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No.5

【日 時】 5月15日(火) 7:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:12.7℃〜
【お客様】 廣渡 様
【テーマ】 スモールを1本釣る&ベイトタックル練習
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・ストレートワーム・スモラバ

 昨年から釣果が右肩上がりとなって、ますますバスフィッシングが楽しくなって来たという廣渡さんは、ベイトリールも新調して気合十分。放射冷却現象による冷え込みと晴天の予報、そして平日であることを考慮し、のんびり出動としました。
 「魚の活性が上がるのは午後になると思います。」と告げ、気温が低い朝はベイトタックルでのキャスティング練習からスタート。リールのブレーキ調整法などをマスターしてから出船しました。湖の状況を把握すべくサイトフィッシングから始めると、いきなり大物を発見! 複数の釣り方を試した結果、ジグヘッドリグにストライク! いきなりの大物捕獲に安堵する廣渡さん。ただ、この頃から風が強まり、廣渡さんにとってはサミングとラインコントロールが大きな課題となりました。そこで、強風の影響がない釣りを試してみましたが、完全ノーバイト。中盤には、やるべきことが固まりました。

廣渡様

「1本目からいきなり45cmオーバーです!」

 やや風が弱まったタイミングで小規模カバーを狙い、平均サイズの捕獲に成功! 水温が上がって来たタイミングで釣るエリアを広げると、スモラバで3本目! 勢いに乗って別のエリアも攻めてみると、45cmクラスがヒットしたものの、ジャンプ一発サヨウナラ・・・。フッキング後は素早くロッドを寝かせリーリングする・・・昨年からの課題が、ココ一番の時に露呈してしまいました。残念! このまま終わっては後味が悪いので、数少ない風裏のエリアでサイトフィッシングを続行。水温上昇と共に産卵場所にオスがどんどん上がって来ている感があったので確信を持って釣り続け、最後に良型を仕留めてハッピーエンドとなりました。
 好天に恵まれたこともあり、予想を上回る釣果をあげることができました。ハードルアーへの反応がなかったのは残念でしたが、廣渡さんにとっては最高のスタートとなったと言って良いでしょう。カッコウやウグイスの鳴き声も、釣りに花を添えてくれました。

No.6

【日 時】 5月16日(水) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.2℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム

 この時期の裏磐梯は初挑戦となる田尾さんでしたが、それを後押しするかのように季節外れの暖かさとなり、ハルゼミも発生。新月周りの大潮とも重なるので、X-DAYとなることを期待しつつ湖へ向かいました。
 平日にも関わらず、湖上にはそれなりの数のアングラーが。そこで、空いているエリアからバスの産卵行動を把握すべくサイトフィッシングを始めました。すると、早々に大物を発見! これをテキサスリグで狙うとラインが右に走って・・・ストライク! しかし、痛恨のライン切れに田尾さんもガックリ。急激な水温上昇に伴い、オスが一気に産卵場所へと上がって来ている感があったので、引き続き浅場だけを釣ることにしました。しかし、複数の魚と対戦したものの、ルアーへの反応、特にハードルアーへの反応がイマイチ。そこで禁断のルアーを投入すると大物が一撃でしたが、痛恨のバラシ。痛恨続きに田尾さんもガックリ。

田尾様

「1本目からいきなり40cmオーバーです!」

 波に乗り切れない感があったものの魚は多かったので続行すると、ようやく本日の最大魚がストライク! これで釣り方が分かったので続行すると、良型の確保に成功。パターンに確信を得ました。ただ、最後まで同じ釣りを続けるのも芸がないので、夕マズメは魚影を確認できたエリアへ入り直し、ハードルアーで勝負することにしました。気温高&無風&湖上貸切という最高の条件が整いましたが、魚がいた場所だけを攻め直しているにも関わらず、一向に反応ナシ。いろいろなルアーを投入しましたが事態は進展せず、最後はトップにこだわらずスピナーベイトまで投入しましたが、ノーバイトのまま終了時間を迎えました。む、無念!
 魚の意識が産卵行動に集中してしまったようで、一時的にルアーへの反応が鈍ったようです。「ラインでバイトをとるのが・・・」と、ロッドでバイトを聞く悪いクセが治らないことに反省しきりの田尾さん。それでも大物が釣れたのですから、良しとしましょう。

No.7

【日 時】 5月17日(木) 5:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:16.0℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 一発大物狙い2
【釣 果】 ラージマウスバス5匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・バズベイト・スピナーベイト

