タブ2016
2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017
|5月下|6月上6月中6月下7月上7月中7月下8月上
8月中8月下9月上9月中9月下10月上10月中10月下
特別編

【日 時】 5月10日(火) 13:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:14.7℃〜
【お客様】 坪田 様
【テーマ】 この時期らしく一発大物狙い
【釣 果】 ラージマウスバス6匹(最大51.5cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・スピナーベイト・ストレートワーム

 今回は通常ガイド前の先行釣行。この日のために準備に準備を重ねたという坪田さんは気合に満ち溢れていましたが、まずは冷静に産卵期のバスの心理と行動パターンを復習。どういう魚を狙うのか頭の中を整理してから、大物狙いで実釣に移りました。
 まずは、要所だけをポッパーで撃って行くと、1匹がゆっくりと近づいて・・・ストライク! 今シーズン第1号は36cmのラージでした。これに気を良くして続けましたが反応が薄いので、ライトテキサスに作戦変更。しかし、これには全く反応がなくスピナーベイトもイマイチだったので、夕方になって無理矢理サイトフィッシングをすることにしました。時おり意地悪な風が吹いて釣りにくかったものの、見つけた大物を狙い続けると・・・ストライク! 見事48cmのオスを仕留め、「これを釣りに来たんですよ!」と達成感に包まれる坪田さん。産卵期ならではの釣りで結果を出せたことで、更に釣りの幅が広がったことでしょう。

坪田様

「苦節○○年、遂に50cmの壁をトップウォーターで乗り越えました!」

 夕マズメも同様の釣りを強行。あらかじめ見つけていた別の大物に挑戦すると、ワームが消えて・・・ストライク! 無事に43.5cmのオスを仕留めたところで、メス狙いでスピナーベイトとビッグバドに作戦変更しましたが、残念ながら反応ナシ。この頃から気温が下がり始めたのでポイントを変え、〆の1本を狙いにギャンブルに出ました。決して好条件ではなかったものの、可能性はゼロではないのでポッパーをメインに釣って行くと、唐突に「ゴボッ。」 電撃フッキングした坪田さんの「来ました!」の声に合わせてライトを照らすと、デ、デカイ! 初投入したポッパーを丸呑みにしていたのは、坪田さんの自己記録魚。最後の最後に2kg近いビッグママが出るという、最高のドラマが起こりました。
 今回は状況的に爆釣は難しいと思っていましたが、終わってみれば自己記録魚を含めた大物3本の捕獲に成功! 確実な釣果が望めるベストシーズンではなく、あえてギャンブル性の高いこの時期に挑戦した坪田さんのガッツが、結果に結び付いたということでしょう。

No.1

【日 時】 5月20日(金) 14:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:14.4℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 釣り方を問わず2016年初バスを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・ペンシルベイト・ダブルスウィッシャー

 今日が初釣りだという倉川さんは、当然ながら気合十分。例年よりもかなり早い季節進行を受けて、桧原湖で釣ることにしました。
 予想どおり強めの風が吹いていたので、予定どおり風裏のエリアを目指して釣り始めました。しかし、好ポイントでもルアーに全く反応ナシ。その原因を探るべく、無反応でも釣り方を変えずに攻め続けました。すると、良型がセミルアーに連続バイト! このことから、今日のカギは風と水の2つと判断し、同様の条件を満たす場所へ移動しました。すると、1匹が浮上して来て・・・ストライク! 記念すべき第1号なので慎重にネットに収めてみれば、いきなり本日の最大魚。このヒットで確信を得たので続けると、今度は38cmがストライク! 更に40cmまでヒットし爆釣モードに突入しかけたのですが・・・急に風向きが正反対となり、荒れる様相を呈して来たので、予定外の大移動を余儀なくされました(涙)。

