タブ2016
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No.10

【日 時】 6月1日(水) 4:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.5℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 釣りを成立させる
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・バグワーム

 昨日の単独釣行では思わぬ苦戦を強いられたという芝さんは、気合十分&睡眠時間不十分。夜は季節外れの寒気流入に伴う落雷や突風、アラレなど大変な悪天候となりました。夜が明けても強風が収まる気配はありませんでしたが、ダメモトで桧原湖へ向かいました。
 裏磐梯入りした段階で桧原湖での釣りは危険と判断し、荒天でも釣りが成立する曽原湖で釣ることにしました。低温&強風&ポストスポーン期であることを踏まえ、「今日の目標は5バイト2フィッシュです。小さいのは釣れません。」と告げて、無人の湖上に出船しました。まずはジャークベイトやスピナーベイトなど、強風でもバイトが感知できる釣りをメインに要所のみを釣って行きましたが反応ナシ。平日の朝であるにも関わらずアングラーの数は少なくなかったので、その後は他船の動向を加味しながら釣って行きました。いろいろ試しましたが、強風にも関わらずベイトタックルの釣りは通用しない雰囲気が濃厚。晴れ間が覗き始めたタイミングで、伝家の宝刀を抜くことに決めました。

芝様

 ポストスポーン狙いで、数少ない風裏のエリアにボートを進めると、モンカゲロウにライズを繰り返す大物を発見! しかし、セミルアーを見切る! これをヒントに同条件の場所へ入ると、別の大物がルアーへ急接近したものの、焦りフッキングが原因でサヨウナラ。遅アワセしても良いようにルアーをバグワームに換え、風のご機嫌を窺いつつ釣って行きました。すると、また別の大物が「ハフン。」・・・スッポ抜け! そして、ナント、水面に浮くルアーに再び「ハフン。」・・・スッポ抜け! 決定的チャンスをモノにできず、芝さんもガックリ。その後、セミルアーに1バイトありましたが、強風が収まる気配は微塵もなかったことから粘るのは得策ではないと判断。この時点で釣果はなかったものの、魚の居場所とヒットパターンは絞り込めていたので、午後からの単独釣行のお楽しみとし、終了としました。
 今日は予想より1バイト少ない合計4バイト。しかし、クサいと睨んだエリアで狙いどおりに大物を反応させることができました。午後の単独釣行では釣れたのではないかと思っていましたが、結局、吹き止まぬ強風に出船を諦めたのこと。これで芝さんも、ツイてない男選手権(裏磐梯大会)に、参戦決定です。

No.11

【日 時】 6月2日(木) 15:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:15.0℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 釣りを成立させる2
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大40.5cm)
【ヒットルアー】 MRクランク・セミルアー・ペンシルベイト・スピナーベイト

 昨日、ツイてない男選手権(裏磐梯大会)に参戦した芝さんを歓迎するかのように、昨日からの強風は一向に弱まる気配ナシ! 少しでも状況が落ち着くことを期待して、日中は釣らずに体力を温存し、夕方のみ集中して釣る作戦で湖へ向かいました。
 夕方になっても強風だったためアングラーは非常に少なく、お目当てのエリアは完全貸切状態。しかし、風向きが安定しない上、風も全く弱まらないという過酷な状況でした。水温が急降下したことを受け、ミノーとシャッドの併用で釣って行きましたが反応ナシ。そこで、MRクランクに作戦変更するとストライク! 久しぶりのご対面に「ヨシッ!」と、更に気合が入る芝さん。やや風が収まったタイミングでセミルアーを投入すると、2キャスト目でストライク!・・・したものの、無念のバラシ。しかし、寒風吹きすさぶ中、トップで反応が得られたので、更に集中力を高めて風のご機嫌を窺いつつ釣って行きました。

