タブ2014
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No.12

【日 時】 6月11日(水) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.0℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 釣りの幅を広げる
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ペンシルベイト・セミルアー・バグワーム

 6月の桧原湖に通い続けている芝さんですが、今回は船舶免許保有者である利点を活かし、レンタル艇を利用して広範囲を釣るワンランク上の釣りをすることにしました。エレキ艇では行けないエリアも対象とし広い視野で湖を釣るという作戦に、早朝から芝さんも気合十分&睡眠時間不十分。
 普段はセミルアーがメインとなっているHFC名誉顧問の芝さんの釣りの幅を広げるべく、まずは第1ポイントでスピナーベイトを試すと、開始5分でストライク! その後、ペンシルベイトと併用することで堅調にバイトを重ねることができました。釣っている間に45cmオーバーの大物スモールを発見しましたが、「サイトフィッシングは好みじゃないので。」ということで、この魚はガイド後の単独釣行のお楽しみとして温存することに。日が覗くようになってからは、これらのルアーへの反応がなくなったので、早くも伝家の宝刀セミルアーを投入。するとバイト頻発となり、2連続ヒットも! しかし、釣り込むことはせず、これまた単独釣行のお楽しみに温存することにしました。

芝様

「やっぱり、セミルアーは楽しいジィ〜!」

 中盤にはエレキ艇では行けないエリアへ向かいましたが、皮肉なことに風が強く続行は困難。数少ない風裏をラン&ガンしましたが魚影が薄かったので、序盤の釣りから推測したエリアへ逆風を突いて直行! これまでガイドでは釣りをしたことがないエリアでしたが、「意外と普通のエリアが正解なのかも知れません。」と告げてセミルアーを投入すると、直ぐに答えが返って来ました。しかし、魚はスレ気味で難易度高し。それでも魚の多さに助けられて、堅調にバイトを重ねることができました。フッキングには苦労させられましたが、中にはロケットのように水面に飛び出す魚もいて、実にエキサイティング! 平均サイズ35cmとハイアベレージの釣りをすることができました。
 結果的に中盤の釣りは失敗に終わりましたが、それを時間の浪費と考えるのではなく、終盤の釣りに繋げる材料と考えてほしいと思います。結局、エリアは普通でヒットルアーもいつものセミルアーでしたが、正解のエリア・釣り方へ辿り着いた過程こそ大切。ボートの機動力を活かしバスの居場所を探り出したという点が、一番の収穫だったと考えてほしいと思います。

No.13

【日 時】 6月12日(木) 14:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.5℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 釣りの幅を広げる2
【釣 果】 スモールマウスバス15匹(最大42.5cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・スピナーベイト・ペンシルベイト・JTDミノー

 明け方に本降りの雨になるという予報を受け、「午前中はのんびりして、未経験の夕マズメを釣ってみたい。」とのこと。心身の充電を済ませてから湖へ向かいましたが、皮肉なことにかなりの強風で、出船できるかどうか不安なまま湖岸へ到着しました。
 湖は意外なほど風がなく、既に複数のボートが浮いていました。そこで空いているポイントへ入りセミルアーから始めると、開始5分で良型がストライク! ここで芝さんは、HFC推奨カラーに変更。するとこれが大当たりで、本日の最大魚を含めて立て続けに5匹をネットイン! HFC名誉顧問の実力を見せつけました。しかし、今日はハルゼミフィッシングが目的ではないため、スピナーベイトも試してみると4バイト1フィッシュ。更なる可能性を求めて大移動しプリの大物狙いで続行すると、狙いどおり巻き始めにズズンッ! しかし、芝さんはフッキングの際にバランスを崩してしまいサヨウナラ。大物捕獲はもう1歩でした。それからはペンシルベイトで1匹追加したものの、エリア選択が間違っている感があったので、再び大移動。