倉川様

「ハルゼミフィッシングで40cmオーバー×2本だジィ〜!」

 移動先においても風と水というキーワードは健在。条件を満たせば高確率で反応が得られましたが、フッキングが決まらなかったり見切られたり。それでも何とか38cmと20cmクラスを追加したところで、オス狙いでベイトタックルの釣りを試してみることにしました。しかし、予想どおり反応ナシ。夕マズメになったところで、メス狙いの勝負に出ることにしました。すると、ポッパーにビッグバイト! フッキングが決まらず、倉川さんも茫然。魚の気配は濃厚だったのでペンシルベイトに替えるとバイト頻発となりましたが、これまたフッキングが決まらず倉川さん悶絶。しかし、しつこく釣り続けると、遂にブリブリのメスがストライク! 40cmは超えなかったものの、狙った魚を仕留めることができました。そして最後に新加入のダブルスウィッシャーでもブリブリのメスを仕留め、気分良く終了としました。
 今回は想定外の風に予定を狂わされましたが、自然に逆らわなかったことで結果を出すことができました。スピニング主体の釣りでしたが、平均サイズは30cm後半とハイアベレージ。終始、トップウォーターで勝負できたので、エキサイティングな釣りになったと思います。

No.2

【日 時】 5月21日(土) 6:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.4℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 この時期らしく一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス2匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 クロウ系ワーム・IRジグ・ストレートワーム・セミルアー

 昨日は夕マズメまで頑張ったこともあり、十分な睡眠時間を確保する意味でも今日はのんびりスタート。必然的にレンタルボートが出船した後から釣ることになりましたが、先行者が見落とす魚をライトリグ以外の釣りで拾って行く作戦で臨みました。
 幸いにも無風だったので、空いている場所でサイトフィッシング。ピンポイント狙いで釣って行くと、早速43.5cmがストライク! その約10分後には41cmもヒットし、スタートダッシュに成功しました。それからライトテキサスを食わない40cm後半のラージをSPシャッドで2度掛けたものの、ファイト中にサヨウナラ。この頃から風が強まり始めましたが、要所をIRジグで攻めると今度は43cmがストライク! ただ、風はどんどん強くなって来たので風裏のエリアへ入り、サイトフィッシングを続けると大物ラージを発見! 偏差値が高い相手であることは直ぐに分かりましたが、魚の性格を読み切って見事44cmの捕獲に成功しました。

倉川様

「2年連続40cmオーバー×5本と、正しく大暴れしました!」

 終盤は、先行者がおらず、かつ風裏という限られた条件を満たす場所にタイミング次第で入るという展開。そう簡単に答えは返って来ないと思っていましたが、大物がセミルアーに浮上して来て「ハフン。」・・・ストライク! 慎重にネットに収めたのは、本日の最大魚となるプリのメス。この1匹をヒントに同様の場所を攻めると、今度は40cm後半のラージが「ハフン。」・・・ストライク! これも慎重にやりとりしたものの、無情のフックオフ。ただ、場所とヒットパターンは絞れたので、最終ポイントへ移動すると、複数の大物スモールが浮上して来たものの全て寸前Uターン。残念ながら、ここで終了時間を迎えることとなりました。
 今日はシーズン最高クラスの人出となりましたが、適材適所の釣りを展開したことで、平均サイズ41cmという超ハイアベレージの釣果を叩き出すことができました。2匹の大物ラージをバラしたのは残念でしたが、マックス級の釣果と言えるでしょう。

No.3

【日 時】 5月22日(日) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 釣り方を問わず釣る
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 クロウ系ワーム・セミルアー・SPシャッド

