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No.26

【日 時】 7月4日(月)4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:小雨 水温:21.2℃
【お客様】 江藤 様
【テーマ】 トップか巻きモノで40cmオーバーが出れば最高
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス1匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 ワーム・スモラバ・スジエビルアー

 裏磐梯遠征ではベイトタックルで釣ったことがないという江藤さんは、6本のタックルを用意してヤル気全開! 場合によってはスローダウンゲームもアリということだったので、幅広い釣りになることを見据えて湖へ向かいました。
 まずは当然ながらトップウォーターからスタート。しかし、反応がないので巻きモノに替えましたが反応ナシ。とりあえず魚の居場所は掴めたので移動し、SSRクランクやバイブレーションで速い釣りを展開しましたが、魚はいるにも関わらず反応ナシ。スピニングに持ち替えて小型トップを試しましたが、これにすら見にも来ないという、かなりトホホな状況が続きました。仕方がないのでダウンショットリグを投入すると、バレが続きましたがあっさり良型が釣れます。う〜む、これが梅雨時期の釣り方として良いのかどうか? テーマからどんどん遠ざかって行く釣りに疑問を感じつつ、更にポイントを移動しました。

江藤様

「今日はスピニングの釣りが有効でした。」

 すると、時合が到来したのか、岸際でボイル音が発生! 素早くスジエビルアーを投入すると2連発! このルアーの威力に驚く江藤さんでしたが、反応しない魚にはスモラバでフォロー。すると、見えている魚もあっさりとストライク! 45cmクラスの大型ラージも見つけましたが、これは全くヤル気なし。後半に入ってやるべきことが見えて来たので続行すると、しっかりと答えが返って来ました。ただテーマを忘れてはいけないので、再びSSRクランクとスピナーベイトを試しましたが、どうにもこうにも反応ナシ。仕方がないので最後の最後にダウンショットリグを投入すると、予想どおりアッサリと釣れたので、ここで終了としました。
 今回は平均サイズも良く釣果としてはそう悪くなかったのですが、梅雨らしいハードストライクがなかったのが私としては非常に残念! 「ゴボッ!」が一度もなかったのが無念! ただ、理想の釣りを100点とした場合、「70〜80点と言って良いと思います。」と江藤さんは満足そう。明日は何とかベイトタックルの釣りを成立させたいところです。

No.27

【日 時】 7月5日(火)3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:20.2℃
【お客様】 江藤 様
【テーマ】 トップか巻きモノで40cmオーバーが出れば最高2
【釣 果】 スモールマウスバス12匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 デカイミノー・SSミノー・ワーム・Fミノー

 昨日はスピニング主体の我慢の釣りとなったので、今日は何とかベイトタックルの釣りを成立させたいところ。幸いにして湖岸に到着してみれば、曇天&無風と雰囲気だけは最高! テーマ達成のため気合を入れて出船しました。
 昨日の雷雨のせいか水質良好で、水面には生命感がムンムン。まずはデカイミノーとペンシルベイト、SSミノーの豪華3本立てで攻めて行きました。アフタースポーンのメスを狙って要所撃ちをして行くと、「ゴボッ。」とデカイミノーにストライク! 遂に、ベイトタックルをデビューさせることに成功しました。また、「釣ったことがない。」というSSミノーにもバイト連発となり、昨日とは違ってスタートダッシュに成功! 昨日とは一転してトップウォーターへ好反応だったので、その後もトップ主体で釣って行きましたが、突然の雷が発生! 緊急避難して上陸し、頃合を見て再出船すると、また雷が発生! まるで私たちの釣りを邪魔するかのようでした。こうしたことが何度か続き、中盤は全くリズムに乗れませんでした。

江藤様

「ベイトタックルで遂に釣りました!」

 雷が怖いので岸沿いのみ釣ることにし、5分単位で目まぐるしく変わる天候にメゲず、手持ちルアー総動員で続行しました。晴れたらコレ、風が吹いたらコレ、雨が降ったらコレ、風向きが変わったらコレといった具合に、タックルを持ち替えまくり。状況変化に必死の思いで食いついて行った結果、昨日は不発だったセミルアーやフローティングミノーなどで、一時はプチバイトラッシュになりました。セミルアーのフッキングに苦戦し、悔しさ全開の江藤さん。今日は強力なヒットパターンはありませんでしたが、昨日の経験を活かして複数のヒットパターンを構築していたおかげで、大物は出なかったものの、終わってみれば2ケタヒット。昨日よりバイト数もずっと多く、釣果以上に多くのドキドキがありました。
 「雷さえなければ。」という思いは当然ありましたが、何とかテーマに沿った釣りができました。これで江藤さんの釣りの幅も広がったので、ライトリグのみの桧原湖攻略は今日で卒業でしょう。今後は、プラグ達の出番も徐々に増え、状況把握のスピードが上がると思います。