芝様

「トップウォーターで40cmオーバー×2本に大満足です!」

 日没が近づき、「これからがプライムタイムですね。」と気合を入れ直す芝さん。その期待に応えるように、スピナーベイトにストライク! しかし、そろそろトップで釣れるはずだと思ったのでペンシルベイトに作戦変更すると、ここからバイトラッシュに突入しました。ただ、フッキングが決められず芝さん悶絶。そこで、相性が良いJTDミノーに換えて反応を窺うと再びバイトラッシュとなり、ボート際では40cmが「ゴボッ!」 ヒットパターンという確信を得たので最終ポイントへ向かうと、またまた怒涛のバイトラッシュに突入! フッキングに苦戦したものの、1〜2キャストで1バイトというお祭り騒ぎとなり、大台に達したところで気分良く終了としました。
 昨日に引き続き中盤の釣りはイマイチでしたが、それを基に導き出したエリアで夕マズメはバイトラッシュ。「大満足です。スピナーベイトへの信用度も増しました。」と、テーマ達成を喜ぶ芝さん。広い視野で釣り場を把握するというバスフィッシングの基本も、バッチリ経験できたのではないかと思います。

No.14

【日 時】 6月13日(金) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:18.0℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 アフター回復系の魚を狙う
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・スピナーベイト・セミルアー

 今年はあえてベストシーズンを避けた釣行日程を組んだ石川さんは、当然ながら気合十分。しかし、早朝から風が強く、釣り場選定から悩むという波乱のスタートとなりました。「行くだけ行ってみたいです。」というリクエストを受け、風を気にしながら予定どおり桧原湖へ。
 風は強かったものの、何とか釣りはできるレベル。テーマに沿ってポッパー主体で釣って行くと、クサイと睨んだ場所では高確率でバイトを得ることができました。しかし、石川さんの調子がなかなか上がらず、フッキングが決まりません。プリと思える良型スモールもヒットしましたが、これはスプリットリングが伸ばされてサヨウナラ。バイトは得られるのに魚を手中にできないという苦しい時間が続きましたが、ド派手なバイトをして来た良型のオスを仕留めて、ようやく調子が出て来ました。しかし、それとは逆に風向きが安定しない強風となり、落ち着いて釣りができない苦しい展開。分厚い雲の隙間から強烈な日差しが降り注いだと思えば急に雨が降り出すなど、不安定な天気に翻弄されました。

石川様

「悪天候の中、トップで仕留めました!」

 その後は風裏を探しながらポッパーを撃つというガマンの釣り。要所では高確率で答が返って来ましたが、いかんせん不安定な強風が厄介。しかし、風が弱まった一瞬の隙を突いてセミルアーを投入してみれば、大物がゆっくりと接近して来て「ハフン。」・・・ストライク! セミルアーを丸呑みにしたのは、本日の最大魚。その後も良型を仕留めてヒットパターンであるという確信を得ましたが、風向が変わって風裏がない状態になってしまいました。苦肉の策としてポッパーで1匹を追加しましたが、風は更に強まり本湖は既に波ザバザバ。流れる雲の様子から、これから状況が好転することないと判断し、今日は早上りして明日の分に繰り越すことにしました。
 今日はクサイと睨んだ場所では、予想どおりクウォリティーの高い魚のバイトを得ることができました。しかし、常に風のご機嫌を窺わなくてはならず、10分後の予定を立てられないストレスの溜まる釣りになりました。明日こそは心穏やかに釣らせてほしいところです。

No.15

【日 時】 6月14日(土) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:全天候 水温:16.0℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 釣れる魚を釣る
【釣 果】 スモールマウスバス14匹・ラージマウスバス2匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 ダブルスウィッシャー・セミルアー・シャッドテイルワーム

 昨日は悪天候に悩まされたので、今日こそは心穏やかに釣りたいところでしたが、あろうことか2日連続の悪天候。桧原湖では危険が伴うと判断し、予定を変更して風の影響を受けにくい小場所を回ることにしました。
 桧原湖ほど選択肢はないと思い、「なるべくエキサイティングな釣りをしましょう。」と告げ、ダブルスウィッシャーからスタート。初使用ということだったので、釣り方講習から始めると、うれしいことに開始5分で良型スモールがストライク! これに気を良くして続行すると、バイト頻発。小雨もパラつく肌寒い朝でしたが、熱くなる石川さん。すると、カバー横に落ちたダブルスウィッシャーに1つの影が接近し、ルアーの動き出しに伴って後方から追尾。固唾を飲んで見守ると、唐突に「ゴボッ!」・・・ストライク! 何度もジャンプを繰り返したのでヒヤヒヤしましたが、何とかネットに収めたのはポストスポーンの大物ラージ! 序盤は、初投入のダブルスウィッシャーが炸裂しました。