 月齢のことと朝の気温、そして睡眠時間を考え、完全に夜が明けてからの出発としました。意外にも湖畔には1番乗りできましたが、風が吹き出すのは時間の問題だったので、そそくさと準備して凪の湖面に出船しました。
 要所をミノーで探って行きましたが、予想どおり反応ナシ。魚の様子を見てみると釣れない理由が分かったので、釣り方は変えずにエリアを変えて探ることにしました。凪であることを活かし、ピンスポットを狙い撃ちする作戦で釣って行くと、セミルアーに1匹目がストライク! 磐梯山を望みながらのトップウォーターゲームは格別です。その後も順調にバイトを重ねて行きましたが、この頃から他船が増えると共に引き波もひっきりなしで、左右を挟まれる状態で釣ることに・・・。「桧原湖でこんなに混んでるのは初めてです。」と山崎さんもビックリ。そんな中、何とかSPシャッドで39cmを仕留めたのを機に、ストレスが溜まる船団から離脱しました。

山崎様

「ハルゼミフィッシングで40cmだジィ〜!」

 その後は早くも空いているエリアを探して入るという消極的な釣りになりましたが、気温が上り始めると共にハルゼミの合唱が始まりました。プリのメスも視野に入れ、セミルアーをメインに釣って行くと、1匹がゆっくりと接近して「ハフン。」・・・ストライク! 狙いどおりブリブリのメスを仕留めることができました。更に同サイズもヒットしたものの、これはファイト中にサヨウナラ。こうしてヒットパターンは構築できましたが、この頃から風が強まり選択肢が狭められる苦しい展開となりました。エリアを変えてみたものの、風は強さを増すばかりでボートを定位させるのも難しくなったことから、相談の上で早上り。その分を明日のガイドに繰り越すことにして、混雑する湖を後にしました。
 予想よりも早く風が吹き始めたことで、やや不完全燃焼となりましたが、平均サイズは30cm後半。まだ誰にも釣られていないであろう魚体のキレイな魚だけを釣ることができたので、その点も良かったと思います。

No.4

【日 時】 5月23日(月) 4:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 この時期らしく一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス1匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・SPシャッド・ストレートワーム

 平日であることと魚の行動を考えれば激早出動の必要はなかったものの、昨日のように強風に悩まされるのは嫌だったので、早朝から出船することにしました。湖面は朝靄に包まれ、雰囲気は抜群。先行者も3艇のみと、静かに熱い釣りが楽しめそうでした。
 凪の湖面にボートを滑らせ、まずは確認の意味でペンシルベイトから始めました。すると、2投目で「ゴボッ!」と出ましたが・・・。エリアを変えて続行すると、中型ながらもストライク! やはり1匹目がトップウォーターで釣れると気分が違います。その後、日が昇るとトップで釣れる雰囲気ではなくなったため、予定どおりサイトフィッシングに作戦変更。テーマに沿って30cm後半の魚ですらパスし、確実に40cmオーバーの魚だけに狙いを絞りました。すると大物ラージを発見! 好戦的な性格だったのでSPシャッドで狙ってみると、見事に本日の最大魚がストライク! 次に見つけた大物スモールも同様に好戦的だったので、これまた同様にストライク! 42cmをネットに収めることができました。

山崎様

「磐梯山を臨みながらシャッドパターンで40cmオーバー×2本です!」

 その後も45cmクラスのラージを見つけましたが、これは穏やかな性格でルアーへの反応はイマイチ。この頃からハルゼミが鳴き始めたこともあり、神経戦は止めてプリとポストのメス狙いでハルゼミフィッシングに移行しました。要所だけをタイミングを図りながら何度も入るという釣りをしてみましたが、反応はイマイチ。ルアーへ接近する魚は全て40cmクラスと、ここまでは計算どおりでしたが、ルアーまで数cmのところでUターン連発。そして、2投目には見にも来ないという偏差値の高さ! 唯一のバイトもスッポ抜けたので、サイズは望めないものの手堅くワームでオスを狙って1匹追加。最後は40cmクラスのラージにセミルアーでアプローチしましたが、完全無視に遭い終了時間を迎えました。
 途中までは、ほぼ予定どおりの釣りを展開できたので良かったのですが、天才級の魚には返り討ちに遭ってしまいました。しかし、終始静かな湖面でハルゼミの声を聞きながら数々の大物と対戦できたので、釣り自体は楽しめたのではないかと思います。

