【日　時】 10月22日（土）5:00〜
【場　所】 裏磐梯各所
【状　況】 天候：小雨　水温：13.9〜℃
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 2011シーズン最後の巻き
【釣　果】 スモールマウスバス１匹・ラージマウスバス１匹（最大43.0cm）
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ラバージグ

　前回は得意の巻きモノが通用せず、モヤモヤが晴れないまま毎日のように海苔巻のヤケ食いをしていたという倉川さんは、「ダメなら納得しますから。」と、単日釣行ながらも巻きの意思は固い！　そこで、小雨の降る中、湖へ急ぎました。
　この時期としては暖かな雨だったので期待しましたが、湖面には大量の落ち葉が！　メゲずに始めると、ほどなくして奇跡のボイル発生！　ポッパーで狙うと１回は「ゴボッ！」と出たのですが・・・。さすがに浅場に居残る魚は極めて少ないようだったので、それからは当初のプランどおりスピナーベイトを撃ちまくって行きました。落ち葉の合間を縫うように引いて来ると、ピンスポットで遂にストライク！　「この１匹だけでも来た甲斐がありました。」と、倉川さんも感無量。しかし、この頃から風が強まり、エレキのモーターが水上に出るほどの荒れ模様に！　可能性のあるエリアは全て風が吹き抜けており安全に釣ることは不可能だったので、予定を変更して釣り場を移動することにしました。

「課題のカバー撃ちで最終回を飾りました！」

　移動先でも同様に落ち葉との戦いが待っていました。ここでもスピナーベイトで丁寧に釣って行きましたが反応ナシ。魚影は全く見えなかったことから、「あって１バイトですが、来ればデカイですから。」と告げ、他のルアーも併用して釣ることにしました。後半からは今年の夏から課題としているラバージグでのカバー撃ちに作戦変更。要所だけを撃って行くと・・・ストライク！　過去の失敗を教訓にゴリ巻き＆電撃ランディングで仕留めたのは、ブリブリに太った大物ラージ。この釣り場では過去２回に渡り大物に逃げられていただけに、それを帳消しにする起死回生の１匹となりました。その後もラバージグとスピナーベイトで釣って行きましたが、結果的にはノーバイト。しかし、やり切った感はありました。
　今回は３バイト２フィッシュながら、どちらもマイ・スタイルで仕留めた納得の魚でした。数少ないチャンスを確実にモノにする決定力は、お見事の一言。今シーズンの最後を〆るにふさわしい、充実のゲーム展開だったと思います。