タブ2011
2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012
5月下6月上6月中6月下7月上7月中7月下8月上
8月中|8月下|9月上9月中9月下10月上10月中10月下
No.51

【日 時】 8月23日(火)3:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:22.6〜℃
【お客様】 野原 様
【テーマ】 ヒットパターン構築の過程を学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス3匹・ラージマウスバス1匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 ビッグバド・ペンシルベイト・ワーム・ラバージグ

 2週連続の裏磐梯遠征となったものの、初日は前回のようにデカトップで釣れなかったという野原さんは、「2日目は釣果よりもパターン構築の方法が知りたい。」とのこと。そこで、野原さん基準でのゆっくりスタートとしました。
 まずは「確認の意味で。」とウォーミングアップがてらのビッグバドには、いきなり大物ラージがストライク! 序盤から暗闇の帝王ぶりを発揮する野原さん。ビッグバドパターンが成立するかを確認するため、それから同条件の場所をラン&ガンしましたが、そう甘くはなくノーバイト。「さて、これからどうする?」となった段階で、ターンオーバー中であることを考慮し、風裏のエリアへとボートを進めました。すると、単発ながらもボイル発生! ここでベイトタックルで押し通すことはせず、素直にスピニングタックルに作戦変更すると、ペンシルベイトにストライク! 「なるほど〜。」と、何か閃いた様子の暗闇の帝王。その後、ペンシルベイトで掛け損ねた魚に対しては、シャッドテイルワームでフォローすると、今度は40cmのスモールがストライク!

野原様

「ルアーの大小問わず、使い分けが大切ですね。」

 ボイルが下火になったタイミングで再び第1ポイントに戻り、「ボートに付けてはいるが見ていない。」という魚探の見方をレクチャーしました。操作方法や画像の意味などを解説しつつポイントを絞って行くと、ブレイクに絡む魚を発見! 「こういうのはいいですよ。」と言いつつ、ワームとラバージグで攻めることにしました。「こんな沖で釣れたらなあ。」と暗闇の帝王が呟いていると、ラバージグに早速ストライク! 魚の居場所はある程度絞れたので、ここから釣り方を絞り込んでパターン化しようと思っていると、次第に風が強まり波も高くなって来ました。相談の結果、「今日はもうこれで。」ということで、中途半端でしたが安全を優先して早上がりとしました。
 今回は、「いつもの釣りが通用しない時にどうするか?」に焦点を当て、朝からスローダウンゲームも取り入れました。浅場から深場まで、トップからボトムまで、幅広く釣ったことで何かしらのヒントが得られたのではないかと思います。

No.52

【日 時】 8月25日(木)15:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 水温:22.4〜℃
【お客様】 奥田 様
【テーマ】 ハードルアーでスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス4匹(最大51.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト・ペンシルベイト・ダブルスウィッシャー

 「トップウォーターと表層系以外は興味なし。」というこだわり派の奥田さんは、今回が裏磐梯初挑戦。手持ちルアーで釣れない場合のプランが「諦める。」という、単純明快な方針で釣り場へと向かいました。
 幸運にも雷雨は過ぎ去り、蒸し蒸しする絶好の条件。まずは自信のプロップベイトで始めると、1投目からストライク! どうやら熱烈歓迎の様子だったので続行すると、バイトラッシュになりました。出て来るのは平均サイズ以下の魚ばかりでしたが、3回もアタックしてくる元気者もいて、単純に楽しい釣りとなりました。時おり、ベイトタックルの釣りも試してみましたが、やはり反応はイマイチ。ルアーサイズが嫌われてるようすだったので、小型ペンシルを試すと、これには出てくれました。「プライムタイムは18:00からですから。この状況だと、今日は何かが起こる気がします。」と告げ、釣りながら時合の到来を待つことに。

奥田様

「裏磐梯初挑戦にして、やりました!」

 予定の時間になったので本命ポイントへ向かいましたが、ペンシルベイトには反応なし。今日はプロップ系の方が良いかも知れないと判断し、ダブルスウィッシャーに作戦変更しました。すると、一等地にキャストが決まったルアーに「ドボオッ!!」・・・ストライク! 直後からロッドがブチ曲がりとなり、ベイトリールのドラグはズルズル。数分の格闘の末にネットに収まったのは起死回生の超大物スモール! この興奮覚めやらぬまま、次の釣り場へと移動し、今後はポッパーで探って行きました。すると、またも「ゴボッ。」・・・ストライク! ライトに照らし出されたのは45cmクラスの大物スモールでしたが、岸際で無念のフックオフ。これで完全に場荒れしてしまったので、粘らずに撤退しました。
 今回は状況に恵まれ、理想的な展開の釣りができました。「ラインは当然、新品です。」という奥田さんの事前準備も、大物捕獲に大いに貢献したと言えるでしょう。それにしても、強烈なファイトでした。

