タブ2011
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No.7

【日 時】 6月3日(金)9:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 2011年初バス捕獲&ルアーローテーションを学ぶ
【釣 果】 ラージマウスバス4匹(最大50.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・ソフトスティックベイト・スピナーベイト

 昨年はレベルアップに伴い釣果もアップした倉川さんは、「今回は、自分のルアーを持って来ました。」とヤル気全開! 水温上昇を期待してスタート時間を遅くしたこともあり、最初からハルゼミも鳴き出して雰囲気は最高です。
 まずは、昨年なかなか結果が出なかったバズベイトからスタート。すると開始早々ストライク! これで気分を良くしてサイトフィッシングも平行して進めて行きましたが、見つけた大物2匹はどちらもテリトリー意識がイマイチで、食わせるには後一歩。昨日までの異常低温のせいかも知れないと判断し、深追いせずに再びバズベイトを試しましたが、またもレギュラーサイズがヒット! 釣り自体は楽しいものの、このまま続けても大物が釣れるのは数時間後になってしまうと判断し、早々に次の釣り場へ向かいました。

倉川様

「1つの釣りを貫いて出た結果に感無量です。」

 この頃にはハルゼミ大合唱となったことから、ダメモトでセミルアーからスタート。すると、予想どおり反応ナシ。ただ、浅場をウロつく大物を見つけたのでソフトスティックベイトを試しましたが、この魚が天才級で、なかなか口を使いません。しかし、倉川さんの"これでもかシェイク"に遂に「バクッ!」・・・ストライク! 咄嗟のクラッチワークで難を凌ぎランディングしたのは、ブリブリのラージ41cm! 粘った甲斐がありました。それからはジャークベイトなども試しましたが、やはり完全無反応。ここで、日陰の岸に移動し、伝家の宝刀スピナーベイトを投入することにしました。着水音を抑えたマシンガンキャストで攻めて行くと、右手から引き波がやって来て「ズズンッ!」・・・ストライク! 障害物に入られそうになりヒヤヒヤしましたが、ネットに収まったのは倉川さんの自己記録となるメスのラージ50cm! 難しい場所にキャストを決めて捕った、会心の1匹となりました。
 今回もこの時期らしい釣りとなり、「自分の中ではマックスです。」と倉川さんの顔にもやり切った感がありました。真昼に代名詞ルアーを使っての自己記録更新。きっと、忘れられない1匹となったことでしょう。1チャンスを確実にモノにする決定力は、お見事でした。

No.8

【日 時】 6月4日(土)3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:14.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ジャークベイトをマスターする&ルアーローテーションを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大46.5cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・IRジグ・バイブレーション・フローティングミノー

 昨日は自己記録となるラージの捕獲に成功し、「やっぱりルアーは自前に限る。」と力強く頷く倉川さんは、ド早朝出動をご希望。放射冷却現象による水温低下が心配でしたが、意を決して湖へ向かいました。
 今シーズンはこれが桧原湖初出船となるため、1から魚を探すことになりました。しかし、昨年からデビュー待ちだったデカペンシルで立て続けに2匹をストライク! これで勢いに乗り本命ポイントへ向かいましたが、トップもジャークベイトも鳴かず飛ばず。幸いにも無風だったことから、日が昇ったタイミングでサイトフィッシングに作戦変更すると、テリトリー意識を強く持った大物を発見! 自作IRジグによる必殺の"これでもかシェイク"に遂に「バクッ!」・・・ストライク! 浅掛かりであることが分かったので、倉川さんはクラッチワークを駆使して口切れを未然に阻止。ネットに収まったのは、2日連続で自己記録更新となる大物スモール! 「言葉になりません。」と、早朝から感無量モード全開でした。

倉川様

「スモールまで自己記録更新に感無量です。」

 その後はレギュラーサイズは無視してサイズ重視の展開をし、バイブレーションで35cm。このヒットで魚による性格の違いを認識した倉川さんは、更にこの釣りを追及したいところでしたが、この頃から風が吹き始めたので再びジャークベイトなどを試しました。しかし、やはり反応なし。やりたい釣りが手詰まりになったところで「スピニングやります。」と、大幅な譲歩! スピナーベイトで押し通すことなくフローティングミノーに替えると、アッサリ釣れて来ます。そして、38.5cmという良型には「写真は撮らなくていいです。」と、何か違う倉川さん。この2日間で、価値観や自己基準が大きく変わってしまったのでしょうか?
 今回はサイズはもちろんのこと、デカペンシルのデビューや譲歩フィッシングの有効性の確認など、その内容が良かったと思います。それにしても、チャンスを確実にモノにする決定力は、お見事でした。