石川様

「ダブルスウィッシャーの威力を知りました!」

 その後は風のご機嫌を窺いながらスピナーベイトを試しましたが、これは完全ノーバイト。そこで、セミルアーを撃って行くと、良型が出てくれました。そして更にシャッドテイルワームに作戦変更して、いる魚は確実に仕留めるという釣りを展開。「ワームは久しぶりだ。」という石川さんでしたが、ルアーに突進して来た魚を仕留めてみれば、40cmのスモール! ただ、石川さんはアワセのタイミングが少し早いので、フッキング率に課題が残りました。それでもバイトの多さに助けられて、気が付けば大台を突破! 最後の最後はバイトラッシュというオマケまで付いて来ました。「今日は良かったです。昨日も良かったけど。」と、満足げの石川さん。
 2日連続の悪天候という不運に見舞われましたが、釣り場と釣り方に固執することなく柔軟に対応したことが勝因だったと言えるでしょう。釣果はもちろんですが、初投入のダブルスウィッシャーがいきなり持ち駒に加わったことが、最大の収穫だったと思います。

No.19

【日 時】 6月18日(水) 15:00〜
【場 所】 桧原湖・曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 バスフィッシングをする
【釣 果】 スモールマウスバス17匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・ペンシルベイト・スピナーテイルミノー

 今年まだバスを釣っていないという飯田さんの気合メーターは、最初から当然のレッドゾーン。「バスフィッシングをやりたいです。スピニングも使います。」ということだったので、日中でも十分に勝算がある桧原湖へ向かいました。
 まずはSSRクランクからバイブレーションまで投入し、ヒットパターンを模索することから始めました。その過程で魚はポッパーへ好反応を見せたことから、ハルゼミフィッシングに作戦変更。すると狙いが的中し、いきなりのバイトラッシュに突入! 過去、この釣りではフッキング率の低さに枕を濡らした夜もあったという飯田さんでしたが、この日のフッキング率は非常にタカシ! ピンポイント撃ちで良型をビシビシと仕留め、「あー、楽しーっ!」を連呼。夕マズメを迎える前には早くも2ケタ釣果となりました。続ければまだまだ釣れそうな雰囲気でしたが、スピニングの釣りに終始するのもいかがなものかと思い、夕マズメはお待ちかねのプラドコタイムへ。アフター回復系狙いでエリアを大きく変更しました。

飯田様

「〆の大物もトップでやったりました!」

 確認の意味で立ち寄ったスポットではビッグバドに大物の追尾がありましたが、バイトには至らず。しかし、本命ポイントでは狙いどおりにペンシルベイトが炸裂しました。どの魚も回復系らしい「バフッ!!」という超本気食い。魚を手にして「ズッシリ来る!」と飯田さん狂喜乱舞。それと連動してペンシルベイトも乱舞したので、「ルアーは正しく使いましょう。」とアドバイス。"釣れるアクション"と"1ランク上のフッキング動作"を続けたことで、30分ほどで6匹と爆釣でした。そして最後は、ポイントを移動しての一発大物狙い。不運なことに遠くには雷光が見える状況でしたが、スピナーテイルミノーへの貴重なバイトをモノにしてみれば、これが本日の最大魚。最後に大物を仕留められたので、気分良く釣り場を後にしました。
 「今年も爆釣ですよ!」と、帰り道でもコーフン冷めやらぬ飯田さん。「もう満足なので、明日は遅めのスタートでいいです。」と、充実感いっぱいのようでした。プラドコタイムは短時間でしたが、トップウォーターが炸裂した楽しい釣行となりました。

No.20

【日 時】 6月19日(木) 6:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.9℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 バスフィッシングをする2
【釣 果】 スモールマウスバス16匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・セミルアー・ポッパー