No.53

【日 時】 8月26日(金)3:30〜
【場 所】 桧原湖・秋元湖
【状 況】 天候:小雨 水温:23.2〜℃
【お客様】 奥田 様
【テーマ】 桧原湖でスモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大36.0cm)
【ヒットルアー】 ダブルスウィッシャー

 昨日は理想的な釣りで自己記録となる大物スモールを仕留めた奥田さんは、夜明け前から気合十分&睡眠時間不十分。タックルの増強もして準備万端で出発しました。
 到着後はウォーミングアップを兼ねた釣りをしていくと、ポッパーに出たもののフッキングならず。それからポイントを移動し強気の釣りをして行きましたが反応がないので、ペンシルベイトに替えると「ゴボッ。」と出ましたが・・・。水の状態を見つつポイントを移動していくと、ボイル発生! ここでスピニングタックルに持ち替えて態勢を整えましたが、ボイルする場所に明瞭な傾向がないため、キャストスピードと精度が求められる難易度の高い釣りになりました。「ボイル撃ちは難しいな。」と奥田さんも大苦戦。しかし、ボイルを待つ間に投げていたダブルスウィッシャーには良型が元気に出てくれて、一矢報いることができました。

奥田様

「何とかトップウォーターで仕留めました!」

 時間経過と共にボイルも下火になったので、再びポイント移動。地形変化に残っている魚が居てくれることを期待して各所を回ってみましたが、手持ちのルアーには反応ナシ。魚探画像が水深6〜8mが熱いことを知らせてくれていましたが、そこは奥田流。あくまでもマイ・スタイルを貫きましたが、魚は一切反応してくれませんでした。もう桧原湖には限界を感じたので釣り場を変えてみたものの、不運なことに到着直後に放水が始まってしまい強制終了。中途半端でしたが、今日は早上がりとしました。
 表層に浮くワカサギが非常に少ない状況だったので苦戦は当然でしたが、与えられた条件でやれることはやりました。ボイル撃ちの難しさを知ってもらえたことも、ある意味では収穫だったと思います。

No.54

【日 時】 8月27日(土)4:00〜 / 15:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:23.2〜℃
【お客様】 岡野・後藤 様
【テーマ】 ガイドにおまかせフィッシング
【釣 果】 ラージマウスバス9匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 ビッグバド・MRクランク・ジッターバグ・デカダンス他

 今回は、「1人ずつ朝夕マズメのオイシイ時間帯を釣りたい。」という、わがままコース。そこで、それぞれの実釣時間を短くしてプライムタイムのみを釣る作戦としました。
 まずは岡野さんと夜明け前の湖へ。要所のラン&ガン作戦をすべく、まずはビッグバドで始めると、第1ポイントでいきなり「ゴボッ!」・・・ストライク! クラッチワークを駆使してネットに収めたのは、50cmと見間違えるほどブリブリに太った大物! それから本命ポイントへ移動しましたが水質が悪化しており、エリアを変えてMRクランクで1バラシ。水質良好のエリアへ移動すると単発ボイルもあったので狙いましたが、魚は相当セレクティブでキスバイト連発。どうしたものかと思いましたが、「深場を探れるルアーはありません。」ということだったので、ダメモトで浅場へ向かいサイトフィッシングをしましたが、ポッパーに数度出たのみだったので粘ることなく早々に撤退しました。

岡野・後藤様

「2人揃ってデカトップで大物ラージの捕獲に成功しました!」

 朝に岡野さんと合流後、レンタルボートで釣っていた後藤さんは大苦戦したとのこと。そこで、まずはスピニングで肩慣らししてからフロッグゲームをスタートしました。キャストが決まり始めると「モワン。」という静かなバイトが多発。ほとんど使ったことがないルアーということでフッキングに慣れないようでしたが、バイトが続くので後藤さんもヒートアップ! これをヒントにジッターバグに替えると、これまたバイト連発となり数を伸ばすことができました。そして夕マズメを迎え、「大物が出るのはこの時間帯からです。」と告げてデカダンスタイムに突入。すると・・・「ゴボッ!」と出たのは30cmクラス。あれ?と思いましたが、パターンには確信を持っていたので続行すると、再び「ゴボッ!」と出たのは44cm! 狙いすましての大物だっただけに「手が震える・・・。」と後藤さん。やはりドラマが起こりました。
 ここ最近の状況とお2人のスタイルを考えれば、マックスに近い内容だったと思います。ワンチャンスを確実にモノにする決定力も、それぞれお見事でした。晩夏らしいトップウォーターゲームができたと思います。