No.9

【日 時】 6月7日(火)13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:--.-℃〜
【お客様】 番場 様
【テーマ】 裏磐梯の岸釣りポイント案内&強気の釣りで釣る
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 MRクランク・バイブレーション

 年に数回の頻度で裏磐梯遠征を続けている番場さんは、強風で出船できない時のために岸釣りポイントを多く知っておきたいとのこと。ただ、本当に全てを周ると釣りをせずに時間切れとなる可能性もあったので、「そこそこで。」ということで出発しました。
 裏磐梯には複数の釣り場があるので、それぞれの特徴や狙うタイミングなどを解説しながら各所を周りました。今日は暑いくらいの陽気となりハルゼミ大合唱となりましたが、日差しが強過ぎるせいか各所で魚影は確認できず。その結果、予定よりも早く周れたので、後半は予定を変更して実釣に移りました。

番場様

「得意のMRクランクで自己記録更新です!」

 この陽気で魚の活性は高いと読んで釣り始めたものの、予想外の苦戦。未デビューのビッグバドには大物が猛追してUターン。どうも様子がおかしいので、粘ることなく小移動しました。するとビッグバドを通した場所に居座る大物を発見! バイブレーションで再挑戦すると、かなり短気の魚らしくルアーを猛追。そこで、番場さんが全幅の信頼を置くMRクランクにルアーチェンジ。しばらくすると、唐突にストライク! しかし、リアフック1本が外掛かりと、バレる確率90%以上の大ピンチ! 慎重に慎重に魚を誘導し、5分以上時間を掛けてようやくネットイン! すくった瞬間に、私もドッと疲れが出ました。その後はバイブレーションで35cmを仕留めたところで、これ以上は出ないと判断し早上がりして、その分を翌朝に繰り越すことにしました。
 過去はネットイン寸前で大物を逃がしたことがありましたが、今回は番場さんの技が勝りました。サイズはもちろんのこと、バラさない技術が光った、会心の1匹だったと思います。終始冷静なロッドワークはお見事でした。

No.10

【日 時】 6月8日(水)4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.5〜17.1℃
【お客様】 番場 様
【テーマ】 早朝のボートフィッシングを堪能する
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 バイブレーション・ポッパー・スピナーテイルミノー

 昨日は短時間の実釣でめでたく自己記録更新ができたので、今日は昨日不発だったトップウォーターも視野に入れて、「楽しく釣る。」をテーマに展開の速い釣りをすることにしました。無人の湖上はベタ凪です。
 朝マズメはトップ主体で攻めていったものの、水質がイマイチのせいか全く反応なし。そこで、水を見るために移動していると、途中で良型スモールを発見! 昨日習得したバイブレーションで、またもリアフック外掛かりのヒヤヒヤランディングに成功! 移動するにつれて水質も良くなっていったので期待していると、ポッパーに「ゴボッ!」・・・痛恨のライン切れ。ヒットルアーがなくなったで心配しましたが、別のポッパーにも反応良好で、フッキングに成功した魚はポッパーを丸呑みでした。このパターンに確信を持って続けて行くと、天気予報とは全く違う南寄りの強風が吹き出して一転荒れ模様に。戦略変更を余儀なくされました。

番場様

「バイブレーションも意外と奥が深い!」

 安全に釣れるギリギリの風速だったので、撤退せずにスピナーテイルミノーをオススメすると、ここからプチバイトラッシュに! しかし、フッキングがなかなか決まらず番場さん悶絶。それでも、追尾からアタックの瞬間まで丸見えなので、釣れなくても最高にエキサイティングでした。そして遂に良型がストライク!した瞬間にルアーが壊れて魚も逃げ、ヒットルアーが再起不能となってしまいました(涙)。それからは状況に応じてSSRクランクも併用し、こちらにもバイトはありましたが、やはりフッキングならず。途中、バイトが遠のく時間帯もありましたが、要所にルアーが入れば・・・「ゴボッ!」 そして、バレる。そのうち更に風が強まったのでエリアを変更し続けましたが、最後は小型の追尾があったところで終了時間を迎えました。
 今日はとびきりの大物は出ませんでしたが、晴天強風下のトップウォーターは十分に堪能できたと思います。「あれだけ出れば・・・楽しかったです。腕が疲れました。」と番場さん。タックルバランスの見直しを行えば、フッキング率も向上することでしょう。

