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No.37

【日 時】 7月25日(月)4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:23.6〜℃
【お客様】 穐山 様
【テーマ】 サマーパターンを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・ペンシルベイト・フローティングミノー・スジエビルアー

 前回、大物捕獲に成功した穐山さんは、その後もバスの生態を勉強したようで、前回の釣りが通用しないことをしっかりと理解済み。そこで、夏を釣るキーワードをいくつか解説しながら湖へと向かいました。
 まずは、湖流を意識した場所に入りポッパーでスタート。有望スポットを探って行くと近くでボイルが発生したので、すかさず狙うと一撃! 幸先の良いスタートに気を良くし、サマーパターンが通用する確信も得たので、直ぐに本命エリアへと移動しました。すると、読みどおりボイル発生! 軽度のターンオーバーが発生していたので頻度は高くなかったものの、その代わりに狙えば高確率で答えが返って来ました。今日はどうやらペンシルベイトに分があるようで、2度追いして食って来る魚もいて非常にエキサイティング! 何より、穐山さんのキャスト精度が向上していたので、狙い撃ちをすることができました。

穐山様

「ボイルの主を一撃で仕留めました!」

 今日は幸いにして中盤も曇天のローライトだったことから、比較的長時間ボイル撃ちができました。40cm近いスモールにはジャンプ一発で逃げられ、50cmオーバーのニゴイは一撃で仕留め、35cmクラスは「バフッ!」とド派手なアタックを見せるなど、終始ハラハラドキドキ。時合が過ぎてからは手持ちのタックルでも楽しめる岸沿いの釣りへ移行しサイトフィッシングをしましたが、時間的にもルアーを見せるタイミングや撃つ場所を誤ると結果が出ないというシビアな釣りになりました。それでも魚は多かったので、スジエビルアーで何とか1匹。この頃から日差しが強烈になって来たのですが、「寝不足なので今日はこれくらいで。」と穐山さんギブアップ。今日は頑張らずに早上がりして、その分を明日のガイドに繰り越すことにしました。
 今回は曇天無風になったことが一番の成功要因でしたが、穐山さんのキャスト精度が向上していたことも大きな成功要因の1つ。「ボイル撃ちはオモシロイですね。」と、また新たな持ち駒ができたようです。対戦した魚の数が多かったので、釣果以上に充実の内容でした。

No.38

【日 時】 7月26日(火)3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.3〜℃
【お客様】 穐山 様
【テーマ】 ワイヤーベイトで釣る / サマーパターンを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス10匹(最大30.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・スピナーベイト・バグワーム・バズベイト他

 昨日はサマーパターンらしい釣りを楽しんだ穐山さんは、「特にバズベイトをデビューさせたいですね。」とのこと。昨日の状況からテーマ達成は難しいと思いましたが、激早出動で何とかしようと湖へ急ぎました。
 まずは、障害物の多い場所に入りバズベイトでスタートしたものの反応なし。そこで、昨日の本命ポイントへ移動するとボイルがあり、あっさりと2匹釣れましたが、直ぐに朝日が降り注いで強制終了。早々に第3ポイントへ移動し、ここでまさかのスピナーベイトを投入しました。すると、穐山さんの調子が上がったこともあって奇跡のストライク! その後のバイトはモノにできませんでしたが、ドピーカンでもやり方によってはスピナーベイトで釣れることを証明できました。ただ、この頃には晴天無風完全ベタ凪となったので、釣り場を変更して何とかバズベイトをデビューさせることに。

穐山様

「ドピーカンでも、あえて巻きました!」

 後半には夏日となり、小型トップ&ノーシンカー日和。地元では苦戦が多いということだったので、数釣り目的でスモラバとノーシンカー、楽しくトップ、クランクベイトで大物狙いの3本柱で釣っていくことにしました。すると、案の定、トップが堅調でしたが、大物は寸前Uターン。いろいろ試したところ、ノーシンカーの数釣りが無難という感じでした。すると、フラつく大物を発見! ここでワームのサイズを上げてアプローチすると、シェイクに反応した45cmクラスがパクッ!・・・ただ、魚体を見てしまうと穐山さんは、どうしてもガマンの遅アワセができないようで・・・。ビッグチャンスは逃したものの、この頃から分厚い雨雲が太陽を隠して一気にローライトになりました。今しかないと、ここでバズベイトを投入。朝に特訓したおかげで、穐山さんのリトリーブも実にスムーズ。すると、それを証明するかのように「ゴボッ。」とストライク! なんとかテーマを達成することができました。
 昨日の繰り越し分を延長したこともあり、数釣り、大物とのコンタクト、バズベイトのデビューと、今日は内容盛り沢山でした。今後は、それぞれのルアーに応じたフッキングが身に付けば、決定的チャンスをモノにできることでしょう。

No.39

【日 時】 7月27日(水)3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:23.3〜℃
【お客様】 芝 様
【テーマ】 新しいルアー・釣法の範囲拡大と習得
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大29.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・プロップベイト

