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No.27

【日 時】 6月1日(木) 5:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.0℃〜
【お客様】 都竹 様
【テーマ】 フライでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス14匹(最大48.0cm)
【ヒットフライ】 モンカゲ#8・各種シケーダ#8

 初日の昨日は無事にテーマを達成し、ようやく血圧が平常値まで下がったという都竹さんは、最終日の今日も早朝から元気ハツラツ。花粉の飛散に伴う水質悪化の影響が少ないと思える小場所へ行き、初日を上回る釣果を目指すことにしました。
 野鳥の声を聞きながら、まずはモンカゲからスタート。1ケタ気温になったので反応は鈍いと思っていると、早々に平均サイズがストライク! 「これは!」と思い別のスポットを撃つと、想定外の40cmがストライク! この2投連続ヒットから、都竹劇場が華々しく幕を上げました。偶然近くに落水したハルゼミにライズした魚に対し、間髪入れずにモンカゲを撃つと、3匹目は43.5cm! アワセが待てるようになった都竹さんが4匹目を追加する頃には、予想どおりハルゼミの合唱が始まりました。ここで、満を持してシケーダを投入すると、絵に描いたように45cmがストライク! 「出来過ぎです!」と困惑する都竹さん。

都竹様

「ドライフライのみで40cmオーバー×7本と、最終日は暴れに暴れました!」

 モンカゲとシケーダの最強タッグの勢いは留まるところを知らず、後者では本日の最大魚を仕留めて都竹さんの勢いは止まらない! この後も破竹の勢いで42cmも仕留めて、フライが乾くヒマもない! 2ケタの大台に到達するのも時間の問題と思っていると、シケーダで良型を仕留めて10本目! その後もシケーダをモンカゲでフォローするという作戦が見事的中し、トドメの46cmも追加! ここで追撃の手を緩めることなくモンカゲを続行して、44cmの絞り出しにも成功! 最後は、再三に渡って返り討ちに遭った天才級に勝負を挑みましたが、突進系ライズで乗らず! 代わりに平均サイズを仕留めて、ロイヤルハンピーエンドとなりました。
 「500点です! 今シーズンの運を全て使い果たしました。」と大爆釣劇を演じて真っ白な灰になった都竹さん。全ての歯車がガッチリと噛み合って、最高峰と言える充実の内容となりました。これだけの釣りをしてしまったら、近々のしっぺ返しは間違いないでしょう。

No.28

【日 時】 6月2日(金) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:雨 水温:16.5℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 フライで人生初スモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大39.0cm)
【ヒットフライ】 各種シケーダ#6-8・フォームバグ#8

 釣友の都竹さんの武勇伝を聞いて、人生初スモールとの対戦に一層気合が入る松本さんでしたが、皮肉なことに今日だけまとまった雨になる予報が・・・。雨脚が強まる前に何とかドライフライで結果を出そうと、フライには早い時間から小野川湖で釣ることにしました。
 今回は#5タックル1本のみということもあって、風裏のエリアだけを釣って行くことにしました。最初のポイントに入ると、2投目でストライク! やや早アワセになったものの、無事に初スモールとの対面を果たして、松本さんもホッと一息。「これは!」と思い要所撃ちをして行きましたが、なかなかに反応は渋く、良型ほど水面に浮上する前に無情のUターン。期待していたモンカゲロウの羽化もなく、スタートダッシュとまでは行きませんでした。それでも何とか1エリアあたり1回反応はあるくらいにはなったので、飽きることはありませんでした。2匹目を仕留める頃にはフッキングのタイミングも合って来て、調子も上向きに。

