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特別編 |
【日 時】 5月10日(火) 13:30〜 今回は通常ガイド前の先行釣行。この日のために準備に準備を重ねたという坪田さんは気合に満ち溢れていましたが、まずは冷静に産卵期のバスの心理と行動パターンを復習。どういう魚を狙うのか頭の中を整理してから、大物狙いで実釣に移りました。
夕マズメも同様の釣りを強行。あらかじめ見つけていた別の大物に挑戦すると、ワームが消えて・・・ストライク! 無事に43.5cmのオスを仕留めたところで、メス狙いでスピナーベイトとビッグバドに作戦変更しましたが、残念ながら反応ナシ。この頃から気温が下がり始めたのでポイントを変え、〆の1本を狙いにギャンブルに出ました。決して好条件ではなかったものの、可能性はゼロではないのでポッパーをメインに釣って行くと、唐突に「ゴボッ。」 電撃フッキングした坪田さんの「来ました!」の声に合わせてライトを照らすと、デ、デカイ! 初投入したポッパーを丸呑みにしていたのは、坪田さんの自己記録魚。最後の最後に2kg近いビッグママが出るという、最高のドラマが起こりました。 |
No.1 |
【日 時】 5月20日(金) 14:00〜 今日が初釣りだという倉川さんは、当然ながら気合十分。例年よりもかなり早い季節進行を受けて、桧原湖で釣ることにしました。
移動先においても風と水というキーワードは健在。条件を満たせば高確率で反応が得られましたが、フッキングが決まらなかったり見切られたり。それでも何とか38cmと20cmクラスを追加したところで、オス狙いでベイトタックルの釣りを試してみることにしました。しかし、予想どおり反応ナシ。夕マズメになったところで、メス狙いの勝負に出ることにしました。すると、ポッパーにビッグバイト! フッキングが決まらず、倉川さんも茫然。魚の気配は濃厚だったのでペンシルベイトに替えるとバイト頻発となりましたが、これまたフッキングが決まらず倉川さん悶絶。しかし、しつこく釣り続けると、遂にブリブリのメスがストライク! 40cmは超えなかったものの、狙った魚を仕留めることができました。そして最後に新加入のダブルスウィッシャーでもブリブリのメスを仕留め、気分良く終了としました。 |
No.2 |
【日 時】 5月21日(土) 6:00〜 昨日は夕マズメまで頑張ったこともあり、十分な睡眠時間を確保する意味でも今日はのんびりスタート。必然的にレンタルボートが出船した後から釣ることになりましたが、先行者が見落とす魚をライトリグ以外の釣りで拾って行く作戦で臨みました。
終盤は、先行者がおらず、かつ風裏という限られた条件を満たす場所にタイミング次第で入るという展開。そう簡単に答えは返って来ないと思っていましたが、大物がセミルアーに浮上して来て「ハフン。」・・・ストライク! 慎重にネットに収めたのは、本日の最大魚となるプリのメス。この1匹をヒントに同様の場所を攻めると、今度は40cm後半のラージが「ハフン。」・・・ストライク! これも慎重にやりとりしたものの、無情のフックオフ。ただ、場所とヒットパターンは絞れたので、最終ポイントへ移動すると、複数の大物スモールが浮上して来たものの全て寸前Uターン。残念ながら、ここで終了時間を迎えることとなりました。 |
No.3 |
【日 時】 5月22日(日) 4:30〜 月齢のことと朝の気温、そして睡眠時間を考え、完全に夜が明けてからの出発としました。意外にも湖畔には1番乗りできましたが、風が吹き出すのは時間の問題だったので、そそくさと準備して凪の湖面に出船しました。
その後は早くも空いているエリアを探して入るという消極的な釣りになりましたが、気温が上り始めると共にハルゼミの合唱が始まりました。プリのメスも視野に入れ、セミルアーをメインに釣って行くと、1匹がゆっくりと接近して「ハフン。」・・・ストライク! 狙いどおりブリブリのメスを仕留めることができました。更に同サイズもヒットしたものの、これはファイト中にサヨウナラ。こうしてヒットパターンは構築できましたが、この頃から風が強まり選択肢が狭められる苦しい展開となりました。エリアを変えてみたものの、風は強さを増すばかりでボートを定位させるのも難しくなったことから、相談の上で早上り。その分を明日のガイドに繰り越すことにして、混雑する湖を後にしました。 |
No.4 |
【日 時】 5月23日(月) 4:00〜 平日であることと魚の行動を考えれば激早出動の必要はなかったものの、昨日のように強風に悩まされるのは嫌だったので、早朝から出船することにしました。湖面は朝靄に包まれ、雰囲気は抜群。先行者も3艇のみと、静かに熱い釣りが楽しめそうでした。
その後も45cmクラスのラージを見つけましたが、これは穏やかな性格でルアーへの反応はイマイチ。この頃からハルゼミが鳴き始めたこともあり、神経戦は止めてプリとポストのメス狙いでハルゼミフィッシングに移行しました。要所だけをタイミングを図りながら何度も入るという釣りをしてみましたが、反応はイマイチ。ルアーへ接近する魚は全て40cmクラスと、ここまでは計算どおりでしたが、ルアーまで数cmのところでUターン連発。そして、2投目には見にも来ないという偏差値の高さ! 唯一のバイトもスッポ抜けたので、サイズは望めないものの手堅くワームでオスを狙って1匹追加。最後は40cmクラスのラージにセミルアーでアプローチしましたが、完全無視に遭い終了時間を迎えました。 |
