タブ
2024 2023 2021 2020 2019 2018 2017
4月下5月上5月中5月下6月上6月中6月下7月上7月中7月下
8月上8月中|8月下|9月上9月中9月下10月上10月中10月下11月上
No.57

【日 時】 8月22日(月) 5:15〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:20.3℃〜
【お客様】 松本 様
【テーマ】 良型スモール狙い&逆境に打ち勝つ
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大39.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト

 今もなお8/3の豪雨による濁りが収まらない状況で、松本さんにとっては人生2回目の挑戦。事前に6月のように事は進まないことをお知らせした上で、「目標釣果は良型2本です。」と告げていたので、松本さんも不退転の決意をもって実釣開始となりました。
 まずは、スピナーベイトとシャロークランクの併用で釣って行きましたが反応ナシ。普通の釣りでは結果は出ないと判断し、それからはビッグバドをメインに釣って行きました。非常に水質が悪かったので期待しましたが、これにも無反応。ただ、弱気の釣りをしては確実にサイズが伸びないと判断し、中盤以降も強気の釣りで押して行きました。6月はサイトフィッシングで大物を仕留めただけに、「泥水ですね。」と、改めて透明度の低さに驚く松本さん。隣でミッドクランクを投げていた私に15cmクラスのラージがヒットしたことから、晴れていたもののスピナーベイトをメインで釣って行くことにしました。

松本様

「晴天のスピナーベイトで決めたりました!」

 要所だけを釣って行くと、スピナーベイトに襲い掛かる40cmクラスのスモール! しかし、なぜかルアーに触らない! その後も反応は鈍かったものの、1ヶ所だけ水質が回復傾向にあるエリアを見つけました。そこで、遂にストライク! 「良かった〜。」と会心のストライクで松本さんもホッと一息。しかし、同条件の場所はなく・・・。"マシ"レベルのエリアへ向かうと、再びスピナーベイトにストライク! しかし、ネットインと同時にフックオフするほどバイトが浅い! クランクへの反応が鈍いことは分かっていたので、その後もスピナーベイトでやり切りましたが、残念ながら〆の1本を仕留めることはできませんでした。
 シーズン屈指の激シブの状況だったので、今日は水質がマシなエリアでのスローダウンゲームが正解だったように思います。ただ、攻めの釣りが好きな松本さんは、「これで良かったです。」と後悔ナシ。逆に大コケしない自信が付いたのではないでしょうか?

No.58

【日 時】 8月23日(火) 13:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:全天候 水温:24.8℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 二刀流に磨きをかける
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス2匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・デラポッパー(フライ)

 前回はルアーで50cmオーバーのラージを仕留めて波に乗る小野寺さんは、遂にロサンゼルス方面からの電話があった夢を見て睡眠時間不十分。ただ、現状から楽な展開は見込めなかったことから、気力のラン&ガンを実行し、何とか釣果に繋げる作戦で臨みました。
 釣り場は昭和の住宅地風ドブ色。「この水色で大丈夫か?」と思い、晴れて蒸し暑かったので、まずは日陰にソフトスティックベイトを投入して様子を見てみました。しかし、予想に反して反応は皆無。確認の意味でポッパー(フライ)も試しましたが、一切反応ナシ! そこで、ブラックのシャッドテイルワームに作戦変更しました。大谷選手のスライダーを意識しているというスキッピングで小野寺さんが釣って行くと、ナント1投目にストライク! しかもデカイ! ドラグを効かせてランディングしたのは本日の最大魚! 「ドラグ結構締めてたんですけどねー!」と、思わぬ展開に小野寺さんも破顔一笑となりました。

小野寺様

「ルアーを覚えて本当に良かったです!」

 いきなりの大物捕獲で完全に波に乗った小野寺さんは、その後も低めに集めるスキッピングで堅釣にバイトを重ねて行きました。大物こそ出なかったものの、状況を考えれば水面が大きく揺れるだけでも値千金と言うものです。そのうちに雨が降り出したので、タイミングを逃さずポッパーの投入に踏み切りました。大谷選手のストレートを参考にしているというキャストで要所撃ちを展開すると、良型のラージが「ゴボッ!」・・・ストライク! ようやく#6ロッドが曲がってくれました。ただ、釣り場の雰囲気から、夕マズメになっても時合は訪れないと判断。2連投となる明日の登板に備えて、日没を前に早上りとしました。
 予想どおりの厳しい展開を強いられましたが、スピニングタックルがあったおかげで、うれしい誤算と言える大物スモールの捕獲に成功! ルアーとフライを適材適所で使い分けるという合理的かつ技アリの釣りで、何とか初日を乗り切ることができました。

