タブ2014
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No.91

【日 時】 10月1日(水) 3:45〜 / 14:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.8℃〜
【お客様】 坪田 様
【テーマ】 2014年有終の美を飾る&ライトリグ以外の持ち駒を増やす
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・スピナーベイト・FBラバージグ・スピナーテイルジグ他

 いよいよ今日がシーズン最終日となる坪田さんは、悔いを残さないよう豪華2部構成をご希望。いつもより暖かな夜明けとなったので、期待して湖へ向かいました。
 水面に生命感はあったものの、確認の意味でMRクランクから始めましたがノーバイト。スピナーベイトも同様だったことから、ポッパーに作戦変更しました。坪田さんのキャストに安定感が出始め、ベストスポットにキャストが決まると「ゴボッ!」・・・ストライク! いきなりの40cmに坪田さん大興奮。その後、同様の釣りを試しましたが反応がなかったので、テーマである深場の釣りに移行しました。しかし、無風だったこともあり、手持ちのルアーにはノーバイト。そこで浅場へ向かい、40cmオーバーを射程圏内に収めたものの結果は出ず。ここで、初心に帰りキャスティングを行いました。風が吹き始めたタイミングでポイントを移動するとスピナーベイトにストライク! 練習の成果が出たと言って良いでしょう。

坪田様

「少ないチャンスをモノにして、複数の自己記録更新です!」

 午後の部は、浅場に小魚の群れが接岸していたことを確認してから、一気に深場へ向かいラバージグから始めました。すると、その4投目にラインが震えて・・・ストライク! ガマンの遅アワセが決まってみれば、坪田さんの自己記録魚! 「ビックリアワセしないように、自分に言い聞かせました、」と会心の1匹となりました。その後は反応がなくなったことから、スピナーテイルジグに作戦変更。すると、リフト中にストライク! これで2つのルアーのデビューに成功しました。ただ、状況から考えて浅場に大物の気配を感じたので、深場の釣りは中断して温存していたポイントへ。雰囲気とは裏腹に、未デビューのペンシルベイトになかなか反応はありませんでしたが、丁寧に釣って行くと突然「ゴボッ!」・・・ストライク! 最後に42.5cmの大物を手にして、「素晴らしい・・・」と達成感に包まれる坪田さん。
 朝マズメの部はライトリグ向きの状況でしたが、初志貫徹で合計7バイト。そして釣果5匹のうち3匹が40cmオーバーという、秋らしい釣りができました。3つのルアーのデビューにも成功し、完璧にテーマ達成です。

No.92

【日 時】 10月3日(金) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.3℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 楽しみながらレベルアップ
【釣 果】 なし(最大--.-cm)
【ヒットルアー】 なし

 この時期としては異常とも言える暖かな夜明けを迎え、風もなく曇天という絶好の釣り日和。「これはイケルでしょう!」と告げ、鼻息風量最強の状態で無人の湖上に出船しました。
 まずは一発大物狙いで浅場からデカペンシルでスタート。すると、キスバイトはあったもののそれっきりだったので、直ぐに深場へと移動しました。ここではデカトップを中心に攻めて行きましたが、それほどの手応えを感じなかったので浅場へと逆戻り。この頃には晴天無風となる雰囲気を感じたので、途中でメタル系やスピナーベイトでミドルレンジを探ったものの反応ナシ。ならばと浅場まで行きペンシルベイトなどで探りましたが、これまた反応ナシ。釣り場の雰囲気とは裏腹に、序盤は1バイトのみに終わりました。水面を良く観察すると、あちこちに小さな昆虫へのディンプルライズが! 早速、バグを投入してみましたが反応ナシ。水面には生命感が溢れ、ワカサギの群れも確認できたのですが・・・。

