タブ2015
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No.39

【日 時】 7月11日(土) 3:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:20.6℃〜
【お客様】 川上 様
【テーマ】 オススメの釣りで釣る2
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス1匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 JTDミノー・ワーム・虫型ルアー

 昨日は夕マズメの部も釣った川上さんでしたが、夜明け前から気合十分。昨夜は満天の星を眺めたことから晴天無風が予想されたので、朝イチ勝負と思いつつ桧原湖へ向かいました。
 まずは浅場からシャッドテイルワームで実釣開始。しかし、全く反応が得られなかったので、直ぐにミドルレンジへ移動すると、JTDミノーに良型がストライク! ただ、後が続かなかったので早々に本命エリアへと大移動しました。すると、朝夕の寒暖差の影響か軽度のターンオーバーが発生しており、いきなりの大ピンチ! 水質良好のエリアを求めて移動すると、奇跡のボイル発見! それをポッパーで撃つと「ゴボッ!」と出ましたが・・・。それからスピナーベイトで1匹追加したところで、トーナメントの影響を受けにくい浅場へと大移動しました。途中、深場の様子を見ましたが、状況的に釣れる雰囲気ナシ。全く予定していなかった浅場で勝負した方が良いと判断しました。

川上様

「今回は過去最高の難しさでした。」

 後半には早くも夏日の様相を呈して来たので、落下昆虫捕食型に狙いを絞りました。しかし、トーナメントが始まると、釣るエリアがないほどの大混雑に! しばらく待っていると狙っていたエリアからボートが去ったので、そこへ入り直しました。そこにはスジエビ捕食型もいたのでサイトフィッシングを併用して釣って行くと、珍しくラージがストライク! その後、狙った魚はフッキングが決まらなかったりルアーを見切られたりして追加ならず。それでも移動中に見つけたライズの主を仕留めて、一矢報いることができました。最後に1匹追加して気分良く終わりたかったものの、結局ドラマは起こらぬまま終了時間となりました。
 今日は湖の端で釣っていたにも関わらず、予想以上の大混雑となり、かつ水質も悪化していて苦戦を強いられました。偏差値が高い魚に真っ向勝負を挑めたことが、唯一の収穫という感じでした。

No.40

【日 時】 7月12日(日) 3:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:20.6℃〜
【お客様】 末永 様
【テーマ】 スモールを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ダブルスウィッシャー・シャッドテイルワーム・セミルアー

 今シーズンの初釣りということで、前夜のうちにリールへの注油とルアー整理を行い、夜明け前から湖へ向かいました。この日も夏日が予想された上に、日曜日でかつトーナメント開催日なので、朝イチに勝負を賭ける作戦です。
 まずはベイトタックルの練習をしてからポイントへ。初使用となるダブルスウィッシャーで釣って行くと、5投目に「ゴボッ!」・・・ストライク! 事前の入念なリハーサルが功を奏してランディングに成功。いきなり末永さんの自己記録魚をネットに収めることができました。これで波に乗りラン&ガンしたところ、どういうわけか小型魚が2発。あっという間に日差しビシビシとなったので、早々にハルゼミフィッシングに移行しました。この釣りも初挑戦ということで、練習を兼ねて釣って行くと、しばらくしてストライク! このヒットで、魚の行動パターンは予想どおりと考えることができました。

末永様

「初めてづくしの桧原湖釣行でした!」

 風が吹いた時にはシャッドテイルワームでも釣りましたが、それ以外はハルゼミフィッシングを貫徹。途中、深場へ様子を見に行きましたが、釣れる雰囲気が全くなかったので浅場へ戻り、サイトフィッシングを併用して釣って行きました。ルアーがライズに届かなかったりバレたりと上手く行かない場面もありましたが、魚とのコンタクト自体は実に堅調。終盤には狙っていたクルージングフィッシュを何匹か狙い撃てたのですが、体に染みついたワームフッキングのためアワセが遅れ、仕留めることはできませんでした。普段はライトリグでラージを釣っているということだったので、電撃フッキングは難しかったようです。
 様々な事情を加味すれば、今回の結果は大健闘と言えるでしょう。ダブルスウィッシャーとセミルアーのデビューや自己記録更新、久しぶりのベイトタックルでの釣果、そして何より初めての桧原湖での釣り・・・きっと良い思い出になったことでしょう。

No.41

【日 時】 7月13日(月) 5:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.6℃〜
【お客様】 石井 様
【テーマ】 フライフィッシングで40cmを釣る
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 各種フライ