芝様

「釣りは最後までネバー・ギブアップです!」

 ポッパーには反応がなかったものの、ペンシルベイトには連続バイト! なかなかフッキングが決まらず熱くなる芝さんでしたが、何とかブリブリのメスを仕留めることができました。ただ、強風のため本命エリアには長居できなかったので、別のエリアに向かい、そこでダブルスウィッシャーを投入しました。しかし、予想に反して全くの無反応。この頃には手がかじかむほど気温が下がって来たので、スピナーベイトに作戦変更するとバイト頻発! このパターンに確信を持ったので、最後まで続けることにすると、最終ポイントで本日の最大魚がストライク! 最後の最後にドラマを起こすという最高の釣りができたところで、一向に静穏にならない北の漁場と化した湖を後にしました。
 今日は予想を大きく上回る計14バイト。完全貸切という幸運もありましたが、逆境に立ち向かった芝さんのガッツが、一番の勝因と言えるでしょう。厳しい条件下でも結果を出したという成功体験・・・コレが今回の1番の収穫だったと思います。

No.12

【日 時】 6月3日(金) 5:00〜 / 15:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:14.9℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 トップでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス13匹・ラージマウスバス11匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・SRクランク・セミルアー・バズベイト・ポッパー他

 今シーズンの裏磐梯遠征は今日が初日という石川さんは、豪華2部構成をご希望。寒気流入後に発生した放射冷却現象の影響は大きく、早朝は気温が2℃まで下がったことから、「今日の時合は間違いなく夕方にやって来ます。」と告げ、朝は軽めに釣ることにしました。
 朝靄の中をスピナーベイトで探って行きましたが、1匹のみ。そこでSRクランクに作戦変更すると俄然反応が良くなり、小型魚がメインながらもビシビシとヒットを重ねる石川さん。太陽が昇り朝靄が晴れて気温が上り始めたタイミングでセミルアーを投入すると、これまたヒットが続きました。釣り続ければ20匹は釣れそうな手応えはあったものの、今日の頑張り時が夕マズメになるのはこの時点で明らか。早々に撤収して、日中は日帰り温泉施設でゆっくり過ごしてもらうことにしました。ペース配分のウデのうちです。

石川様

「今回はポッパーで暴れに暴れました!」

 夕方の部は、序盤が極めて低調。魚からの反応は皆無でノーバイトの時間が続きましたが、「プライムタイムは風が弱まる18時からです。」と告げ、要所を丁寧に釣って行きました。日が傾きモンカゲロウの姿が見られるようになると、ようやくセミルアーへの反応が向上。ライズも狙って1匹1匹仕留めて行きました。そして、待望の夕マズメ。ポッパーでメス狙いの釣りを展開すると、良型のバイト頻発。連続ヒットもあって、石川さん絶好釣! 確認の意味でポイントを変えてバズベイトを試すと、これにも良型が「ゴボッ!」 予想どおり暗さが増すにつれて魚の活性が上がり、ボイルの主も一撃! 遂に2ケタ釣果をあげたところで最終ポイントへ移動すると、1投目からバイトラッシュとなり最後までお祭り騒ぎでした。
 今日は、天候の推移と予想される魚の行動を読み切った会心のガイド内容となりました。夕方の部だけでもトップで計33バイトを達成! ポッパー祭りと言える釣れっぷりとなり、石川さんの裏磐梯遠征初日を飾るにふさわしい超充実の内容となりました。

No.13

【日 時】 6月4日(土) 6:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.1℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 トップでスモールを釣る2
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大39.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・SPシャッド

 昨日の夕マズメに正しく大暴れした石川さんは、「余裕があるので。」と2日目の今日はゆっくりスタートを選択。ハイシーズンの土曜日なので混雑は避けられないものの、それを承知の上で桧原湖へ向かいました。
 湖畔に到着した時点で、既に太陽サンサンでウグイスも鳴き、まさにホリデーフィッシングといった感じ。のんびりモードで出船すると、いきなり大物を発見! 戦闘モードになってライトテキサスで狙いましたが、魚は超神経質。今は釣れないと判断し、それからはセミルアー主体で釣って行くと、思ったより反応は鈍かったものの37cmがストライク! このままの勢いで釣りたかったものの、絶え間なく背後からやって来る引き波に幾度となく釣りを中断させられ、ストレスが溜まる釣りになりました。トップ絶好調とは行かなかったこともあり、途中からはSPシャッドも導入。魚vs石川さんの真っ向勝負では、石川さんに軍配が上がって本日の最大魚がストライク!