 前回は一気に持ち駒を増やし、着々と釣りの幅を広げている芝さんは、今回も同様のテーマ。前日の雨が吉と出ると予想し、期待しつつ濡れた道路を湖へと急ぎました。
 まずは、ポッパーで探りましたが反応がないので、MRクランクに替えましたがこれも無反応。そこで、エリアを大きく変えてみると、ちらほらとボイルもあり、ペンシルベイトが有効であることが分かりました。比較的順調に釣れるものの、サイズが伸びないので再び移動すると、そこではS字系ビッグベイトに複数の40cmクラスが追尾! 狙うエリアに確信を持ったので粘りましたが、魚はルアーに対して非常にシビアな反応を見せ、湖上貸切&小雨無風&ワカサギボール出現という超好条件にも関わらずトップは完全沈黙。ならばと中層を巻きモノ、底層をソフトルアーと、手持ちルアー総動員で挑みましたが、完全ノーバイト。魚探画像がハイなスモールの存在を知らせてくれていたものの、ワカサギボールに付いた魚がプロップベイトにようやくヒットして来る程度と、難易度超A級でした。

苦戦

今回はこのとおりです

 魚に全く相手にされていない感があったので再びエリア移動。一等地と思える場所には確実に魚はいるものの、ここもルアーには完全沈黙。本物のワカサギ当歳魚は食いまくるがルアーは一切無視という感じであり、この頃から夏日になって来たので、ここでギブアップ。不本意ながら釣り場を変え、真夏の好スポットをラン&ガンする作戦にしました。すると、ピンスポットで複数の35〜40cmクラスの良型を発見! ラバージグや小型トップで慎重にアプローチしましたが、ルアーを完全無視か寸前Uターンするかで、こちらも難易度A級。そこで、再びポイントを変え、今度はセミルアーでアプローチすると2連続バイト! フックアップに到らなかったので、スモラバでフォローしましたが、今度はショートバイト! 結局、起死回生の大物を釣り上げることができず、無念の貧果に終わってしまいました(涙)。
 今回の敗因は大物がいたエリアに時間を掛けすぎたこと。もっと早い段階で、もっと魚の少ないエリアへ移動し、セレクティブではない魚を探すべきでした。今日の戦略ミスの分を明日のガイドで取り返し、芝さんには再び仏の心に戻ってもらう予定です。

No.40

【日 時】 7月28日(木)3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:雨 水温:24.0〜℃
【お客様】 芝 様
【テーマ】 新しいルアー・釣法の範囲拡大と習得2
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・ワーム

 昨日は釣り方とポイントの絞り込み、そしてタイミングの計り方が甘かった感があったので、前夜の打ち合わせで釣りの方向性を明確にし、消去法によるパターンの再構築もテーマに加えて挑むことにしました。
 まずは、昨日のうちに見つけておいた一等地で各種巻きモノを試しましたが反応がないので、第2ポイントへ即移動。そこではペンシルベイトで釣れましたが、昨日よりも更に魚が減っている感があったので、まだ手を付けていないエリアへと再び移動しました。これまでの経過を考えると釣れる場所はここだと思いつつ行ってみると、予想通り生命感アリ。ただ、トップに出る雰囲気ではなかったため、素直に底層の釣りを試してみました。芝さんと平行して私も釣ってみると、スピナーテイルジグにもラバージグにも反応アリ。そして芝さんと交代すると、なぜか反応ナシ。早い段階で釣っておかないと後が苦しいと思い、ダウンショットを投入すると、ようやくストライク! やっと答えに辿り着きました。

芝様

「今回の桧原湖は鬼の難しさでした。」

 その後も我慢の釣りをしましたが、船上の人間関係が微妙になる展開となり、「何か悔しいな〜。」と芝さんのフラストレーションが上昇。雨だったこともあり、ここで気分転換を兼ねて単発良型を狙うことにしました。キャスト練習をしてからスピナーベイトを撃っていくと、一等地で読みどおりのビッグバイト! しかし、フッキングが遅れてサヨウナラ・・・「未熟だ。」と芝さん猛省。再び底層の釣りに移行しましたが、バイトが小さく苦戦しました。それでも、これまでの経緯をヒントに向かったポイントで何とか1匹を追加。そして最後は昨日セミルアーで釣った場所に入り直すと、突然のボイル発生! 直ぐにミノーで攻めると、答えは返って来ましたが・・・。
 今回も爆釣とは程遠い釣果でしたが、それでも昨日の敗因から導き出した1つの答えには辿り着くことができ、また大物とのコンタクトにも成功しました。簡単ではなかったものの、トップに執着したりポイントを迷走しなかったところは、一定の成果だったと思います。

No.41

【日 時】 7月29日(金)4:00〜 / 19:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:23.4〜℃
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 夏のルアーローテーションを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス12匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 SSRクランク・スピナーベイト・MRクランク・ポッパー・デカペンシル

