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No.8

【日 時】 5月21日(土) 7:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:曇り 水温:12.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 釣り方を問わずスモール狙い
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大40.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 初日の昨日は夕マズメをメインに釣り、大物ラージとの格闘で正しい疲労が蓄積された山崎さんは、のんびり出動を選択。2日目の今日は、スピニングタックルをメインにして、一足先に産卵場所へ上がって来た大型のオス狙いで釣って行くことにしました。
 土曜日ということもあり、それなりに先行者が釣っていたので、空いているエリアを釣って行きました。太陽は出ていなかったものの無風だったので、予定どおりピンポイントを撃って行きましたが、撃てども撃てども魚からの反応は極めて低調。昨日の曽原湖と同様"いるけどルアーに反応しない"という厄介なパターン。対象が35〜45cmクラスだったので、手を替え品を替え攻めて行きましたが、良くてルアー後方30cmを追尾程度という渋さ! 風が強まって来たのを機に、大きくエリアを変更しました。移動先では、大物が訝しげに追尾して来て、超ショートバイト! 釣れはしなかったものの、やっと反応が上向き始めたことを確信しました。

山崎様

「今日のキモは超ロングシェイクでした!」

 「今日のキモは、多分ロングシェイクです。普段のタイミングでピックアップしちゃダメですよ。」と告げて釣って行きました。すると、このパターンが花開き、本日の最大魚がストライク! 「これだ!」と思い、似た条件の場所を釣ると、今度は39cmがストライク! 自信を持って前半に攻めたエリアへ入り直すと、思ったとおり反応が上向いていましたが、早めにピックアップしてしまったり、フッキングに至らなかったり。それでも、水温が14℃台の場所では反応があるので続行すると、2度、3度と浮上して来て・・・結局Uターン(涙)。最終ポイントでも超ショートバイトがありましたが、やはりフッキングには至りませんでした。
 合計25匹のスモールを射程圏内に捉えましたが、ルアーに反応したのは3割程度とツワモノ揃いでした。けれども、今日のキモに気付いたおかげで、数は釣れませんでしたが何とかトップでハイアベレージの釣りを達成。一筋縄では行かないのも釣りの醍醐味でしょう。

No.9

【日 時】 5月22日(日) 6:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:小雨 水温:16.2℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 スモールとラージを釣り分ける2
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス3匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 フローティングミノー・SPシャッド・スピナーベイト

 最終日の今日は当初は桧原湖を釣る予定でしたが、山崎さんの強い希望により再び曽原湖を釣ることになりました。完全防寒対策をしてから湖へ向かうと、冷たい雨は降っていたものの微風。何とかサイトフィッシングが成立すると判断し、気を引き締めて出船しました。
 やや風が吹いていたので、フローティングミノーから始めました。ピンポイントを狙った1投目に「ゴボ。」・・・ストライク! いきなりドラグが鳴るサイズがヒットし、慎重にランディングしてみれば、ブリブリのラージ43.5cm! たった1投で早くも結果を出し、自らの選択に自信を深める山崎さん。このパターンが成立するのか検証するため、その後はピンポイント狙いに移行しました。しかし、そう甘くはなく、ルアー後方の水面が1回大きく乱れただけ。そこで、先行者が去ったエリアへ入ってシャッドのサイトフィッシングに作戦変更しました。そこでは技アリの仕掛け方が功を奏して、本日の最大魚が狙い通りにストライク!

山崎様

「冷たい雨に耐え、最終日に40cmオーバーのミックスバッグで気分良く終了です!」

 早くも前半戦にして上々の釣果を上げたので、このタイミングで山崎さんは至福の一服。心に余裕が出たので、その後は風の吹き具合に合わせてベイトタックルの釣りも織り交ぜてみました。しかし、全く反応ナシ。ミノーで小型のラージを釣ってから、無人となったエリアへ移動してスピナーベイトで攻めると、平均サイズのラージがストライク! そして、再びフローティングミノーでのピンポイント狙いをすると、40cmオーバーが追尾して・・・サヨウナラ。初日と変わらず"いるけどルアーに反応しない"というタイプが多いようで、有望スポットだけを攻め切ってみたものの、バイトは得られず終了時間となりました。
 予想どおりの厳しい展開となりましたが、1つの目標としていた45cmオーバーのスモールを仕留めたことで、「満足です。」と山崎さん。暖かかった初日と違ってド迫力バイトはありませんでしたが、厳しいなりに何とか合格ラインは越えられた最終日となりました。

