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No.89

【日 時】 10月13日(木) 5:15〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:13.8℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 秋の釣りとフライキャスティングを学ぶ
【釣 果】 なし(-.-cm)
【ヒットルアー】 なし

 "挑戦する男"柏木さんのリクエストには、引き波の影響が大きい桧原湖よりも小野川湖の方が合っているため、そちらへ向かいました。無人の湖面には朝靄が漂い、雰囲気は抜群ながら水質の悪化が気がかり・・・。釣りながら有望エリアを探して行くことにしました。
 注視しないとオイカワのライズも分からないほどでしたが、僅かな生命感を捉えてSSRクランクをメインに釣って行きました。ただ、やはり反応がなかったので深場へ移動し、スピナーテイルジグで釣って行きましたがノーバイト。「今日は朝靄がとれてから時合が来ますよ。」と告げて、焦らずにエリアの優劣を見て行きました。すると、本命エリアで早速良型を発見! しかし、初動が遅れてサヨウナラ。それでも、エリア選択は正しいと思えたので続行しました。慎重なアプローチを心がけてサイトフィッシングをして行くと、それなりの頻度で良型と対戦できましたが、体調がイマイチの柏木さんはキャストが決まらず・・・。

柏木様

 フレンドリーな魚は皆無と思えたので、ルアーを見せる(食わせる)場所について徹底解説。しかし、ルアーを見て泳ぎ去るツワモノもいて、なかなかバイトまで持ち込めないもどかしい展開となりました。それでもバグワームによるライズ撃ちで「モコン。」・・・スッポ抜け。その後も「やるかやられるか」の白熱の攻防が続きましたが、遂に45cmクラスを発見! これをノーシンカーワームで狙い撃つと、湖底で魚体が「ギラリ」と光って・・・スッポ抜け(涙)。「ギラリってなりましたけどねー!」と悔しさを滲ませる柏木さん。最後は前回の続きとしてフライキャスティング教室を行い、手首の使い方などを解説して終了としました。
 延べ16匹と対戦してなお結果は出ませんでしたが、格上の相手との真っ向勝負を避けたのでは成長・上達できません。長い目で見れば、今回の惜敗は糧となるでしょう。フライフィッシングをマスターすれば、ツワモノ攻略の強力な武器となるのは間違いありません。

No.90

【日 時】 10月14日(金) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:14.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 桧原湖で腕試し
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(44.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・フローティングミノー・FBラバージグ

 通常、トーナメント開催日は引き波を避ける意味もあって小野川湖をガイドしますが、今回は倉川さんのリクエストで桧原湖を釣ることになりました。秋の桧原湖にしては珍しくシトシト雨が降る絶好のコンディション。「フロッグは釣れませんよ。」と告げて出船しました。
 まずはSRクランクから始めましたが無反応。プチビッグベイトも同様だったので、伝家の宝刀スピナーベイトに作戦変更しました。すると、良型がストライク! 「スピナーベイトなのか・・・」と思いつつ次のポイントへ。そこでもスピナーベイトは有効でしたが、超ショートバイトもあって1本仕留めただけでした。トーナメントが始まって大荒れになったタイミングで上陸休憩し、再び静寂が訪れるとボイル発生! その付近をフローティングミノーで攻めると「バフッ!」・・・ストライク! その後、フローティングミノーには反応しなかった魚をスピナーベイトで仕留めるという、適材適所の釣りを展開して行きました。

倉川様

「今回は深場で40cmオーバーを仕留めました!」

 釣り切ったところで次のポイントへ。引き続きスピナーベイトで釣って行きましたがノーバイト。そこで大きく方針転換し、深場をラバージグで釣って行くことにしました。すると、待望のビッグバイト! 無事に本日の最大魚を仕留めて安堵する倉川さん。しかし、後が続かない・・・。気温が上がり、湖岸にサギが現れたタイミングで浅場へボートを進め、得意のサイトフィッシングをすることにしました。アプローチには細心の注意を払って大物スモールを狙って行きましたが、ルアーを見て泳ぎ去るツワモノ揃い! 計5匹を射程圏内に捉えましたが、結果的には全戦全敗! 想定外の返り討ちに遭ってしまいました(涙)。
 有望と見込んだエリアでは確実にバイトを得られたので、悪い内容ではなかったと思いますが、最後にサイトフィッシングで大コケしたことが悔やまれます。しかし、有望エリアは更に絞り込まれ、3kg近くは釣ったので、明日は今日を上回る釣果を出したいと思います。

No.91

【日 時】 10月15日(土) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:14.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 桧原湖で腕試し2
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(44.5cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・スピナーベイト

 初日の昨日はイイ線行っていたものの、時間配分には改善すべき点もあったので、そのあたりを見直して釣ることになりました。早めに就寝したという倉川さんは、気合・睡眠共に十分。やるべきことも決まっていたので、粛々と進めることにしました。
 まずは伝家の宝刀スピナーベイトで浅場を釣って行きましたが、期待に反して完全ノーバイト。水質も悪く釣れる雰囲気がなかったので、早々に沖に向かい、ラバージグなどで釣って行くことにしました。時おり魅惑の魚探画像が出ましたが、手っ取り早い釣りには反応ナシ! 投げまくって行きましたが、事態に進展ナシ! 結果的には貴重な朝マズメを棒に振ってしまいました。そこで、昨日の実績エリアへボートを進めましたが、水質が悪化しており、こちらも釣れる雰囲気ナシ! 結局、前半は完全ノーバイトという想定外に事態に陥ってしまいました。事態を打開するため、滅多に行かないエリアへ行くはめに・・・。

