タブ2011
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No.32

【日 時】 7月12日(火)15:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5〜℃
【お客様】 大木 様
【テーマ】 夕マズメの釣りを楽しむ&パターンフィッシングを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大51.0cm)
【ヒットルアー】 グラブ・ペンシルベイト・JTDミノー

 「釣れるサイズや数よりも、ヒットパターン構築の過程が最高にオモシロイ。」と、バスフィッシングの醍醐味を語る大木さんは、休養・気合ともに十分。当初は桧原湖を予定していましたが、雷雨となる可能性が高かったため、いつでも避難できるように小場所の有望スポットをラン&ガンで攻める戦略で臨みました。
 3日連続の夏日となったことから、サマーパターンを強く意識して釣って行きました。ただし、決め撃ちはせずに先入観を持たず複数のスポットで複数の釣り方を試し、ヒットパターンを模索して行きましたが、魚からの反応はイマイチ。トップに出ないことはないものの絶好調には程遠く、かといって大木さんの好きな巻きモノでは結果が出ないという状況が続きました。何より実釣開始直後から遠くで稲妻が走り、絶えず雷の重低音が鳴り響く状態。釣れ具合よりも雷の動向の方が気になって仕方なく、正直なところ前半は安全に釣りができただけでマシという感じでした。

大木様

「これで今年の運を使い果たしました!」

 日没後は幸運なことに雷は去り風も弱まりましたが、代わって月が明るさを増して来ました。とても好条件とは思えませんでしたが、「2バイトくらいはあると思います。」と告げて最終ポイントへ移動。そこでは大木さんお気に入りのJTDミノーで釣って行きましたが反応ナシ。釣り方が少し合っていなかったので修正してから再開すると1投目に「ゴボッ!」・・・ストライク! 「これはデカイです!」と大木さんも腰を落として慎重にファイト。魚に反撃の隙を与えず電撃ランディングした瞬間にフックオフ! ギリギリのところで何とかネットに収めたのは、起死回生となる超大物スモール! 自己記録を10cmも更新してアドレナリン全開の大木さんとガッチリ握手を交わし、興奮が収まってから複数のルアーを使って5バイト1フィッシュとなったところで終了としました。
 今回は不運にも条件に恵まれず、大木さん好みの釣り方は通用せず、我慢の時間が長かったのですが、最後までダレない大木さんの集中力が大物を呼び寄せたと言えるでしょう。数少ないチャンスをしっかりとモノにするココ一番の決定力は、お見事の一言。技術面というよりも精神面での大勝利でした。

No.33

【日 時】 7月14日(木)4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5〜℃
【お客様】 丸山 様
【テーマ】 釣りの幅を広げたい&できればサイズも狙いたい
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス1匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・フローティングミノー・ポッパー

 裏磐梯遠征の際にはスジエビルアー頼みで、他に特段の持ち駒がないという丸山さんは、今回ベイトタックルで、特にバズベイトで釣りたいとのこと。今日も夏日になることが予想されたので、朝イチ勝負と湖へと急ぎました。
 普段はベイトタックルを使わずバズベイトも初挑戦ということだったので、まずはキャスト練習から始めました。次第に慣れてきたようなので本命ポイントへ入ると「ゴボッ!」・・・全く腕が動かない丸山さん。しばらくの間そのポイントを休ませてから再び挑戦すると、また「ゴボ。」・・・またしても腕が動かない丸山さんでしたが、ラッキーなことにオートフッキングに成功し、いきなり大物ラージの捕獲に成功! 最高のデビューを飾ることができました。しかし、「普段はスピニングでワームなので、ベイトだとアワセができないです。」と衝撃の告白をする丸山さん。その後は、一通り巻きモノを試し、「バシッとアワセましょう!」を合言葉に続けましたが、晴天無風となりヒットなし。岸沿いではボイルも始まり、スジエビルアーが最強という状況になりました。

