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No.7 |
【日 時】 6月1日(日) 4:00〜 小野川湖ホームレイク計画を明るく推し進めたいという大木さんは、今回が今年3回目の裏磐梯遠征。「テーマの釣りがダメな場合は、大型のオス狙いで。」ということで、無人の湖上に出船しました。無風だったものの、水質が悪くなっていたのがちょっと気がかり。
直ぐに別の大物を見つけたものの、これは2回のラインブレイクで完敗。この頃から風が吹き始めサイトフィッシングはできなくなったので、大物が多いエリアでの釣りは諦めて、セミルアー中心で楽しく釣る作戦に変更しました。すると気温が上昇して来たのが良かったのかルアーへの反応が上向き、中には背中を出してルアーに襲い掛かる魚も。炸裂とまでは行かないものの、堅調にバイトを重ねることができました。「やっぱセミは楽しいですね〜。」ということでしたが、"お1人様1回限り"の魚ばかりで、最初のバイトをモノにしないとアウトというハイレベルの釣りとなりました。セミルアーには反応しない魚のうち、明らかに35cmオーバーの魚だけをサイトフィッシングで狙い、最後に1匹仕留めて気分良く終了としました。 |
No.8 |
【日 時】 6月2日(月) 4:00〜 ようやく休日が確保できたという江藤さんは、当然ながら気合十分。デカトップの釣りをご希望でしたが、ここ最近の状況からそれは厳しい旨を告げて湖へ向かいました。今日は天気予報どおり晴天&ベタ凪となったので、第1エリアへ直行。
中盤以降はセミルアーがメイン。「まだ魚の数は少ないはずですが、その代わりにいれば出ると思います。」と解説しつつ釣って行くと、読みどおり要所では高確率で反応が得られました。ただ、江藤さんはルアーに接近する魚影が見えると自然と力が入るらしく、それが不自然な動きに繋がって見切られるケースも多発。平常心で操作しつつフッキングを決めなければならないという、ある意味で自分との戦いとなりました。そして、ライズする魚がいたオーバーハング帯では、遂に40cmオーバーが「ゴボッ!」・・・しかしフッキングならず。それでも良型を2匹仕留めることに成功し、それからはピンスポットを撃つことでバイトを重ねることができました。最後にも良型がヒットしましたが、これはファイト中にフックオフ。 |
No.9 |
【日 時】 6月3日(火) 16:00〜 すっかり恒例となった、この時期の勝又さんの裏磐梯遠征。このところ夏日が続いていることもあり、勝又さんの体力面も考慮して夕マズメに焦点を当てたショートガイドを行うことにしました。
太陽が西の山に隠れ、いよいよ夕マズメ。次第にモンカゲロウのハッチが始まり、オイカワのライズも増えて来たのでペンシルベイトに作戦変更しましたが反応なし。「この釣りはタイミングが全てです。」と告げて続行しましたが、賑やかな水面とは裏腹に反応なし。そこで、プチビッグベイトに作戦変更しました。すると、その1投目に「ゴボッ!」 強烈なパワーを見せたのは、狙っていたアフター回復系のメス42cm! そして、その10分後には同じく40cm! デカトップでの大物連発にイケイケモードとなりましたが、夕闇が迫る頃にはピタリと反応がなくなりました。魚が回遊を止めたと判断し、ポッパーで岸沿いを撃つことにすると、2投目に「ゴボ。」・・・ストライク! 最後を飾ったのは、プリのラージ39cm! この頃から更に風が強まって来たので、粘ることなく終了としました。 |
No.10 |
【日 時】 6月4日(水) 4:30〜 昨日の夕マズメの釣りで消耗した勝又さんの体力回復を図る意味もあり、今日はやや遅めのスタート。昨日、大物を仕留めたので、今日はフライフィッシングに磨きをかけることをテーマとしました。
するとこの頃から風が吹き始めたので、予定を変更して風裏のエリアへ。ここでドライフライを投入すると、黒い影が左から接近して来て「ハフン。」・・・ストライク! #5ロッドをバットからブチ曲げたのは39cmの良型でした。「よし、これからだ!」と思った矢先に風が強まり、続行は困難な状況に。更に風裏を探し、そこで見つけたオスをバイブレーションで仕留めてから、大事をとって出船場所に戻りました。少し風が弱まったタイミングでは、セミルアーに40cmクラスが2回出たものの、フッキングならず。再び風が強まり水面の花粉が巻き込まれて濁りが出始めると、ルアーへの反応もなくなったので安全を考慮して終了としました。 |
No.11 |
【日 時】 6月5日(木) 3:30〜 本格的にバスフィッシングを始めて1年程度というお2人と相談の結果、クマとの遭遇を避ける意味もあり、レンタルボートも使って1人ずつ交互にガイドする作戦としました。ただ、テーマのレベルが高過ぎると思い、「2人で2ケタは釣れないと思います。30cm後半が1匹釣れれば御の字です。ソフトルアーも使います。」と告げて湖へ向かいました。
単独で釣っていた田尾さんにオススメしたポイントでは、大物のボイルも見られたのですが、結果的にはヒットなし。しかし、魚の居場所は絞り込めた感があったので、ガイド後に2人で入り直してもらうことにして、最後は田尾さんと釣ることにしました。この時点で"スピニングタックルを使った食わせの釣り"という方針が固まっていたので、ポッパーで攻めた場所に再び入り直しました。すると、35cmクラスのラージがセミルアーにゆっくりと接近して「ハフン。」・・・スッポ抜け。「アワセが早かったか!」と後悔する田尾さん。この時点でほぼ終了時間となっていましたが最後の大逆転を信じて続行すると、再び大物がゆっくりと浮上して来て「ハフン。」・・・ストライク! 数分の格闘の末に無事ネットに収め、「ミラクルフィッシュだ!」と田尾さんが歓喜したところで、気分良く終了としました。 |
No.12 |
【日 時】 6月6日(金) 4:00〜 前回は寒の戻りの中、寒い思いをしながら釣ったので、今回は条件に恵まれることを期待しましたが、開始時から既に風ビュービューで波ザバザバ。釣りが成立することを優先し、辛うじて風裏となる場所で釣ることにしました。
移動先でも強風でしたが、「釣りやすさ優先で安易に巻きモノにするのではなく、釣りにくくてもコレで行きます。」と告げて、ハルゼミフィッシングをスタート。すると、この読みが見事に的中して、良型スモールが次々に水面を割りました。「イイヤツばっかり!」と倉川さんも、モームチュー。魚はルアーを完全にハルゼミと思っているらしく、実に素直にヒットして来ました。42cmを仕留めた頃には太陽が顔を覗かせて、待ってましたとばかりにハルゼミ大合唱。こうなるとイケイケモードとなり、終了時間間近でしたが倉川さんから時間延長申請が。セミルアーでバラシた大物をソフトスティックベイトで仕留めてみれば、これが本日の最大魚。その後、セミルアーで2匹追加してから、バラした大物を同様の作戦で仕留めてみれば、これがトドメの42cm!
始める前は過酷な釣りになると思っていましたが、終わってみれば大爆釣! 釣獲匹数では自己記録タイ、40cmオーバー5本は倉川さんの自己記録となりました。強風という悪条件を考えれば、マックス級の釣果だったと思います。 |