石川様

「今日は初夏の裏磐梯を楽しみました。」

 この頃から風が強くなって来たので、風裏のエリアへと大移動しました。すると、皮肉なことに直後から風向きが変わって風表に・・・。風が吹き抜けるエリアでは白波が立つレベルで荒れて来たので、上陸休憩して様子を窺い、強風が少し収まったタイミングで釣りを再開しました。トップで釣るには不向きな状況でしたが、何とか1バイト0フィッシュ。しかし、このまま強風と引き波に耐えながら釣りをしても楽しくないと判断し、最後は岸釣りスポットへ行ってみることにしました。すると、悠然と泳ぐ2匹の良型を発見! しかし、どちらもヤル気がなく、ルアーへ反応させることができないまま、終了時間を迎えました。
 今日は結果的にゆっくりスタートが裏目に出てしまいましたが、「昨日、楽しく釣れたので。」と、一向に気にしない様子の石川さん。釣果は寂しいものになりましたが、魚を視認しながらの釣りだったので、ゲーム性はそれなりだったかと思います。

No.14

【日 時】 6月5日(日) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.0℃〜
【お客様】 末永 様
【テーマ】 40cmオーバーのスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・ストレートワーム・スモラバ・セミルアー他

 年1回の恒例イベントとなった裏磐梯遠征に臨んだ末永さんのテーマ達成のため、ハイシーズンの日曜日であることを考慮して激早出動。他船の引き波に悩まされる前に好ポイントをラン&ガンし、朝のうちに釣果をあげる作戦です。
 無人の湖上に素早く出船し、まずはメス狙いでダブルスウィッシャーから始めましたが反応ナシ。水面には綿毛が多く浮いていたこともあり、トラブルを避けるためにシャッドテイルワームをメインに釣ることにしました。すると、早々にスモールがルアーを追尾して・・・ストライク! リハーサルどおりのファイトで落ち着いてネットに収めたのは、いきなりメスの40cm! 時合は長くは続かないと判断し直ぐに再開すると、ほどなくして良型もヒットしたものの、これはバラシ。ただ、魚の絶対数は多くなさそうだったので近くのポイントへ移動し、見つけた2匹のオスをそれぞれ仕留め、セミルアーでも追加して勢いに乗りました。しかし、この頃から他船が増え始めたので、大きくエリアを変えることにしました。

末永様

「1つの目標をクリアーできました!」

 後半は徹底してオス狙いとしましたが、移動先では平然とポイントの上を横切って行く他船・・・。風が強まり、他船の引き波もひっきりなしで、思い通りには釣れない苦しい展開となりました。それでも集中力を切らすことなく、風裏の空いている要所を丁寧に釣って行きましたが、魚の警戒心は強くバイトに持ちこむまで後一歩。しかし、他船が攻めた後に好ポイントへ入ると、バグワームに良型が追尾して「ハフン。」・・・ストライク! 末永さんの"これでもかシェイク"に魅了されたようです。ただ、他の魚は水面へ出るのをためらいがちで、その後は食わせるには至らず・・・。最後の1匹もバグワームに寸前Uターンしたところで、終了としました。
 今日は激早出動が功を奏して何とかテーマを達成できました。複数の40cmオーバーと対戦したことにより、それらを仕留めるために必要なのは何なのかということを、末永さんも気付いたことでしょう。そこに磨きをかければ、40cmオーバーが釣れる確率は確実に上がります。

No.15

【日 時】 6月6日(月) 4:30〜 / 15:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.0℃〜
【お客様】 小島 様
【テーマ】 ポッパーでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス9匹・ラージマウスバス2匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ポッパー・ペンシルベイト・JTDミノー・デカゼミ

 今シーズン初の裏磐梯遠征となる小島さんは、気合十分&睡眠時間不十分。夕マズメの釣りにも挑戦したいということだったので、体力的に無理のないスケジュールで臨みました。
 既に早朝の雰囲気は失せていたものの、ハイシーズンながら平日ということもあって湖上はガラガラ。幸いにして無風で引き波ゼロだったことから伸び伸びと釣って行きましたが・・・思いのほか魚からの反応は極めて低調。ポッパー以外にもいろいろ試して行くと、セミルアーにいきなり40cmがストライク! しかし、とてもポッパーメインで釣れるような状況にはなく、かつセミルアーですら寸前Uターン連発! ドライフライでなければ釣れないような警戒心の強い大型個体が多く、苦戦を強いられました。それなりの反応は得られたものの、続行してもトップウォータールアーでの爆釣は不可能と判断し、夕方の部を見据えて早上り。日中は睡眠不足解消の充電時間にあてて、出直すことにしました。