倉川様

 ライズの主はスモールであるという確信があったので、今度はホッパーを投入すると初バイト! その後も1バイトありましたが、捕食対象とルアーとのサイズ差が大きいため、無視連発。秋にライズ撃ちというのは滅多にできない釣りであり、1匹も釣れないのは悔しいので粘りましたが、結局は完敗に終わりました。その後は晴天無風となり、気温も水温もグングン上がって来たので小規模な障害物をポッパーで撃って行くと、ショートバイトが1回きり。ならばと再び深場へ移動してライトリグまで投入し、広範囲を回って手持ちのルアーを総動員しましたが、それでもなおバイトなし。好条件下にボウズで終わるわけには行かないので、特別に時間を延長して頑張りましたが、バイトを得ることはできませんでした。
 今日は好条件に恵まれ、多くの高活性の魚と対戦することができたものの、そのセレクティブさに敗れ去りました。振り返ってみると、ライズ撃ちに傾倒せずに風が吹き始めるまでライトリグで粘るべきだったかも知れません。私の状況判断ミス、プランニングミスが招いた結果だけに、ただただ猛省するばかり。修行が足りないことが分かったのが、唯一の収穫でした。

No.93

【日 時】 10月4日(土) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 水温:18.0℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 崖っぷちからの生還を図る
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス8匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・フロッグ・スピナーベイト・バグ・ポッパー他

 昨日は好条件に恵まれていながら数バイト0フィッシュと大コケし、完全に後がなくなった最終日の今日。平凡な釣果では終われない絶体絶命の大ピンチとなってしまったので、「今日は40cmオーバー1本を含めて10匹が目標です。」と告げ、小場所をラン&ガンする作戦で臨みました。2日連続で暖かな夜明けとなったことに、一筋の光が・・・。
 まずは一発大物狙いでバズベイトからスタート。すると、早朝の静寂を打ち破る突然の「バホオッ!」・・・ストライク! 1匹目から47cmのラージが飛び出し、倉川さんもエンジン全開。次のバイトはモノにできなかったので、ここでフロッグに作戦変更。すると、3バイト目でストライク! それからはピタリと反応がなくなり雨足が強まって来たので、ここでスピナーベイトに作戦変更しました。すると、フロッグで攻めた場所の水中がギラリと光って48cmのラージがストライク! 「早くも2匹で95cmです。」と、早朝から計算も冴え渡る倉川さん。予想以上の好釣果に気を良くして、次の釣り場へと向かいました。

倉川様

「昨日の悔しさをバネに、今日はいつも以上に正しく大暴れしました!」

 移動先では、いきなりラージを発見! これをバグで狙ってみれば、丸呑みで一撃でした。トップに好感触を得たので、それからはポッパー主体で攻めることにすると、怒涛のバイトラッシュに! モノにできず「フッキングが弱いか。」と反省する倉川さんでしたが、遂に43cmのラージがストライク! 「40cmオーバーには見えませんでした・・・」と目測が完全に麻痺していることに、うれしく戸惑う倉川さん。その後もバイトは続き、SPミノーやペンシルベイト、スピナーベイトでもバイトを得て9匹まで釣果を伸ばすことに成功。「これで目標まであと1匹!」を合言葉にポッパーで釣って行くと、最後に「ゴボッ!」と元気にスモールがストライク! 10月なのにトップに始まりトップに終わるという、最高の釣りができました。
 昨日と違ってポイント&ルアー選択の勘が冴え渡り、トップ&ハードルアーで合計20バイト達成! 昨日の絶不釣から劇的なV字回復で、当初の目標を大きく上回る好釣果を叩き出すことができました。ネバー・ギブアップ精神で、9回裏2アウトからの大逆転です!

No.94

【日 時】 10月8日(水) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.0℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 2014年有終の美を飾る
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ワーム・スピナーベイト

 「(釣友の)坪田さん以上に有終の美を飾りたいです。」という田尾さんでしたが、桧原湖は台風18号の影響が未知数だったので、状況が落ち着くことを期待して明朝に延期。初日の今日は、より影響が小さいであろう小場所を回って釣ることにしました。
 秋の行楽日和となったものの水温がガクンと下がっていたことから、「こういう日は難しいですよ。」と告げて実釣開始。坪田さんの時には絶好釣だったノーシンカーから始めましたが、見つけた魚は全てルアーを無視! そこでラバージグを投入しましたが、やや反応したもののチラ見のみ。ここでダウンショットに替えてみると小バスはヒットしましたが、良型は食わない! 他に何か策はないかと考えていると、田尾さんは地元ではネコリグでも釣っているとのことで、それに作戦変更。これも単にシェイクしただけでは食わず、ボトムホップさせてからのフリーフォールでようやく良型が「バクッ!」・・・バレた。フッキングを強くするようにアドバイスすると、次のバイトでようやくストライク! このヒットパターンに、「奥が深いですね。」と唸る田尾さん。