 前回はパッとしない内容で終わってしまったことを踏まえ、今回は豪華2部構成。前回の分も釣りたいところでしたが、現在の桧原湖が超難解なので各所をラン&ガンして結果を求める作戦としました。
 まずは、これまでの経緯で一等地と思えるポイントへ入りましたが、ここでボート機材のトラブル発生! 1箇所を丁寧に釣ってみましたが、全ルアーが完全に無視されてノーバイト。今後の大雨で更なる機材トラブルが発生すると安全面でも問題が出てくるため、了解の上で釣り場を早々に変更しました。すると、1投目でSSRクランクにストライク! この頃から予想どおり大雨になりましたが、倉川さんのハートは逆に熱くなり、雨ニモ負ケズSSRクランクでビシバシとヒットを重ねました。得意のスピナーベイトも併用して雨の釣りを満喫。更には今回のために新調したMRクランクでいきなり連発し、「スゲエ。」と好調ぶりに驚く倉川さん。そしてトドメにはブリブリのラージ40cmを仕留め、序盤のもやもやを完全払拭! 早々の釣り場変更が吉と出ました。

倉川様

「こんなに釣れて、相当、親指がザラスプークです!」

 第2部は、初挑戦となるナイトフィッシング。雷が心配でしたが、「こういう大雨のような環境激変の時には大物が動きます。」と告げ、釣り方の解説をしつつ釣り場へ向かいました。第1ポイントでは無反応だったものの、第2ポイントではポッパーに静かにストライク! 巻き替えたばかりのラインを信じて強引に電撃ランディングをしてみれば、いきなりのラージ49cm! 本日2匹の40cmオーバーに慄く倉川さん。そして直ぐに第3ポイントへ向かうと、ここでは「ゴボッ!」とデカペンシルにスモール46cmがストライク! 本日3匹目の40cmオーバーに倉川さん気絶寸前。その勢いは衰えることなく、その後もデカペンシルで39cmのラージを追加! 戦略が次々に当たり、前回のもやもやを払拭してなお、お釣りが来ました。既に、やり切った感があったので、明朝のことも考えて粘らずに気分良く終了としました。
 今回は序盤まで前回を引きずる低調ぶりでしたが、有望スポットをラン&ガンすることで完全に借りを返すことができました。途絶えていた40cmオーバー連続捕獲記録も今回から再スタートし、調子はV字回復。ようやく裏磐梯らしいゲームができて、本当に良かったです。

No.42

【日 時】 7月30日(土)6:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨のち晴れ 水温:21.5〜℃
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 夏のルアーローテーションを学ぶ2
【釣 果】 スモールマウスバス5匹・ラージマウスバス1匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 バイブレーション・ペンシルベイト・ジャークベイト・ワーム

 昨日、正しく大暴れして疲労困憊となった倉川さんの選択は、ゆっくりスタート。タックルもベイト3本のみ、鼻息風量"弱"と余裕の態勢で、「好きな釣り方で釣る。」をメインテーマに臨みました。
 まずは、ペンシルベイトで肩慣らしをした後にバイブレーションで探ると小型がヒット! ただ、ショートバイトが多発したのでSRクランクにしてみましたが、これも同様。サイズアップを狙ってラバージグで要所のみを攻めてみましたが、これには完全無反応。そこで、再びペンシルベイトにしてエリアを変えると、ここからバイト頻発となりました。しかし、サイズが小さいせいか、なかなかフッキングならず! それでもバイトの多さに助けられて遂にストライク! 「このルアーで初めて釣りました。」と、早くも持ち駒を1つ増やした倉川さん。そして、フォローで使ったジャークベイトでも初釣果を上げて、「今回は、新しく揃えたルアーが当たるなあ。」と、確かな手ごたえを感じたようでした。

倉川様

「状況への適応力が上がった気がします。」

 中盤になると天候が急変し、あっという間に夏日になってセミの大合唱が始まりました。こうなると、かつての倉川さんは手詰まりとなりましたが、昨年、ワームの釣りを体得済みなので大きく作戦変更。再びカバー撃ちをすることにしました。ピンポイントを丁寧に攻めるとラインが走って・・・ストライク! 強引に寄せてランディングしてみれば、2日連続4匹目の40cmオーバー。この後も良型がヒットしましたが、これはバレました・・・。それでも、晴天下でしっかりバイトを得るあたりが数年前とは違うところ。そして、更なるレベルアップを目指すためにスキッピングの特訓をしてから、最終ポイントへ向かいました。ここでは自信が付いたジャークベイトを投入すると、立て続けに2匹がヒット! 最後にプラグで釣れたので、気分上々のまま終了としました。
 今回はマイ・スタイルを通しつつも、柔軟に状況変化に対応したことにより、キッチリと答えを導き出すことができました。3つのルアーのデビューにも成功し、釣りの幅が更に拡大。一軍ルアーが着々と増えて行く、充実の内容だったと思います。



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