 今回はフライフィッシングなので、引き波に悩まされる心配が少ない小野川湖へと向かいました。しかし、このところの夏日続きと減水の影響で全体的に水質が悪化しており、決して良いとは言えない状況・・・。
 まずは、釣りはせずに水質良好のエリアを求めてロングラン。移動時間を利用して戦略の解説を行い、「序盤はパッとしないかも知れませんが、大物が出るなら気温が上昇する中盤以降です。」と告げて実釣開始! 朝のうちは昆虫の姿も見られなかったので、スジエビ捕食型をメインターゲットにした釣りをして行きました。ただ、釣れるには釣れるものの、サイズがイマイチ。日差しビシビシの状況でしたが、あえて日向のエリアへ向かい、そこでサイトフィッシングをすることにしました。すると複数の良型を見つけたものの、そのどれもが天才級でフライには無反応。岸沿いの小〜中型魚も食うには食うものの、フライに突進して来るような感じではありませんでした。

石井様

「晴天無風の夏日に、ドライフライで40cm×2本です!」

 決してダメなわけではないが炸裂もしない・・・そんな中途半端な状況が続きましたが、気温がグングン上昇するにつれ、大物が岸沿いを回遊し始めました。このタイミングでフライ交換。この判断が功を奏したのか、40cmクラス3匹の群れの1匹が浮上して来てフライをじ〜っと観察した末に「ハフン。」・・・ストライク! 直後から#7ロッドがブチ曲がり、石井さんも楽しくファイト。やっとテーマ達成となりました。時合が来た感があったので続行すると、再び40cmクラスが出たものの、どういうわけかスッポ抜け。しかし、3匹目の40cmはしっかりとストライク! これが10匹目となり、更に1匹追加したところで終了時間となりました。
 今日はルアーなら激タフだったと思える状況でしたが、フライの強みを活かした繊細な釣りで結果を出すことができました。晴天無風の状況下で見えている大物を仕留められるのは、フライフィッシングならでは。"狙って仕留めた感"のある、会心の釣りができました。

No.42

【日 時】 7月14日(火) 3:30〜 / 17:00〜
【場 所】 桧原湖・曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.6℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 状況次第でフライフィッシング / 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス1匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 デカペンシル・ポッパー・ドライフライ・デカイミノー

 久しぶりの裏磐梯遠征となる勝又さんは、当然ながら気合十分&睡眠時間不十分。暑い日中は日帰り温泉施設でしっかり休養して集中力の維持に努めるということだったので、豪華2部構成でガイドすることになりました。
 昨日は気温が30℃を超えたので、一時的に真夏のパターンになっていると考えて浅場から釣り始めると、SSRクランクとデカペンシルにバイトがあり、1匹目は後者にストライク! 念願のデビューを果たすことできました。それからエリアを変更してボイル撃ちへ向かいましたが、一軍ルアーにはダメフック装着の上に、予備フック無し! ボイルを前に他のルアーからフックを流用する作業を湖上で行うという、ド早朝出動が水泡に帰す事態となりました。それでも状況の良さに助けられて、ポッパーで4匹を追加! 日が昇り夏日になってからはフライフィッシングへ移行し、40cmを筆頭に3匹の良型を仕留めることができました。釣果としては十分でしたが、多くの課題が浮き彫りとなり、「猛省します!」と勝又さん。

勝又様

「私もフライフィッシングで40cmです!」

 日中は休憩&猛省&準備時間に充てた勝又さんは、心身ともに充実。日差しが和らぎ気温が下がり始めたタイミングで湖へ向かいました。この日は夕方になっても風が強く、有望エリアは全て風表。これが良いのか悪いのか判断しかねたので、とにかく釣って行くと、デカイミノーに「ゴボッ!」とストライク! 狙っていたサイズではないものの、ラージが本気食いして来ました。その後はエリアを変え、真夏を意識したスポットだけを丁寧に釣って行くと、デカペンシルに「バフッ!」と出たのですが・・・。すると、その近くで今度は大物の捕食音を感知。そこへデカペンシルを投入すると「バフッ!」・・・ストライク! 直後にヘッドランプを照らして魚体を捉えると、45cmクラスの大物スモールが! しかし、その直後に無情のフックオフ。「掛りが浅い感じがありました・・・。」と勝又さん。
 今日は、ほぼテーマに沿った釣りができました。朝マズメの部では事前準備さえ完璧なら更に良い釣果があげられただけに、それが非常に残念! ルアーだけでなくフックにも目配り気配りができるようになれば、今後の釣行はますます充実すると思います。

