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No.4

【日 時】 5月1日(月) 11:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.0℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 将来的に関東でも通用するスキルを磨く
【釣 果】 ラージマウスバス1匹(最大20.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト

 釣果よりも、釣友との関東日帰りレンタルボート釣行の礎を築いておきたいという廣渡さんは、あえて曽原湖を選択。「今日は難しいですよ。17時以降を釣らずに1本獲ったらすごいと思います。」と告げて、先行者の動向を注視しつつ釣って行くことにしました。
 まずは、先行者のボートポジションと使用タックルから、狙う魚が重ならないことを確認する作業から。昨日の雨で水位が5cmほど上昇していたことから、廣渡さんが課題としているカバー撃ちから始めました。「先行者が面倒がって敬遠するスポットこそ狙う場所」をコンセプトに釣って行きましたが反応ナシ。状況から言って正攻法は通用しないと判断し、ビッグバドに作戦変更しました。しばらく反応はありませんでしたが、私が遠慮キャストをしていると、40cmオーバーが追尾! すかさず廣渡さんがノーシンカーでフォローしましたが・・・。バイトに持ち込まなかったことで、船上の人間関係はギリギリのところで保たれました。

廣渡様

「ある意味、なかなか釣れないサイズです!」

 気温が上昇して来たタイミングで「面倒なことをやる」をコンセプトに臨むと、複数の40cmオーバーを発見! 1本はストレートワームに反応しましたが食わなかったので、シャローカバーに入るまで辛抱強く待ち、入ったところでスモラバでのカバー撃ち。釣れると確信しましたが、シェイクの瞬間に泳ぎ去る2本の40cmオーバー・・・。白旗を揚げてエリア変更すると、入り直したスポットで奇跡のボイル発生! すかさずスモラバの表層スイミングで狙いましたが、これまた反応ナシ・・・。最後はスピナーベイトに全てを託すと、起死回生のストライク!・・・となったまでは良かったのですが、拍子抜けするオチが待っていました(涙)。
 厳しい状況ながらも、そこそこのレベルで迫ったのですが、魚の方が1枚上手でした。残念ながら結果は出ませんでしたが、関東でも通用する有効策のいくつかは提示できたように思います。ルアー購入の前に、慎重なアプローチと間の取り方に気を使ってみてください。

No.5

【日 時】 5月6日(土) 11:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:13.0℃〜
【お客様】 石綿 様
【テーマ】 初バスを捕獲し小野川湖の経験値を向上させる
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト

 今では小野川湖がホームレイクとなった石綿さんは、「この時期は魚に触ったこともないので。」と、挑戦を決意。それを後押しするかのように気温は高めでアングラーは少なめ。これは十分に勝算アリと見込んで、「魚を探す」をテーマに釣って行くことにしました。
 ヒットルアーを突き詰めるよりも、この時期は魚の居場所を探り出すことが優先されるため、プロップベイトをメインに湖底の状況を目視しつつ広範囲を釣って行きました。理論派の石綿さんには、小野川湖の等深線図を見てもらい、「なぜその場所を釣るのか?」を理解してもらいながら流して行きました。随所にユスリカとオイカワの存在が確認できたので期待しましたが、バスとリンクしている雰囲気がなく・・・。しかし、これは想定内。「◯◯ということは、△△ということですよね。」と解説しつつ、場所によってスピナーベイトを交えつつ、スローダウンゲームは行わずに魚を探して行きました。

石綿様

 すると、期待のエリアで遂に魚影発見! 1ヶ所1ヶ所丁寧に攻めて行こうと移動していると、「来ました!」の声。完全に意表を突かれたので慌ててネットを用意した瞬間、40cmオーバーがバレてしまいました。ボートが静止し、投げやすい状態で投げてもらえれば良かったのですが・・・。それでも、エリアと釣り方が合っていることは確認できたので続行すると、再び40cmオーバーが追尾! そして無情のUターン。その後、同条件の場所を中心に釣って行き、次第に手応えを感じ始めたのですが、それと相反するように、ことごとく魚がルアーに反応しない! 複数の40cmオーバーに完全無視を食らい、無念の下船となりました。
 プランニングはイイ線行っていたと思うのですが、残念ながら一歩及ばず。ストライクのためには、ラインの充実と地に足を着けた着水音を抑えたキャスティング&シームレスのリトリーブもほしいところです。次回6月の釣行で、今回の悔しさを晴らしましょう。