No.28

【日 時】 7月6日(水)4:30〜 16:00〜
【場 所】 桧原湖・曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:20.5℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 マイ・スタイルに磨きをかける
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・プチビッグベイト

 前回同様、夜行バスでの来県となった飯田さんは、気合十分&睡眠時間不十分。今回はヘドンズを中心とした未デビュールアーで、ベイトタックルで釣りたいということで、朝夕マズメを釣る2部構成としました。
 今日だけ夏日になることから、「メインパターンは小型トップになると思います。」と告げてから、飯田さん好みの釣りでスタート。晴天無風の下、ベイトタックル主体で釣って行きましたが予想どおり反応ナシ。魚はルアーを完全無視。それでも執拗に強気な釣りを通して行きましたが、どうにもこうにも反応ナシ。さすがに「1匹釣っておきますか。」ということになり、釣ったことのないカラーのセミルアーで1匹仕留めました。その後はライズする40cmオーバーの大物スモールを発見しましたが、この魚が天才級で食わせることはできず、これにて終了。やはりスピニングの釣りに分がありました。

飯田様

「3回連続の自己記録更新にビックリです!」

 昼寝して睡眠不足を解消してから夕マズメの部へ。初挑戦となるラバージグのカバー撃ちを特訓してから、ヘドンズの釣りへ移行しました。この釣りはキャストが決まらないと成り立たないので苦戦する飯田さんでしたが、そこはマイ・スタイル確立のため。根ガカリにメゲることなく、タイトな攻めを繰り返して行きました。すると、単発ながら待望のボイル発生! 得意のデカペンシルを中心に釣って行きましたが、タイミングが合わず。タックルを大物仕様にして粘ってみると、シングルスウィッシャーに2バイト! ただ、ヘドンズはもう限界と思えたのでプチビッグベイトに変更すると・・・「ゴボッ!」 「これはデカイです!」と飯田さんも腰を落としてジャンプを阻止。電撃ランディングしてみれば、遂に来ました起死回生の大物スモール! 「また、自己記録更新ですよ。え〜っ!」と自分自身に驚く飯田さん。
 今回はマイ・スタイルを最後まで貫くことにより、デカトップで大物を仕留めることができました。バイトが遠くても最後まで折れない心、周到な事前準備、ココ一番の決定力がもたらした、ある意味で当然の結果と言えるでしょう。

No.29

【日 時】 7月7日(木)5:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:21.5℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 マイ・スタイルに磨きをかける2
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス2匹(最大25cm程度)
【ヒットルアー】 S字系ビッグベイト・ホッパー・MRクランク

 昨日は死力を尽くして真っ白な灰になったという飯田さんは、早朝から気合十分。今日もヘドンズを中心とした未デビュールアーで、ベイトタックルで釣りたいということで、昨日の復習も兼ねて釣るスタイルとしました。
 幸いにして曇天無風だったことから、実績と信頼のS字系ビッグベイトでスタート。すると、開始10分でストライク! その後、釣り場を観察した結果、今日もスピニングの釣りが手堅いと思えましたが、そこは飯田さん。あくまでもベイトタックル主体で釣り込んで行きましたが、いる魚は無反応。見える魚は釣りたくなるものなのでホッパーで仕留めると、急に強風が吹き出して荒れ模様になったので、早々に撤退して釣り場を変更しました。

飯田様

「カバークランキングに目覚めました!」

 中盤以降はスピニングを封印してヘドンズ撃ちまくり。しかし4回のショートバイトや寸前Uターンなど、明らかにルアーサイズが嫌われている様子でした。ヘドンズには限界を感じたので作戦変更し、カバークランキングへ移行しましたが、「無理です。引っ掛かります。」と投入に強い難色を示す飯田さん。「無理です。」、「いや、大丈夫ですから。」、「引っ掛かります。」、「いや、引っ掛かりませんから。」といった押し問答もありましたが、続行するうちに「何だコレ!」と、クランクベイトの障害物回避能力に驚く飯田さん。「コレ、楽しい!」とキャストを続けるうちにストライク! 釣れたのは平均サイズでしたが「サイズじゃないな。」と目の奥をキラリと光らせて、黙々とキャスト。すると、カバーの中から大物が突進して来たものの寸前Uターン。「もっと奥までキャストが決まってれば釣れた!」と飯田さんは更に闘志を燃やしてマシンガンキャスト。すると、その期待に応えるかのように最終ポイントでストライク! 「あ〜っ、楽しーっ!」となったところで終了時間となりました。
 今回もヘドンズをデビューさせることはできませんでしたが、その代わりにカバークランキングという新たな持ち駒を加えることができました。「昔の自分だったら、ノーシンカーしか投げてないです。」と飯田さん。「少しずつ、バスフィッシングが出来てきました。」と自身の確かな成長を振り返り、帰りのバスに乗って行かれました。