No.5

【日 時】 5月27日(金) 11:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:17.0℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 釣り方を問わずサイズ狙い
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 DRクランク・セミルアー・スピナーベイト・クロー系ワーム

 この時期の裏磐梯遠征は初となる田尾さんでしたが、あいにく朝は冷たい雨が降る荒天になりました。幸いなことに今回はお昼からの釣行となりましたが、その影響は未知数だったので、やや不安を覚えつつも午後からの天候回復に期待して釣り場へ向かいました。
 何から始めようかと思案している段階で、いきなり大物を発見! これをIRジグで狙ったものの根ガカリしてしまったので、DRクランクに救いを求めるとストライク! 39cmがネットに収まり、一気に緊張感がほぐれる田尾さん。その後は確認の意味でセミルアーを投入すると、これが意外なほど効果的で、43cmの後には39cm、そして40.5cmと連発! これは田尾劇場の幕開けかと思いましたが、そう甘くはなく、フッキングが決まらないこともあって悔しいシーンもありました。しかし、ハルゼミの合唱に包まれながらの釣りは、魚を手にできなくても気分上々です。日が陰って風が吹き始めたタイミングでスピナーベイトを試してみると、今度は38cmがストライク! やはり、いろいろなタイプの魚がいることが分かりました。

田尾様

「トップ&ボトムで40cmオーバー×4本と正しく大暴れしました!」

 終盤にはセミルアーで掛け損ねた魚やトップには反応しない魚を、ライトテキサスでフォローするという情け容赦ない釣りを展開。「テキサスで釣ったことないです。」という田尾さんでしたが、イメージどおり41cmがストライク! 見事にデビューを飾ることができました。これで釣れるイメージが完璧に出来上がったので続行すると、渾身のハテナ顔フッキングが炸裂して30cmクラスを追加! そして、セミルアーで散々攻めたスポットを狙うとラインが走って・・・ストライク! 41cmを仕留めて田尾さん絶好釣。最後は見つけていた天才級の大物ラージにバズベイトで挑戦しましたが、残念ながら反応ナシ。今回は都合により夕マズメまで釣ることはせず、明るい時間帯に終了となりました。
 冷たい雨の悪影響を心配していましたが、蓋を開けてみればそれは杞憂に過ぎず、クウォリティーフィッシュが連発してくれました。そして、魚には個性があることや、魚に合わせて釣り方を変えることの重要性を実感できたことも、大きな収穫だったと思います。

No.6

【日 時】 5月28日(土) 4:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.5℃〜
【お客様】 坪田 様
【テーマ】 小野川湖でスモールのサイズ狙い
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・クロー系ワーム

 早くも今シーズン2回目の釣行となる坪田さんは、週末であることを考慮して小野川湖を選択。前回は自己記録となるラージを仕留めたこともあり、今回はスモールをターゲットにした釣りを展開することにしました。
 昨日の冷たい雨の影響か広範囲で水質が悪化していたので、水質良好のエリアまで一気に移動してから実釣開始。確認の意味でポッパーから始めてみると、予想以上の好反応でバイト連発! これはうれしい誤算となりましたが、フッキングが決まらずに坪田さん悶絶。他のルアーも試して見ましたが、明らかにポッパーに反応が良かったので続行すると、11バイト目で遂にストライク! 「はあ〜。」という感想を漏らす坪田さん。これで一区切りついたのでライトテキサスも試してみると、中型ながらもストライク! 「テキサスで初めて釣りました。」と、田尾さん同様デビューに成功! それからはエリアを変更し、セミルアーとライトテキサスの併用で釣って行くとバイト頻発となりました。本日の最大魚も仕留めて波に乗ったところで、メス狙いの釣りも試しましたが、こちらには反応ナシ。

