【日　時】 ７月15日（日) 3:30〜
【場　所】 桧原湖
【状　況】 天候：晴れ　水温：23.4℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 状況に合わせて釣る
【釣　果】 スモールマウスバス３匹（最大42.0cm）
【ヒットルアー】 バグワーム・ソフトスティックベイト

　前日の小野川湖単独釣行では、３連休初日ということもあってタフな釣りを強いられたという山崎さんは、混雑覚悟で桧原湖を選択。夏日になる予報が出ていたことから、スタートダッシュを決めるべく激早出動としました。
　湖上貸切と思っていましたが、既に先行者が浮いているという・・・。まずはウォーミングアップがてらのバズベイトから始めると、早速のビッグバイト！・・・乗らず。もう１バイトあったところで、一旦、深場の様子を見に行くことにしました。生命感溢れる場所へ入りましたが、風が吹いていたにも関わらず何をやっても反応ナシ。その後は晴天無風の夏日となって来たので、山崎さんが練習したいというぶら下がり釣法をすべく浅場へボートを進めました。ラインを掛ける場所やフッキングのタイミングなどを解説しつつ釣って行くと、直ぐに「モコン。」・・・ストライク！　いきなり本日の最大魚という、最高のデビューとなりました。

「大混雑の中、トップとサイトで40cmオーバー×２本なら納得です！」

　その後は小型魚の反応がありましたが、どれも乗らず。すると、岸際に大物を発見！　ボートとの距離が近かったのでノーシンカーを投入すると、素直に反応して・・・ストライク！　２匹目は41cm！　ランディング直後には他船の引き波で海状態になったので、まさに間一髪でした。この頃には今シーズン最高レベルの人出となり、沖には船団、岸にはズラリと岸釣りアングラー。先行者が流した後をぶら下がり釣法で攻めると、今度は38cmがストライク！　その後は天才級ラージにバカにされて士気も下がりかけましたが、岸釣りアングラーが立ち去った直後にポイントへ入ると良型を発見！　これを沈むバグワームで狙うと一撃でしたが・・・。
　本命視していた深場が機能せず、かつ予想以上の大混雑ぶりに苦戦を強いられましたが、浅場の単発良型狙いに方針転換したことで、何とか結果を出すことができました。スピニングタックルの釣りとなってしまいましたが、状況を考えれば悪くない釣果と言えるでしょう。

【日　時】 ７月16日（月) 3:30〜
【場　所】 桧原湖
【状　況】 天候：くもり　水温：24.3℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 状況に合わせて釣る２
【釣　果】 スモールマウスバス７匹（最大38.0cm）
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・フローティングミノー・セミルアー他

　昨日早朝の大混雑ぶりと、夕方の単独釣行の結果を踏まえれば、小野川湖で釣った方が良いと思いましたが、山崎さんは桧原湖を選択。３連休最終日ということもあり、多少は混雑が緩和されることを期待して湖へ向かいました。
　１度もベイトタックルを手にしないのはどうかと思い、まずはバズベイトから始めると、早速のビッグバイト！・・・また乗らず。もう１バイトあったところで、深場へボートを進めました。昨日のこともあるので弱気なダウンショットリグを投入すると、早速、本日の最大魚がストライク！　ミノーでも良型を仕留めてスタートダッシュに成功しました。それから同様の場所を回って行きましたが、驚くほど反応は希薄。昨日同様、いる場所がかなり限定されているようだったので、連発した場所に逆戻りすると、再びダウンショットリグにストライク！　完全にパターンを掴みましたが、これでは展開が広がらないわけで・・・。

「最終日に３日間の最高釣果をあげました！」

　他船の引き波でポイントが潰れたところで、Ｂ級エリアへ移動し、サイトフィッシングに移行しました。複数の良型を射程圏内に捉えましたが、昨日とは正反対で天才級ばかり。山崎さんの意向で再び深場を探りましたが反応はなく、他船が釣れている様子もなかったので、またまた浅場へボートを進めました。本命エリアで反応が得られない苦しい時間帯もありましたが、予定外のエリアへ行くと良型がストライク！　これをヒントに続行すると、セミルアーにもストライク！　この時点でやり切った感はありましたが、寄り道しながら出船場所へ戻ると１回だけライズ発見！　これをセミルアーで撃つと「ハフン。」・・・ストライク！
　残念ながら大物は釣れませんでしたが、ルアーに反応する魚の居場所をある程度は絞り込めたことが功を奏しました。「予想より釣れた。」と、山崎さんも納得。厳しい状況にあって、釣るべき魚をキッチリとモノする決定力はお見事でした。