No.10

【日 時】 5月25日(水) 15:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.0℃〜
【お客様】 森谷 様
【テーマ】 裏磐梯に癒される&ベイトタックルデビュー
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 この時期の裏磐梯は初挑戦という森谷さんは、遂にベイトタックルも追加して気合十分。そのデビューの舞台は夕マズメの曽原湖が最善と判断し、心地良い風を受けながら湖へ向かいました。が、前回の桧原湖釣行同様、雷注意報がちょっと気がかり。
 ベイトタックルの出番には早かったので、まずはハルゼミフィッシングから始めました。脱バグワームをテーマにピンポイント撃ちして行くと、早くも雷鳴が! そこで、遠出はせずに近場で釣ることにすると、幸いなことに直ぐに天候が回復してくれました。森谷さんのルアー操作に安定感が出て来た頃、30cmクラスのラージがストライク! プラグでも釣れることが証明できたので、その後は要所のラン&ガンに移行しました。しかし、追尾のみ&寸前Uターンの魚が多く、なかなかバイトに持ち込めず・・・。そこで、夕マズメを見据えてベイトタックルでのキャスト練習をして行きました。

森谷様

「プラグで仕留めて1歩前進です!」

 最初こそ水面直撃系バックラッシュ連発でしたが、「空へ向かってキャスト!」を合言葉に繰り返して行くと、徐々に安定感が増して行ったので、有望エリアではジッターバグで釣って行きました。時期的に可能性十分と思いましたが、オープンウォーターでは反応ナシ。そこで、水中が見えなくなる前にピンポイント撃ちを行うと、セミルアーに地味バイトがあってストライク! 本日の最大魚がルアーを丸呑みでした。後はベイトタックルで40cmクラスのラージを1本仕留めれば完璧と思い、最後はオープンウォーターのハードボトム狙いでジッターバグをキャストし続けましたが、ショートバイト1回のみで終わってしまいました。
 「キャストですね。」と反省モードの森谷さんでしたが、それは誰もが通る道。上達には反復練習あるのみですが、今日はセミルアーのデビュー(脱バグワーム)に成功したので、良しとしましょう。2日目の明日に、今日の釣りが活かされるはずです。

No.11

【日 時】 5月26日(木) 6:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.0℃〜
【お客様】 森谷 様
【テーマ】 裏磐梯に癒される2&ハルゼミフィッシングのレベルアップ
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 初日の昨日は日没までロッドを振ったため、朝マズメはパスして太陽が昇ってから釣り始めることになりました。湖岸の緑と青空のコントラストが美しい上に野鳥の囀りと、癒しモード全開の小野川湖に、早くも実釣前からテーマの半分を達成。
 マメに水温を計りながら、有望エリアの選定をして行きました。気温が低いうちはルアーへの反応が鈍いことは分かっていたので、根気良くセミルアーを撃って行くと、ポツポツとバイトはあるものの、ド派手バイトは全くナシ。けれども、これは想定内だったので、「ハルゼミが鳴き始めたら反応が良くなると思います。」と告げて釣って行きました。40cm級の大物ほど寸前Uターンという、もどかしい展開となりましたが、予想どおり徐々にバイトが増え始めました。しかし、ここからスモールの洗礼を受けることになった森谷さん。「チクショー!」や「今のは(アワセが)遅かった!」と、悔し楽しの時間が過ぎて行きました。