No.59

【日 時】 8月24日(水) 7:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:--.-℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 二刀流に磨きをかける2
【釣 果】 ラージマウスバス6匹(最大50.0cm)
【ヒットルアー】 ソフトマウス・デラポッパー(フライ)・ソフトスティックベイト

 初日の昨日は早上りしたものの、蒸し暑い中で二刀流で釣ったのでバテ気味という小野寺さんは、体力の回復を図るべく、最終日はゆっくりスタートを選択。有望釣り場が存在しない現状を踏まえ、各所を回って魚をかき集めるというローラー作戦で臨みました。
 手応えがあれば粘り、そうではないならロッドを振らないというスタンスで、各所の水質や餌生物の存在を気にしながらラン&ガンを開始! 3ヶ所目では、有望スポットからルアーの着水だけで逃げて行く40cmクラスと45cmオーバーのラージの姿が! 4ヶ所目ではボイルする大物スモールと出遭いましたが、ルアーには反応ナシ! 今日は相当に厳しいと判断し、それからはフライとの併用で釣って行きました。ドライフライは不発でしたが、代わりにソフトマウスに「ゴボッ!」・・・ストライク! これで波に乗りたいところでしたが、期待に反しそれっきり。1ヶ所1本の雰囲気だったことから、粘ることなく最終ポイントへ向かいました。

小野寺様

「二刀流にして本当に良かったです!」

 そこではポッパーから始めましたが、反応は低釣。根気良く撃ち続けて行くと、ようやく良型のラージがストライク! 昨日に引き続き#6が曲がって一安心。その後もポツポツと反応はあるものの的を射ているという感覚はなく、何かが足りない・・・。そこで、昨日の不発ルアーであるソフトスティックベイトに作戦変更。練習して来た「水面のラインを見る」を実行していると、ゆっくりとラインが右に動いて・・・ストライク! 直後からドラグが鳴りまくり、シャローカバーに入られかけましたが、何とかランディングに成功! お昼なのに、小野寺さん生涯2本目となる50cmオーバーを仕留めるという最高のドラマが起こりました。
 二刀流のうち、今日もルアーの方が炸裂! スピニングタックル1本で今シーズン2本目の50cmオーバーを仕留めるという、オールスター選出濃厚の暴れっぷりはメジャー級! 今後も状況に応じてフライとルアーを使い分けば、最強のバスフィッシングができるでしょう。

No.60

【日 時】 8月26日(金) 5:15〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:21.8℃〜
【お客様】 柏木 様
【テーマ】 厳しい中でも1本釣る
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス3匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・プロップベイト・バズベイト

 「今日は1本釣るつもりで来ました。」と"挑戦する男"柏木さんは気合十分でしたが、実際に湖を見て、その濁り具合に絶句。しかし、誰でも釣れない厳しい状況で釣果をあげてこそ得られるものはあるので、予定どおり釣ってみることにしました。
 まずは、全幅の信頼を置くスピナーベイトとデビュー間もないプロップベイトの併用で釣って行きました。本命エリアでは複数のボイルを確認したので、プロップベイトで射抜きましたが全く反応ナシ! 深入りすると危険と判断し、スピナーベイトをメインに釣って行くことにしました。要所でも反応が得られない苦しい展開となりましたが、辛抱強く続けていると待望のストライク! これで気が楽になると思っていたら、濁りの中から姿を見せたのは70cmクラスの大ナマズ! しかし、「結構うれしいです。」と柏木さんは、いたってポジティブ。良い予行練習になったと捉えて、続けて行きました。

柏木様

「遂にバズベイトデビューしました!」

 バスの気配はあるものの、ルアーに反応させられないもどかしい展開となりましたが、ようやくスモールがストライク! その後はプロップベイトへの反応も上向きましたが、良型には見切られる! そして、45cmクラスのスモールにはノーシンカーを投入すると、ルアーを見て逃げるという・・・。各所の水質を見て、スピナーベイトからバズベイトに作戦変更すると、これが功を奏して「ゴボッ!」・・・ストライク! その後は晴れて来たので、巻きモノは厳しいと判断。そこでセミルアーを投入すると、40cmオーバーが寸前Uターン(涙)。最後にスピナーベイトで小型のラージを仕留めて終了時間となりました。
 予想どおりの厳しい展開となり、大物に限ってルアーに反応させられないという歯がゆい釣りとなりました。それでも念願のバズベイトデビューを果たし、また1つ持ち駒を増やした柏木さん。「(バズへの)出方がすごかったです。」と、良い思い出になったようです。



HOME ガイド内容と料金 7つの特徴 フィッシングカレンダー ご予約


E-mail guide@yamanotayori.com

- 裏磐梯・桧原湖 山の便りバスフィッシングガイドサービス -