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No.97

【日 時】 11月8日(火) 8:00〜
【場 所】 白河フォレストスプリングス
【状 況】 天候:晴れ 水温:10.0℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 フライフィッシングで魚を釣る
【釣 果】 ニジマス15匹(40.0cm)
【ヒットフライ】 ミッジピューパ#16

 来年の6月に裏磐梯でスモールを仕留めるべくフライフィッシングに挑戦することを決めた柏木さんの熱意に応え、今回は特別出張ガイドと相成りました。キャスティング練習は水辺ならできますが、魚とのやり取りは魚がいないとできないので・・・。
 新調したタックルをセットしてからは、フロータント処理のやり方から始め、リーダーとティペットの結び方のおさらいをして、最後に私が魚の役になってリールを使わないファイトの練習。その後、手首を開かないキャスティングを意識してもらってから、実釣に入りました。今回は魚を釣って楽しむことに重きを置いていたので、理想的なループを描くことやラインメンディングは二の次。とにかくフライフィッシングに慣れ親しむことをメインテーマとしました。「最初のうちは背後の草を釣るかな。」と思っていたら、ナント、2投目でストライク! 人生初のフライフィッシングでの釣果に、柏木さん俄然ヒートアップ。

柏木様

「フライフィッシャーとしてハッチしました!」

 今日は、たまたま小春日和に恵まれ、かつミッジピューパの釣りも合っていたようで、ビシビシとフッキングし「あ〜っ!」を繰り返す柏木さん。ルアーとは違い、一瞬の攻防がフライフィッシングの魅力の1つでもあります。しかし、それに水を差すように天気予報どおり日中から帽子が飛ばされるほどの強風になってしまいました。しかし、柏木さんの熱意をクールダウンさせる効果はなかったようで、波間に揺れるインジケーターを見失うことなく、ヒットを続けるという大健闘ぶり。夕マズメには、自らイマージングが有効であることに気付いて"ラインで感知する"ことをマスターし、上々の釣果をあげたところで定時に終了となりました。
 「フライ、楽しいですねー! 大満足です。」と今日の釣りを振り返る柏木さん。冬の間に書籍で基本を学び、並行してキャスティング練習に励めば、来シーズンは、かなり高い確率でスモールを仕留めることができるでしょう。二刀流に向けて好スタートを切れたと思います。

No.98

【日 時】 11月12日(土) 11:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:9.7℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 2022シーズン有終の美を飾る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(32.0cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド

 今シーズンは順風満帆釣行を続けて「ボウズって何だっけ?」となっている倉川さんは、その勢いのままゴールテープを切りたいと、体調・準備共に万全の態勢。運良く異常気象と言える季節外れのポカポカ陽気になったことから、否が応でも期待が膨らみました。
 時合を待つ意味もあって、まずは柔らかな日差しを浴びながら水辺でランチと洒落こみ、倉川さんの消化が進んだところで突撃しました。まずはプロップベイトやフィネスジグで探って行きましたが反応ナシ。コイの姿を見かけたので期待したものの、水質がイマイチだったので、微妙なところでした。スピナーベイトにも反応がなかったのでシャッドで探って行くと、ポーズ中に「コンッ!」・・・ストライク! 季節感のある釣りで無事に1本目を仕留めて「気持ち良かったです。」と倉川さん。これに気を良くしてサイズアップを図りマウスを投入しましたが、やはり厳しく・・・。そこで、釣り場を変更することにしました。

倉川様

「シーズン最後もハードルアーで〆ました!」

 読みどおり移動先の釣り場の雰囲気は最高潮! 中層にサスペンドしているタイプを狙って、まずはポッパーとノーシンカーの併用で釣って行きましたが、意に反してノーバイト。確認の意味でスピナーベイトを投入しましたが、予想どおり反応ナシ。そして、狙った場所から泳ぎ去る45cmクラスの大物ラージ。そこで、落ち葉が水面を覆っているスポットを狙って、テキサスリグを撃って行くことにしました。良い感じでスルスルと沈下して行く様子が見てとれましたが、これまた反応ナシ。そこで最後はダブルスウィッシャーを始めとするトップウォーターで勝負に出ましたが、残念ながらバイトを得られず日没を迎えました(涙)。
 今日は季節外れのポカポカ陽気を活かし切れなかった感が拭えませんが、「この時期らしい釣りで釣れたので良かったです。」と今日の釣りを振り返る倉川さん。会心の釣りこそできませんでしたが、何とかギリギリでテーマを達成できたように思います。

No.99

【日 時】 11月13日(日) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもりのち雨 水温:10.0℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 2022シーズン有終の美を飾る
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(37.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・スピナーベイト

 初冬の裏磐梯をこよなく愛する清水さんを嘲笑うかのように、3日連続となる季節外れのポカポカ陽気。「汗かくくらいですね!」と燃える清水さんでしたが、「意外にシブくて、夕方には冷たい雨も降りますよ。」と告げて、気を引き締めてもらい釣り場へ向かいました。
 静穏だったことからサイトフィッシングで釣って行くと、想定外の場所から悠然と泳ぎ去る55cmクラスの超大物ラージ! これをヒントにノーシンカーワームで釣って行くと、好スポット直前で清水さん痛恨のミスキャスト! フロロ4lbが枝に巻いていたので回収に向かうと、2m程先のシャローカバーから逃走する45cmクラス・・・。「やってしまった!」と猛省する清水さんでしたが、程なくして平均サイズを仕留めたことで、おぼろげながらも方向性が見えて来ました。1バイトを得た後にエリアを変えると、ペアの50cmクラスを発見! しかし、こちらの存在を察知したらしく、ルアーをじっと見てから泳ぎ去りました(涙)。