No.43

【日 時】 7月15日(水) 4:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.5℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 状況次第でフライフィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス4匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ドライフライ・ソフトスティックベイト

 昨日は夕マズメの部も行ったことから、睡眠時間を確保するため、やや遅めの出動。テーマから言っても合理的なので、早く日差しビシビシになることを期待して湖へ向かいました。
 湖岸に到着してみれば、どういうわけか低い雲が垂れ込めて風が吹いていました。完全にアテが外れたので予定を変更し、深場から探って行きましたが反応ナシ。すると今度は急速に晴れて来たので、風を避けられるエリアへとボートを進めましたが、真夏の1級ポイントにバスの気配がありません。そのうち、風向きが変わったので、再び予定を変更して大移動。序盤は目まぐるしく変化する天気に翻弄されることとなりました。ここからはサイトフィッシングで釣って行くと、飽きない程度に反応は得られましたが、魚の反応はイマイチ。そのうちに風が強まって来たので出船場所へ戻り、唯一の風裏で挑戦すると、大物がゆっくりと接近して来てフライをじ〜っと観察した末に「ハフン。」・・・40cmがストライク!

勝又様

「シーズナルパターンで2匹の大物を仕留めました!」

 後半は風の影響を受けにくい小場所へと移動し、ルアーで数を釣りつつ大物も狙うという作戦で行きました。状況的にソフトルアーが有効と思えたので、最初からそれで釣って行くと、好ポイントにルアーが入れば必ずバイトがある状況。しかし、勝又さんはラインの変化がイマイチ分からないらしく、なかなか掛けるまでには行きません。慎重過ぎたファイトでは、大物に障害物に突っ込まれてサヨウナラ。好条件なのに崖っぷちという状況になりましたが、再びラインが走って・・・遂にストライク! 勝又さんは魚を見ずにリールを巻くのでどうなることかと思いましたが、何とかネットに収めたのは大物ラージ! それからは勝又さんの調子も上向き、3匹を追加したところで気分良く釣り場を後にしました。
 今日は、結果的に数は釣れませんでしたが、大物を仕留めることができました。今回のキーワードはオーバーハング。まさにシーズナルパターンで仕留めた必然の釣果に、勝又さんも「満足です!」ということでした。

No.44

【日 時】 7月16日(木) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:雨 水温:23.1℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 ヒットパターン構築法を学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・メタルジグ・スピナーベイト・プロップベイト

 ルアーを始めとする装備の拡充に余念のない田尾さんは、夜明け前から気合十分&睡眠時間不十分。やや風が強かったものの、夏日が続いた後の雨天なので、安全に支障がない範囲で釣ることを条件に無人の湖上に出船しました。
 まずは、荒天になることを警戒して風裏のエリアへ行き、ペンシルベイトを主体に釣って行きましたが、反応はイマイチ。エリアが合っていないと判断しラン&ガンで釣って行くと、ボイル発生! そこではペンシルベイトで3匹仕留めたものの、この頃から急速に風が弱まったので、釣りを中断して本命エリアへと大移動しました。すると、読みどおりあちこちでボイルが! 貸切の湖上でボイル撃ちを楽しめると言う、非常に贅沢な時間を過ごすことができました。「こんなにエキサイティングとは・・・」と大コーフンの田尾さんでしたが、サイズの面ではイマイチ。そこで、メタルジグに作戦変更。最初は操作にまごつく田尾さんでしたが、遂に良型がストライク! デビューを飾ることができました。

田尾様

「初のメタルジグで40cmを仕留めました!」

 ボイル撃ちとメタルジグの併用で、「タバコ吸ってる暇がない!」と田尾さんも大忙し! ヒットパターンが変わったことを察知してスピナーベイトを試してみれば、これまたバイト堅調で、スーパーボイルに遭遇するなど雨様様といった状況でした。しかし、再び風が強まり波が高くなって来たので、安全を考慮し浅場へと移動しましたが、手応えナシ! 風が弱まったタイミングで深場へ戻りプロップベイトを試すと反応良好でしたが、またしても直ぐに風が強まり、1匹釣ったところで撤退しました。荒れたり静穏になったりと5分先が読めない状況には苦労させられましたが、いろいろな場所でいろいろな釣りを試すことにより、今日は深場での釣りが正解という結論に達しました。
 「2ケタ釣ったの初めてです。」と、今回は達成感に包まれる田尾さん。釣果はもちろんですが、2つのルアーが持ち駒に加わり、ボイル撃ちも堪能し、深場でも結果を出し、経験値向上に繋がる内容となったのは間違いないでしょう。