 昨日、正しく大暴れした飯田さんは、十分な睡眠と十分なビールのおかげで朝から元気ハツラツ。桧原湖は堪能できたこともあり、今日は気分を変えて小野川湖へ向かいました。
 決して早朝とは言えない時間帯でしたが、幸運なことに雲が低くローライト。減水していたことを考慮して、一気に第1ポイントへ向かいました。さざ波が立っていたことから、確認の意味で昨日のヒットルアーであるペンシルベイトから始めると、いきなりのバイトラッシュ。桧原湖同様、アフター回復系が「バフッ!!」と超本気食いして来ました。しかし、フッキングがなかなか決まらず、飯田さん「くっそ〜っ!」を連呼。それでもバイトの多さに助けられて、着々と釣果を伸ばすことができました。ハルゼミフィッシングには不適である冷たい西風も、ペンシルベイトの釣りには追い風。「今日もこの釣りができるなんて、最高ですよ!」と、飯田さんのコーフンメーターは早くもレッドゾーンに。

飯田様

「2日連続でペンシルが炸裂しました!」

 しかし、ペンシルベイトへのバイトラッシュも、日が差し始めたタイミングで強制終了。タックルをスピニングに持ち替えて、中盤からはハルゼミフィッシングに作戦変更し、要所だけを撃って行くと良型がストライク! 風が強く、この釣りができるエリアは限られたものの、他のアングラーが見落とすようなスポットを中心に攻めることで、バイトを重ねることができました。そして遂に40cmオーバーがヒットしたものの、ファイト中に口切れしてしまいサヨウナラ。「えーっ! 飛ばれてないのになーっ!」と意気消沈する飯田さんでしたが、最終ポイントではポッパーが炸裂! 日差しビシビシの状況でしたが、魚のハートに火をつけるルアー操作が功を奏して、最後にラッシュをかけることができました。
 「今日も爆釣ですよ!」と、帰り道でもコーフン冷めやらぬ飯田さん。マズメ時は釣っていないにも関わらず、昨日に迫る好釣果をあげることができました。ルアーや釣り方に固執しない大人の対応が、その要因だと言えるでしょう。

No.21

【日 時】 6月20日(金) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.5℃〜
【お客様】 坪田 様
【テーマ】 トップでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス14匹(最大40.5cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・スピナーベイト・セミルアー

 桧原湖を訪れるのは20年ぶり2回目という坪田さんは、早朝から気合十分&睡眠時間不十分。釣果よりも、当日の戦略を構築するプロセスを吸収したいということだったので、選択肢が多い桧原湖へ向かいました。
 普段からトップウォーターがメインということだったので、ポストスポーン狙いでポッパーからスタート。すると、開始5分でストライク! 早速の釣果に坪田さんも大興奮。それからは推察される魚の状態に合わせてエリアを変え、トライ&エラーでポイントを絞り込んで行きました。今日は、とある法則に基づいてポッパーを投入すると効果的であることが分かり、要所のみをラン&ガン。ポッパーだけでも15バイト程度は得られ、ヒットパターンと言い切れる釣れっぷりでした。明るくなってからは、ポッパーへと近づく魚影が見えてから「ゴボッ。」となるので、実にエキサイティング! フッキングが決まらずに、「何匹逃がしてんだ。」と自責する場面もありましたが、楽しい時間が過ごせました。

坪田様

「終始トップウォーターを堪能しました!」

 風が吹き始めたタイミングでスピナーベイトを投入しましたが、1匹のみに終わったので風裏のエリアへ移動。釣り方を練習してからハルゼミフィッシングをスタートしました。状況によってはフッキングが難しい釣りですが、今日の魚は実に好意的で、ほとんど見切ることなくルアーをしっかりと食ってくれました。そのおかげで、初体験の釣りながらもビシビシと良型を仕留める坪田さん。刻々と変化する風向きには小まめな移動で対応し、風裏のみを徹底的に攻めました。すると、本日の最大魚がストライク! 「おおーっ! 突っ込む!」と坪田さんはスモール特有のファイトに圧倒され続け、気が付けば早くも終了時間。完全にヒットパターンとなり、続ければ永遠に釣れそうでしたが、後ろ髪を引かれる思いで湖を後にしました。
 「こんなにバスからの反応を得られたのは初めてです!」と、ハイシーズンの桧原湖の実力を体感した坪田さん。ほぼ初挑戦にも関わらず、この釣果は大健闘と言えるでしょう。これからスピニングタックルの練習に本腰を入れれば、更なる釣果アップが期待できると思います。



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