小島様

「人生初の2ケタ釣果&40cmオーバー×2本をトップウォーターオンリーで!」

 心身共にフル充電できたところで再び湖へ。またまた湖上はガラガラでしたが風が強く、エリア限定で釣って行きました。朝と違ってセミルアーには素直にバイトして来ましたが、とにかく釣りにくい・・・。しかし、暗くなるにつれてようやく風も弱まると、ポッパーに「ゴボ。」・・・ストライク! ポッパーでの初釣果かつ40cmオーバーということで、「うれしいです!」と小島さんも感激。自信がついたところで更に1匹を追加。もう1バイトを得ましたが、今日はペンシルベイトの方が有効である雰囲気を感じたので、作戦変更しました。すると、ここから爆釣モードに突入! ここぞというスポットでは「バシュッ! ドボッ!」とバイトラッシュになりました。そして、更にJTDミノーのデビューにも成功。最後はダメ押しのデカゼミで2匹のラージも仕留め、完全燃焼したところで終了としました。
 今日は、朝の部を早めに切り上げて夕方に頑張ったことが勝因でしょう。夕方の部だけでバイト数は25以上を達成。「あんなに出たのに・・・。」とフッキング率の低さを悔やむ小島さんでしたが、これもまた経験。場数を踏めば、間違いなくフッキング率は上がります。

No.16

【日 時】 6月7日(火) 6:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.2℃〜
【お客様】 小島 様
【テーマ】 ダブルスウィッシャーでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス1匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・シャッドテイルワーム

 昨日は初めてづくしの釣行で完全燃焼した小島さんには十分な睡眠時間が必要だったので、2日目の今日はゆっくりスタート。地元での釣りに活かせるよう持ち駒を増やしたいというリクエストを受け、テーマに沿ったガイドを試みました。
 時期的にダブルスウィッシャーやバズベイトのデビューは十分可能と思って釣り始めましたが、全くもって反応ナシ。早々に諦めて、ポストスポーン狙いのポッパーに作戦変更しました。すると、地味なバイトでスモールがストライク! その後はセミルアーに替えて更に1匹を追加し、この時点でカバー周りの食わせ系というコンセプトが見え始めました。ただ、どうしても釣りのテンポが遅くなってしまうので、確認の意味でポイントを変えてシャッドテイルワームでアフター回復系を狙いました。しかし、これには反応ナシ。そこで、再びカバー周りをルアーは替えずに攻めてみることにしました。

小島様

「2日目も初めての経験ばかりでした!」

 テンポ良く探って行くと、カバーから大物が突進して来て・・・ストライク! 小島さんは冷静にクラッチワークで応戦し、無事にランディング成功! 回復途上のメスのラージを手に「裏磐梯で45cmオーバー釣ったの初めてです。」と、またしても初めて小島さん。この1匹に自信を持って続けると、込み入った場所から今度は良型のスモールが突進して来て・・・ストライク! 更には40cmクラスのラージも追尾して来たものの、これは食わずにサヨウナラ。そこで、序盤に大物を見かけた場所でセミルアーを投入すると、良型のスモールがストライク! そして最後はロマンを求めて大物ラージを見かけた場所でビッグバドを投入しましたが、残念ながらドラマは起こらず・・・。ここで終了時間を迎えました。
 今日はテーマのルアーでは釣れず、結果的にはジャンクフィッシングとなりました。魚からの反応は多くなかったものの、状況を分析して何とか結果を出したという感じです。こうしたヒットパターン構築の過程も、初めて小島さんには貴重な財産になったと思います。

No.17

【日 時】 6月8日(水) 15:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.0℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 (可能なら)フライフィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス3匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ペンシルベイト・スピナーベイト