No.5 |
【日 時】 5月27日(金) 11:00〜 この時期の裏磐梯遠征は初となる田尾さんでしたが、あいにく朝は冷たい雨が降る荒天になりました。幸いなことに今回はお昼からの釣行となりましたが、その影響は未知数だったので、やや不安を覚えつつも午後からの天候回復に期待して釣り場へ向かいました。
終盤にはセミルアーで掛け損ねた魚やトップには反応しない魚を、ライトテキサスでフォローするという情け容赦ない釣りを展開。「テキサスで釣ったことないです。」という田尾さんでしたが、イメージどおり41cmがストライク! 見事にデビューを飾ることができました。これで釣れるイメージが完璧に出来上がったので続行すると、渾身のハテナ顔フッキングが炸裂して30cmクラスを追加! そして、セミルアーで散々攻めたスポットを狙うとラインが走って・・・ストライク! 41cmを仕留めて田尾さん絶好釣。最後は見つけていた天才級の大物ラージにバズベイトで挑戦しましたが、残念ながら反応ナシ。今回は都合により夕マズメまで釣ることはせず、明るい時間帯に終了となりました。 |
No.6 |
【日 時】 5月28日(土) 4:00〜 早くも今シーズン2回目の釣行となる坪田さんは、週末であることを考慮して小野川湖を選択。前回は自己記録となるラージを仕留めたこともあり、今回はスモールをターゲットにした釣りを展開することにしました。
オス限定ながらも完全にヒットパターンを構築できたことと、週末にも関わらずアングラーが少なかったこともあり、それからは有望スポットをラン&ガン。無風だったのは幸運だったものの、全体的に水質が悪いこともあってピンポイント直撃が困難だったため、手数勝負の釣りを続けました。雑な釣りにならないよう気をつけながらキープキャスティング。その結果、連発とは行きませんでしたが、なかなかの確率で反応があり、フッキングを決められなくてもトップウォーターへのバイトがあるだけでドキドキ。魚によってはフォローのライトテキサスも有効で、坪田さんも自信を持ってフッキングし良型を追加! 最後はセミルアーで4バイト2フィッシュとしたところで、終了時間となりました。 |
No.7 |
【日 時】 5月29日(日) 4:00〜 今シーズンはフライフィッシングを持ち駒にしようと修行を重ねているという中野さんは、桧原湖でトーナメントが開催されることを考慮して小野川湖を選択。放射冷却現象により気温は1ケタまで冷え込みましたが、意を決して朝もやの中を無人の湖上に出船しました。
その後は、水質がマシなエリアでセミルアー主体に釣るという展開。晴天無風となったのは良かったものの、昨日のプレッシャーなのか水質のせいなのか寸前Uターンする魚も少なくなく、手数を増やして何とか拾って行くという釣りになりました。この頃から風向きが変わって風下のエリアは更に水質が悪化したこともあり、風上のエリアへ移動。そこでもセミルアーに寸前Uターンする魚ばかりだったのでライトテキサスを投入したところ、やっと本日の最大魚が来てくれました。しかし、水質があまりに悪いので粘っても仕方ないと判断し、今回は早上り。次回の釣行で借りを返すことを誓い、湖を後にしました。 |
No.8 |
【日 時】 5月30日(月) 14:00〜 今シーズンは今回で2回目の釣行という勝又さんと、夕マズメにドラマを起こすべく午後からの釣行となりました。夕方になっても風は吹きやまない兆項があったので、安全第一で桧原湖はやめて曽原湖へ。
相変わらず風はやや強かったものの、ベイトタックルのみでは通用しない雰囲気だったので、数少ない風裏のエリアへ入り再びセミルアーで釣って行きました。すると、良型が2回出たもののフッキングが決まらず・・・。日が陰ってモンカゲロウの姿がチラホラ見え始めたところで、待望のライズ発見! これを狙うと2バイト目にようやくストライク! この頃から散発ながらオイカワのライズも始まったので、ペンシルベイトをメインに釣って行きました。しかし、期待とは裏腹に一向にバイトなし。暗くなって来たのを機に、起死回生を狙ってプチビッグベイトを投入すると、「ゴボッ!」と2バイトあったのですが・・・。結局、大逆転の大物を仕留めることはできないまま、終了時間を迎えました。 |
No.9 |
【日 時】 5月31日(火) 4:30〜 今日は風がやや強めのくもりと予想して湖へ向かいましたが、実際に行ってみれば晴天微風となりそうな空模様。そこで予定を変更し、ハルゼミフィッシング向きのエリアで釣ることにしました。
水色は本来のレベルにほど遠いものの、そのせいか魚がルアーを見切ることも少なく、本日の最大魚も実に素直にルアーに「ハフン。」・・・ストライク! 2ケタ釣果もあり得る手応えを感じつつ、釣って行きました。しかし、ボートを進めるにつれ、水質がマシなエリアはこれまで釣果をあげたエリアに限られることが判明。ほとんどのエリアには花粉が大量に浮いており、とても良い釣りができるようには見えませんでした。結果的に、移動に次ぐ移動。花粉が少ない最終ポイントでようやく良型が出ましたが、フッキングが決まらず! 時間はまだまだ残っていましたが、既に行くべき場所がなくなってしまったため、早上りとしました。 |