森谷様

「ハルゼミフィッシングの道は険しいです!」

 ハルゼミの鳴き声に負けず「んー。」と唸り続ける森谷さんでしたが、遂に努力が実ってストライク! ようやくスモールとのタイミングが合って来たようでした。が、ガッチリ噛み合うまでには行かないようで・・・。ルアーだけが飛んで来ることが繰り返されるうちに強風となってしまったので大移動。しかし、今日のパターンに合致する場所が少なく、序盤にバイトがあったエリアが風裏だったので入り直しましたが、意外にも無反応。もう撃つべき場所がなくなり、私が目を離したその時、「マジか! 乗ったと思ったけどな〜!」という森谷さんの叫びがハルゼミの鳴き声をかき消して、何とも言えない幕切れとなりました。
 「ちゃんと掛けられてれば10匹は釣れてますよねー。」と昨日に引き続き反省モードの森谷さん。しかし、ルアーを丸呑みすることが多いラージに比べてスモールはフッキングが難しいので、これは誰もが通る道。これにメゲず、また挑戦してください。

No.12

【日 時】 5月27日(金) 5:30〜 / 15:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨のち晴れ 水温:15.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 豪華2部構成で体力を使い果たす
【釣 果】 スモールマウスバス10匹・ラージマウスバス4匹(最大48.5cm)
【ヒットルアー】 マウス・セミルアー・ビッグクロウラー

 雷を伴う可能性のある大雨の予報が出ていたことから、朝の部は小場所、夕方の部は曽原湖で釣ることにしました。朝は雷が鳴ったら中止という方針で釣り場へ向かうと、幸いなことに雨は降っていたものの雷が鳴る様子はなかったので、安心して釣り始めました。
 ローライトコンディションだったことから、ポッパーからスタート。しかし、反応がイマイチだったので強気にマウスに作戦変更すると、ここから倉川劇場が華々しく開演! 平均サイズを2本仕留めてから、「ゴボッ!」とスモール44cm! 雨の止み間にはセミルアーを投入すると、怒涛の44cm、42cm、44cmと倉川さんは正しく暴れ回り、遂には45cmまでもストライク! 本降りの雨となったタイミングでビッグクロウラーの投入すると、「ゴボッ!」と45.5cm! これで完全に味を占めた倉川さんは、更に40cmも仕留めて完全無双状態に突入! そしてトドメにプリのラージ43cmを仕留め、「親指が痛い。」となったところで終了しました。

倉川様

「各種トップウォータープラグを駆使して、単日40cmオーバー×10本という自己記録を樹立しました!」

 夕方になると急速に天候が回復し、青空の下での釣りとなりました。激変した環境にどう対処すれば良いのか迷いましたが、無風だったことを踏まえて、とりあえずセミルアーでのピンポイント撃ちから始めると、いきなり43cmのラージがストライク! あっけなく釣れたので、「これでいいのか?」と思いつつ次のスポットへ向かうと、全く同じように48.5cmがストライク! 「今日はこれだ!」と確信し、有望エリアのラン&ガンに移行しました。しかし、ここから倉川さん大失速。推定40cmオーバー×3本を仕留め損ね、最後に投入したデカトップでは2バイト&0フィッシュ。結局、尻すぼみでの下船となってしまいました。
 「今日の釣りは一生忘れませんね。」と、金字塔を打ち建てて首まで余韻に浸る倉川さん。超好条件に恵まれたと言えばそれまでですが、高機能レインウェアから予備フックに至るまで周到な事前準備があったからこその大爆釣です。自己記録更新おめでとうございます!

No.13

【日 時】 5月29日(日) 3:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.2℃〜
【お客様】 嶌村 様
【テーマ】 釣りを成立させて、できれば40cmオーバーを仕留める
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大47.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ソフトスティックベイト

