タブ2015
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No.17

【日 時】 6月14日(日) 5:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:小雨のち晴れ 水温:17.5℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 この時期らしく良型狙い
【釣 果】 スモールマウスバス10匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド・グラブ・フローティングミノー・セミルアー

 桧原湖の喧騒を避け、初日の今日は小野川湖でハルゼミフィッシングとサイトフィッシングをメインに釣ることにしました。水温の上昇と睡眠時間の確保を兼ね、やや遅めの出発としましたが、それだけに藤田さんは心身共に充実で気合十分。
 テーマ達成のため、35cm以上のオスをメインターゲットとし、目標釣果は5匹以上としました。湖上には既に何艇ものボートが出ており、攻められたエリアを釣って行くという展開。小雨というサイトフィッシングにはあいにくの状況でしたが、見つけた大物を仕留めてみれば、いきなりの44cm! これが藤田さんにとっての初バスとなり、最高のスタートを切ることができました。次に見つけた40cmクラスも掛けられたものの、ボート際で痛恨のバラシ。しかし、このパターンに自信が持てたので、他の可能性を探りにエリアを変えることにしました。すると、回遊する良型のポストスポーンを複数見つけることができましたが、セミルアーへの反応は非常に悪く、何とかグラブで仕留めるのがやっと。

藤田様

「2015年の初釣りで44cm×2本なら大満足です!」

 そこで、雨が上り気温が上昇するまではシャッドパターンで釣って行くと、良型を仕留めた後に2匹目の44cmがストライク! それからは40cmオーバーを見つけることはできなかったため、フローティングミノーやセミルアーを試してみると、小型魚なら釣れることが分かりました。トップウォーターではテーマ達成は困難と思いましたが、次第に気温が上昇しハルゼミも鳴き始めると、ようやく良型も反応して来るようになりました。そこで、序盤で苦戦したエリアへ戻り釣り直すと、狙いどおり良型が4バイト2フィッシュ。水温上昇が魚の行動をガラリと変えることを実感した藤田さん。そして最終ポイントでは4バイト1フィッシュで、2ケタ釣果を達成! 目標以上の好釣果をあげることができました。
 中盤までのトップ不調は誤算でしたが、釣り方にこだわらなかったことが功を奏しました。減水により湖の水質はイマイチでしたが、他のアングラーとのバッティングを避けながら釣ったことで、休日でも伸び伸びと釣りを楽しむことができました。

No.18

【日 時】 6月15日(月) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.5℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 この時期らしく良型狙い2
【釣 果】 スモールマウスバス13匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・セミルアー

 無風の予報が出ていたので、静寂が戻ったことを期待して、夜明けから桧原湖へ出かけました。湖岸に到着してみれば、少し朝霧も発生して雰囲気は抜群。「今日は10〜15匹を目標にしましょう。」と告げて無人の湖上に出船しました。
 藤田さんの意向もあって、湖の端で静かに釣るプランで臨みました。まずはポッパーをメインに主要ポイントを探って行きましたが、やや水質が悪化しており完全ノーバイト。そこでスピナーベイトを試すと、やっと2バイト1フィッシュ。それから別のエリアにもボートを進めましたが、やはり水質が思わしくないので、釣果優先で本湖で釣ることにしました。早速、移動してみれば水質良好で、かつ魚からの反応の良さが段違いであることに驚く藤田さん。結果的に朝マズメの貴重な時間を無駄にしてしまいましたが、これで釣るべきエリアが絞り込まれました。「気温が上がれば、反応も良くなって来るはずです。」と告げて、他船の引き波にはガマンしつつ、ハルゼミフィッシングを貫徹することにしました。

藤田様

「ハルゼミフィッシング炸裂です!」

 奇跡の無風であることを活かし、有望スポットでセミルアー撃ちまくり。魚の偏差値が高く、そう簡単に釣らせてはくれませんでしたが、堅調にバイトを重ねることができました。ある程度釣ったところで魚が多いエリアが絞り込まれたので、既に釣ったポイントに入り直し。セミルアーのカラーラインナップが多ければ更にバイト数を稼ぐことができそうな雰囲気でしたが、時間経過と共に友好的な魚が増えたおかげで、楽しい時間が過ぎて行きました。ただ、桧原湖で無風状態が長く続くはずもなく、終盤には強風に。最後に風裏のエリアへ入り、苦戦しながらも良型を1匹追加したところで、気分良く湖を後にしました。
 序盤こそ大苦戦しましたが、早々に予定エリアを見切ったことで巻き返しに成功! 必然の合計39バイト、平均サイズ約35cmと、ハルゼミフィッシングが炸裂しました。「ここまで(魚の)アベレージが良いのは初めてです。」と、藤田さんも満足そうでした。