清水様

「最後の1投まで諦めてはいけませんね!」

 前半の釣りをヒントに、ベイトタックルでノーシンカーを撃って行くことにしました。根気良く続けて行くと、遂にラインがスルスルと入った・・・途端に、清水さんラインスラックを巻き取らないまま電撃フッキング! そして当然の結果となり、「やってしまった!」 その後、更に1バイトを得ましたが、これは魚が小さく直ぐにフックオフ。冷たい雨が降り出すとラインが見えなくなってしまったので、最後はダメモトでスピナーベイトに作戦変更しました。予想どおりノーバイトのまま時は流れ、とうとうラストキャスト。これは万事休すと思った瞬間、奇跡のストライク! 最後の最後に大逆転のドラマを起こすことができました。
 大物とのコンタクトを活かし切れず、歯がゆい展開となりましたが、最後まで諦めない清水さんの熱意が奇跡を起こしてスーパーハッピーエンド。魚の他にネバー・ギブアップ精神を得た意義深い釣行になったと思います。ミスを帳消しにして、男になった清水さんでした。

No.100

【日 時】 11月14日(月) 6:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:9.7℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 2022シーズン有終の美を飾る2
【釣 果】 なし(--.-cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム

 初日の昨日は最後にドラマを起こし、ラストキャスト清水への改名をすべく、早速、家庭裁判所に行ったら門が閉まっていて手続きできなかったと嘆く清水さんは、気合・睡眠時間ともに十分。寒冷前線通過後の寒気流入を踏まえて、最終日の今日は曽原湖へ向かいました。
 気温4℃&小雨&北西風&白波という、清水さん熱望の過酷な状況。「昨日も言いましたが、今日は1バイトですよ。」と告げて、水深のある風裏のエリアへ直行しました。透明度が低下していたことを踏まえ、スピナーベイトで一通りシャローカバーを撃ち、生命感のあるエリアを探して行く作戦としました。しかし、水中で動く生物ゼロ! 時おり青空が広がるものの、直ぐに小雨が降り出すという不安定な天候で、事態の好転が全く感じられず・・・。それでも、この時期はタイミングが重要なので、二流し目に入りましたが、事態に進展ナシ! 腰を据えてスローダウンゲームをするにも、風が強過ぎて見込みがゼロという・・・。

清水様

 三流し目には昨日のノーシンカーワームも投入しましたが、異常ナシ。すると、急に風が弱まりました。このタイミングで素早くミドルレンジに直行し、スローダウンゲームをして行くと、私が操作していたジグヘッドワッキーリグのステイ中に違和感が! すかさず清水さんにバトンタッチして・・・ストライク! しかし、「枝でした。」と清水さん。そんなはずはないとルアーを確認してみると、フックポイントにワームが少し掛かっていました。「魚の口内でワームが変形してこうなります。」と説明すると、「引かないので枝だと思いました!」 この10分後には再び強風となり、結局ドラマは起こらず下船となりました(涙)。
 予想どおりの1バイトとなり、期待のラストキャストでもドラマは起こらずじまいでした。釣果は伴いませんでしたが、「私の場合、ラインでバイトを取るのが課題ですね。」と改善点を見つけた清水さん。冬の間は自主トレに励み、また来年も挑戦してください。

No.101

【日 時】 11月19日(土) 10:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:8.5℃〜
【お客様】 二瓶 様
【テーマ】 精神強化訓練2022
【釣 果】 ラージマウスバス1匹(40.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト

 あえてシーズン序&終盤の激シブな時期にも挑戦し、高みを目指す二瓶さんは、今年もこの時期の釣行を決断。昨年とは対照的な穏やか日となったので、「今日は釣れますね!」と二瓶さん気合全開。「そう甘くはないですよ。」と釘を刺してから釣り場へ向かいました。
 状況を考慮し、まずはサスペンドするニュートラルな超大物ラージ狙いで、ビッグクロウラーから実釣開始。超ショートバイトを見越して釣って行きましたが無反応。これは仕方ないので、手堅くノーシンカーワームで要所を撃って行きました。無反応が続いたので、確認の意味で小型スピナーベイトに作戦変更。すると、超々ショートバイト! 水中を見ると、平均サイズのスクールが! すかさずノーシンカーワームで攻めましたが見るだけという・・・。釣り場の透明度が非常に高い上に晴天なので、日中にルアーを食わせるのは難しいと判断。柔らかな日差しを浴びてランチにしてから、予定を早めて曽原湖へ向かいました。

二瓶様

「1バイト&1フィッシュ決めたりました!」

 浅場居残り系の大物ラージ狙いで、ノーシンカーワームから始めると、撃った場所から泳ぎ去る45cmクラスのラージの姿が・・・。釣れなかったものの、狙った場所に大物が潜んでいたことで、二瓶さんも俄然ヒートアップ。「時合は16時からですから。」と告げて、その後はスローダウンゲームを主体に釣って行きましたがノーバイト。太陽が沈み始めたタイミングで浅場へ移動し、スピナーベイト投げ倒しに移行しました。期待とは裏腹にノーバイトが続いて、40cmオーバー連続捕獲記録更新に赤信号が点滅し始めたその時、ルアーの後方で何かが揺れて・・・ストライク! 起死回生の魚を慎重にネットに収めると同時にルアーが外れました。
 延々ノーバイトが続いても丁寧な釣りを貫徹したことで、決定的チャンスをキッチリとモノにした二瓶さん。1ケタ水温でもボウズはあり得ないという男の自信がみなぎったようです。精神面も強化され、これで上達の階段を1段上がったことは間違いないでしょう。



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