坪田様

「新たな持ち駒で40cmオーバーです!」

 オス限定ながらも完全にヒットパターンを構築できたことと、週末にも関わらずアングラーが少なかったこともあり、それからは有望スポットをラン&ガン。無風だったのは幸運だったものの、全体的に水質が悪いこともあってピンポイント直撃が困難だったため、手数勝負の釣りを続けました。雑な釣りにならないよう気をつけながらキープキャスティング。その結果、連発とは行きませんでしたが、なかなかの確率で反応があり、フッキングを決められなくてもトップウォーターへのバイトがあるだけでドキドキ。魚によってはフォローのライトテキサスも有効で、坪田さんも自信を持ってフッキングし良型を追加! 最後はセミルアーで4バイト2フィッシュとしたところで、終了時間となりました。
 今日はトップウォーターメインで25バイト以上。平均サイズも35cmをクリアーし、釣果以上の内容だったと思います。また、アングラーが少なかったことで伸び伸びと釣りを楽しめたのはうれしい誤算。野鳥の囀りやハルゼミの合唱も釣りに花を添えてくれました。

No.7

【日 時】 5月29日(日) 4:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.5℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 小野川湖で(可能なら)フライフィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・クロー系ワーム

 今シーズンはフライフィッシングを持ち駒にしようと修行を重ねているという中野さんは、桧原湖でトーナメントが開催されることを考慮して小野川湖を選択。放射冷却現象により気温は1ケタまで冷え込みましたが、意を決して朝もやの中を無人の湖上に出船しました。
 明らかに広範囲で水質が悪化していたので、水質良好のエリアまで一気に移動してから実釣開始。昨日と同様の釣りを展開して行きましたが反応は鈍く、ベイトタックルの釣りでは苦戦しそうな雰囲気が濃厚でした。何とかポッパーで仕留めてから本命エリアへ向かいましたが、水質がひどく悪化しており何とか1匹。しかも釣れるサイズが落ちており、絶好釣とはほど遠い釣りを余儀なくされました。気温が上がるにつれハルゼミも鳴き始めましたが、この状況でフライフィッシングが効果的になることはあり得ないので、残念ながらガイドにラインを通すこともせず、スピニングタックルメインで釣ることにしました。

中野様

「景色は最高でしたが、水質が・・・。」

 その後は、水質がマシなエリアでセミルアー主体に釣るという展開。晴天無風となったのは良かったものの、昨日のプレッシャーなのか水質のせいなのか寸前Uターンする魚も少なくなく、手数を増やして何とか拾って行くという釣りになりました。この頃から風向きが変わって風下のエリアは更に水質が悪化したこともあり、風上のエリアへ移動。そこでもセミルアーに寸前Uターンする魚ばかりだったのでライトテキサスを投入したところ、やっと本日の最大魚が来てくれました。しかし、水質があまりに悪いので粘っても仕方ないと判断し、今回は早上り。次回の釣行で借りを返すことを誓い、湖を後にしました。
 今日は今シーズン最悪レベルの水質悪化に当たってしまい、大変お気の毒でした。それでも何とか合計14バイトを得ることができましたが、正直この時期の釣りとしては物足りない数字です。来月は桧原湖でトーナメントも開催されないので、次回の釣行で正しく大暴れしてほしいと思います。

No.8

【日 時】 5月30日(月) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 リハビリ後に大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス1匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ダブルスウィッシャー・セミルアー

