タブ
2024 2022 2021 2020 2019 2018 2017
4月下5月上|5月中|5月下6月上6月中6月下7月上7月中7月下
8月上8月中8月下9月上9月中9月下10月上10月中10月下11月上
No.10

【日 時】 5月12日(金) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 一発大物狙い
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大45.5cm)
【ヒットルアー】 ビッグクロウラー

 今シーズンは釣行2日目にして早くも50cmオーバーを仕留め、完全に調子づいた倉川さんでしたが、氷点下の冷え込みが予想された早朝コースを止めて、夕マズメコースに集中する作戦を選択する冷静さ。予報どおりのポカポカ陽気になったので、期待して湖へ向かいました。
 まずは、同湖の産卵行動の進捗状況を把握するため、セミルアーで要所を撃ちまくって行きました。しかし、結構な数を撃った割には僅か1バイトと期待外れに終わり、早々に作戦変更を余儀なくされました。「今日の本番は17時からですから。」と告げて、新しい専用ケースからビッグクロウラーを取り出し、シャローカバーに潜むであろうプリスポーンのメス狙いに作戦変更。夕マズメの練習のつもりで要所撃ちをして行くと、ルアーの右側から現れた魚がもんどりバイトで・・・ストライク! リアフック掛かりだったのでヒヤヒヤしましたが、無事にランディングに成功! まだ明るい時間に44.5cmのプリの捕獲を成し遂げました。

倉川様

「明るい時間にビッグクロウラーでこのサイズ×2本なら、早上がりでも大満足です!」

 個室が与えられた上に、この働きっぷりなので、これを気にビッグクロウラーは"社長"へと名称変更。社長自ら先頭に立つという中小企業作戦を続行すると、今度は本日の最大魚(またしてもプリスポーン)がストライク! 「さすが社長だ!」となり、夕マズメへの期待は膨らむばかりでした。この調子で行けば50cmオーバーもあり得ると思っていたところ、急に冷たい風が・・・。風裏のエリアに入り、ボイルらしきものを見かけた場所にシャッドテールワームを撃つと・・・ストライク! しかし、途中で無念のフックオフ。気温がグングン下がって来たので、もう時合は訪れないと判断し、夕マズメを釣ることなく早めに撤収しました。
 予想外の寒風で期待の夕マズメを断念したことは悔やまれますが、明るい時間帯のドデカトップゲームを成立させたことには、大きな価値がありました。これで、今シーズンの倉川さんは、社長のみで平均サイズ46.5cmの釣果を達成。近々のしっぺ返しは間違いないでしょう。

No.11

【日 時】 5月13日(土) 7:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:13.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 一発大物狙い2
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス4匹(最大50.0cm)
【ヒットルアー】 クロウ系ワーム・ビッグクロウラー・セミルアー

 前夜は、しっぺ返しの悪夢を繰り返し見たことで熟睡できなかったという倉川さんは、2日目はゆっくりスタートを選択。マイ・ペースで釣りが楽しめる小場所を釣って、あわよくば大物を仕留めるという贅沢極まりないプランで臨むことになりました。
 まずは、テーマに沿ってマウスから始めましたが、全く反応ナシ! 早々にライトテキサスに作戦変更し、地形変化を丁寧に釣って行くと、いきなり41cmのスモールがストライク! これをヒントにセミルアーに作戦変更すると、楽勝40cmオーバーがもんどりバイトで・・・無念のスッポ抜け。トップウォーターへそれなりの手応えを得たところで、社長の投入に踏み切りました。これを丁寧に撃って行くと、社長の動き出しに右側から引き波が接近して来て「ゴボッ!」・・・ストライク! 相手に主導権を与えないようにしつつも丁寧に寄せてランディング! 今シーズン2本目の50cmオーバーのラージを手にし、もう社長には頭が上がらない!

倉川様

「5本で6.5kgオーバーの釣果に、自身の成長・上達をしみじみと実感できました!」

 これをヒントに、条件が近いスポットでは引き続き社長を続投。すると、社長の動き出しに引き波が急接近して「ゴボ。」・・・ストライク! まるで再現VTRのようになったのは47cm! 「やっちゃいました!」と完全に調子づいた倉川さんの勢いは衰えを知らず、今度はセミルアーで49.5cmのスモールを仕留めるという異次元の暴れっぷり。更に更に、セミルアーで仕留め損なった大物をライトテキサスでフォローし、トドメの46cmのスモールを追加! そして、38cmのスモールを仕留め、これが今シーズン初の40cmアンダー。こうしてトップメインで平均サイズ45.3cmという規格外の釣りを成し遂げ、野鳥の声を楽しみながら帰路につきました。
 しっぺ返しが大いにあり得ると思っていましたが、蓋を開けてみれば倉川劇場のアンコール公演となりました。労働基準法違反の社長をベテラン社員がフォローするという中小企業の鑑のような、ルアーラインナップを最大限に活かしたバスフィッシングができたと思います。

