敗を期してしまいました。
 終始、空気ヒンヤリでルアー向きの状況となり、特に序盤はペンシルベイトが有効な雰囲気ムンムンでした。梅雨明け直後の晴天無風ベタ凪の羽アリパターンを想定していた松本さんの希望は、見事に打ち砕かれました。明日の桧原湖釣行で、巻き返しを図りましょう。



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