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No.36

【日 時】 6月11日(日) 12:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:小雨 水温:17.5℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 それなりに手堅く釣る
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ストレートワーム

 いつもは早朝コースで釣る藤田さんでしたが、曜日や天候そして睡眠時間などを総合的に勘案して、午後釣行をオススメしました。初釣りにつき、時間が空いた午前中に準備を整え、ソフトルアーも十分に揃えてから、交通量が少ない中を小野川湖へ突撃!
 予想どおり湖上から殺気が消え、シトシト雨が降る良い雰囲気。まずはセミルアーから始めると、左側から浮上して来て「モコン。」・・・ストライク! 開始2投目で本日の最大魚を仕留めるというロケットスタートをかますことができました。「これは!」と思いましたが、釣り場の雰囲気とは裏腹に現実は厳しく・・・。その後、対戦した大物にはことごとく返り討ちに遭い、「ムズイなー!」と男の自信が揺らぐ藤田さん。何とか1本仕留めましたが、ミスは許されないという神経戦となったので、気分転換を兼ねて巻きモノに作戦変更。要所ではビッグバドも投入しましたが、全く反応ナシ。ベイトタックルの出番はなさそうでした。

藤田様

「初釣りで40cmオーバーを仕留めました!」

 雨&風&オイカワあり&先行者ナシという状況で、巻きに巻いてノーバイトという厳しい現実を受け入れた藤田さんは、大人の対応でノーシンカーも投入して良型を仕留め、「今日は、こういう釣りですね。」と納得。その後、セミルアーには、今日1番の派手なバイトがありましたが・・・。明朝に備えて粘らないことにして、要所のラン&ガンを実行。結構な確率で返り討ちに遭ってしまいましたが、最終エリアでは40cmオーバーを発見! これをノーシンカーで狙うと、ラインがツツーッと入ったのですが、フッキングならず! 通常なら、これからが本番の時間なのですが、夕食の都合上、早めに湖を後にしました。
 「時間配分は完璧でしたね。」と、いつもとは違う時間帯の釣りを楽しんだ藤田さん。今日は、魚の方が1枚上手という感じでしたが、抜群の雰囲気の中、やるかやられるかの真剣勝負はできました。少し実釣時間が長くなる明朝のリベンジマッチを頑張りましょう。

No.37

【日 時】 6月12日(月) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.2℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 前日の釣果を超える
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 初日の昨日は少し早上がりしたので、最終日の今日は少し長めに釣ることになりました。平日なら釣り場は貸切状態になると期待していましたが、曇天無風と天候まで藤田さんを応援するというありがたい事態に。「雰囲気イイですね。」と一層気合が入る藤田さん。
 何とかベイトタックルでも釣っておきたいとポッパーから始めましたが、全く反応ナシ。仕方がないのでセミルアーに作戦変更しましたが、大物には早速返り討ちに遭い、昨日とは正反対のスタートとなりました。ベタ凪だったことを活かして捜索範囲を広げてみると、バイトはあるものの・・・。コツコツと根気良く釣って行くと、見つけた魚が遂にストライク! 5度目の正直で42cmを仕留め、「写真が撮れて良かったです。」と藤田さんもホッと一息。この日はニゴイの活性も高く、ニゴイを避けつつスモールだけを釣るという高等テクニックが要求されました。何度か危ない目に遭いながらも、本命が「ゴボッ!」とストライク!

藤田様

「最終日はハルゼミフィッシングだけで40cmオーバー×3本と正しく大暴れしました!」

 とあるオーバーハングでは、スモールとニゴイの共演に翻弄される藤田さんでしたが、遂に2本目の42cmの捕獲に成功! その後、風が吹き出したのを機にダブルスウィッシャーも投入してみましたが、相変わらずの無反応。「やっぱりダメか。」とセミルアーに戻したところ、6本目を追加! この時点でテーマは達成していましたが、少し時間があったので最終エリアで勝負に出ると、「ゴボッ!」・・・フッキングならず! 「時間を空けましょう。」と告げて即撃ちせずに5分程度場所を休ませてから再挑戦すると、狙い通りに本日の最大魚がストライク! 「余韻に浸ります。」とハッピーエンドになりました。
 完璧にテーマを達成した上、藤田さんが初挑戦のエリアでもセミルアーで連発するなど、釣果以外にも大いに収穫がありました。HFC幹部に昇進するのも時間の問題でしょう。何より、他船の引き波と騒音に悩まされることなく、伸び伸びと釣れたのが良かったと思います。

