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特別編No.1

【日 時】 4月27日(金) 13:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:11.5℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 今シーズン一番乗りで残雪の男になる
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト

 昨シーズンは見事に1ケタ水温での初バスを仕留めて自分の限界を超えた清水さんは、再び1ケタ水温での釣果を求めての我先フライング釣行。今年に入って2回目の釣行ということもあるのか若干あたふたしつつも、"残雪の男"になるべく釣り場へと向かいました。
 水温が2ケタに達していることに落胆の色を隠せない清水さんでしたが、ミドルレンジに狙いを絞り、ジャークベイトをメインにラン&ガンで1本のビッグママを追い求めました。あいにく風は強かったものの、サクラやミズバショウを鑑賞しつつバイトを待ちました。しかし、一向に反応ナシ。狙いを絞り過ぎているかもと考え、浅めの場所も深めの場所も探ってみましたが、一向に進展ナシ。再びミドルレンジのラン&ガンを試みましたが、解決の糸口が見えず・・・。釣り場の雰囲気から夕マズメになっても事態は好転しないと判断し、釣り場を変えることにしました。粘らずに見切るのも、ウデのうちです。

清水様

「今シーズン初バスを仕留めました!」

 次の釣り場へ着く頃には風も弱まり、かつ無人で雰囲気は抜群。そこで、プロップベイトから始めると、1投目でルアー後方の水面に乱れが! 正解の釣りに近づいているのは間違いないと考えて続行すると、遂にストライク! 慎重にランディングしたのは、30cm半ばのスモール。これまでの嫌な空気を吹き飛ばしてくれました。再開すると直ぐにバイトがありましたが、「反応できない!」と清水さん。しかし、次のバイトはしっかりとモノにして2匹目! 3匹目は40cmオーバーにしようと再び移動しましたが、ライントラブルもあって追加ならず。結果的に、非常に短い時合を何とか活かしたという感じでした。
 やはり甘くはありませんでしたが、終盤の釣り場変更が吉と出ました。「いや〜、グダグダでした。」といろいろな面で反省しきりの清水さんでしたが、最終的にはテーマを達成したわけですから、良しとしましょう。明日は肩の力も抜けて調子も上向くはずです。

特別編No.2

【日 時】 4月28日(土) 6:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもりのち晴れ 水温:--.-℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 経験値を向上させる
【釣 果】 ラージマウスバス3匹(最大35.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ストレートワーム

 昨日は中盤まで苦戦しつつも終盤で見事に残雪の男になった清水さんは、睡眠時間&気合十分。夜半から吹き続ける強い西風が気がかりでしたが、一応、桧原湖へ向かいました。しかし、冷たい西風が吹き止む気配はなかったので、風に強い釣り場を巡ることに。
 「まさか着ることになるとは!」と驚きつつダウンジャケットを着込んだ清水さんと、気を引き締めて釣り場へ向かいました。まずはスピナーベイトから始めると、数投目で初バイト! これはモノにできませんでしたが、可能性を感じたので続行しました。しかし、冷たい風ビュービューという状況は甘くはなく、なかなかバイトは続きませんでしたが、何とか小型ながらも2匹の捕獲に成功! 状況を考えれば、釣りが成立しているだけ良しといった感じでした。その後、晴れて来ると反応がなくなったので、シャッドテイルワームに作戦変更。バイトは複数ありましたが、予想どおりバックリとは食って来ないという・・・。

清水様

「残雪期に釣果をあげる自信が付きました!」

 その後はシャッドテイルワームにすら反応がなくなったので、苦渋の決断でノーシンカーを投入。刻々と変わる状況に対応するのがやっとという感じで、これでもバイトは得られましたが、魚を手にするまでには行かず・・・。50cm近い大物の姿も捉えましたが全くヤル気が感じられず、午後にならないと状況は好転しない雰囲気が濃厚。スピナーベイトで反応がないことを確認してから、最後は釣り場を変更することにしました。「1投目が勝負ですよ。」と告げて、ノーシンカーを投入。フラリと現れた魚はルアーに無反応だったものの、ピックアップに反応して・・・ストライク! さすがネバー・ギブアップの男は違います。
 今日は最後の最後で大逆転の1本を仕留めた清水さん。大物とは言えないサイズでしたが、状況を考えれば価値ある1本には違いありません。「ルアーは何でも食うっていうわけじゃないのがいいですね!」と、適材適所の釣りに価値を見出す清水さんでした。