No.55

【日 時】 8月28日(日)18:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:25.0〜℃
【お客様】 細井 様
【テーマ】 ガイドにおまかせフィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス1匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルポッパー・SSRクランク

 今シーズン数回目のバスフィッシングとあって、事前にキャスト練習を積んだ細井さんは気合十分。ただ、各所でトーナメントが開催されたことと日曜日ということを踏まえ、今回は日没直前からのショートガイドとしました。
 各所を回ってみたものの、日曜日というだけあって先行者の姿がちらほら。空いているポイントに入り、まずはオープンウォーターでベイトタックルの練習がてら釣ってみると、時おり射程圏外でボイルは起きるものの反応なし。リールの注油をしてから本命ポイントへ向かい、入念なリハーサルをしてから実釣を開始しました。スローアクションのペンシルポッパーが動いていると「ゴボ。」・・・ストライク! リハーサルどおりジャンプを阻止して無事にラージの捕獲に成功! 1投目で釣れたとあって細井さんもヒートアップ。しかし、そう甘くはなく、ここからバイト連発とはなりませんでした。

細井様

「水面直下の重要性を知ることができました。」

 魚の存在には確信を持っていたので、ポイントを移動せずにルアー交換。SSRクランクに替えてみると、いきなりの3連続バイト! そのうちの1匹を仕留めて、「簡単に魚がいないと判断しちゃダメですね。」と、ルアーローテーションの重要性を痛感する細井さん。その後はSRクランクにもプチビッグベイトにもバイトがありましたが、それぞれに結果は出ず。日没前に岸沿いにザリガニがいることは確認していたので、ラバージグなどで粘れば釣れそうでしたが、明朝のことも考えて体力を温存すべく予定どおり早めに撤退しました。
 久々の釣りということで勘が戻らないようでしたが、短時間ながらもエキサイティングなトップウォーターゲームが楽しめたのではないかと思います。この勢いを明日に繋げたいところですね。

No.56

【日 時】 8月29日(月)3:45〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.3〜℃
【お客様】 細井 様
【テーマ】 スモール狙いのボイル撃ちがしたい
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大15cm程度)
【ヒットルアー】 SSRクランク

 昨夜の釣りの疲れも見せず、夜明け前から気合十分の細井さん。ただ、今回のテーマは状況に大きく左右されるので、深場を探れる態勢も整えてから湖を目指しました。
 まずはウォーミングアップで小型を釣って体をほぐし、いよいよ本命ポイントへ。「来れば良型ですが1バイトだと思います。」と告げてから釣り始めると、狙いどおり出た!・・・ものの。直ぐに別のエリアを見に行ってみましたが、予想以上に水質が悪化していたため、待ってもボイルは起こらないと判断。再び最初のエリアへ舞い戻り、ここで最後まで釣り切る覚悟を決めました。すると、散発ながらも待望のボイル発生! しかし、キャストが障害となってボイルにルアーが入らない。何とか1バイト得たもののアワセが早過ぎ、理想のイメージと現実とのギャップが大き過ぎるまま、ボイルタイムは終わってしまいました。

細井様

今回の一言

 釣り方には特段こだわらないということだったので、トップには見切りをつけて早々にライトリグを投入しました。遠目には散発ボイルも見られたので、選択したエリアに自信を持って釣り始めると、いきなりバイト!・・・しましたが。どうもバイトの瞬間に電撃フッキングしてしまうようで、ワームだけが取られたりと結果が出ず。そのうち晴天無風となったので、早上がりして明朝に繰り越そうとボートを進めると、至近距離でボイル発生! 最後の大チャンスだったのですが・・・。
 「バイトはあるのにな〜!」と反省しきりの細井さん。キャストからフッキングまで全てがクリアーできないと魚は釣れないことを再確認した、ほろ苦い釣行になってしまいました。普段から自主トレに励んでください。魚は厳しい先生です。

No.57

【日 時】 8月30日(火)4:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:22.5〜℃
【お客様】 細井 様
【テーマ】 魚の顔が見たい
【釣 果】 スモールマウスバス8匹・ラージマウスバス5匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・プロップベイト・ペンシルベイト・ワーム