松本様

「雨ニモ負ケズ、ドライで初スモールです!」

 ただ、中盤に入ると風が強まり、うねりも出始めるという、なかなか厳しい状況に。それでもGPSを活用したピンポイント撃ちで、本日の最大魚がストライク! その後も1エリアあたり1匹の地道な釣りを展開して複数匹を追加したところで、一昨日の釣行で都竹さんが温存した3匹の40cmクラスを仕留めに行きました。ところが、この頃から風向が変わり、かつ雨脚も強まり始めるという・・・。結果的に、都竹さん発案の松本さん専用魚温存計画は雨に流されてしまったので、諦めて序盤で釣ったエリアに入り直し、何とか1回だけシケーダに出すことができましたが、残念ながら〆の40cmオーバーを仕留めるには至りませんでした。
 昨日まではフライフィッシング日和だったのですが、今日は一転してフロッグ&スピナーベイト日和になってしまいました。それでも、与えられた状況下で、やれるだけのことはやったように思います。これにメゲず、晴天無風ベタ凪の日を狙って、また挑戦してください。

No.29

【日 時】 6月3日(土) 15:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 釣りを成立させる
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス3匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・スピナーベイト

 前回のしっぺ返しということなのか、不運にも3日間強風が吹き荒れる予報が出ていたことから、予定していた初日の桧原湖釣行は早々に断念。夕方だけのショートガイドで小規模な曽原湖を釣ることになりました。夕マズメにデカトップで大物が出れば良いかなと・・・。
 曽原湖ですら風ビュービューだったので、フィッシングプレッシャーが低いであろう風表のエリアをメインに、ダブルスウィッシャーで釣って行きました。ハードストライクを期待したものの全く反応ナシ。ポストスポーン狙いのバズベイトも同様。巻きの展開では苦戦しそうな雰囲気だったので、日陰ではビッグクロウラーも投入しましたが、こちらも無反応。ベイトタックルの釣りではボウズもあり得ると判断し、やや風が弱まったタイミングで伝家の宝刀を抜くことにしました。しかし、実績と信頼のセミルアーにも反応はなく、山崎さんも必然のご立腹モードに突入! まさかのノーシンカー投入にまで追い込まれる事態となりました。

山崎様

「渋い状況下、何とか40cmを仕留めました!」

 1本目は小型のスモールでしたが、セミルアーは食わないがノーシンカーは食うことが分かりました。時おり強く吹く風の中、セミルアーを見切った魚影に対してノーシンカーで再挑戦すると、ラインが走って本日の最大魚がストライク! ただ、その後もベイトタックルの釣りは全く通用しないという・・・。何とか突破口を見出したいと要所ではビッグクロウラーも投入しましたが、引き続き反応ナシ。そこで最後はスピナーベイトに作戦変更すると、ようやく良型のラージがストライク! ただ、期待の夕マズメには気温がグングン下がったこともあってドラマは起こらず・・・。2バイト&1フィッシュで下船となりました。
 強風下に、まさかのノーシンカーという大変不本意な内容となってしまいました。それでも、トップにこだわっていたらボウズもあり得ただけに、それなりに状況に対応できたと思います。ただ、明日も引き続き強風の予報が出ているので、どうしたものかと・・・。

No.30

【日 時】 6月4日(日) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.2℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 単独レンタルボート釣行の下地をつくる
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・セミルアー・ストレートワーム

 強風のため桧原湖への出船を2日連続で断念した山崎さんは、その代替策として、お昼からレンタルボートで小野川湖を釣ることを決断。強風のため釣りが成立するエリアはかなり限定されることを念頭に、魚を温存しつつ、ほどほどに釣って行くことにしました。
 まずは、SSRクランクとスピナーベイトで要所を釣って行きましたが反応ナシ。続々と他船が増え始めたタイミングで、あえて水質が悪いエリアへ入りました。「こういう水がスピナーベイトには・・・」と解説中に1本目がストライク! その後、立て続けに2本を仕留めて、"セミだけの人"ではないことを証明した山崎さん。ただ、スピナーベイトに合った場所は限定されていたので、他船の動向を見ながら早々に伝家の宝刀を抜くことにしました。風が弱まった瞬間にキャストするという忍耐の釣りになりましたが、40cmクラスが早々にバイト!・・・そして乗らず! 風裏のエリアにアングラーが集中したため、待ち時間も発生しました。