No.11

【日 時】 6月9日(木)15:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5〜19.2℃
【お客様】 宍戸 様
【テーマ】 バスの探し方に重点を置く
【釣 果】 スモールマウスバス9匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 SSRクランク・フローティングミノー・ペンシルベイト

 "考えるバスフィッシング"を追求する宍戸さんは、今回もバスの生態を含めて、バスに近づくためのプロセスを重視したいとのこと。いつもは早朝コースですが、今回は時期も考慮して初の夕マズメコースとなりました。
 明るいうちは産卵床やオスを見てもらい、バスの産卵行動の進捗状況や、その見極め方などを解説して行きました。それから実釣に移るとSSRクランクにすぐにヒットしましたが、核心は突いていない様子。すると、ここで雷発生! やむを得ずに上陸して様子を窺うと、幸いにも雷は去ってくれたので、ここからルアーローテーションをして傾向を探って行きました。どうやら小型ペンシルが効きそうな感じだったので、ルアーは替えずにエリアを変えることで、更にヒットパターンを絞っていくと、1つのパターンを発見!

宍戸様

「夕マズメはペンシルベイトが炸裂でした!」

 次第に辺りが暗くなり始めると、予想どおりのバイトラッシュ! ただ、どういうわけか魚は的確にルアーを食わないようで、背掛かりや腹掛かりなども多発。結果的にバレも多くなりましたが、それでも要所では「ゴボッ!」、「ドフッ!」とペンシルベイトに襲い掛かってくるので、迫力満点でした。そして夕マズメには狙っていた場所でボイルも発生し、更にゲームはヒートアップ。なかなかフッキングが決まらず歯がゆい時間が過ぎましたが、それでも猛追する引き波が見えるなど終始エキサイティングな時間が過ぎました。この頃にはミノーよりも断然ペンシルベイトに反応が良く、ヒットパターンと言い切れる釣れっぷりでした。
 今日はバイト数だけなら余裕で20回は超えました。ほぼ貸切の湖上でトップウォーター三昧。とびきりの大物は出ませんでしたが、宍戸さんも至福の時間を過ごせたと思います。ペンシルベイトのフックが伸びて交換したくらいですからね。

No.12

【日 時】 6月10日(金)6:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.5〜20.3℃
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 1年ぶりの桧原湖でリハビリする
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 バイブレーション・ポッパー・セミルアー・S字系ビッグベイト 他

 1年のブランクがある飯田さんは、今回は夜行バスでの来県だったため、気合十分&睡眠時間不十分。とにかく久しぶりの裏磐梯なので、スロースタートで釣って行くことにしました。
 当初の予定では平均サイズで肩慣らしするつもりでしたが、すぐに大物を発見! バイブレーションでイラつかせると、いきなり46cmの大物がストライク! 2011年初釣行の1匹目から自己記録更新というロケットスタートをかます飯田さん。その後は、ポッパーにロケットのように良型が飛び出して来て、またストライク! その後も飯田さんの勢いは衰えを知らず、今シーズン初のセミルアーでのヒットもかまし、序盤から超絶好調でした。そして、中盤にはS字系ビッグベイトやスピナーベイトなどの巻きモノでも良型を連発し、リハビリというには少々過激な内容でした。

飯田様

「よ、46cm×2本に、て、手がバイブレーションです。」

 休憩後には、それまで吹いていた風が一瞬やんで凪になったのを機に、不人気エリアへ出向いて再びサイトフィッシング。すると、またも大物を発見! これはIRジグでフッキングに持ち込んだものの、痛恨のバラシ。「クラッチ切ってなかった・・・。」と、イメージトレーニングを活かせず悔やむ飯田さん。しかし、その魚は幸いにもテリトリー内に戻ったのでバイブレーションでイラつかせると、重量で1匹目を上回る自己記録の46cmがストライク! 執念の釣りで勝ち取った1匹が、メモリアルフィッシュとなりました。もうこうなると手堅い釣りをする気にもなれず、日中もデカトップ主体の強気な釣りを展開。結果、クライマックスは40cmクラスがポッパーに出たものの外れてしまったヒットになりましたが、魚の姿が多く見えたので釣獲尾数以上に充実の内容でした。
 久しぶりの裏磐梯遠征だというのに、初日から正しく大暴れする飯田さん。ただ、"初日好釣だと2日目にコケる"というパターンもあるため、明日も気を引き締めて臨みたいと思います。



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