田尾様

「釣り方を突き詰めて遂に仕留めました!」

 上記の釣りと並行してジャークベイトやフラットサイドクランク、シャッドテイルワームも試しましたが、シャッドテイルワームに1バイトのみ。普通の釣りでは釣れないと判断し、夕マズメはスピナーベイトを投げ倒すことにしました。予想どおりなかなか反応はありませんでしたが、遂に「ズンッ!」・・・バレた。それから再び沈黙しましたが、サイズを上げて再挑戦。それでも反応がなく、攻めていない場所は残り1か所! 夕闇も迫り、ココで最後というスポットに渾身のキャストが決まると「ズンッ!」・・・ストライク! 前々回同様、最後の最後にミラクルフィッシュを仕留めることに成功しました。記念写真を撮る時には吐く息が白くなり、「完全にナメてました。」と裏磐梯の寒暖差を身をもって知った田尾さん。
 今日はかなり難解な釣りを強いられましたが、追求の手を緩めないことで1つのヒットパターンに辿り着くことができました。ソフトルアーなら簡単に釣れるわけではないことも理解してもらえたと思います。始まりかけた皆既月食を見ながら、帰路につきました。

No.95

【日 時】 10月9日(木) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.2℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 2014年有終の美を飾る2
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大30.0cm)
【ヒットルアー】 MRクランク

 昨日の釣りで夜間の冷え込み具合を知った田尾さんは、急遽、防寒ブーツとカイロを購入して防寒対策を増強。放射冷却現象による冷え込みは予想されたものの、逆に強風にはならないと判断して、予定どおり桧原湖へ向かいました。
 ターンオーバーしている感があったので、まずはMRクランクからスタート。すると開始2投目でストライク! その直後にもヒットしたもののドラグが緩く、いわゆる木化けでサヨウナラ。それから奇跡のボイルが発生したのでシャッドテイルワームで狙うと、3バイト得られたもののフッキングならず! その後はメタルバイブ、スピナーベイト、メタルジグ、ラバージグと投入し、メタルバイブにストライク!・・・したもののバラシ。それからシャッドテイルワームに「モワッ!」と出たもののフッキングならず。少しエリアを移動して、引き続きシャッドテイルワームで攻めて行くと、40cmクラスが猛追して「モコッ!」・・・フッキングならず! 岸際にいた良型には着水点が遠過ぎて見切られ、ボイルを狙った際にはルアーが木に引っ掛かり、「(決定的チャンスを)モノにできない!」と田尾さん悶絶。

田尾様

「また、2投目から釣れたのですが・・・。」

 気分を変える意味もあって、大きくエリア変更。そこではシャッドテイルワームに反応がなかったので、風が吹き始めたタイミングでラバージグを投入すると、いきなり1投目でストライク! 「これはデカイです!」と格闘する田尾さんでしたが、ファイト中に無常のフックオフ。その後はラバージグに反応がなくなったのでライトリグも投入しましたが、風が吹く中でバイトを得るには更なる修行が必要と判断し、最後は風裏のエリアで勝負することにしました。リハーサルをしてからスプリットショットリグで始めると、1投目にバイト! しかし、やってはいけない電撃フッキングが原因で、ファイト中に再びフックオフ。逆転の1匹を手中にできないまま、失意の撤退となりました。
 出船時は苦戦を覚悟しましたが、意外に魚の活性は高く、数多くのチャンスを提供することができました。「とにもかくにもキャストですよね。」と受け入れがたい現実を前に、落胆の色を隠せない田尾さん。数多くの課題が浮き彫りになりましたが、上達のための材料が見つかったと前向きに捉えれば良いでしょう。メゲずに、また挑戦してください。



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