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No.68

【日 時】 9月22日(土) 4:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:雨 水温:18.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 曽原湖で一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大46.5cm)
【ヒットルアー】 プチビッグベイト

 3連休の初日でしたが、荒天にはならない雰囲気だったので桧原湖も視野に入れてプランは4つ。雨の早朝ということを受け、「う〜ん。」と熟考の末に倉川さんが下した決断はテーマのとおり。そそくさと準備を済ませて、目標釣果3本で無人の湖上に出船しました。
 昨日からの気温の低下が気がかりでしたが、確認の意味もあってデカゼミからスタート。時おり確認の意味でバスベイトも試しましたが全く反応ナシ。少し沖ではオイカワのライズも見られたので期待しましたが、待てど暮らせど全くボイルが起こらないという・・・。一通り実績ポイントを回りましたが、デカゼミに小型魚が出た程度で朝マズメは終わってしまいました。気を取り直してプチビッグベイトに作戦変更すると、未投の一等地で「ゴボッ!」・・・ストライク! 高くジャンプする気配濃厚だったので、ロッドを下げたままゴリ巻き&電撃ランディングに成功! 沈黙を破る1本目が42cmのスモールとなり、気分爽快でした。

倉川様

「デカトップで40cmオーバー×2本は、感無量です!」

 その後は同条件に近い場所のラン&ガンに移行しましたが、生命感ナシ。早々に見切って1匹目を仕留めたエリアへ戻ると、風が強まって来ました。魚の警戒心が緩むことに期待していると、唐突に「バフッ!」とビッグバイト! これまた強引にランディングしたのは、本日の最大魚! これでテーマの7割を達成したので「あと1本。」を合言葉に続行。雨が強まるにつれオイカワの遊泳層が下がった感があったので、ここでフットボールラバージグに作戦変更。今日の有望エリアを丁寧に釣ると3バイトありましたが、バイトが浅いのかフッキングが決まらなかったり途中でバレたりと、残念ながら結果は出ないまま終了時間となりました。
 35cmオーバーのラージが釣れれば完璧にテーマを達成しただけに、「惜しい!」と言える内容でした。それでも、3連休の曽原湖なら十分な合格ラインでしょう。これから季節が進むと釣るのが難しくなるデカトップでの釣果だった点も、良かったと思います。

No.69

【日 時】 9月23日(日) 3:45〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 今しかできない釣りをする
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 デカゼミ・クラバグ(自作ドライフライ)

 3連休の中日かつトーナメント開催日であったため桧原湖は避け、今日は小野川湖へ向かいました。しかし、冷たい雨が降った翌日、かつ月夜明けの秋晴れになる公算が高かったこともあり、「こんな日は難しいですよ。」と告げて、無人の湖上に出船しました。
 厳しい状況が予想されても、まずはデカゼミからスタート。予想どおり反応は鈍く、小型魚が出ただけだったので、早々に大移動を決断しました。「気温が上がるまではガマンです。」と告げて、まずは深場から探って行きましたが反応ナシ。ターンオーバーしていることを踏まえてスピナーベイトも試しましたが、1バイト&0フィッシュに終わり、ダウンショットリグに至っては完全ノーバイト。しかし、他船の往来が増え始めると、ようやくカメムシの落水が始まったので、ドライフライによるサイトフィッシングに移行しました。ターンオーバーの影響が少ないエリアで、岸沿いを回遊する良型にタイミングを合わせる作戦です。

倉川様

「天才級との真っ向勝負に勝ちました!」

 天才級に軽くあしらわれることもありましたが、1匹がフライに反応し、倉川さんが1アクション加えた直後に「ハフン。」・・・ストライク! 狙って仕留めたと言い切れる、まさに会心の1本となり、倉川さんも大興奮。その後、回遊して来た平均サイズも一撃で仕留めて、波に乗りました。しかし、捕食対象が落下昆虫ではないタイプはフライへの反応が鈍く、寸前Uターンやチラ見など悔しいシーンも。しかし、派手なライズをした40cmオーバーを発見したので狙おうとすると、ローカルトーナメント参加の他船の引き波が押し寄せて・・・。引き波の影響を受けないエリアで続行しましたが、40cmオーバーには完敗となりました。残念!
 釣果は3本に留まりましたが、「ディープのライトリグよりは、釣れなくてもサイトフィッシングの方が楽しいですね。」と、釣り自体を楽しんだ倉川さん。2本の天才級を仕留めたことで、フライフィッシャーとして上達の階段をまた1段上ったことは間違いないでしょう。