No.6

【日 時】 5月7日(日) 13:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:雨 水温:15.0℃〜
【お客様】 二瓶 様
【テーマ】 曽原湖で50cmの壁を越える
【釣 果】 ラージマウスバス5匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・STミノー

 大型連休最終日&季節外れの冷たい雨という難易度トリプルAの逆境だったので、「やるんですか?」と聞いたところ、「厳しい状況で結果を出してナンボですから。」と、二瓶さんはいたって前向き。渋々ながら準備をして、渋々ながらガラガラの湖上に出船しました。
 テーマの設定レベルがあまりにも高かったので、「1バイトあれば上々だと思いますよ。」と告げ、スピナーベイトではなくバズベイトからスタート。ミドルレンジに落ちない居残り系ビッグママ狙いで、浅場を釣っていくと、開始早々に地味バイトで平均サイズがストライク! これが大きなヒントとなり、一気に集中力も高まりました。場所によりプロップベイトやビッグクロウラーも併用して釣って行きましたが、さすがに甘くはない・・・。STミノーにも地味バイトでヒットしましたが、後が続かない・・・。ただ、複数の釣り方を異なる条件の場所で試したことにより、おぼろげながらも攻略の糸口が見えて来たので、移動しました。

二瓶様

「手がかじかむ状況でのバズベイトでビッグママ×2本(計3,050g)は強烈に痺れました!」

 「多分、今日はこういう場所だと思います。」と告げて再開すると、バズベイトの右側から引き波急接近で・・・ストライク! 冷静なクラッチワークが功を奏し、狙いどおり見事47.5cmのビッグママの捕獲に成功! 「痺れました!」と二瓶さんも大興奮。その後もトライ&エラーを重ね、バズベイトで2バイト&1フィッシュ。夕マズメには風が強まり、有望エリアが狭まりましたが、バズベイトのカラーを変えて攻め直すと、「ゴボ。」という重厚バイトで・・・ストライク! 体高のある48cmのビッグママまで仕留め、二瓶さんの勢いは止まらない! 「目指せ! 50cmオーバー!」を合言葉に続行しましたが、甘くはなく・・・。
 中止も視野に入れた過酷な状況でしたが、二瓶さんの情熱と高精度キャストが逆境を打破! テーマ達成とはなりませんでしたが、トップウォーターで太いビッグママ2本なら、マックス級の釣果と言って良いでしょう。これで、今後のバズ野郎化は決定的と思います。

No.7

【日 時】 5月8日(月) 11:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:雨のちくもり 水温:12.2℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 小野川湖で初バスを1本
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大33.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト

 今では小野川湖がホームレイクとなった松本さんは、初バスを仕留めるべく気合十分。しかし、その情熱を冷やすかのごとく、気温7℃&強風&雨。とても爆釣は不可能な状況だったので、「何とか1本!」を合言葉に釣って行くことにしました。
 風が吹き抜けるエリアは釣りにならない状況だったので、一気に風裏のエリアを目指しました。実釣に入る前から、「なかなかに過酷ですね。」と、裏磐梯の厳しさを肌で感じる松本さん。スピナーベイトで流しながら、有望エリアを探す作戦としましたが、風裏になるエリアがほとんど存在しないという・・・。ただ、ほぼ貸切状態だったので、先行者を気にしなくて良いのが唯一の救いでした。水色を見ながら、途中でプロップベイトに作戦変更。丁寧に釣って行くと、一瞬、青空が見えたタイミングで平均サイズがストライク! 「割りと早い時間で来てくれましたね。」と、無事に初バスを仕留めて松本さんもホッと一息。

松本様

「真っ赤な手で仕留めた貴重な1本です!」

 水温の低下を考慮してミドルレンジも探りたいところでしたが、強風と冷たい雨がそれを許してくれず・・・。「自分1人だったら、もう帰ってます。」と言う松本さんを励ます魚もいなかったので、体温低下を避けるため上陸休憩しました。それから有望エリアを攻め直すと、再びストライク! しかし、後が続かない・・・。夕方になっても一向に強風は収まらず苦戦しましたが、意地の3本目を追加! そして最終エリアでは、プロップベイトに反応しない40cmクラスを発見したので、真面目にライトテキサスで狙うと、2バイトありましたがフッキングのタイミングが・・・。「難しいですね。」となったところで時間切れとなりました。
 標高が高い山では雪が降ったであろうことを考えれば、計5バイトは大健闘と言えるでしょう。大物は仕留め損ないましたが、自身の限界は超えられたはずです。少なくとも、釣れない原因を悪天候のせいにしないアングラーへと成長できたのではないでしょうか?