No.12

【日 時】 5月14日(日) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 水温:15.0℃〜
【お客様】 嶌村 様
【テーマ】 できれば一発大物狙い
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム

 日中は強風が吹くとの予報だったので、大事をとって曽原湖は断念し、早朝から小場所へ向かうことにしたのですが、深夜に降り続けた冷たい雨が気がかりなところ。ただ、ローライトコンディションになるのは良いことなので、前向きに釣り場へ向かいました。
 まずは、産卵場所へ真っ先に上がって来た大型のオス狙いで、ポッパーからスタート。早朝の静寂を打ち破るド迫力バイトを期待したのですが、沈黙を守り続ける水面。確認の意味でスピナーベイトも投入しましたが、案の定、全く反応ナシ。そこで、プリのメス狙いに作戦変更し、新加入のビッグクロウラーで練習を兼ねて釣って行きました。タックルを新調したこともあって、嶌村さんもイメージどおりの釣りを展開できたのですが、40cmオーバーが距離を保って追尾するのが精一杯。時おり、フラつくビッグママを見かけましたが、全くヤル気ナシ! 「これは、今日の目標は1バイトですよ。」と告げて小休止しました。

嶌村様

 水色が超クリアーだったので、ローライトコンディションでしたがサイトフィッシングを断行。フラつく40cmオーバーを見かけたので、食わないとは思いながらも進行方向へノーシンカーを投入。すると・・・ラインがゆっくりと左へ動いて行く! 嶌村さんが渾身のフッキングをかますと、一瞬、乗ったものの無情のスッポ抜け。ルアーを見ると口内で丸まりフックポイントが埋もれているという不運・・・。これをヒントに続行すると、再びチャンスが訪れましたが、フッキングの瞬間にルアーを吐き出されたらしく空振り! 起死回生の1本を求めてサービス残業を行いましたが、最後までロッドがブチ曲がることなく終了となりました。
 射程圏内には延べ15匹以上の大物を捉えたのですが、無気力の魚がほとんどで、ルアーに反応させることはできませんでした。たまたま悪い日に当たってしまったようで不運もありましたが、これもまた釣り。メゲることなく、また挑戦してください。

No.13

【日 時】 5月17日(水) 14:15〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.0℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 一発大物狙い(できれば自己記録更新)
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス1匹(最大48.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ソフトマウス・デカゼミ

 テーマに基づき、柏木さん自身は、あまり良い印象を持っていないという曽原湖を今回の舞台に選択。天気予報どおり風ビュービューでしたが、季節先取りの暖かさとなったので、「こんな日は17時からが勝負です。」と告げて、今シーズン初となる薄着で出船しました。
 まずは、産卵場所へ行ってサイトフィッシングを行い、釣れなくてもオスの有無を確認する下地作りの時間としました。ただ、風裏のエリアには先行者が集中していたので、途中で断念し、あえて風表のエリアへ。マウスやスイムベイトで探って行きましたが、全く反応ナシ。他船が減って来たタイミングで予定外のエリアへ入り、セミルアーでピンポイント撃ちをして行くと、フラつく大物スモールを発見! これを狙い撃つと「ゴボッ!」・・・ストライク! いきなりトップで45cmの大物を仕留めるという離れ業を演じた柏木さん。昨年までの柏木さんなら夢のまた夢だったサイズも、今となっては射程圏内のサイズとなったようです。

柏木様

「トップウォーターで45cmオーバーのスモール×2本と、男になりました!」

 やや薄暗くなって来たタイミングで大物ラージを見かけたエリアに入り直し、ソフトマウスを投入すると、早々に「ゴボッ!」・・・ストライク! しかし、"小さい方が先に食っちゃったパターン"となり、狙っていた大物には逃げられてしまいました。その後は地形変化を狙うパターンを試しましたが不発。そこで、初投入となるデカゼミで有望エリアを釣り返して行くと「ゴボッ!」・・・ストライク! しかし、無情のフックオフ。残された有望エリアは僅かでしたが、「最後の1投まで分かりませんよ。」と告げて続行すると、超地味バイトでストライク! 最後の最後にデカトップで自己記録を更新するという奇跡のドラマが起こりました。
 狙っていたプリの大物ラージは釣れませんでしたが、代わりにスモールの自己記録魚を終了間際にデカトップで仕留めるという予想外のハッピーエンドとなりました。デカトップの世界へ足を踏み入れたなら、もうライトリグメインのバスフィッシングには戻れないでしょう。

