タブ2011
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No.22

【日 時】 6月21日(火)6:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.5℃
【お客様】 石井 様
【テーマ】 フライでバクバク
【釣 果】 スモールマウスバス多数匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 スジエビフライ・ドライフライ

 昨年、フライフィッシングで爆釣した石井さんは、前回の経験を基に改良フライも準備して死角ナシ! ハルゼミの落水を期待しつつ、のんびりと湖へ向かいました。
 湖岸に到着してみれば、曇天&無風&無人&蒸し蒸しと、フライで爆釣の条件が整っていました。「これは釣れますよ。」と予告してから実釣開始。まずは大型ドライフライで始めたものの、意に反して反応はイマイチ。ハルゼミの落水もなく、どうも雰囲気が違うと思っていると、岸際でボイル音が発生! ここで今日の捕食対象はスジエビだと判断し、早々にフライを改良版スジエビフライに変更しました。すると、ここから爆釣モードに突入! 魚影や底の変化を目で確認してから狙い撃つことで、高確率で答えが返って来ました。ここまで釣れると餌より釣れるのではないかと思えるレベル。追尾から捕食までが丸見えなので、非常にエキサイティングでした。

石井様

「桧原湖は釣り堀なのかと思いました。」

 あまりにも釣れ続けるので、後半はサイズ狙いに作戦変更。サイズが上がった分、フライを見切ってくるツワモノも増えましたが、これくらいの難易度が丁度良いもの。「食うか? 食うのか? 食わない〜っ!」というシーンも数多く、ゲーム性で言えば堅実な数釣りよりもこちらの方が上。石井さんも魚との心理戦を存分に楽しんでいました。一度ヒットすれば、リーダーが水を切りロッドティップは水面に刺さり、フライロッドで楽しむ相手としては必要十分。そして終盤になると、遂に風が吹き出したので、大移動して風裏のポイントへ。ここでも2連発と石井さんの絶好調ぶりは止まりませんでしたが、楽しい時間は過ぎるのも早く、残念ながら終了時間となりました。
 今回は幸運にも理想的好条件に恵まれ、フライフィッシングの本領発揮となりました。残念ながら大物との遭遇はありませんでしたが、「少し右腕が痛いです。」と幸せな疲労を感じた石井さん。1日中釣ったら、右腕が上がらなくなる恐れもあったため、半日釣行で丁度良かったと思います。

No.23

【日 時】 6月22日(水)6:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:--.-℃
【お客様】 石井 様
【テーマ】 ほとんど初挑戦のバスフィッシングを楽しむ
【釣 果】 スモールマウスバス13匹(最大42.5cm)
【ヒットルアー】 シングルスウィッシャー・フローティングミノー他

 昨日はフライフィッシャーのお兄さんをガイドしましたが、今日はバスフィッシング初心者の弟さんをガイド。2本のスピニングタックルを用いて、巻くだ系および落とすだ系ルアーで何とかしようと湖へ向かいました。
 昨日のベタ凪とは一転して強風が吹き、スピニングの釣りにはかなり厳しい状況でした。まずは、風裏となる場所でキャスト練習を兼ねてシャッドテイルワームで釣ってみると早速1匹! 釣り動作に慣れてから出船すると、シングルスウィッシャーでも1匹追加し、上々の滑り出しでした。しかし、とにかく風が強かったので風裏エリアへ大移動。移動中には、あまり専門的にならない範囲でバスフィッシングの概要を解説し、「なぜ釣れるのか?」も考えながら釣るスタイルを採りました。キャスト回数が増えるに従い石井さんのキャスト精度も上がってきたので、障害物付近を狙うなど積極的な釣りを展開。すると結果は付いて来て、フローティングミノーやノーシンカーワームで多くのバイトを得ることができました。フッキングに苦戦しても、魚の姿が見えるので石井さんも楽しそう。

石井様

「初挑戦でも、こんな大物が釣れました!」

 気温が上がったタイミングでセミルアーを投入すると、障害物から大物が浮いて来て「ハフン。」 フッキングに失敗しましたが、これをワームで再度狙うと・・・ストライク! 40cmを超える大物がネットに収まり、「オモシロイですね!」と石井さん。中盤でヒットパターンが完全に見えたので続けると、やはり睨んだ場所では同じパターンでキッチリ答えが返って来ました。「(ゲームが)繋がってますね。」と、石井さんもパターン構築の過程を理解しつつ、ビシビシとヒットを重ねます。そして終盤にはフッキング動作にも安定感が増し、狙ったポイントで狙いどおりにトップウォーターで仕留めたところで、気分良く終了としました。
 今回は状況に恵まれませんでしたが、石井さん自身の頑張りとソフトルアーの助けもあって、上々の結果を出すことができました。総バイト数も25回程度はあり、ほとんどの状況で魚の姿が見えたので、石井さんからも「楽しかったです。」との感想をいただくことができました。