 今シーズンは今回で2回目の釣行という勝又さんと、夕マズメにドラマを起こすべく午後からの釣行となりました。夕方になっても風は吹きやまない兆項があったので、安全第一で桧原湖はやめて曽原湖へ。
 まずはリハビリを兼ねて、投げる練習をしつつ釣って行きました。水質良好ながらも冷たい風がやや強く、ハルゼミの合唱は一切ナシ。しかし、いきなりセミルアーに楽勝40cmオーバーが「ハフン。」・・・スッポ抜け! 少し時間を空けて再挑戦すると、「ハフン。」・・・スッポ抜け! またまた時間を空けて再々挑戦すると、またまた「ハフン。」・・・スッポ抜け! 3度のチャンスをモノにできず、勝又さんもガックリ。気分を一新する意味でもエリアを変えてスピナーテイルミノーに作戦変更すると、数投目に40cmオーバーが来たもののミスバイト! これをヒントにダブルスウィッシャーに作戦変更すると、やっと優しいラージが「ゴボッ!」と出てくれました。ようやく仕留めた1匹に、勝又さんもホッと一息。

勝又様

「なかなか調子が戻りませんでしたが。」

 相変わらず風はやや強かったものの、ベイトタックルのみでは通用しない雰囲気だったので、数少ない風裏のエリアへ入り再びセミルアーで釣って行きました。すると、良型が2回出たもののフッキングが決まらず・・・。日が陰ってモンカゲロウの姿がチラホラ見え始めたところで、待望のライズ発見! これを狙うと2バイト目にようやくストライク! この頃から散発ながらオイカワのライズも始まったので、ペンシルベイトをメインに釣って行きました。しかし、期待とは裏腹に一向にバイトなし。暗くなって来たのを機に、起死回生を狙ってプチビッグベイトを投入すると、「ゴボッ!」と2バイトあったのですが・・・。結局、大逆転の大物を仕留めることはできないまま、終了時間を迎えました。
 今日は合計13バイトながらも、全て良型以上と言えるクウォリティーフィッシュだけを反応させることができました。とりあえず、テーマに沿った釣りはできたと思います。勝又さんの釣り勘さえ戻れば、明日こそは大物を仕留められることでしょう。

No.9

【日 時】 5月31日(火) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 桧原湖で大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー

 今日は風がやや強めのくもりと予想して湖へ向かいましたが、実際に行ってみれば晴天微風となりそうな空模様。そこで予定を変更し、ハルゼミフィッシング向きのエリアで釣ることにしました。
 平日とは言え、ハイシーズンなのに見渡す限り誰もいないという完全貸切状態。気分上々で出船しましたが、それとは対照的に水質が悪かったので、まずはザックリと様子見程度に釣って行きました。ポッパーやスピナーベイトなどいろいろ試してみましたが、概ね無反応。セミルアーには反応があったので、釣り方で迷わずに釣るエリアで迷うことにして、ラン&ガンで釣ることにしました。すると、水質がマシなエリアではバイトあり。ある程度の傾向を掴めたので、それからは無駄撃ちせずに要所のみを釣って行くと、連発とは言えないながらもバイトを重ねることができました。

勝又様

「ようやくいつもの調子が戻ったジィ〜!」

 水色は本来のレベルにほど遠いものの、そのせいか魚がルアーを見切ることも少なく、本日の最大魚も実に素直にルアーに「ハフン。」・・・ストライク! 2ケタ釣果もあり得る手応えを感じつつ、釣って行きました。しかし、ボートを進めるにつれ、水質がマシなエリアはこれまで釣果をあげたエリアに限られることが判明。ほとんどのエリアには花粉が大量に浮いており、とても良い釣りができるようには見えませんでした。結果的に、移動に次ぐ移動。花粉が少ない最終ポイントでようやく良型が出ましたが、フッキングが決まらず! 時間はまだまだ残っていましたが、既に行くべき場所がなくなってしまったため、早上りとしました。
 今日は合計15バイト。昨日と違ってハルゼミの大合唱があり、天候にも非常に恵まれたものの、水質には恵まれませんでした。この時期本来の釣れっぷりではありませんでしたが、やっと40cmオーバーも釣れて、何とか及第点といったところです。



HOME ガイド内容と料金 7つの特徴 フィッシングカレンダー ご予約


E-mail guide@yamanotayori.com

- 裏磐梯・桧原湖 山の便りバスフィッシングガイドサービス -