丸山様

「バズベイト第1号がこの魚です!」

 そういった状況下でもあえてポッパーやセミルアーなどで攻めて行きましたが、ショートバイトや寸前Uターンの連続でヒットなし。見える魚の数は相当なもので、「これでスジエビルアーを使えば釣れるんですよね。」、「はい、そうですね。」と話しつつ続行しました。それでも日陰になったポイントではスピナーベイトにストライク! 残念ながらバレてしまいましたが、「スピナーベイトで来るのか。」と何かを掴んだ丸山さん。その後もあえて普通のフローティングミノーを使い、無理やり2匹を追加。それからラバージグも試しましたがピンと来ないようだったので、最後はポッパーで〆ることにしました。「操作法はバッチリなので自信を持って釣りましょう。」と告げ、日陰の部分を攻めて行くと・・・「バシュッ!」・・・ストライク! バシッとアワセも決まって会心の1匹を手にすることができました。
 今回は最強ルアーを封印しなければならず難しい釣りになりましたが、何とかテーマに沿った釣りをすることができました。今後も積極的にベイトタックルの釣りに挑戦すれば、釣りの幅は確実に広がることでしょう。そして、「バシッ!」とアワセましょう。

No.34

【日 時】 7月15日(金)3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5〜℃
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 トップで釣る/とにかく楽しく!
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス5匹(最大30.0cm)
【ヒットルアー】 デカイミノー・リップレスミノー・スジエビルアー・バグワーム他

 昨年は何かと歯車が噛み合わず涙を飲んだ経緯もあり、今回は前夜にみっちりと打ち合わせをして、行きの車内では想定される釣りと期待される釣果を説明し、段取りとイメージをバッチリにしてから無人の湖上へ出船しました。
 まずはリクエストのバズベイトとビッグバドで始めましたが反応ナシ。SSRクランクも不発だったことから、早々に戦略を変更してエリアも変えました。すると、デカイミノーに気持ち良くストライク! これで自信を深めて続行すると、狙っていた40cmオーバーのスモールがストライク! しかし、ボート際で無念のバラシ・・・うな垂れる藤田さん。今回の裏磐梯遠征が今年の初釣りということだったので、釣り勘が戻らない様子でした。それからは気持ちを切り替えて釣って行き、日が昇ってからはスジエビルアーに替えましたが、ショートバイト連発に大苦戦。「これは難しいなー。」ということで、このまま続けても仕方ないと判断し、休憩を挟んで釣り場を変更することにしました。

藤田様

「早朝のトップウォーターは最高です!」

 次の釣り場でも、いつものスタイルで釣って行きましたが巻きモノには反応ナシ。そこでバグワームを投入すると、好スポットでは2連発! 45cmクラスの大物ラージには見切られたものの、何となくパターンが見えてきたのでデカワームのノーシンカーを試してみることにしました。すると再び、大物発見! その進行方向にルアーを落とすと・・・なぜか別の魚がストライク! しかし、その大物はその場に留まっていたので再アプローチすると、ボトムシェイクに「パクッ!」・・・なぜかスッポ抜け! うう〜、なぜこうなるの? これで魚の偏差値は一気に上がり、粘ってみましたが食わせることができず。予定時間も過ぎていたので、潔く終了としました。
 今回、魚とのコンタクトはほぼ予想どおりでしたが、魚を手中に収めるにはもう一歩足りないという感じでした。それでも「2日間ガイドしてもらった気がします。トップにあれだけ出て来れれば満足です。充実してました。」と藤田さん。大物を逃したのは残念でしたが、釣り自体は存分に楽しんでいただけたようです。

No.35

【日 時】 7月16日(土)4:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5〜℃
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 夏のルアーローテーションを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス7匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ラバージグ・バグワーム