No.45

【日 時】 7月17日(金) 3:45〜 / 17:00〜
【場 所】 小野川湖他
【状 況】 天候:小雨 水温:22.1℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 釣りができれば良しとする / 大物ラージ狙い
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス6匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・スピナーテイルミノー・S字系ビッグベイト 他

 台風11号崩れの温帯低気圧が東進していたことから、朝マズメの部は大事をとって小野川湖へ向かいました。しかし、あいにく今シーズン最高クラスの大減水。難しい釣りになると思い、気を引き締めて出船しました。
 ハイペースで移動しながらスピナーベイトを撃って行くと、早々にストライク! 更に1匹追加したところで有望エリアへ到着したので、スピナーテイルミノーで攻めると連発! 意外と好釣なのかと思いましたが、そう甘くはなく、中盤はトライ&エラーを繰り返しました。S字系ビッグベイトで1匹仕留めた頃から更に風が強まり、大荒れになって来たので、安全第一で出船場所に戻りつつ釣って行きました。そして最終ポイントではスピナーベイトで39cmの捕獲に成功! ただ、状況的に中途半端だったので、相談の結果、早上りして夕マズメの部に備えることにしました。

倉川様

「デカトップでドラマを起こしました!」

 日中は十分な休憩をとった倉川さんは、夕マズメの部も準備万端。時おり小雨がパラつく絶好の状況だったので、テーマに沿ってフロッグからスタート。その結果、4回のハードストライクがあったものの、魚が小さいのかフッキングならず! MRクランクでは釣れるもののサイズが出ないので、ポッパーに作戦変更しました。すると、ややサイズが良くなったので、夕マズメの部はデカゼミ一本勝負! これまた1バイトあったものの、フッキングが決まらずに「ん〜っ!」と悔しさを滲ませる倉川さん。しかし、諦めることなく続けると、遂に静寂を打ち破る「バフッ!」・・・ストライク! ようやく本日の最大魚を仕留めることができました。それからも計4バイトありましたが、追加することなく終了となりました。
 桧原湖へ行けなかったのは残念でしたが、無理をしなかったことで結果的に大物を仕留めることができました。釣果には繋がらなかったものの、エキサイティングなトップウォーターゲームができたのも良かったと思います。

No.46

【日 時】 7月18日(土) 4:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:20.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 楽しく釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹・ラージマウスバス2匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・セミルアー・シャッドテイルワーム

 昨日は夕マズメの部で頑張ったことに加え、温帯低気圧による強風を警戒して、桧原湖へのド早朝出船は断念。既に大物ラージを仕留めたこともあったので、小場所で楽しく釣るという方針で臨みました。
 まずは昨日のヒットルアーであるデカゼミとポッパーで探って行きましたが反応ナシ。ならばと試したスピナーベイトでも1本に留まり、ペンシルには1バイトと、序盤は暗中模索となりました。早めの休憩を挟んで気持ちをリセットし、ハルゼミフィッシングに作戦変更すると、意外なことにバイト頻発。しかし、フッキングが決まらずに「ん〜っ!」とまたしても悔しさを滲ませる倉川さん。セミルアーへの好反応を踏まえてシャッドテイルワームを試してみると、予想どおりバイト頻発! 遂に40cmも仕留めることができました。この時点で、今日のキーワードは"厳格なマッチ・ザ・ベイト"であることに気付きました。

倉川様

「久しぶりに計算中・・・・・・2匹で95cm、3匹で135cmです!」

 ローライトながら真夏のポイントを意識して釣って行くと、セミルアーに大物が突進して来て「ドボオッ!」・・・ストライク! 直後からドラグ鳴りまくりとなりましたが、慎重なファイトで無事にネットイン。46cmの大物スモールを仕留めることができました。引き続きヒットパターンで釣って行くと、予想どおりバイト堅調。しかし、これまたフッキングが決まらず倉川さん悶絶。何とか〆の1本が欲しいと思っていると、ようやくセミルアーに良型がヒットしてくれました。これで終わっても良かったのですが、途中、大物ラージを見かけた場所に念のためシャッドテイルワームで再挑戦。すると、ラインの延長線上の水面がグワン!と乱れて・・・ストライク! 直後からロッドがブチ曲がり、倉川さんもクラッチワークで必死の応戦。最後に2kgオーバーの大物ラージをネットに収めることができました。
 今日は45cmオーバーが2本と、昨日を上回る好釣果をあげることができました。昨日に引き続きフッキングに苦戦した倉川さんでしたが、決めるべき大物はキッチリ仕留められたので悔いはないでしょう。咄嗟のドラグ&クラッチワークが、その勝因だったと思います。