 昨日は桧原湖のスモールから手厳しい指導を受けた細井さんは、難易度を下げて手堅い釣りをすることに方針転換。そこで、居付きの魚をターゲットにした数釣りをすることにしました。
 放射冷却現象により軽度のターンオーバーが発生していましたが、様子見のポッパーに早速ヒット! それからスピナーベイトを試してみると、良型スモールが食って来たのですが・・・。傾向を探るため、プロップベイト、SRクランクなど可能性のあるルアーを積極的に投入してみると全てでバイトがあり、序盤でやるべきことが固まりました。水質がイマイチな割には魚は表層を意識しているようだったので、中盤以降もトップウォーターを主軸としたゲームを展開。すると、こちらの思惑どおり順調にバイトを重ねることができました。実釣3日目ということもあり、細井さんも釣りに慣れてきた様子。

細井様

「ようやく一矢報いることができました!」

 中盤には秋晴れとなりましたが、ポッパーやペンシルベイトで押し通すと、どこからともなくスモールが浮上して来て元気良く「バシュッ!」 予想どおりサイズは伸びないものの、魚体が丸見えなので実にエキサイティング! 今日も釣り方には特段こだわらないということだったので、トップで掛け損ねた魚に対しては、情け容赦なくノーシンカーワームも投入して一網打尽。こうして完全に数釣りパターンは掴めたので、終盤はサイズ狙いでワームを使った底層の釣りを試してみようと思っていると、「今日はもういいです。十分に満足しました。」と細井さん。昨日、早上がりした分も釣るつもりでいましたが、意向を尊重して今日もまた早上がりとしました。
 今日は方針転換したことが功を奏して、総バイト数も軽く20回は超えました。「もっとタックルに慣れないとダメですね。」と、既に自身の課題を把握済みの細井さん。理想の釣りに近づくためには、モノの充実より練習あるのみです。努力は必ず実を結びますからね。

No.58

【日 時】 8月31日(水)14:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.5〜℃
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 ヘドンズがダメなら他でレベルアップする
【釣 果】 ラージマウスバス7匹(最大33.0cm)
【ヒットルアー】 バズベイト・MRクランク・マウス

 プラドコ派として活動している雰囲気を漂わせている気がしないでもない飯田さんは、全てのラインを巻き替えて今回も気合十分。一時的に暑さが戻ったので、それなりに期待しつつ釣り場へ向かいました。
 到着すると風が吹き出したのでバズベイトで様子を見ると、ほどなくしてストライク! 「バズ、久しぶり〜っ!」と、飯田さんの調子も上向いたので、ここからフロッグゲームを始めると早々にバイト! フッキングには到らなかったものの「フロッグ、楽し〜っ!」と、飯田さんも血圧もレッドゾーンへ。それからは、前回デビューし損なった改造済みのMRクランクでも連発して、ダレる時間なし! 中盤には雨も降って来たので強気にフロッグで攻めて行きましたが、やはりバイトはあるもののフッキングならず。フロッグのすぐ後ろの水面が盛り上がる大物らしき反応もあったのですが・・・。

飯田様

「いただきマウスでポポポポ〜ン。」

 夕マズメは2代目マウスに替えると、練習中にいきなり「ゴボッ!」 「練習中ですよ、え〜っ!」と、驚く飯田さん。それから立て続けに2匹を追加し、「マウス、楽し〜っ!」と、その勢いは止まらない! そこでデカダンスに替えて一発大物を狙ったものの、どういうわけか反応なし。粘ることなく直ぐに釣り場を変えましたが、嫌な予感がしたので「意外とトップは苦戦するかも知れませんよ。」と告げて始めてみれば、予感は現実のものに。DRクランクに1バイトあったのみで、トップには一切反応ナシ! 明朝を見越して早々に撤退しましたが、「小雨も降って無風で、トップには絶好って気がしますけどね〜。」と、不思議がる飯田さん。これがバスフィッシングのオモシロイところです。
 最も期待していた時間帯にトップが不発という誤算がありましたが、総合的にはナイスゲームだったと思います。「帰ってからルアー整理している時に、マウスと会話してました。」と、危険な香りを漂わせ始めた飯田さんの2日目はいかに?



HOME ガイド内容と料金 7つの特徴 フィッシングカレンダー ご予約


E-mail guide@yamanotayori.com

- 裏磐梯・桧原湖 山の便りバスフィッシングガイドサービス -