 昨日は夏日一歩手前まで気温が上昇し、2日目の今日は放射冷却現象がないという好条件。ただ、風が強いという予報が出ていたので桧原湖は見合わせ、風に強い釣り場で釣ることにしました。睡眠時間を確保する意味もあって、少し遅めの出発。
 湿度が高く、"いかにも"という状況だったので気合を入れて釣り始めましたが、予報より早く風が強まり、なかなかにタフな状況。しかし、昨日の釣りで深場を釣る必要がないことは分かっていたので、浅場に狙いを絞って釣って行きました。しかし、一向に反応ナシ。状況を考えれば巻きモノに反応があっても良さそうでしたが、事態は一向に進展せず・・・。確認のため、まさかのライトリグも投入しましたが、これも反応ナシ。唯一反応があったのはS字系ビッグベイトでしたが、パターンと言い切れるレベルにはありませんでした。「見切るのもウデのうちです。」と告げ、更に風に強い釣り場への移動を決意しました。

田尾様

「最後の最後にやったりました!!!」

 移動先では中盤までの苦戦がウソのように、小型ながらもポッパーに早速ストライク! その後、1匹追加してからバズベイトと試すと3バイト&2フィッシュとなりましたが、ビッグフィッシュパターンに近づいているのか遠のいているのか・・・。すると、雨が強まり始めました。このタイミングでスピナーベイトに作戦変更。田尾さんが渾身のキャストを繰り出すものの反応はなく、時間だけが過ぎて行きました。しかし、田尾さんの調子が良かったので続けると、遂に水中がギラリと光って・・・ストライク! 田尾さんは冷静なロッドワークでジャンプを阻止し、ネットインに成功。また1人、"大逆転の男"の誕生と相なりました。
 最後までやり切った人間にしか手にできないドラマ魚をリリースし、「いや〜。」と田尾さんも感無量。途切れない集中力、衰えないキャスト精度、逆境を跳ね返す田尾さんのネバー・ギブアップ精神・・・これらがあったから釣れた会心の1本でした。"お見事"の一言です。

No.8

【日 時】 5月18日(金) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもりのち雷雨 水温:16.0℃〜
【お客様】 浦 様
【テーマ】 できればビッグママ狙い
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス1匹(最大50.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・シャッドテイルワーム

 昨年は7月下旬に遠征した浦さんは、時期を変えての挑戦。当然、釣り方が変わる旨を事前にお知らせしていましたが、湿度が高い午後となったので、「時期が早いかも知れませんが、ムシムシする日は虫パターンが良いことがあります。」と告げて湖へ向かいました。
 到着後は、買ったばかりの虫除けスプレーを吹きかけまくる浦さん。ほぼ貸切状態&微風という最高の条件が整っていたので、確認と練習の意味もあり、ハルゼミフィッシングから始めました。すると、早々に浮上して来るスモール。1匹目は見切られたものの、2匹目で早速のストライク! 良い方に予想が裏切られました。3匹目は魚がルアーを食う前にピックアップしてしまいアウトとなりましたが、この反応の良さはX-DAYを予感させるものでした。無駄撃ちしないよう、小規模カバーを中心に狙って行くと44cmがストライク! 「この前のよりデカイ!」と、浦さん絶好釣。ヒットパターンであることを確信しました。

浦様

「ハルゼミフィッシング炸裂で、自己記録タイのラージまで仕留めました!!!」

 引き続き小規模カバー狙いで釣って行くと、またしても「モコン。」・・・フッキングならず! それから反応が多かったエリアに引き返す途中、ラージの産卵床を見つけました。その場所をヒントに同条件の場所へ移動。そこでセミルアーを投入すると、大きな黒い影がゆっくりと接近して来て「ハフン。」・・・ストライク! 直後からドラグ鳴りまくりでヒヤヒヤしましたが、何とかネットインに成功したのは、浦さんのラージ自己記録タイとなるビッグママ! 今日がX-DAYであることを確信しましたが、皮肉なことに雷鳴が聞こえて来ました。念のため出船場所近くへ戻ると更に雲行きが怪しくなって来たので、無念の早期撤退。
 撤退の直後から雷雨となり、間一髪セーフという感じでした。雷がなければ爆釣があり得ただけに残念でしたが、釣りは安全第一。非常に短い実釣時間でしたが、ハルゼミフィッシングがメインパターンとなったので、非常にエキサイティングな釣行となりました。