No.30

【日 時】 7月9日(土)4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:22.5℃
【お客様】 瀧澤 様
【テーマ】 できればビッグバドで釣りたい
【釣 果】 スモールマウスバス10匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト・スジエビルアー・スモラバ

 首都圏の暑さで体調を崩したという瀧澤さんは、不調を押しての裏磐梯遠征。湖岸に着いてみれば、曇天無風と絶好のコンディション。爆釣の予感を胸に、無人の湖上へ出船しました。
 まずは、MRクランクやビッグバドで攻めてみましたが不発。S字系ビッグベイトに替えると追尾頻発となったので、プロップベイトでフォローすると、狙いどおりアフタースポーンの良型がストライク! ただ、数はそう多くなかったので、深追いせずに岸辺でスジエビを狙うタイプにターゲットを変更しました。すると、こちらを歓迎するかのように、あちこちでボイル発生! 「スゴイな。こんなの見たことない。」と瀧澤さんも本気モードに。そして、禁断のスジエビルアーを投入してみれば、当然ながらバイトラッシュになりました。ただ、体調の優れない瀧澤さんは、アワセが遅れがち。それでもバイト数が多かったので、順調に数を伸ばすことができました。

瀧澤様

「アフターの魚はパワーがありますね!」

 晴天無風となった後半は、明らかに魚がセレクティブになってきたので、再び作戦変更。「少し楽な釣りがしたいです。」ということで、浅場をウロつくポストスポーンの良型をサイトフィッシングで狙うことにしました。この釣りはキャスト数こそ少ないものの、アプローチを間違わなければ打率7割。今回はスモラバを使いましたが、魚が見えるのでドキドキ度はなかなかのもの。来れば35cmを超えるとあって、スピニングの相手としては申し分なし。この釣りで良型2本をバラしたものの、終盤にはセミルアーも投入してバイト数を伸ばし、最後の最後にはスモラバで大物ラージを狙いましたが、屈辱の寸前Uターン。もう、この頃にはニュートラルな魚が多くなったので、潮時と判断して終了しました。
 今回はベイトタックルの釣りで結果を出せませんでしたが、「あれだけ出てくれれば満足です。堪能しました。」と瀧澤さん。総バイト数は30回近くあったので、時間もあっという間に過ぎました。テーマの釣りは曇天の予報が出ている明日に持ち越し。雨が降ってくれれば、可能性は十分です。

No.31

【日 時】 7月10日(日)3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:22.5℃
【お客様】 瀧澤 様
【テーマ】 できればビッグバドで釣りたい2
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス3匹(最大25cm程度)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・MRクランク・ワーム

 昨日は結局ベイトタックルでは釣れなかったので、今日はその雪辱戦。「昨日と全く同じ釣り方は避けたいですね。」ということだったので、激早出動で何とかしようと夜明け前から湖へ向かいました。
 まずは、当然のビッグバドで攻めてみましたが今日も不発。プチビッグベイトで1バイトを得てからからエリアを大きく変え、バズベイト主体で釣って行きましたが1バイトのみ。この頃には晴天無風となったのでエリアを移動し、無理やりスピナーベイトで釣っていくとショートバイト連発となりました。ルアーのカラーを変更して丁寧に釣って行くと、ようやくストライク! ただ、トレーラーフック外掛かりの結果に限界を感じました。王道パターンは昨日の釣りと全く同じと思いましたが、「0か1かで良いので、他の釣り方で大物を狙いたいです。」とのリクエストを受け、早々に釣り場を変更することにしました。

惜敗

今回はこのとおりです

 中盤には既に真夏の様相。サマーパターンを意識しつつ、MRクランクとフロッグを併用して釣って行きました。大物も見つけましたが、既にニュートラルだったので、シェードにデカワームを投入して行くと・・・なぜか平均サイズがストライク! それからグラブに替え、小型魚は無視して釣って行くと、定位する大物を発見。魚の死角に回り込んで、グラブで慎重にアプローチ。すると、フォール中に反応して・・・ストライク! ギラリと光った魚体から45cmクラスであることが分かりましたが、近くの障害物に潜られて無念のフックオフ(涙)。その後はテキサスリグなども投入して最後まで大物狙いを通しましたが、MRクランクで1匹追加するのが精一杯でした。
 一応、テーマのベイトタックルで釣ることはできましたが、狙った大物がバレてしまったのは悔しい限り。ただ、マイ・スタイルを貫いての結果だったので、「釣り自体は楽しめました。」と、瀧澤さんも納得の内容だったようです。



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