 前回の小野川湖釣行では不運にも水質悪化にあたってしまい、不完全燃焼に終わったことから、今回はその借りを返すべく中野さんも気合十分。ただ、このところ日中は風が強くフライ向きではないことから、状況に合わせて釣って行くことにしました。
 日が高い時間帯はトップ以外も視野に入れ、ソフトルアーをメインに釣って行きました。魚からの反応は良好だったもののサイズが・・・。しかし、悠然と泳ぐ大物ラージを見つけたので、それにセミルアーを投入すると、ルアーの波紋に気付いてゆっくりと接近。ルアー後方でジ〜っと観察した後にスローモーションで「ハフン。」・・・ストライク! リハーサルどおりの遅アワセが決まり、直後からドラグ鳴りまくり。前回の釣行の時に解説済みの釣りで仕留めたのは、47cmのメス! その後は追加できませんでしたが、狙い通りに大物を仕留めることができたので、意気揚々と次の釣り場へ向かいました。

中野様

「トップ&巻きモノで45cmオーバー×2本です!」

 夕マズメになれば風も弱まると思っていたのですが、一向にその気配ナシ! しかし、時間的に他の釣り場へ向かうことはできなかったので、状況が好転することを期待して出船しました。ポッパーへのバイトをヒントにペンシルベイトに作戦変更すると、ほどなくして良型のスモールが「ゴボッ!」 しかし、後が続かない。ここで、減水と強風でやや水質が悪化していることに気付きました。直ぐにスピナーベイトに作戦変更すると、1投目で良型のスモールがストライク! ここからバイト頻発となりましたが、フッキングには後一歩。根気良く続けて行くと、遂に「ズズン!」 クラッチワークで応戦しネットに収めたのは、46.5cmの大物ラージ! 最後はデカゼミで3バイト0フィッシュとし、終了時間を迎えました。
 残念ながら今日もまたフライフィッシング向きの状況ではありませんでしたが、その代わり2匹も大物ラージが来てくれました。これで前回の借りは完済。状況に応じて釣り方を柔軟に変えたことと、中野さんの決定力が勝因と言えるでしょう。

No.18

【日 時】 6月10日(金) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 スモールのサイズ狙い
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ストレートワーム

 今回の裏磐梯遠征が初釣りとなる藤田さんは、いつもの装備で参戦。風が心配でしたが晴れの予報が出ていたことから、予定どおり桧原湖へ向かいました。
 スタートがやや遅かったこともあり、平日にも関わらず少なくない先行者。ただ、魚の活性が上がるのは日が高くなってからと予想していたので、気にせずにポッパーで釣り始めました。しかし、反応ナシ。少し早いかと思いましたが確認の意味でセミルアーを投入すると、いきなりバイト連発! 釣り勘が戻らずフッキングに苦戦する藤田さんでしたが、何とか1匹目を捕獲。しかし、この頃から早くも風が強まり始めたので、予定を変更して風裏のエリアへとボートを進めました。有望スポットではないと思っていたものの、意外にも魚はいてルアーへの反応も良好。大物こそいませんでしたが、それなりに楽しめるサイズと対戦できました。

藤田様

「久しぶりのバスフィッシングだジィ〜!」

 その後はコロコロと風向きが変わるので、近くのエリアで風が弱まるのを待ちながら釣ることにしました。すると、幸運にもそこは今日のハニースポット。浅場へ上がって来て間もないと思われるオスが結構いて、セミルアーに浮上しまくり! しかし、フッキングとドラグワークに藤田さんは手こずり、40cm近い魚も口切れで無念のバラシ。やはり、初釣りということで本来の実力が発揮できないようでした。その後も風は弱まらずラン&ガンで釣ることはできなかったため、釣り損ねた魚に対してはソフトルアーでもフォローを入れて、釣れる魚は仕留めて行くという手堅い釣りを展開。そして終盤に数バイトを得たところで終了としました。
 不安定な風のため、やや釣りにくい状況でしたが、得意のスピニングタックルによるピンスポット撃ちが功を奏して合計20バイト。初釣りにしては、まずまずの手応えを得られたと思います。藤田さんの釣り勘が戻るであろう、明日に期待です。



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