No.8

【日 時】 5月9日(火) 14:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.0℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 男の自信を復活させる
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 クロウ系ワーム・シャッドテイルワーム

 先週の小野川湖単独釣行で心を痛め、その後は様々な関連商品を服用したものの一向に症状が改善されないと嘆く廣渡さんは、2週連続の裏磐梯遠征を決断。自らロッドをブチ曲げることで自信を取り戻すことをメインテーマとし、午後遅くから実釣開始となりました。
 極寒だった昨日とは一転してポカポカ陽気になったので、「今日はイケますよ。」と告げ、真面目にライトテキサスから始めました。「ステイが肝心です。」と告げて始めた3投目。「んんっ?」でフッキングすると・・・ストライク! 開始直後に本日の最大魚を仕留めるというロケットスタートをかまして、廣渡さんも破顔一笑。その後も似たような条件の場所だけを丁寧に釣って行きました。すると、再び「んんっ?」となって・・・ストライク! 「またデカイです!」とロッドをブチ曲げつつランディングしたのは44cm! 「福島最高です!」と完全に男の自信を取り戻した廣渡さん。アンデスのアの字もないとは、まさにこのこと。

廣渡様

「あまり馴染みのない釣りで、このサイズ2本・・・男の自信がみなぎりました!」

 これで勢いに乗りたいところでしたが、そう甘くはなく・・・。それでも、初挑戦のビッグクロウラーに1バイトあって、大苦戦は避けられました。その後、浅場に小魚のライズが見られるようになったので、シャッドテイルワームに作戦変更。気配がある場所を撃って行くと、狙いどおりに良型がストライク! 「まだ出ますよ。」と告げて直ぐに再開すると、予告どおり38cmが連発! ただ、その後は一気にスローダウン。夕マズメになっても時合は訪れないと判断し、早々に次の釣り場へ。そこは、読みどおり魚の気配ムンムンでしたが、トラブル頻発となってしまい、〆のビッグママを仕留めるには至りませんでした。
 最後に40cmオーバーを仕留められれば120点の出来栄えでしたが、「いや、もう100点満点です。」と、すっかり心が満たされた廣渡さん。通信販売ではなく実釣で男の自信を完全に取り戻したところで、満天の星を仰ぎ見つつ足どり軽やかに帰路につきました。

No.9

【日 時】 5月10日(水) 11:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.0℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 小野川湖の経験値を向上させる
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大43.5cm)
【ヒットルアー】 バイブレーション

 初日の昨日は3投目で心が満たされ、胃腸は3本目の麦芽とホップで満たされた廣渡さんは、完全余裕モード。早朝は放射冷却現象の発生が予想されたので、朝はラインの巻き替え作業などの準備時間に充て、気温が上がる日中に勝負する作戦で臨みました。
 気持ちの良い皐月晴れとなったのは良かったのですが、いかんせん風が強い! 僅かな風裏のエリアで、昨日のライトテキサスから始めました。成功体験が廣渡さんの集中力を高めましたが、対照的に魚は一切反応ナシ。一瞬、ハルゼミの鳴き声が聞こえたので、時期尚早とは思いつつもセミルアーを投入しましたが、これまた一切反応ナシ。小型ルアーではラインが風に持って行かれるため、要所ではビッグクロウラーも試しましたが、これまた一切反応ナシ。ただ、ひたすらに「魚は居るけど反応しない」という状態が続きました。「これは強風が収まるまで、今日は時合は来ませんね。」と告げて、我慢の釣りを続けて行きました。

廣渡様

「最後に40cmオーバーを仕留めました!」

 太陽が西に傾き始めたタイミングでスピナーベイトを投入しましたが、事態に進展ナシ。風裏でシャッドテールワームを引いていると、ようやく初バイト!・・・そして乗らず! その近くにブリブリのラージがいましたが、全く反応しない・・・。「明日も1人で釣ろうと思ってたけど、今日帰ります!」という廣渡さんの計画変更を受け、最後の1時間は、これまで温存していた魚を拾う作戦に変更しました。ルアーに完全無反応だった魚に対し、バイブレーションプラグで仕掛けると、狙いどおりに一撃でストライク! 「今日はこういう釣りじゃないと、釣れないんですね。」と廣渡さんが納得したところで、下船時間となりました。
 吹き止まない強風と無気力な魚たちに大苦戦を強いられましたが、廣渡さんのルアーラインナップがモノを言って、何とか結果を出すことができました。ゼロで終わらないのもウデのうち。また1つ新たな持ち駒が増えたことを、今回の収穫としましょう。



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