No.14

【日 時】 5月19日(金) 15:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:小雨 水温:14.2℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 ノーバイトは困るが大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・デカゼミ

 リモートワークの関係で日中は釣りができないという働き者の山崎さんは、夕方の短時間だけを釣るワーケーションプランを選択。季節外れの高温となった昨日とは一転して雨が降っていたので、期待半分不安半分で湖へ向かいました。
 まずは、HFCエグゼクティブメンバーらしく、雨なのにセミルアーからスタート。幸いにして風が弱く水中が見えたので、ピンスポット撃ちをして行きました。しかし、全く反応ナシ。業を煮やしビッグクロウラーやスピナーベイトなども試しましたが、追尾すらないという厳しい状況でした。セミルアーに戻しても一向に浮上して来ない魚たちに、「出て来ねーなー!」と、遂に山崎さんもご立腹モードに突入! 小雨の夕方にライトリグという選択はいかがなものかと思いつつ続けていると、ようやく本日の最大魚がストライク! 長いノーバイトタイムをようやく抜け出し、山崎さんも至福の一服。ご機嫌も真横になりました。

山崎様

「激シブでしたが、得意のハルゼミフィッシングで40cmオーバー×2本に納得です!」

 こうなると、とても反応が鈍いことを重々承知の上でセミルアー撃ちまくり。感覚的に9割の魚は無反応でしたが、根気良く続けたことで40cmの捕獲にも成功! 照度の低下に合わせて要所ではポッパーやビッグクロウラーも投入しましたが、これらには引き続き全く反応ナシ! 「出そうだけどな〜!」と、山崎さんから危険な香りが漂い始めたタイミングで、デカゼミに作戦変更。すると、ほどなくして「バシュッ!」・・・ストライク! ド迫力バイトで38cmが来てくれました。これに気を良くして続行すると1バイトありましたが、無念のフックオフ。その後、風が吹き始めたこともあって水面が爆発することはなく、下船となりました。
 短時間でも相当数の魚にルアーを見せたのですが、ほとんど無視されるという屈辱の内容となりました。それでも何とかこの時期としての最低レベルはクリアー。小さな羽根から大きな羽根まで使って結果を出し、羽根モノ野郎としての意地を見せた山崎さんでした。

No.15

【日 時】 5月20日(土) 15:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 崖っぷちからの生還を図る
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 午前中の桧原湖単独釣行では心を痛めたという山崎さんは、年齢・性別・経験不問・初めての方大歓迎というくらい贅沢は言えない状態にまで追い込まれたとのこと。相変わらずの反応の鈍さを折り込み済みの釣りをして、何とか結果を出すべく出船しました。
 晴れでも雨でも嵐でも、当然のセミルアーからスタート。そして、予想どおり反応ナシ。これは想定内だったので気にせず釣って行くと、岸沿いにベイトフィッシュの群れを発見! SSRクランクとビッグクロウラーの併用でシャローカバーを釣って行きましたが、引き続き反応ナシ。相変わらずノーシンカーにも反応はなく低釣でした。強気の釣りでは結果は出ない雰囲気が濃厚。土曜日の割にはアングラーが少なかったので、風裏のエリアを探し、そこでハルゼミフィッシングを貫徹することにしました。無駄撃ちしないようピンポイント撃ちをして行くと、ようやく初バイト! フッキングには至りませんでしたが、一筋の光が・・・。

山崎様

「得意の釣りで2日連続の40cmオーバーです!」

 こうなると、山崎さんのハートに火が点いて、セミルアー百裂拳を敢行。この山崎さんの熱意と執念に根負けしたのか、遂に本日の最大魚がストライク! 無事に魚を手にして山崎さんもホッと一息。その後、平均サイズも仕留めて波に乗りたいところでしたが、そう甘くはなく・・・。夕マズメは餌生物の気配が濃厚な場所を各種デカトップで攻めて行きましたが、引き続き反応ナシ。すると、急に風がなくなってベタ凪となりました。ここでエリアを大きく移動し、デカゼミに全てを託すと、「ジョボ。」というショートバイト! 結局、これが最後のバイトとなり、夕マズメのド迫力バイトを楽しむことは叶いませんでした。
 予想どおりの厳しさでしたが、少ないチャンスを確実にモノにして、辛くもHFCエグゼクティブメンバーからの降格を免れた山崎さん。2日目の今日は「何とか凌いだ」という感じだったので、最終日の明日に状況が好転し、苦労しないで釣れることを祈るばかりです。



HOME ガイド内容と料金 7つの特徴 フィッシングカレンダー ご予約


E-mail guide@yamanotayori.com

- 裏磐梯・桧原湖 山の便りバスフィッシングガイドサービス -