No.9

【日 時】 5月19日(土) 6:45〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.0℃〜
【お客様】 浦 様
【テーマ】 釣りを成立させる
【釣 果】 ラージマウスバス1匹(最大26.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム

 初日の昨日は雷雨のため早期撤退したので、その分、最終日の今日は早朝から釣る計画でしたが、早朝に雨が強まる予報。雷も警戒し、安全第一で予定より出発を遅らせました。日中に気温が下がる予報が出ていたので、完全防寒対策をしてから湖へ向かいました。
 気温8℃で西寄りの強風という過酷な状況でしたが、浦さんには"撤退"の2文字ナシ! 意を決して出船し、風裏のエリアでバイブレーションから始めました。その後、ジャークベイトやスピナーベイトを試しましたが反応ナシ。天候に関わらずヒットパターンに大きな変化はないと考え、巻きモノは早々に断念し、ピンポイントを釣って行くことにしました。しかし、最大瞬間風速18.3m/sを記録するほど台風並みの暴風が吹き荒れて、波ザバザバ。キャストしたルアーは風下へ向かって行くため、非常にコントロールが難しい状況になってしまいました。あまりの強風に、安全第一で風裏のエリアへ移動し、しばらく待機・・・。

浦様

「過酷な状況下で仕留めた大きな1本です!」

 僅かながらも風が弱まったタイミングで釣っていない風裏のエリアへ行ってみましたが、ほとんど手応えナシ。やはり、エリア選択は間違っていないと判断してUターンしましたが、風向きが不安定な上に強く、釣りにくさは相変わらずでした。しかし、ジグヘッドワッキーリグにバイト! 次のキャストでもバイトがありましたが、フッキングには至らず・・・。昨日、早上りした分を延長してラージ狙いで最後の勝負に出ました。これまでと同様、ピンポイントの釣りをしないと反応が得られない感じでしたが、浦さんのキャストが決まって遂にストライク! 釣れたのは小型のラージでしたが、「今まで釣った中で一番うれしい!」と浦さん。
 当初の予想どおり非常に厳しい展開となりましたが、浦さんの防寒対策と不屈の闘志のおかげで、小さいながらも大きな1本を手中に収めることができました。ラインが受ける風の抵抗を計算に入れた上でのキャストなど、浦さんにとっては釣果以外の収穫もあったと信じます。

No.10

【日 時】 5月20日(日) 14:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 一発大物狙い
【釣 果】 ラージマウスバス7匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 前回に引き続き好天に恵まれた倉川さんは、放射冷却現象を考慮して早朝コースをパスしただけに、気合そして睡眠時間も十分。多くのアングラーが帰路につくであろう夕方に焦点を当て、のんびりと裏磐梯へ向かいました。
 森から聞こえて来るハルゼミの鳴き声に、「いい音だ!」と俄然、鼻息風量が増す倉川さん。ただ、日曜日ということもあり、序盤は空いているポイントを回って全体像を掴むという感じになりました。結果的には完全ノーバイトに終わりましたが、これでやるべきことが見えて来たので、中盤になってから先行者の姿が消えた本命ポイントへ。このところ効果的なハルゼミフィッシングから始めました。しばらく反応はありませんでしたが、遂に40cmオーバーが接近して来て「ハフン。」・・・ストライク! 直後からドラグ鳴りまくりとなりましたが、無念のバラシ。フッキングのタイミングが少し早かった・・・残念!

倉川様

「トップでビッグママ捕獲は感無量です!」

 その後、バイトがなくなったので、気分転換にワラビ採りも行いました。再開後は小型魚はしっかりとフッキングするという、ありがちな展開に。飽きない程度にバイトが続いたので釣りにリズムが生まれて来たその時、今度は推定45cmオーバーがストライク! しかし、ファイト開始直後に無念のフックオフ。さすがに倉川さんもガックリ。けれども、これがヒットパターンであることは明らかだったので続行すると、再び同サイズがストライク! 慎重にファイトしてネットに収めた瞬間、倉川さんも「3度目の正直ーっ!」と破顔一笑。最後は別のポイントも覗いてみましたが、冷たい風が吹き抜けていたので実釣5分で撤退しました。
 「いや〜、3匹目の大物をバラしていたら、今夜は眠れませんでしたね。」と、胸を撫で下ろす倉川さん。短い時間でしたが、ハルゼミフィッシングが炸裂し熱いゲームができました。ハルゼミの鳴き声をヒントに釣りを展開し、完璧にテーマ達成となりました。



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