No.70

【日 時】 9月25日(火) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:雨 水温:19.2℃〜
【お客様】 瀬川 様
【テーマ】 "ライトリグで小バス釣り"からの脱却を図る
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス1匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 I字系ミノー

 過去10年以上に渡り6月の裏磐梯を釣って来たものの、20cmクラスを釣って終わっていたという瀬川さんは、自己投資すべき段階に入ったと判断。「釣果に繋がる考え方(戦略)を実釣で体験したい。」ということでしたが、あいにく朝から冷たい雨が本降りという・・・。
 気温14℃で雨かつ雷注意報が発令されていたことを踏まえ、手を広げ過ぎると撃沈する可能性が高かったことから、曽原湖へ向かいました。レンタルボート店も休業し湖上は無人という状況下、「3バイト&1フィッシュが目標です。」と告げてスピナーベイトから実釣開始。ただ、普段は使わないタックルということもあり、メインで使うにはやや難アリと判断し、使い慣れたスピニングタックルをメインにすることにしました。釣れない確認のためI字系ミノーを投入すると、予想に反し40cmオーバーが「モコン。」・・・アワセが遅い! 普段はしないハードルアーでの釣りだけあって、タイミングが合いませんでした。

瀬川様

「冷たい雨の中、ハードルアーでの大幅な自己記録更新は感無量です!」

 魚の警戒心を解く意味もあって瀬川さんのフッキングの練習をしてからポイントに入り直すと、再び「モコン。」・・・今度はストライク! 1匹目から自己記録を20cm以上も上回る42cm! これで完全に波に乗ったので、要所のラン&ガンに移行しました。40cmオーバーにはルアーを見切られたものの、スモールとラージを1匹ずつ追加。期待を胸に有望エリアへ戻ると、絵に描いたように42cmが一撃! 完全にヒットパターンと言い切れる反応の良さでした。天候の関係で思ったよりも早く暗くなって来たので、別のI字系ミノーに作戦変更。最後に「ゴボッ。」と出たのは、20cmクラスというオチでした。
 今日はあいにくの天候となりましたが、釣れないと思っていたパターンがヒットパターンという、うれしい誤算のおかげで、完璧にテーマ達成。全てハードルアーでの釣果という点も、瀬川さんにとっては大きな自信に繋がったことでしょう。大健闘だったと思います。

No.71

【日 時】 9月26日(水) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.2℃〜
【お客様】 瀬川 様
【テーマ】 桧原湖で魚に近づくプロセスを吸収する
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 なし

 昨日は悪条件だったにも関わらず完璧にテーマを達成した瀬川さんは、「今日はやっぱり桧原湖で釣りたいですね。」と夜明け前から気合十分。昨日ほどの悪天候にはならない予報だったこともあり、予定どおり桧原湖へ向かいました。
 「何とかベイトタックルでも1本。」とSSRクランクから実釣開始。しかし、反応がなかったので本命エリアへ向かおうと思いましたが北風が強く、大事をとって風裏のエリアへボートを進めました。そこではペンシルベイトから始めると、早々に「ゴボッ!」・・・アワセが遅い! 「今のは遅かったーっ!」と反省する瀬川さんでしたが、魚は親切ではないわけで、お1人様1回限り。フッキングが遅れても良いようにグラブに替えて攻め直して行きました。すると、45cmクラスのスモールを見つけましたが警戒心が強くルアーを無視! その後、北風がやや弱まって来たタイミングでようやく本命エリアへ向かいました。

瀬川様

 本命エリアに到着すると、ターンオーバーが発生していることが判明(泣)。水質良好なエリアを求めて再び移動すると、そこでは2匹の40cmクラスがペンシルベイトを追尾したもののボートとの距離が近く寸前Uターン。ああ、惜しい! ここで粘ることを決意したものの、その後は風向きが変わって悪い水がエリア内へ入り始めると、魚からの反応もなくなりました。風裏のエリアを求めてまた大移動。そこでは小魚の姿を確認できましたが、なぜかバスがいないという・・・。特別に時間を無料延長し、最終ポイントへ再び大移動。そこで粘ろうと思いましたが、根ガカリが頻発してギブアップ。結局、魚を手にすることはできませんでした。
 結果的には北風を避けられる釣り場を選択するのが、この日は正解と思えましたが、「桧原湖を選んで後悔はないです。」と瀬川さん。エリアにより大きく違う水質と北風に翻弄されてしまいましたが、今後に繋がる何かが提供できていたのなら幸いです。



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