山崎様

「強風でもトップで45cmを絞り出しました!」

 先行者が有望エリアを去ってから入り、セミルアーで要所撃ちをしていくと、左手から大きな魚影が現れてセミルアーを丸呑み! ドラグを鳴らしながら無事に本日の最大魚を仕留めて、HFCエグゼクティブメンバーの意地を見せた山崎さん。その後は、お昼からの単独釣行を見据えて"叩き切らない釣り"を展開。フィッシングプレッシャーと強風のせいか、素直に水面に出て来る魚は少なめでしたが、ポツポツと反応を得ることができました。そして、強風がフッと弱まった瞬間を見逃さずにセミルアーでピンポイントを撃つと、「ゴボッ!」と良型がストライク! この1本で気分良く早上がりし、山崎さんには体力の温存を図ってもらいました。
 2日連続の強風+ハイシーズンの日曜日+ショートガイド+それなりに魚温存ということを考えれば、まずまずの釣果だったと思います。今回の釣行で、釣れない原因を強風のせいにはしないレベルに達した他、メンタルも鍛えられたのではないでしょうか?

No.31

【日 時】 6月5日(月) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.2℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 最終日は桧原湖でスモールを釣りたい
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 今回の裏磐梯遠征では強風に苦しめられ続けて、フラストレーションが溜まる一方の山崎さんは、何とか桧原湖で有終の美を飾ろうと激早出動を選択。朝マズメ狙いというよりも強風になる前に釣っておきたいという思いで湖へ向かいました。
 天気予報どおり、早朝から風ビュービュー。軽量ルアーではどうにもならない状況だったので、ダブルスウィッシャーとスピナーベイトの併用で風裏のエリアを釣って行きました。場所により伝家の宝刀を投入すると「バシュッ!」と出ましたが・・・。その後、私が好スポットを外して撃ったMRクランクとセミルアーに40cmクラスがヒットする不測の事態となり、船上の人間関係が微妙になりました。山崎さんが2回目のバイトをバラして重苦しい空気が漂い始めた時、ようやく1本目がストライク! 無事に人間関係も修復され、山崎さんも調子が出て来ました。「今日の魚は素直に出ると思いますよ。」と告げると、2投連続ストライク!

山崎様

「やっと桧原湖で釣ることができました!」

 その後は連発とまでは行かないものの、ポツポツと反応があり、天才級には寸前Uターンを食らう悔しいシーンもありました。それでも、無駄撃ちをしなかったことで、良型も一撃! 何よりハルゼミフィッシングが成立したことで、「いいですねー!」と山崎さんも上機嫌モードに突入。風が強まることを考えれば、反応があったエリアをじっくり釣り返したいところでしたが、向きが変わった強風がそれを許してくれず・・・。やむを得ず風裏のエリアへ大移動しましたが、水質が悪い! 見つけた魚は、いずれもルアーには反応せず、〆の1本を仕留めるには至らないまま終了時間を迎えました。
 今回の裏磐梯遠征は3日連続の強風というしっぺ返しに遭った山崎さんでしたが、伝家の宝刀セミルアーを駆使して、何とか凌いだ格好となりました。きっと次回は、「親指痛てー!」と嘆くことになるでしょう。雨の後には虹が出るのです! たぶん。

No.32

【日 時】 6月6日(火) 6:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.2℃〜
【お客様】 櫻井 様
【テーマ】 ハルゼミフィッシングに磨きをかける
【釣 果】 スモールマウスバス10匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ストレートワーム

 3日間吹き続けた強風もようやく収まり、今日は静穏になる予報。強風の悪影響が残っていないか心配でしたが、テーマに沿って他船の引き波の悪影響を受けない小野川湖へ向かい、ハルゼミ大合唱の中、40cmオーバー1本を含む2ケタ釣果を目指すことにしました。
 晴天無風ベタ凪でしたが、エリアによる水質の優劣を把握したかったので、まずは観察からスタート。相対的に水質がマシと思えるエリアに入り、セミルアーから始めました。すると、ライズも散見されてバイト頻発! ベタ凪であることを最大限に活かすため、1ヶ所で粘ることはせずに広範囲のラン&ガンに移行しました。バイトをモノにできず悔しがる櫻井さんでしたが、アングラーが少なかったので勝算アリと考え、ノンストップで釣って行きました。序盤で見つけた魚を狙い直すと、42cmがストライク! その後もどんどんエリアを変えて釣って行き、ノーシンカーワームで良型を仕留めた後には、再びセミルアーで42cmの捕獲に成功!