 今シーズンも快進撃を続ける倉川さんは、今回も当然ながら気合十分&睡眠時間不十分。早朝のプライムタイムで勝負を決めるべく、打ち合わせをしながら湖へと向かいました。
 まずは、プチビッグベイトやSRクランクを投げ倒しましたが反応ナシ。直ぐに本命ポイントへ移動してS字系ビッグベイトなどを試しましたが、魚はルアーから距離をとって追尾するだけで、かなり警戒心が上がっているようでした、それからルアーローテーションして中層も釣ってみましたが、どれも不発だったので岸沿いも探ったもののイマイチ。いつもの釣りが全く通用しないタフっぷりでした。そこで、再び本命ポイントに戻りフットボールラバージグを試すと、ようやく答えが返って来ました! しかし、まさか早朝からこんな釣りをするハメになるとは・・・。今日はガマンの釣りが有効な雰囲気濃厚であり、トーナメントも開催されることから、そそくさと釣り場を変更しました。

倉川様

「今日はまかせてもらえませんでした。」

 次の釣り場ではバグワーム主体で釣って行くと、うれしいことに直ぐに答えが返って来ました。ようやくトップウォーターで釣れたので、倉川さんもホッと一息。それからもバグワームは好調でしたが、大物狙いの釣りも織り交ぜて起死回生の1匹を求めて行きました。ビッグバドへのキスバイトもあったので可能性はあると続けて行くと、厳しい場所に着水したバズベイトに大物が追尾して・・・後2cmのところでUターン。ガーン! これはショック大。それからもルアーローテーションを行ってみたものの、大物は総じてヤル気なし。カバーにラバージクを撃ってもサイズアップせず。最後に辛うじてノーシンカーにショートバイトはありましたが、結果的に捕獲成功とはなりませんでした(涙)。
 今回は私の力量不足のため、ビッグバイトを提供できなかったのは大きな反省点。40cmオーバー連続捕獲記録も途絶えてしまい、申し訳なかったです。この悔しさをバネに、明日の釣りで名誉挽回したいと思います。

No.36

【日 時】 7月17日(日)3:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.8〜℃
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 夏のルアーローテーションを学ぶ2
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス8匹(最大20cm台後半)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・グラブ・セミルアー

 昨日は大物捕獲にあと2cmのところで涙を飲んだ倉川さんは、「アレを見ちゃうとね。」と再挑戦を決意。朝マズメで勝負を決めるべく、激早出動としました。
 まずは、静かに朝靄が漂う中、期待のデカトップで勝負を挑みましたが、残念ながら完全ノーバイト。ビッグバドにヤル気なく追尾する様子を見て、不本意ながら早々にスピナーベイトに替えました。すると、ここから爆釣モードに突入! ショートバイトもありましたが、3回もアタックしてくる魚もいて、スピナーベイト大好評。得意のルアーが炸裂とあって、それからの倉川さんは当然のマシンガンキャスト。この勢いならドカンと大物が出るだろうと思い続行しましたが、なぜか大物は無反応。日が昇り暑くなって来たのを境に反応がなくなったので、クランクベイトなども試しましたが反応ナシ。ここが引き際と判断して、早々に釣り場を変更しました。

倉川様

「今日はまかせてもらえましたが・・・」

 次の釣り場でもトップウォーター主体の釣りを展開して行きましたが、魚からの反応は極めて低調。真夏の好ポイントに狙いを絞り釣って行くと、35〜45cmクラスのスモールを射程圏内に捉えましたが、どの魚もルアーを完全無視。小型魚が何とか小型トップに反応する程度だったので、今日は見えない魚を相手にするべきと判断し、ラバージグでのカバー撃ちをやり切ることにしました。しかし、それでも苦戦は続き、最終ポイントでラバージグにショートバイトがあっただけで、結果を出すことはできませんでした(涙)。
 今回は前半のスピナーベイト炸裂がなければ、かなりトホホな内容でした。「カバー撃ちの精度が高ければ・・・」と反省する倉川さんでしたが、誰がやっても難しい状況だったことは確か。残念ながらサイズは伸びませんでしたが、昨日と違ってハードルアーで釣れたので、その点は良かったかなと思います。



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