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No.32

【日 時】 7月4日(金) 16:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:--.-℃〜
【お客様】 川上 様
【テーマ】 ビッグスモール1本あとは数釣り
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス1匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト・スピナーベイト

 年に数回、琵琶湖へ遠征するほどバスフィッシングに入れ込んでいる川上さんは、初日の今日は夕マズメのウェーディングをご希望。プラグはあまり使わないなど独自のスタイルを確立しているようなので、それに合った釣り場へ行って自由に釣っていただくことにしました。
 まずは近場から様子を見ましたが、釣れる条件が整っていなかったため、閃きで第3ポイントから実釣を開始すると、シャッドテイルワームに35cmクラスがヒットしたものの痛恨のラインブレイク。気を取り直して第4ポイントへ向かうと、ここでも1バイトありましたがフッキングならず。しかし、第5ポイントでは遂にプロップベイトにストライク! 1匹釣って落ち着いたところで、第3ポイントへと戻りました。薄暗くなって来たタイミングでスピナーベイトを投入すると、良型が一撃! 雨が味方している感があったので続行すると、遂にビッグバイト! ヒット後にラインが石に擦れたのでハラハラしましたが、ネットに収めたのは川上さんの自己記録となるビッグスモール! 「今のは燃えた!」と川上さんも大興奮。日没を前に、めでたくテーマ達成となりました。

川上様

「雨の夕マズメにスピナーベイトが炸裂しました!」

 何だか既にやりきった感はありましたが、好条件下で可能性を追求しないのはもったいないので、最終ポイントへ向かいました。ここではペンシルベイトで始めましたが、どうも感じるものがないので小移動。「ペンシルで出ればいいかな程度で。」というお気楽モードの川上さんでしたが、合っていないルアーで釣っても時間の無駄なので、スピナーベイトをオススメしました。日没が迫り雨も降り続け、釣り場の雰囲気は抜群。しかし、期待とは裏腹になかなか反応がなく、更に小移動を検討していたその時、「ズズンッ!」・・・ストライク! 〆の1匹となったのは、グッドコンディションのラージ44cm! 的確なルアー選択が結果に結び付きました。ここで終了時間となったので、続行はせずに気分良く釣り場を後にしました。
 今回は雨という後押しもあって、予想以上の好釣果をあげることができました。実釣3時間で延べ7ヶ所をラン&ガンするという忙しい釣りでしたが、この積極性が釣果となって表れたと言えるでしょう。

No.33

【日 時】 7月5日(土) 3:20〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.5℃〜
【お客様】 川上 様
【テーマ】 数よりもサイズ優先の釣り
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス2匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・SSRクランク・プロップベイト・スピナーベイト他

 初日の昨日で今回の遠征テーマを達成した川上さんは、「既に結構お腹いっぱいなので。」と心に余裕。週末ということもあり、魚は多くないものの比較的静かに釣りを楽しめるエリアへと向かい、ラン&ガンで単発良型を拾って行く作戦としました。
 湖岸に到着するなり、複数の小魚のライズを発見! まずはバズベイトでウォーミングアップを始めたところ、いきなり46cmのラージがストライク! それからは魚の分布を把握するため、ワイヤーベイトで素早く要所をチェックして行くと、バズベイトにビッグバイトがありましたがフッキングならず。しかし、このところ低調だったトップへの好反応に期待が高まりました。すると、今度はSSRクランクに39cmが「ゴボッ!」 それからしばらくして再びバズベイトに2バイトありましたが、フッキングが決まらず。けれども、バズベイトに好反応なのはうれしい誤算でした。今回は、小魚とバスがしっかりとリンクしていたようです。

川上様

「2日連続で大物2本の捕獲に成功しました!」

 バズベイトへのバイトが浅くなって来た感があったので、後半からはスピナーベイト主体で釣って行きました。すると、大物ラージが追尾。バイトには至らなかったのでプロップベイトでフォローすると、「ゴボ。」・・・ストライク! ドラグ鳴りまくりでヒヤヒヤしましたが、ネットに収まったのは45.5cmのラージ! この後は主要スポットを撃ち切った感があったので、リクエストに合わせてミドルレンジへと移動しました。すると、ある場所では魅惑の魚探画像が出たので、即席ライトリグを投入すると、2投目に39cmがストライク! もう1匹追加したところで湖上が混雑し始めたため、最後は空いている場所でスピナーベイトをやり切ることにしました。そして、狙いどおり3匹を追加したところで、混雑する湖を後にしました。
 今日は小魚の接岸という幸運もあって、2日連続で予想以上の好釣果をあげることができました。他のアングラーの動向を計算に入れたプランニングも、的を射ていたと思います。「今回は満足度100%でした。」と、川上さんにとっても会心の出来となったようです。