No.24

【日 時】 6月25日(土)3:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:雨 水温:18.5℃
【お客様】 石川 様
【テーマ】 天候や状況に合わせて考えて釣りたい
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 デカイミノー・SSRクランク・スジエビルアー・フローティングミノー

 桧原湖定番ワームのみのワンパターンな釣りに疑問を感じ始めたという石川さんは、己の殻を打ち破るため気合十分。睡眠時間は不十分になりますが、我先キャストを決めるため、降り止まぬ雨の中を湖へ向かいました。
 ベイトタックルの使用も久しぶりであり、かつトップウォーターで釣った経験もないということだったので、練習を兼ねてSSRクランクでスタート。すると早くも2投目に「ゴボッ。」と出たものの、体が固まる石川さん。しかし、これでトップに反応する魚がいることは分かったので、サイズアップのためにポイント移動。そこでは、デカイミノーに再び「ゴボッ!」 残念ながらバレてしまいましたが、2発目のデカクナイスモールはキッチリと捕獲し、めでたくトップウォーターデビュー! その後、ミノーやラバージグにバイトはあるもののフッキングには到りません。それでも、魚の遊泳層に合わせた釣り方を展開することで、しっかりバイトが続くことを石川さんも理解。ワンパターンな釣りでは、釣れない魚がいるということです。

石川様

「今回でトップウォーターに目覚めました!」

 今後の単独釣行を見据えて持ち駒を増やしたいということだったので、中盤はSSRクランク主体で釣って行くと「ゴボッ!」と良型が2発! ピンスポットにいた魚にはスジエビルアーを投入して容赦なし! この頃から雨が強まって来たのでベイトタックルの釣りで通したいところでしたが、天候のわりにアングラーが多く、プレッシャーのせいか反応がなくなりました。そこで終盤は作戦変更して、風裏の場所で地味なスピニングの釣りを展開。リップレスミノーを追って来た魚に対してフローティングミノーを入れることで、何とかバイトを得ることができましたが、雨天の割りには魚の反応は結構シビアでした。スプリットショット・リグが最強の雰囲気濃厚でしたが、最後までハードルアーで押し通し、良型に返り討ちに遭ったところで終了となりました。
 今回の限られたタックルとルアーでは、善戦した方だと思います。何より石川さんのマンネリフィッシングが粉砕され、トップウォーターへの信用度が上がったことは大きな成果。釣果以上に得たものは多かったと思います。

No.25

【日 時】 6月26日(日)4:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:小雨 水温:19.1℃
【お客様】 佐藤 様
【テーマ】 デカトップまたはベイトタックルで釣りたい
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー

 裏磐梯遠征の度に持ち駒を増やしている佐藤さんは、今回も早朝から気合十分。いくつかのテーマルアーをデビューさせることを念頭に、貸切の湖上へ出船しました。
 まずはダブルスウィッシャーやビッグバドで始めましたが反応なし。これは想定内の結果だったので、アフタースポーン狙いに作戦を切り替え、デカペンシルを投入しましたが反応がなく、デカイミノーも同様。魚は居るはずだと思い小型ポッパーを試すと、ようやく答えが返って来ました。その後、ポイントを移動しましたが水質が悪化しており、ベイトタックルの釣りでは2バイトのみ。小型トップの釣りですら苦戦する状況だったので、ミドルレンジの釣りを提案しましたが、「それはちょっと・・・。何とかトップで、ベイトタックルで釣りたいですね。」ということで、早々に釣り場を変更することにしました。"見切る"こともウデのうちです。

佐藤様

「桧原湖はデカトップには厳しかった!」

 次の釣り場では軽快にバズベイトを撃って行きましたが反応なし。しかし、展開の速い釣りをしたことで早々に大物ラージを発見! どうやら2回目の産卵行動に入ったようで、オスの近くをウロつくメスも見えました。しばらくポイントを休ませてからダブルスウィッシャーで攻め直すと、絵に描いたように「ゴボッ。」・・・ストライク! 1回目のジャンプで確実に50cmオーバー、下手をすれば55cmクラスの超大物であることが分かりました。佐藤さんも本気モードでファイトしましたが、2回目のジャンプでバレた・・・佐藤さん、しばし放心状態。「ちょ、ちょっと待ってください。」と心の整理に必死。その後、「もう贅沢は言えないので、オスでもいいです。」ということで45cmクラスのオス狙いに作戦変更し、バイブレーションで攻めて行くとバイト!・・・したもののまたバレる。この後もルアー総動員で攻めましたが、さすがに魚の偏差値が上がり過ぎて、結果を出すことはできませんでした。
 今回は佐藤さんが理想とするスタイルで自己記録確実の大物を掛けるまでは行きましたが、手中にするにはもう一歩でした。しかし、「良い思い出ができました。」と、表情はいたって晴れやか。佐藤さんの器の大きさを感じた釣行でした。



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