櫻井様

「セミルアーメインで40cmオーバー×4本と、正しく大暴れしました!」

 ただ、この頃から風が吹き始めると共に、風向も不安定になって来ました。風裏のエリアへ移動してはセミルアーでのピンスポット撃ちを繰り返して行くと、完全に頭を水面から出して本日の最大魚がストライク! そして、セミルアーを見切った大物にはノーシンカーワームでフォローすると、44cmが一撃! ただ、その後はフッキングが決まらずに、苦悶の時間が過ぎて行きました。終了時間まで残り1分を切り、遂にラストキャスト。すると、セミルアーに右側から魚影が突進して来て「ゴボッ!」・・・ストライク! ラストキャストで良型を仕留めテーマを達成するという最高のドラマが起こって、ハッピーエンドとなりました。
 幸運にもテーマに沿った最高の条件が整ってくれたこともあり、爆釣と言える内容となりました。会津磐梯山の雄姿やハルゼミの大合唱など、釣果以外の面も楽しめたと思います。ベタ凪&他船の引き波ナシで、この時期らしい旬の釣りを満喫できました。

No.33

【日 時】 6月7日(水) 5:15〜 / 16:00〜
【場 所】 小野川湖・曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 小島 様
【テーマ】 豪華2部構成で、それなりに手堅く釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス1匹(最大44.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ストレートワーム・バズベイト・STミノー

 今回の裏磐梯遠征が今シーズンの初釣りという小島さんは、それだけに気合十分&睡眠時間不十分。初釣りでギャンブルに出ていきなりノーバイトではマズイので、ULSタックルとソフトルアーも用意して、朝の部は小野川湖へ向かいました。
 湖岸に到着してから、前日より20cmほど減水していることに気づきました。嫌な予感がしましたが、とりあえず出船してみると、非常に水質が悪い! スピニングタックルを苦手とする小島さんに合わせてバズベイトを主体に釣って行きましたが、中盤までに釣れたのは小型2匹のみ。この日は、水質がマシな場所でのスピニングタックルの釣りに分がありました。定番のセミルアーはイマイチでしたが、その反面、ジグヘッドワッキーリグは好釣。慣れない釣りに「難しいですねー!」と嘆く小島さんでしたが、セミルアーを完全無視した岩陰の尾びれに同リグを投入すると、本日の最大魚がストライク! ハッピーエンドとなりました。

小島様

「苦手なライトリグに助けられました!」

 朝の部で相応の釣果をあげて気が大きくなった小島さんは、夕マズメの部は曽原湖でのギャンブルを選択。あいにく風が強かったので、ビッグバドによるピンスポット撃ちをすることにすると、開始1投目に40cmオーバーのスモールが「ゴボッ!」とストライク! しかし、フッキングが弱く、直ぐにバレてしまいました。その後は、1回ショートバイトがあっただけ。手を変え品を変え場所を変え、様々なトップウォータープラグを投入したところ、STミノーに2バイト&1フィッシュ。デカゼミには2バイト&0フィッシュ。起死回生の大物を狙ってルアーのサイズは下げずに貫徹しましたが、大逆転の大物を仕留めるには至りませんでした。
 今日は、明らかにライトリグに分があったようですが、釣果よりも好きな釣り方を優先するのもアリでしょう。ただ、ベイトタックルの釣りが通用しない厳しい日もあります。これもまた経験と前向きにとらえて、最終日の明日を迎えましょう。

No.34

【日 時】 6月8日(木) 6:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.0℃〜
【お客様】 小島 様
【テーマ】 何かしら持ち駒を増やす
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス2匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・バズベイト