No.38

【日 時】 6月13日(火) 5:15〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:全天候 水温:18.5℃〜
【お客様】 吉宇田 様
【テーマ】 裏磐梯に癒やされつつ40cmオーバーのスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 バグワーム・セミルアー・スピナーベイト

 すっかり恒例となった吉宇田さんの6月の裏磐梯遠征。自己基準で多過ぎる装備を携えて、気合十分&睡眠時間不十分。テーマに沿って、静けさも楽しめる小野川湖へ向かい、翌日の単独レンタルボート釣行を見据えつつ釣って行くことにしました。
 真面目に釣りたいという吉宇田さんの意向に従って、デカトップではなくセミルアーを朝イチから投入するという弱気っぷり。予想どおりの厳しさでしたが、コイ追従型を沈むバグワームで狙い撃ちすると、1本目となる良型がストライク! その後は、セミルアーとスピナーベイトを併用して、無人の湖上でラン&ガンに移行しました。どちらもフッキングに苦労する吉宇田さんでしたが、翌日を見据え1ヶ所で粘ることなくどんどん移動。フッキングに苦労はするもののバイトは続き、ようやくセミルアーで40cmの捕獲に成功! 風が強まったタイミングではスピナーベイトでも1本仕留めて、マンネリ化しない釣りを実践できました。

吉宇田様

「ハルゼミフィッシングで40cmオーバー×2本の他、バイト頻発でした!」

 この日は雨の後に日差しビシビシとなってから再び雨という目まぐるしい天候の変化。しかし、全天候下でセミルアーは有効であり、本日の最大魚が突進系バイトでストライク! その後もセミルアーへの反応は良好で、見切った魚にはノーシンカーワームでのフォローで良型もストライク! 「なるほどねー!」と明日に繋がるヒントを得た吉宇田さん。最終エリアでは天才級にノーシンカーワームを見切られることもありましたが、諦めることなくドラマ魚捕獲作戦を実行に移しました。そして、狙いどおりにアフター回復系の良型がストライク!
 「ホントに最後に釣れるとは思ってませんでした。」と、ドラマ魚を仕留めて、やや放心状態の吉宇田さん。完璧にテーマを達成した上、総バイト数は23。明日の単独レンタルボート釣行のヒントも提供できたので、上々の内容だったと思います。

No.39

【日 時】 6月15日(木) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:小雨 水温:18.5℃〜
【お客様】 木村 様
【テーマ】 ルアーの持ち駒を増やす&フライでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大43.0cm)
【ヒットフライ】 キムバグ#8・ストレートワーム(ルアー)

 前日(No.38)はテーマに沿ってスピナーベイトデビューを画策し、夕方に小場所で釣ったのですが、魚はかなりニュートラル。そこで、予定を大幅に変更して超早上がりとし、スピナーベイトデビューは諦めて2日目の今日に時間を繰り越し。じっくりと釣ることにしました。
 木村さんも予定より長い睡眠をとって、早朝から体調も万全。モンカゲ#8から実釣に入りましたが、魚の偏差値が非常に高い! 1バラシの後にエリアを大きく変更し、ついでにフライの存在感を高めるべく、キムバグにフライ交換。この作戦変更が功を奏して、ようやく1本目がストライク! その後は小雨ベタ凪という絶好の条件をフル活用し、広範囲のラン&ガンに移行しました。しかし、スモールの代わりにニゴイが釣れるという望ましくない展開となったので、惰性で続けることなく序盤の釣りに戻すことに。すると、左から40cmオーバーがゆっくりと接近し、数秒フライを凝視してから「パコン。」・・・痛恨のティペット切れ!