No.34

【日 時】 7月6日(日) 16:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:22.5℃〜
【お客様】 大木 様
【テーマ】 ガイドにお任せ殿様フィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス1匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ペンシルベイト・ポッパー・SSRクランク他

 「何だか今日は大物が釣れる予感がするんですよね。」と、実釣前から気合みなぎる大木さん。今日は晴天の日曜日ということもあり、湖上が空き始める時間を狙って出発し、夕マズメのプライムタイムを満喫するプランで臨みました。
 まずはミドルレンジへ行ってラバージグから始めましたが、ワカサギはいるものの魅惑の画像が出ないので見切り、早々に浅場へとボートを進めました。この頃から湖上貸切となったのでスピナーベイトでウォーミングアップを始めたところ、いきなりストライク! ヒットパターンかと思い続行しましたが続かないので、トップウォーターに作戦変更しました。ただ、今回は普通のアクションでは反応がなく、魅惑のアクションで魚を誘う必要があり、「これは難しい。」と大木さんも苦戦。それでも何とか2匹を仕留めたところで再びスピナーベイトを投入すると、「ズズンッ!」と39cmがストライク! そして、近くで見つけた大物ラージはラバージグで食わせることができましたが、ショートバイトでフッキングならず・・・残念!

大木様

「最後にデカトップで決めたりました!」

 夕マズメを迎えたところで、大木さんが全幅の信頼を置くSSRクランクに作戦変更しました。すると、これが当たり「ゴボッ!」・・・「ブチッ!」 フッキングの瞬間にリール近くでラインが切れてサヨウナラ。ルアーを外そうと水面に飛び出た相手は40cmクラスのスモールで、これには大木さんもショックがおおきぃ! 直ぐに予備に結び換えて続行すると、それからは4バイト3フィッシュと立て直すことができました。そして休憩を挟み、一発大逆転を狙って最終ポイントへ移動。すると、着水音が抑えられたJTDミノーに「ゴボオッ!」・・・ストライク! 丁寧なロッドワークでジャンプを阻止しネットに収めたのは、大逆転となる大物ラージ! その後もビッグバイトはありましたがバレてしまい、ここで終了時間を迎えました。
 「チャンスはもらってるのに、オレが・・・」と今日の釣りを振り返る大木さん。悔しい面はあったと思いますが、予感が当たって大物を仕留められたわけですから、そう悲観することもないでしょう。魚に勝ったり負けたり・・・それが釣りというものです。

No.35

【日 時】 7月8日(火) 15:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:22.5℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 状況に合わせた釣りを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・バズベイト・SSRクランク

 釣行記を読むうちにどうしてもガマンできなくなったという暗闇の帝王は、急遽、前日に裏磐梯遠征を決意。当日、高速バスを降りた直後から鼻息も高速であり、強い直射日光にも耐え、気合がみなぎっているようでした。
 この日は夏日になったことから一時的にサマーパターンになっていると判断し、夏のエリアで夕マズメを釣る作戦。まずはテキサスリグでカバーを撃って行くと、1バイトあったもののフッキングならず。釣っている最中にライズが見られたので、それからはサイトフィッシングに作戦変更しました。その結果、セミルアーで3バイトあり、クルージングしている良型を1匹仕留めることができました。「気持ち良かった〜。」と、この1匹で鼻息も低速となり、それからはバズベイトに作戦変更。すると、この読みが的中して「ゴボッ!」・・・ストライク! 「バズで釣ったの久しぶり。」と、まだ明るい時間帯であるにも関わらず、調子を上げて来る暗闇の帝王。

野原様

「今後は"青空の貴公子"でお願いします。」

 バズベイトに手応えを感じたので続行すると、ナント怒涛の4連続バイト! そのうちの1匹を仕留めてからSSRクランクに換えると、今度は1投目でストライク! 「いいのしか釣れない!」と更に調子が上がって来たところで、ボート際でもストライク! その後も反応は得られましたが結果が出なかったので、ペンシルベイトを試すと1バイトのみ。これでやるべきことが見えて来たので再びバズベイトを投入すると、「ゴボッ!」・・・ストライク! 「引くな〜っ!」とスモールのパワーを満喫できたものの、最後にはピタリと反応がなくなったので、予定時間には湖を後にしました。「夕マズメの釣りもいいですね!」と、暗闇到来前の時間帯でも十分に楽しめることを実感できたようでした。
 今回は状況に合わせて釣り方を変えて行ったことで、暗闇が訪れる前でも合計18バイト。特にサイトフィッシングにおいては、スモールだけを狙い撃ちするオモシロさがあったと思います。飛び切りの大物は出ませんでしたが、ヘッドライトに頼らない釣りができました。

No.36

【日 時】 7月9日(水) 4:00〜 / 14:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:20.8℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 釣りが成立すれば良し
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス3匹(最大51.5cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・スピナーベイト・ジッターバグ・プチビッグベイト