 昨日の午前中の釣行で、小島さん好みの釣りは通用しないことは分かっていたものの、最終日の今日はビッグクロウラーやパワースピンタックルを加えるという、現状無視の強硬路線。「ライトリグ不使用なら数は釣れませんよ。」と告げて湖に向かいました。
 まずは、ビッグクロウラーからスタート。しかし、全く反応ナシ。確認のためサイトフィッシングに切り替えると、複数の大物ラージを発見! ダメモトでノーシンカーを試してみると、幸運にも最も大きい魚がストライク! いきなりドラグ鳴りまくりとなり、本日の最大魚を仕留めるというロケットスタートをかますことができました。「やっぱり今はこういう釣りか。」と思いつつも、バズベイトを投げ倒して行くと、水質が変わる場所で良型のプリのラージが「ゴボッ!」 バズベイトが持ち駒と言えるレベルになりました。ただ、案の定、後が続かない・・・。確認の意味で、見えていたスモールにノーシンカーを試すと一撃!

小島様

「また苦手なライトリグに助けられました!」

 ハルゼミ大合唱の中でノーシンカーメインというのはいかがなものかと思いましたが、現実は厳しく・・・。セミルアーにも全く反応がないことを確認してから、最後はテーマに沿ってパワースピンタックルを使ったシャローカバー攻略に作戦変更しました。慣れない釣りでキャストにとても苦労する小島さんでしたが、遂にソフトマウスにバイト! しかし、アワセが弱くスッポ抜け。「思いっきりアワセます!」と告げて続行すると、近くのシャローカバーで再び「モコン。」・・・今度はストライク! しかし、楽勝45cmオーバーのラージが首を振った瞬間にルアーが飛び、枝に引っ掛かって全てが終わってしまいました・・・無念!
 今日は終わり方が残念でしたが、持ち駒を増やすというテーマは、それなりに達成できたように思います。小島さん自身も課題が見えて来た模様。スピニングタックルを使いこなせるようになれば、確実に釣果は伸びます。毛嫌いせずに、キャスト練習を頑張りましょう。

No.35

【日 時】 6月10日(土) 6:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 阿部 様
【テーマ】 裏磐梯初挑戦でもトップでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大45.5cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・バグワーム・セミルアー

 普段は管理釣り場で釣っているという阿部さんにとって、今回の裏磐梯遠征は久しぶりの自然の釣り場での釣りとのこと。今日を迎えるまで十分な準備時間が取れなかったことを考慮し、朝イチはパスして準備と練習を兼ねてのんびりスタートで臨むことにしました。
 まずは、湖上から殺気が消えるまでの間、ハルゼミフィッシングとノーシンカーリグの練習。推奨タックル&ルアーはありませんでしたが、これは仕方がないことなので、やれるだけやってみることにして、とりあえず実釣に移りました。先行者が去った直後に有望エリアへ入ると、セミルアーを見切る大物と遭遇! すかさずノーシンカーでフォローすると、ツツーとラインが入って・・・ストライク! いきなり本日の最大魚を仕留めて、興奮を抑えられない阿部さん。この勢いのまま快進撃と行きたいところでしたが、今日の魚は全て偏差値70以上! 1投目に全てをキチンとこなせないとバイトは望めないという厳しさでした。

阿部様

「45cmオーバーのワイルドフィッシュです!」

 「こんなに繊細な釣りだとは思っていませんでした!」と、管理釣り場との違いを痛感する阿部さん。引き続き先行者が去った直後を釣る展開となりましたが、セミルアーを見切った良型を沈むバグワームで仕留めて2本目! 更には、念願のセミルアーでも2本の良型を仕留めて、「初めての釣り場でトップで釣れてうれしい!」と阿部さんの調子も上がって来ました。ただ、魚の偏差値が高いことは分かっていたので、序盤で返り討ちに遭った良型には沈むバグワームで再挑戦すると・・・読みどおりにストライク! そして最終エリアでは複数の良型と対戦できましたが、全ての魚にルアーを見切られて、ハッピーエンドとはなりませんでした。
 「先行者が釣った後でも釣れるんですね。」と、何かを掴んだ様子の阿部さん。朝マズメ&我先キャストが全てではないのがバスフィッシングです。より繊細に、丁寧に、集中して。自分とルアーではなく魚基準でものを考えると、今後の釣果は確実に伸びると思います。



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