【日　時】 10月９日（月） 12:30〜
【場　所】 裏磐梯各所
【状　況】 天候：小雨　水温：15.3℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 状況に合わせて釣る
【釣　果】 スモールマウスバス４匹・ラージマウスバス４匹（最大43.0cm）
【ヒットルアー】　プロップベイト・スピナーベイト・シャッドテイルワーム他

　あいにく冷たい雨の１日となりそうでしたが、「意外に暖かいですね！」と、ロッドを新調して気合が入っているせいか、出発前から貫禄のコメントを発する清水さん。３連休最終日とは思えないほどガラガラに空いた国道を、釣り場へ向けて快走しました。
　状況が激変しているため、まずは様子見のプロップベイトからスタート。すると、早々にかわいいサイズのラージがストライク！　「小型魚が動けるなら・・・」と思い釣って行きましたが、ローライトコンディションの割に、ルアーに反応する魚が小さい！　ソフトスティックベイトにはそれなりサイズが来たものの、フッキングには至らず・・・。期待のスピナーベイトでもサイズアップできず、まさかの苦戦を強いられました。ならばとジグヘッドワッキーリグを投入すると連発したものの、やはりサイズが伸びない！　かと言って、デカトップで釣れる雰囲気はゼロ。決してダメではないが良くもない、微妙な展開・・・。

「ラストキャストで40cmオーバーです！」

　そこで、シャッドテイルワームに作戦変更し釣って行くと、遂にビッグバイト！・・・フッキングが早過ぎる！　その後は、小型魚のジャレつきや寸前Ｕターンもあり、なかなか方向性が定まらない苦しい展開となりました。雨だけに暗くなるのも早く、そうこうするうちに夕マズメの雰囲気。いろいろ試してみる時間はなかったので、シャッドテイルワームに反応があった場所に入り直し、スピナーベイトで最後の勝負に出ると、遂に本日の最大魚がストライク！　新調したロッドで見事に大逆転のドラマを演じたところで、翌朝を見据えて気持ち良く納竿。冷たい雨という逆境を克服することができたので、意気揚々と帰路につきました。
　"ラストキャスト清水"の異名をとるだけに、最後の最後で、またしても魅せた清水さん。多くのアングラーが釣行を躊躇するようなあいにくの状況でも、清水さんには少し物足りないようなので、将来的には猛吹雪の中の釣りも前のめりで検討してほしいと思います。

【日　時】 10月10日（火）4:15〜
【場　所】 桧原湖
【状　況】 天候：全天候　水温：16.6℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 状況に合わせて釣る２
【釣　果】 スモールマウスバス１匹（最大30.0cm）
【ヒットルアー】　シャッドテイルワーム

　初日の昨日は冷たい雨の中、最後の最後に大逆転の大物スモールを仕留めて、更に"魅せる男"になった清水さんは、夜明け前から気合十分＆睡眠時間不十分。天気予報によれば風も弱いようだったので、安心して久しぶりに桧原湖へ向かいました。
　ターンオーバーを警戒して、まずはスピナーベイトから始めると、早速、追尾はあるものの食わない！　そして、その後は完全沈黙。フローティングミノーもイマイチだったことから、観念してリアクションダウンショットに作戦変更しました。魅惑の魚探画像が出たタイミングで投入すると、狙いどおりに一撃！　しかし、無念のバラシ。気を取り直して続行すると、また一撃！　そしてバラシ。更に反応があったので投入すると、またまた一撃！　さすがに３連続バラシとなると立ち直れないので、清水さんも慎重にファイト。無事にランディング後は、「これがシューティングってヤツですね！」と、初めての釣りに何かを掴んだ清水さん。

「また新たな釣り方を学びました！」

　リアクションダウンショットを続ければ数は伸びそうでしたが、太陽が顔を覗かせました。天気予報が外れて晴れると読み、予定を大きく変更して浅場へ向かい、サイトフィッシングをすることにしました。「難しいけど、やり甲斐がありますよ。」と告げて釣って行きましたが、シンキングバグワームを見て逃げる天才級がズラリ。想定外の反応に「ええーっ！ あれで？」と驚く清水さん。すると、急に風が吹き始めて荒れる雰囲気が！　そこで、大事を取って、急遽、岸釣りに移行しましたが、バイトが遠い・・・。ラストキャストのドラマを求めてサービス残業をしましたが、残念ながらノーバイトで終了となりました。
　今日は「晴れるだろう。」という読みが外れてしまい、強風も吹かず、結果的にはヒットパターンを貫徹すべきでした。しかし、「バーチカルの釣りで釣れたことが大きいです！」と、持ち駒が増えたことを喜ぶ清水さん。氷が張る直前に、また挑戦してください。