 午前中はかなりの雨量が予想されたことから、朝マズメだけは楽しもうと出かけましたが、しばらくすると雷が鳴り始めて、まさかの落雷! 直ちに釣りを中断してとんぼ返りし、日中は休息時間に充て、午後に出直すこととしました。
 結果的に大雨警報が発令され鉄道も運休するなど、大変な悪天候となりました。雷は収まらなかったものの暗闇の帝王の気持ちも収まらず、とんぼ返り覚悟で釣り場へ行くだけ行ってみることにしました。裏磐梯に到着すると、急速に天候が回復し始め太陽がチラリと見えるほど。喜んでウェーディングで釣り始めましたが、大雨の影響で釣り場の水質が変わっており、2匹釣ったところで早々に釣り場を変更しました。しかし、またしても雷が! しばらく様子を見てから再開しましたが、慣れないウェーディングのせいか、調子が上がらない暗闇の帝王。ノーバイトのまま最終ポイントへ来てしまいましたが、静寂を打ち破ったのは42cmのラージ! 際どい場所をポッパーで攻めての1本に、「うれし〜っ!」と喜び全開でした。

野原様

「詳しく記載させていただきますと、42.0,51.5,46.0,47.5,46.0,46.0,44.0,51.0cmをトップで仕留めました!」

 増水により大物が浅場へ上がって来ているという確信を得たので、別のポイントへ移動。すると、ここでドラマが待っていました。いきなりジッターバグに出た51.5cmのラージを皮切りに、プチビッグベイトには大物スモールが連発! 「何だコレ! おかしい!」と、思考回路が混乱し始める暗闇の帝王。1〜2キャストで1バイトというお祭り騒ぎとなり、魚を手にする度に「狂ってる! 耐えられない!」を連呼。そして、再びジッターバグに51cmのラージがストライク! しかし、この夢のような釣りも、突然の雷で強制終了。あまりにも短い時間でしたが、それだけにドラマチックな釣りとなりました。帰り道でも「いや〜、スゴかったな〜。」を繰り返し、雷にビクビクしつつも余韻に浸る暗闇の帝王。
 雷に悩まされ続けた苦しい1日でしたが、終わってみればトップウォーターで40cmオーバー×8本(内45cmオーバー×6本)というガイド新記録を樹立! 1年に1回あるかないかの特殊な状況でしたが、だからこそ今回の超大爆発に繋がったのかも知れません。

No.37

【日 時】 7月10日(木) 4:15〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:19.2℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 状況に合わせた釣りを学ぶ2
【釣 果】 スモールマウスバス13匹(最大44.5cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ワーム

 雷雨のためガイドが中止になる可能性を見越した暗闇の帝王は、昨日のうちに帰宅日の今日も釣ることに予定変更。サイズに関しては既に十分な釣果をあげているので、今日は単独釣行にも活かせるよう戦略面に重点を置いたガイドを行いました。
 初日と同一エリアへ入ることで大雨後の状況変化を肌で感じ取り、1からヒットパターンを構築するということが今回のメインテーマ。増水していたことから、まずは浅場でバズベイトを試してみると、いきなり40cmオーバーのラージがヒットしたもののフックアウト! しかし、これで浅場に大物がいることが分かったので、別のポイントへとボートを進めました。すると、初日より魚は見えるにも関わらず、トップにもノーシンカーにも反応ナシ。このことをヒントにスピナーベイトを試すと、直ぐに答えが返って来ました。数は出ないものの良型が見込めると判断して続行すると、それから良型のみ4匹を追加! 追尾からヒットまで丸見えのエキサイティングな釣りができました。

野原様

「状況変化にバッチリ適応できました!」

 その後、バックアップパターンを確立するためミドルレンジへ行きましたが、釣れたのは小型魚。やはりサイズを狙うのなら浅場だと判断し、朝釣ったエリアへと戻りました。この頃には既にスピナーベイトの効力は薄れていたので、ミノー系ワームのトウィッチングに作戦変更。小雨になりましたが微風だったのでサイトフィッシングを強行し、見つけた魚は高確率で反応させることができました。「これはパターンですね!」と、自信を持って釣り続ける暗闇の帝王。釣り方に慣れた時、ヒットして来たのは本日の最大魚。ヘッドライト未装着にも関わらず大物を仕留めるあたりに、自身のレベルアップを感じたことでしょう。読みどおり、平均サイズ35cmというハイアベレージの釣りができました。
 初日とは大きく状況が変化していたことから、当然ながらヒットパターンも大きく違うものとなりました。得意なルアーを投げ倒すだけの釣りから、状況に合わせて釣り方を変えて行く釣りへのキッカケとなったなら幸いです。



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