No.47

【日 時】 7月19日(日) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:22.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 釣りができれば良しとする
【釣 果】 スモールマウスバス8匹・ラージマウスバス1匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 デカペンシル・スピナーベイト・FBラバージグ

 3連休の中日であることと桧原湖はトーナメント開催日であることから、小野川湖へド早朝出船することになりました。ただ、今シーズン最高クラスの大減水中であることから、それを意識したエリア選択がカギを握ると考えました。
 早朝から西寄りの風が強く、この時点で既に釣れるエリアは静穏時の半分となりました。ラフウォーターだったので、デカペンシルとスピナーベイトを併用して釣って行くと、早々にスピナーベイトで小型魚がストライク! エリア的にこれは想定内だったので、本命スポットへ移動してデカペンシルを試すと「ゴボッ!」 これはフッキングが決まらなかったものの再挑戦すると、またしても「ゴボッ!」・・・ストライク! 狙っていたサイズをデカトップで仕留め、上々の滑り出しとなりました。これに自信を持って次なる本命スポットを狙ってみれば、今度は小野川湖では非常に珍しい良型のラージがストライク! ラフウォーターであることが功を奏して、パワーフィッシングが楽しめました。

山崎様

「デカペンシルに自信が出て来ました!」

 しかし、その後は度を越えた強風となり、一旦上陸して様子を見ましたが、一向に吹き止む気配ナシ! 嵐のようになって来たので本命スポットを捨て、やや風裏になるエリアでスピナーベイトを試すと、何とか1本仕留めることができました。ただ、メインパターンにはなりそうもないので、今度はミドルレンジをラバージグで攻めて見ました。すると、フォール中にラインが跳ねて・・・ストライク! 狙いどおりの良型がヒットしたものの、あまりの強風でルアーの着底も良く分からないほど。これ以上荒れると出船場所に戻れなくなるおそれもあったため、帰りながら主要スポットだけをデカペンシルで撃って行きました。すると、1スポット1バイト程度の反応があり、エキサイティングな釣りが楽しめました。
 今日は大物は出なかったものの、ベイトタックルオンリーの男の釣りができました。特に最初から最後までデカペンシルが活躍してくれたのは、うれしい誤算。この経験が、今後もあるであろう荒天時の釣行に活かされるはずです。

No.48

【日 時】 7月20日(月) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:雨 水温:22.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 状況に合わせて釣る
【釣 果】 スモールマウスバス21匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーテイルジグ・ペンシルベイト・スピナーベイト 他

 3連休の最終日でしたが、夜明けから土砂降りだったので出鼻を挫かれるアングラー続出と予想。桧原湖も早朝は空いていると判断し、道路の水たまりを蹴散らして湖へ向かいました。湖岸に到着する頃には、都合良く雨脚も弱まり始めました。
 まとまった雨が降ったことを踏まえ、デカペンシルで浅場を探ってみましたが反応ナシ。早々に見切って深場を目指し、初使用となるスピナーテイルジグの練習を始めると、いきなり1投目にストライク! この頃から雨も小降りになったのでボイル発生を期待していると、それから予想どおりあちこちでボイルが始まりました。そこで、小型〜大型までのペンシルベイトを試して絞り込みを行うと、ヒットルアーを発見! それからは休憩する暇もなく、山崎さんも一心不乱にボイルを撃ちまくり。完全貸切の湖上でスーパーボイル発生という超好条件の下、エキサイティングなトップウォーターゲームを満喫できました。

山崎様

「早朝のペンシルベイトが炸裂しました!」

 ボイル撃ちは高いキャスト精度と正しいルアー操作が求められるハイレベルの釣りですが、あっという間に2ケタ釣果に。小雨が降り続いたことも幸いして、ボイルは普段よりも長く続きました。山崎さんがボイル撃ちに慣れて来たこともあって、その後も絶好釣! ボイルが下火になってからはフローティングミノーでも1匹追加し、遂に20匹の大台を超えることができました。そして最後は明日の下見を兼ねて浅場の様子を見に行きましたが魚影は薄く、セミルアーで良型1匹を仕留めたところで終了としました。やはり、序盤のうちに浅場を見切って正解だったことが分かりました。
 「短時間であんなに釣ったのは初めてです。」と、釣り終えた山崎さんは疲労困憊。ほとんどトップウォーターでの釣果と、その内容も上々でした。天候や他のアングラーの行動、そして魚の嗜好を読んだ上での、会心の釣りだったと思います。



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