木村様

「自作フライで会心の40cmオーバーです!」

 残念な結果になったものの、方向性は合っていることを確認できたので、太いティペットに交換して黙々と撃って行きました。この作戦の正しさを証明するかのように、雨が止んで薄日が差し始めたタイミングで本日の最大魚がストライク! #6ロッドがブチ曲がりとなり、「お〜、強いなー!」とファイトを楽しむ木村さん。その後も飽きない程度に魚からの反応が得られ、フライに全く反応しない魚に対してはノーシンカーで仕留めるという情け容赦ない釣りを展開。最後は40cmオーバーのラージがフライまで数cmに近づいたのですが、数秒間の凝視後に涙のUターンを食らい、有終の美を飾ることはできませんでした。う〜ん、残念!
 合計26匹と対戦し、そのうちの12匹にフライとルアーを食わせることができたので、「面白かったです。」と木村さん。風がほとんど吹かないという奇跡的な超好条件に恵まれた上、他船の引き波ゼロ! カッコウの鳴き声も良く聞こえて来て、楽しい釣りになりました。

No.40

【日 時】 6月16日(金) 4:00〜 / 16:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:雨&くもり 水温:19.0℃〜
【お客様】 園部 様
【テーマ】 初釣りでもライトリグ不使用の強気の釣り
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス2匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 ラバージグ・JTDミノー・スピナーベイト

 今日が今シーズンの初釣りという園部さんは、気合十分&睡眠時間不十分。ベイトタックルによる"攻める釣り"が好きな園部さんには雨の曽原湖が最適と判断し、今回は桧原湖や小野川湖はパス。「40cmオーバー2本が目標です。」と告げて、雨の中を湖へ向かいました。
 まずはビッグクロウラーで釣って行きましたが、雰囲気とは裏腹に全く反応ナシ。そこで、SRクランクに作戦変更すると、2バイト目でストライク! しかし、無情のフックオフ。これをヒントにラバージグを投入すると、3バイト目に本日の最大魚がストライク! 「スモールの自己記録です。」と、値千金の1本となりました。その後、40cmオーバーのラージも来ましたが、バイトが分からなかったようで無念のバラシ。JTDミノーで39cmのラージを仕留めて一矢報いた後には、スピナーベイトで45cmオーバーのラージをヒットさせましたが、これまたバラシ。最後に何とか38cmのラージを仕留めて、長めのお昼休憩に入りました。

園部様

「遂にスモールの自己記録を更新しました!」

 日帰り温泉施設で充電を完了させた園部さんと再び夕方の曽原湖へ。天気予報どおり雨は上がっていたので、フロッグとラバージグの併用によるカバー撃ちから始めました。しかし、魚の気配はあるものの反応ナシ。そこには夕マズメに入り直すことにして、それからはラン&ガンに移行しました。しばらく反応はなかったものの、ボイル音を聞いた場所では遂にフロッグに「バフッ!」・・・無念のスッポ抜け。しかし、JTDミノーには動き出しでストライク! そして無念のバラシ。そして最後はボイル音を聞いたエリアでデカゼミを投入すると、期待とは裏腹のショートバイト! 大逆転のドラマとは行きませんでした。
 結果的に夕マズメの部はボウズに終わりましたが、これまでの同湖に対する苦手イメージは完全に払拭されたでしょう。仮に全てランディングできていれば、余裕の5kgオーバー/5本コース。雨を味方につけたバラエティーに富む熱い釣りができたと思います。

No.41

【日 時】 6月17日(土) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもりのち晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 園部 様
【テーマ】 スピニングタックルやむなしの弱気の釣り
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス1匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・バグワーム・スピナーベイト

 想定される状況から、「今日はスピニングも使わないと厳しいですよ。」と告げ、「覚悟してます。」という園部さんの返答をもって、最終日は予定どおり小野川湖へ向かいました。昨日とのギャップに打ちのめされないか、いささかの不安が・・・。
 まずは、園部さんが最も好きなペンシルベイトからスタート。水質を見てバズベイトも投入してみましたが、ひたすらノーバイトが続きました。シャッドテールワームに1回だけ甘噛みがあった程度で、とにかく無反応。「もうダメです。」と告げて、エリアを大きく変更し、遂にスピニングタックルの準備を始めました。バグワームとノーシンカーワームの軟弱2本柱で釣って行き、後者で1本目。2本目は、ワームのカラーまで選り好みするシビアさ! 3本目はバグワームでしたが、4本目もワームでの釣果となったことに、遺憾の意を表明する園部さん。そこで、要所ではデカトップやフロッグも投入しましたが、相変わらずの無反応。