特別編No.3

【日 時】 4月29日(日) 14:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 いきなりのビッグママを狙う
【釣 果】 ラージマウスバス3匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 SRクランク・スピナーベイト

 昨年同時期はイワナ釣りと山菜採りも楽しんで4月下旬の味をしめた倉川さんは、タックルも新調して気合十分。季節外れの夏日となったので、ドラマ魚は夕マズメに現れると予想し、期待しつつも慌てずに釣り場へ向かいました。
 今シーズン初釣行ということもあり、若干のグダグダ感は否めないスタートとなりました。ピーカンになったことを考慮し最初からノーシンカーで撃って行くと、一等地では遂にビッグママがルアーに反応したものの、涙の寸前Uターン。その後は反応がなくなったので、いろいろ試して行きましたが、意に反してサイズを見込める釣り方が見つからず・・・。夕マズメに期待するべきなのか釣り場を変えるべきなのか迷いましたが、倉川さんは後者を選択。他のアングラーが引き上げるタイミングを見計らってポイントへ入りましたが、結局何も起こらないという・・・。この時点で釣果は小型魚2匹と崖っぷちでした。

倉川様

「やはり、最後まで諦めてはいけませんね!」

 一旦、釣りをリセットし、今日浅場へ上がって来たばかりの大物を狙って最終ポイントへ。最初こそ無反応でしたが、遂にダブルスウィッシャーに「ゴボ。」・・・乗らず。ポッパーでもフォローしましたが反応はなく、"4月にトップ"という伝説を作ることはできませんでした。その後は水面が乱れることなく、無情にも時間だけが経過。「これで最後。」と、バイトがあったスポットをスピナーベイトで攻め直すと、乱れる水面&無言の倉川さん。ライトに照らし出されたのは紛れもないビッグママ。慎重に寄せてランディング成功! 最後の最後に大逆転ホームランとなりました。さすがドラマを起こす男は違います。
 今日は夏日という願ってもない好条件を活かし切ることができず、刻々と変化する魚の行動と心理の変化に対応できていませんでした。しかし、根拠のある悪あがきで最後の最後にテーマ達成。倉川さんにとって最高のスタートとなったことでしょう。

特別編No.4

【日 時】 4月30日(月) 7:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 スモール1本勝負
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト

 昨日は大逆転ホームランを打って心地良い疲労が蓄積された倉川さんは、2日目の今日は余裕ののんびりスタート。「昨日の(ビッグママ)で結構満足してますが。」ということだったので、今日は趣向を変えてスモール狙いの釣行としました。
 昨日に比べて倉川さんの心拍数が急降下したこともあり、記念撮影をしたり野鳥の囀りを楽しんだりと、昨日できなかったことも実施。ヤマザクラを愛でながらタックルをセットして、まずはプロップベイトから始めました。すると、開始10分でいきなりのストライク! 口先にフック1本掛かりとヒヤヒヤでしたが、ドラグを駆使して何とかランディング成功! 1匹目から40cmオーバーと、早くもテーマ達成となりました。少しポイントを休ませてから攻め直すと、今度は30cm半ばがストライク! 昨日の苦戦が嘘のように、序盤から絶好釣でした。ただし、魚の居場所は限定的で、反応するルアーも同様な雰囲気が・・・。

倉川様

「4月に2日連続で40cmオーバーです!」

 中盤からは気温も上がり始めたので、「回遊待ちをするのもアリです。」と告げた直後にラージのビッグママと遭遇! ポイントを休ませて攻め直すことを繰り返すと、遂にシャッドテイルワームに「バクッ!」 渾身のフッキングをした倉川さんでしたが、相手が一枚上手で一瞬早くルアーを「フヘッ!」 「完璧なタイミングだと思ったんですけどねー。」と倉川さんもガックリ。その後、複数のビッグママを見つけましたが、どの魚も恐ろしく釣りにくい場所に陣取っており、かつニュートラル。尻すぼみで終わっては気分が晴れないので、昨年同様、最後は山菜採りガイドに変更し、タラノメなどを採って終了としました。
 状況が安定したせいか、昨日よりも格段に多くの大物と対戦できました。春爆とはならなかったことが悔やまれますが、最低限の結果は出せたと思います。時間による魚の行動の劇的な変化を経験できたことも、山菜と並んで大きな収穫になったことでしょう。



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