倉川様

「2日連続で44cmオーバーを仕留めました!」

 ワカサギの群れの存在を確認してから、倉川さんが滅多にやらないダウンショットリグを投入。しばらくすると、「今、アタリました!」と倉川さん。しかし、手が動かず・・・。しばらくすると、「今度はシェイク中にアタリました!」で同様。すると、私のジグヘッドリグに違和感があったので、すかさずバトンタッチして・・・良型がストライク! ギリギリのところで船上の人間関係が保たれました。すると間もなく強風が吹き出し、荒れる予兆が! そこで、昨日は天才級に返り討ちに遭ったエリアへ移動。「この(強風による)濁りはスピナーベイトにはイイと思うんですけどねー。」と言った直後に、本日の最大魚がストライク!
 今日は倉川さんのスタイルが通用しない状況で、釣果の面ではダメダメでした。しかし、最後の最後にスピナベ野郎としての意地を見せてドラマを起こし、「いろんな意味で大きな1本です!」と満足気な倉川さん。起死回生の大物は、記憶に深く刻み込まれたことでしょう。

No.92

【日 時】 10月16日(日) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:14.2℃〜
【お客様】 二瓶 様
【テーマ】 桧原湖で腕試し
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(41.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ピンテイルワーム

 昨年のトーナメント開催日に桧原湖を釣って好釣果を上げ、それ以来、男の自信がみなぎっているという二瓶さん。今回も同様に挑戦して結果を出し、アンデス方面とは永遠に決別したいとのことでしたが、「目標釣果は4本です。厳しいですよ。」と告げて出船しました。
 まずはDRクランクから始めましたが、案の定ノーバイト。そこで早々にエリアを変更し、MRクランクで釣って行きましたが根ガカリ! ポイントを潰さないためルアーをそのままにしてスピナーベイトに作戦変更すると、1投目で本日の最大魚がストライク! 1本目から40cmオーバーを仕留めたことでゾーンに入った二瓶さん。その後も1本追加して、波に乗ることができました。トーナメント開始後は、再び大きくエリア変更し、今度は深場をライトリグで釣って行きました。そこで1本仕留めるつもりでしたが、期待に反してワカサギの群れが少なくなっていたので30分ほどで見切り、再び別のエリアへ向かいました。

二瓶様

「40cmオーバー連続捕獲記録更新中です!」

 魚探から目を離さずに移動して行き、「これは!」という画面が出た時だけルアーを投入すると、ダウンショットリグにストライク! 目標釣果まであと1本となったので、スピナーベイトで釣ったエリアへ入り直しました。日陰のスポットを丹念に見て行くと、複数の良型を射程圏内に捉えることができました。「どれか1本仕留められれば・・・。」と思い狙って行きましたが、ノーシンカーワームを見て逃げて行く天才級揃いで全戦全敗。白旗をあげてから再び深場へ行きましたがノーバイト。最後は"らしい"釣りで〆ようと浅場に向かい、スイムベイトで釣って行きましたが、残念ながらドラマを起こすことはできませんでした。
 今日の釣りを振り返り、「あんなに(魚と)対戦できるとは思いませんでした。」と二瓶さん。対戦回数に対して厳しい釣果となりましたが、格上相手との真剣勝負は、それだけで価値があります。ドリンク剤を一気飲みするなどして、また挑戦してください。

No.93 & 94

【日 時】 10月18-19日(火-水) 5:30〜 / 6:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:13.8℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 フライとルアーの二刀流で今シーズンの有終の美を飾る
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス2匹(46.5cm)
【ヒットルアー/フライ】 ストレートワーム・マサムネ弐

 今シーズンはルアーで2本の50cmオーバーを仕留めて二刀流に磨きをかけている小野寺さんは、有終の美を飾るべくラインナップを増強して気合十分&睡眠時間不十分。ただ、寒気流入に伴う激シブ化が予想されたので、状況を見ながら柔軟に対応することにしました。
 初日は雨後の小場所に出撃したものの、魚からの反応は極めて鈍く、粘っても意味がないと判断。午後は管理釣り場へ行く予定とのことだったので早々に見切り、朝には撤収して翌日に時間を繰り越すことにしました。休養十分で迎えた2日目の気温は2℃でしたが、風も弱かったので予定どおり小野川湖へ。キャスト練習を兼ねてスピナーベイトで釣って行くと、2バイト目にストライク! しかし、バレました。手応えを感じたので続行すると、水面が大きく盛り上がるビッグバイト!・・・しかし、乗らない! その後はフライフィッシングに移行する計画でしたが、予報より早く強い風が吹き出して湖は大荒れとなり、何もできずに撤収。

小野寺様

「強風に苦しめられましたが、フライフィッシングで40cmオーバー×2本は感無量です!」

 予定を変更して強風を避けられる小場所へと移動。スピナーベイトには全く反応がありませんでしたが、水面の乱れを発見! 直行して自作フローティングストリーマーを引いていると、「ゴボッ!」・・・ストライク! 普段とは違い、終始無言でファイトする小野寺さん。無事に42cmをネットに収めてから、ようやく言葉が出て来ました。このパターンを追求すべく別の釣り場へ向かうと、1投目に大きな魚影が浮上して来て・・・ストライク! #6ロッドをブチ曲げながら、再び無言ファイト。ランディング成功後に、「フライフィッシャー冥利に尽きます! 腕イテーッ!」と急に饒舌になったところで、ハッピーエンドとなりました。
 2日間とも冷たい強風に苦しめられましたが、引き際を間違えなかったことでテーマ達成! フライフィッシングで今シーズンのスモール最大魚を仕留めるという、小野寺さんにとっては最高の幕切れとなりました。ロサンゼルス方面に住民票を移すのも時間の問題でしょう。



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