園部様

「週末でも、巻きモノ&トップウォーターで40cmオーバー×3本と、正しく大暴れしました!」

 何とかベイトタックルの釣りで結果を出したいと、水色を見てスピナーベイトを投入すると、41.5cmのスモールがストライク! 難易度トリプルAと言える晴天無風のスピナーベイトを見事に決めて、「満足です。」と園部さん。更に40cmがバグワームを丸呑みして、何とか熱い釣りができました。そして、最終エリアでは岸を向いて定位する大物ラージを発見! これを慎重にバグワームで狙い撃つと、ルアーに急接近。そして、ステイを入れた瞬間、静かに水面が盛り上がって・・・ストライク! 遅アワセが功を奏しルアーは見えなかったので、焦ることなくファイトしてランディングに成功! 最後にドラマ魚を仕留めることができました。
 下船後も、「あの(ラージの)バイトは凄かったです!」と、興奮冷めやらぬ園部さん。前半はどうなることかと思いましたが、後半に一気に巻き返し、昨日と同様の熱い釣りができました。"あのシーン"を思い返せば、おかずなしでも、どんぶり3杯は軽いでしょう。

No.42

【日 時】 6月18日(日) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもりのち晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 石綿 様
【テーマ】 単独レンタルボート釣行に繋がる釣り
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 バグワーム・ストレートワーム

 小野川湖をホームとする石綿さんは、様々な状況に適応するため持ち駒を増やしたいとのことでしたが、想定される状況からベイトタックルの釣りは期待薄。そこで、普段やっているライトリグのブラッシュアップをメインテーマとし、混雑する湖上に出船しました。
 まずは、PE直結は止めてフロロリーダーを結節。それからドラグ調整をして口切れを防ぐ対策をとってから、バグワームで実釣に入りました。一昨日の雨の影響で透明度が大きく低下していたことから、水色を見ながらのラン&ガンを開始。すると、水質がマシになったエリアでは「モコン。」と初バイト! やはり早アワセとなってしまい釣れませんでしたが、一筋の光が差し始めました。それからは風向が安定しない風に翻弄されましたが、バグワームの着水と同時に大物が急接近! そしてシェイクで「モコン。」・・・ストライク! 事前のドラグ調整が功を奏して、口切れすることなく無事に42cmを仕留めることができました。

石綿様

「同エリア&同サイズ&同種でも、有効な釣り方は全然違うことを学びました!」

 近くにいたバグワームを完全無視した別の魚には、時間を空けてノーシンカーを投入しましたが不発。そこで、ジグヘッドワッキーリグに作戦変更するとフォールに反応して・・・ストライク! また42cmを仕留めて「自分だったら諦めてました。」と石綿さん。魚には個性があり釣り方が肝心であることを実感できたところで、風裏を求めて移動。ノーシンカーを見切った良型もルアーのカラーを替えることでバイトに持ち込みましたが、残念ながらバレてしまいました。そして最後は、石綿さんが昨日、大物ラージをバラしたというエリアに再挑戦しましたが、今日は大物の姿はなく・・・。残念ながら、ここで下船時間となりました。
 予想どおりの厳しさでしたが、ライトリグによる小バスの数釣りではないバスフィッシングができたと思います。また、全てバイトの瞬間が見える釣りだったので、それなりにエキサイティング! 釣果向上のためのヒントも複数提供できたように思います。

No.43

【日 時】 6月19日(月) 6:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.5℃〜
【お客様】 伊藤 様
【テーマ】 フライでバスを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス1匹(最大41.0cm)
【ヒットフライ】 シケーダ#8・ビードヘッドウーリーバガー#8