No.19

【日 時】 6月16日(火) 14:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:雷雨のち小雨 水温:20.4℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 サイズを選ぶのは難しい時期だが、その中でも大物を狙う!
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス1匹(最大44.5cm)
【ヒットルアー】 デカイミノー・ペンシルベイト

 今シーズンの初釣りということで前夜は良く眠れなかったという飯田さんは、気合十分&睡眠時間不十分。日中は暑くなったものの夕方には雷雨のおそれがあったので、空模様を注視しながらリクエストの桧原湖へ向かいました。
 「今日はセミですよ!」とハルゼミフィッシングをする気マンマンの飯田さんでしたが、桧原湖に到着してみれば出鼻を挫く雷発生! 直ぐに収まる気配はなかったので、踵を返して曽原湖へ向かいました。しかし、湖畔に到着しても雷が私たちの後を追うかのようにゴロゴロ・・・。相談の結果、車内で待機し天候の回復を祈ることにしました。なかなか初釣りができずに悶々とする飯田さんでしたが、雷には勝てないのでひたすら待機。風雨が強まると一気に気温が降下し環境は激変。中止という選択肢も頭を過りましたが、飯田さんの鼻息が雷雲を吹き流したらしく、出発から実に3時間以上経過してようやく安全に釣りができる状態になりました。ただ、ボートで釣るのは危険が伴うため、クマ出没の危険が低いエリアでウェーディングで釣ることにしました。

飯田様

「雷雨ニ負ケズ、トップウォーターで40cmオーバー×3本です!」

 小雨の降る中、アフター回復系狙いのデカイミノーとスピナーベイトの併用で実釣開始。すると、飯田さんの過剰な期待に応えるかのようにデカイミノーに「ゴボ。」・・・ストライク! 早々のストライクに若干パニックになる飯田さんでしたが、無事にランディングに成功。いきなり44.5cmの大物ラージを手にし、飯田さん「っしゃ〜!」を連発。それから有望スポットをラン&ガンし、オイカワの気配を感じる場所を探しているとボイル発見! ルアーをペンシルベイトに替えて攻めると、2バイト目にブリブリの41cmがストライク! 飯田さんの勢いは止まらず、それから直ぐに44.5cmの捕獲に成功! その後も1バイトありましたが、日没を迎えたところで帰路につきました。
 初釣りで雷雨という不運に見舞われましたが、不屈の闘志で巻き返しに成功! 実釣時間は2時間半程度でしたが、見事にテーマ達成となりました。最悪の状況からの大逆転劇。"逆境を跳ね返す男"として、飯田さんには今後も力強く釣り人生を歩んでほしいと思います。

No.20

【日 時】 6月17日(水) 3:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:18.9℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 ハルゼミフィッシングを堪能する
【釣 果】 スモールマウスバス12匹・ラージマウスバス2匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・セミルアー・SSRクランク・SPシャッド 他

 昨日は雷雨という不運に見舞われながらも起死回生の大物を仕留めた飯田さんは、気の緩みがあったのか「偏光グラス忘れました!」と早朝から崖っぷち。無風という好条件を活かせるか不安でしたが、「目標釣果は10〜15匹にしましょう。」と告げて実釣を開始しました。
 まずはポッパーから始めましたが、空気がヒンヤリしているせいか無反応。スピナーベイトでポツリポツリとバイトをとって時間調整し、虫が飛び始めたところでハルゼミフィッシングに移行しました。すると、良好とまでは行かないものの反応はあり、続けて行けばバイト数はそれなりに稼げそうでした。ただ、爆釣するならノーシンカーが最適という雰囲気だったので、他の可能性を探りに思い切ってエリアを大きく変えることにしました。ここからは、ポイントと魚に合わせたジャンクフィッシングを展開。1ポイント1バイトという感じの釣りをして、地道に釣って行くことにしました。

飯田様

「晴れてるのに巻いたりましたよ!」

 サイトフィッシングもできる好条件でしたが、さすがに偏光グラスなしで精度の高い釣りをすることは困難。そこで、巻きモノの可能性を探ったところ、薄日が差す状況でもSSRクランクに「ゴボッ!」 晴れたり曇ったりと不安定な天気になりましたが、小雨がパラついたタイミングでスピナーベイトを試すと2連発して「っしゃ〜!」 これで完全に勢いに乗った飯田さんの釣りには安定感が増し、SSRクランクで2匹を追加して目標達成となりました。そして最後は釣り場を変えてのハッピータイム。飯田さんが好きなルアーで好きなように釣って暴れるというスタイルで、バズベイトで1匹、MRクランクで1匹仕留め、全行程を終了しました。
 合計29バイトで釣果の面でも目標を達成しましたが、状況を考えればもう少しできたという感じでした。さすがにこちらで度付きの偏光グラスはレンタルしていないため、次回は事前準備を万全にして臨みましょう。死角のない準備もウデのうちです。