 昨日は暴風のため安全第一でガイドを中止しましたが、あろうことか2日連続で暴風となる予報が! 幸いにして早朝は風が弱目という予報が出ていたことと、ハイシーズンの日曜日ということを踏まえて、強風でも釣りが成立する曽原湖での早朝我先出船となりました。
 予報どおり風が弱かったことから、プリのメス狙いで岸沿いをスピナーベイトで釣って行くと、ナマズがストライク! 外道とは言え肉食魚が浅場にいることが分かったので続行。すると、30cm台後半ながらも狙っていたプリのラージがストライク! しかし、一瞬ラインテンションが弱くなった途端にサヨウナラ。バレはしたものの方向性は合っていると思い、続行しました。昨年来の課題としていた静かな着水音と高精度キャストのレベルが数段向上した嶌村さんが撃ちまくると、遂に大物がストライク! 狙っていたプリの大物ラージを無事にネットに収め、嶌村さんも至福の一服。おそらく、一昨年の嶌村さんでは釣れなかったと思います。

嶌村様

「過去の自分自身を超え、感無量です!」

 しかし、あっという間にハイライトコンディションになったので作戦変更。セミルアーを撃って行くと、早速大物スモールが! これをソフトスティックベイトでフォローすると、ステイに中にラインが入ってストライク! しかし、無情のフックオフ。その後は大きくエリアを変更し、セミルアーを撃って行くと、40cmクラスのスモールが出て、その後は1回り小さいラージが出ましたが・・・。「ヘタ。」と自省する嶌村さんをよそにセミルアーが真価を発揮し、40cm弱のラージと、45cmオーバーのスモールが「ハフン。」と出ましたが・・・。最後にソフトスティックベイトでピンポイント撃ちをし、37cmのラージを仕留めて終了しました。
 当初はもっと厳しいと思っていましたが、蓋を開けてみれば計9バイト(うち40cmオーバー4本)と、うれしい誤算となりました。中でも、キャストが総合的に上達したからこそ仕留められた大物は、そのサイズ以上に価値があったことでしょう。上達おめでとうございます!

No.14

【日 時】 5月31日(火) 14:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:15.2℃〜
【お客様】 小野寺 様
【テーマ】 フライとルアーの二刀流でスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス12匹(最大45.0cm)
【ヒットフライ】 シケーダ・ポッパー

 遂にルアータックルを購入したものの、ロサンゼルス方面からの連絡が一向にないことに遺憾の意を表明した小野寺さんは、渓流にも寄らずに気合の裏磐梯入り。冷たい雨がやんで天候が安定する僅かな時間帯が時合になると判断し、夕方だけ集中して釣ることにしました。
 準備中にハルゼミの落水を目撃したことから、これは何かのお告げに違いないと判断。早速、シケーダをティペットに結んで釣り始めました。すると、開始5投目に40cmクラスが「モコン。」と出ましたが・・・。非常に素直にフライに反応したので別のスポットを撃つと、めでたく41cmがストライク! 今日は水温低下の影響か、普段よりも細かく撃つ必要があったものの、5秒ポーズがカギになっていることが分かってからは、順調に数を伸ばすことができました。小野寺さんが自信を持って撃って行くと、39cmを2本仕留めた後には必然の43cmがストライク! 適当に撃っての3秒ポーズでは、釣りこぼすことが明らかとなりました。

小野寺様

「修行中のルアーは不発でしたが、得意のフライで40cmオーバー×4本と、正しく大暴れしました!」

 中盤には完全にヒットパターンを掌握。反応がなくても集中力は途切れることなく、丁寧に細かく攻めて行きました。すると、またしても「モコン。」と本日の最大魚がストライク! これなら2ケタ釣果は確実と思っていると、ここから小野寺さん大失速。フッキングを決めてからのラインストリップが足りずに、40cmクラスのバラシが続いてしまいました。しかし、フッキング後のラインテンションの改善に励んで、遂に2ケタ釣果が目前に! そして、ポッパーで絞り出す作戦にすると、読みどおりヒットが続いて目標達成! 雲行きが怪しくなり冷たい風が吹き始める直前に滑り込みで40cmを仕留め、ハッピーエンドとなりました。
 実釣時間は3時間足らずながら、総バイト数は20! 爆釣と言って良い濃密な時間を過ごすことができました。今回はルアーの出番がなく、「スゴイ! オノデラサン!」の声は聞こえて来ませんでしたが、フライでの改善点も見つかり、有意義な釣行になったと思います。



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