 裏磐梯はもちろんバスそのものが初挑戦というフライフィッシャーの伊藤さんは、前日は近隣渓流でウォーミングアップを済ませて準備万端。更に、前夜のうちにDVDや参考書で予習をして、イメトレも万全。天気予報では、風は弱いということでしたが・・・。
 まずは、モンカゲとシケーダの2本柱で実釣開始。早速、45cmオーバーのラージを見つけたので狙ってみましたが激無視! 後で狙い直すことにして移動して行きましたが、降雨の影響か透明度がとても低く、ドライフライで釣れるエリアはかなり限定される印象を持ちました。透明度がマシなエリアから実釣に入りましたが、小バスの群れが見に来る程度で、反応は極めて低釣。良型スモールも水面には全く浮上せず、何の反応も得られないまま時間だけが過ぎて行く苦しい展開となりました。クマの観察会を開けたことがうれしい誤算となりましたが、肝心の釣りに関してはうれしくない誤算。おまけに風も強まり始めるという・・・

伊藤様

「フライで初ラージが40cmオーバーです!」

 風裏のエリアでサイトフィッシングをして行きましたが、見つけた魚はことごとくフライの真下を無事通過。フライに興味を示す魚は皆無で、良くてチラ見、悪くて逃走。ココ1番の状況で1投目にキレイにターンさせてフライを着水させないとアウトでした。とうとう最終エリアに入ったところ、小型のスモールがようやくストライク! 「まだ終わってませんよ。」と告げて続行すると、大物ラージを発見! ドライフライには全く反応しなかったことからウーリーバガーに交換すると、少しだけ反応しました。これを機にビードヘッド版に更に交換。近くを回遊して来た別の3匹の進行方向に会心のキャストが決まって・・・ストライク!
 不運にもドライフライ不発の日に当たってしまったようで、当初予定していた釣りは全くできませんでした。しかし、ネバー・ギブアップ精神がモノをいって、最後の最後にフライを沈めて食わせることに成功! 9回裏2アウトで何とか#6ロッドを曲げることができました。

No.44

【日 時】 6月20日(火) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.2℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 桧原湖に初挑戦
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大43.5cm)
【ヒットルアー】 スモラバ・セミルアー・ストレートワーム

 前回の小野川湖釣行では気温7℃&強風&雨という過酷な中での釣りとなり、裏磐梯の厳しさを肌で感じた松本さん。しかし、今日はその反動なのか何なのか、滅多にない奇跡の無風になる予報が! 安全面でも問題ないので、テーマどおり桧原湖へ向かいました。
 湖は往路の車内で解説していた状況に近かったことから、スピナーベイトで反応がないことを確認後に、スモラバに作戦変更。静かにポイントに接近してボイル近くに撃ち込むと、着底と同時に魚影が突進して来て・・・ストライク! 1本目から42cmを仕留めて、「言ったとおりですね!」とヒットパターンに確信を得る松本さん。更にはセミルアーで41cmも仕留めて、ロケットスタートに成功しました。粘れば、まだまだ釣れそうでしたが、桧原湖は初挑戦ということを踏まえて、あえて有望スポットのラン&ガンに移行。すると、移動先でもハルゼミフィッシングに42.5cmがストライク! 3本全てが40cmオーバーと、松本さん絶好釣!

松本様

「解説どおりの釣りで40cmオーバー×5本と、桧原湖でも正しく大暴れしました!」

 しかし、水色が悪いエリアが少なくない・・・。そこでラン&ガンを中止して、序盤のエリアを釣り返すことにしました。途中で見つけたコイ追従型をセミルアーで狙うと、本日の最大魚がストライク! そして、セミルアーで掛け損なった魚には、情け容赦なくノーシンカーでフォロー。目論見どおりに41.5cmを仕留めたまでは良かったものの、遂に桧原湖名物の風が吹き始めました。上下に揺れるボートから、風を見越したピンポイントキャストを決め、ラインコントロールをすることが大きな壁となって松本さんの前に立ちはだかる事態に。ジグヘッドワッキーリグが有効と思えましたが、無風下とは難易度が違うため、なかなか・・・。
 基本的に桧原湖で風が吹かないことはないので、早朝のベタ凪時に40cmオーバーを連発できただけでも御の字だったと思います。桧原湖で釣る場合には、強風下のラインコントロールとルアーの位置を把握することが極めて重要。釣果の他に新たな課題を得た松本さんでした。



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