No.21

【日 時】 6月18日(木) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:19.2℃〜
【お客様】 田尾 様
【テーマ】 シーズナルパターンを踏まえた釣りを学ぶ
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・ペンシルベイト・スピナーベイト・セミルアー 他

 数・サイズというよりも、単独釣行に繋がるようゲーム構築に重きを置きたいという田尾さんのリクエストにより、選択肢が多い桧原湖を舞台に選びました。しかし、早朝から風が強く荒れるおそれもあったので、それを見越してエリア限定で釣ることにしました。
 行きの車内で産卵期におけるバスの行動と、それぞれの段階における釣り方を解説し、まずはポストスポーン狙いでポッパーから実釣開始。主要スポットだけを撃って行くと、早々にストライク! 「アドレナリン全開です!」と、睡眠不足をモノともしない田尾さん。その後も可能性を追求してラン&ガン。ペンシルベイトで良型を捕獲した後には、40cmクラスが2度追いして来たのですが、フックアップには至らず・・・。風がますます強まって来たので、それからはスピナーベイトを主体に釣って行きました。一等地のみ1バイトという感じでしたが、突進して来るスモールの瞬間的なアタックに、全く反応できない田尾さん。"不動王"の称号がチラつき始めましたが、遂にストライク!

田尾様

「"課題"と"収穫"の両方がありました!」

 ようやく1匹目を仕留めて感覚を掴んだところで、とあるスタンプを攻めると通過直後に一撃! 「今のは分かった!」と、田尾さんも大興奮。その後、風裏のエリアではセミルアーでもSPシャッドでも仕留めて、着実に釣の幅を広げることができました。「いろんなルアーを投入して楽しいです。」という田尾さんでしたが、この頃から平日にも関わらずボートが増え、ポイントが空くのを待つという想定外の展開に。それでも、先行者の後からスピナーベイトで釣って絞り出しに成功! それからは更に風が強まり引き波も増えて来たので、静穏なピンスポットに入ったものの、ルアーに反応することなく良型3匹が逃走・・・。最終ポイントでは遂にスピナーベイトに来ましたが、フックアップに至らず終了時間となりました。
 今日はフレンドリーな魚が少なく、ルアーへの追尾は結構あったものの、モノにすることができませんでした。少し寂しい釣果でしたが、何とかテーマに沿った釣りはできました。中でもスピナーベイトの釣りに磨きをかければ、強力な持ち駒になると思います。

No.22

【日 時】 6月19日(金) 4:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:19.5℃〜
【お客様】 坪田 様
【テーマ】 持ち駒を増やす
【釣 果】 スモールマウスバス2匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ストレートワーム

 桧原湖の状況と天気予報、睡眠時間の確保と同行の田尾さんの単独釣行のことなどを総合的に考えて、今日はやや遅めのスタートで曽原湖を釣ることにしました。
 湖に到着してみれば、既に東寄りの冷たい強風が吹いていたので、苦戦は確実と判断。「目標釣果は3匹で、うち1匹が40cmオーバーのイメージです。」と告げて、スピナーベイトから釣り始めました。他のアングラーの動向と強風を踏まえ、あえて遠出はせずに近場で探って行くと、フラつく40cmオーバーのラージを発見! エリアは合っていると判断して続けると、次第にオイカワのライズが増え、時おりボイルが発生するまでになりました。そこでルアーをシャッドテイルワームにして岸ギリギリを釣ることにしましたが、普段はやらない釣りだけに坪田さんも悪戦苦闘。魚は見えるけれどもヒットには至らないというもどかしい時間が過ぎて行きました。そこで、気分転換を兼ねて風表のエリアへ。

坪田様

「寒風吹きすさぶ厳しい状況でしたが、40cmオーバー×2本です!」

 今日のキーワードである"岸ギリギリ"を意識してスピナーベイトを撃って行くと、41cmが突然のストライク! 「スモールは40cmを超えるとロッドがブチ曲がりますね!」と、喜びを噛み締める坪田さん。だんだんやるべきことが見えて来ましたが、確認の意味で入ったポイントでは、シャッドテイルワームに大物ラージが追尾! そこで、セミルアーで攻め直すとスモールが横取り! フッキングが決まらなかったのでノーシンカーを撃ち直すと、渾身のハテナ顔フッキングが決まってストライク! 強烈な突っ込みにハラハラしましたが、無事に43cmをネットに収めることができました。目標釣果まで1匹に迫ったので、今度はライトリグでラージを狙いましたが、どうしてもルアー操作がしっくり来ない様子の坪田さん。根ガカリ連発となったところで終了時間となりました。
 今日は予想どおり厳しい展開となりましたが、集中力を切らさないことで、ほぼ目標釣果は達成できました。ライトリグの練習は、風のない日にでもやり直しましょう。強風の中でのルアー操作は高等テクニックですので。



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