タブ2015
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No.23

【日 時】 6月21日(日) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:19.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 エキサイティングな釣りをする
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルポッパー・スピナーベイト・セミルアー 他

 日曜日ということを踏まえ、他船の引き波と騒音に悩まされることが少ないであろう小野川湖へ向かいました。雨天の予報が出ていたことから、「トップウォーターと巻きモノで、最大36〜37cmで10匹釣るのが目標です。」と告げ、無人の湖上に出船しました。
 主要スポットのみをポッパーで手早く探って行きましたが、意に反して完全ノーバイト。ペンシルベイトでも同様でしたが、ルアーをシャッドテイルワームに替えると、ようやく37cmが来てくれました。この時には傾向は掴めなかったので、引き続きラン&ガンで釣って行くと、ペンシルベイトに反応良好。ペンシルポッパーでフォローすることで、何とかバイトを稼ぐことができました。スピナーベイトにも来ましたが核心を突いている感がなかったので、早くも大移動を決意。既に各所には先行者がいたものの、ちょうど空いたエリアへ入ったところ、38cmがテキサスリグで一撃! 水質も良好だったことから、このエリアを丁寧に釣ることにしました。

山崎様

「ハルゼミフィッシングが好釣でした!」

 雨が降るはずが薄日が差すほどになり、少しずつ気温も上昇。そこでハルゼミフィッシングに作戦変更すると、狙いが的中! 炸裂とまでは行かないながらも、怪しいスポットからは高確率で答が返って来ました。そして、バタついていたハルゼミがいつの間にか消えていた場所へセミルアーを撃つと、本日の最大魚がストライク! その後しばらくは好釣をキープし、順調に数を伸ばして2ケタ釣果となりました。ただ、遠方にドス黒い雲が見えたため、大事をとって早めに戻りつつ釣って行きましたが、結果的には完全ノーバイト。やはり、最も多くの時間を割いたエリアが、今日のベストウォーターだったことが分かりました。
 今日は序盤のエリア変更が功を奏し、当初のイメージ以上にトップウォーターが好釣で、釣果も予想を上回りました。他のアングラーとのバッティングも少なく、目論見どおり静かにエキサイティングな釣りが満喫できたのも良かったと思います。

No.24

【日 時】 6月22日(月) 3:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.0℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 サイズ狙いの釣りをする
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス1匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・クロー系ワーム

 平日ということを踏まえ、2日目の今日は小規模でもフィッシングプレッシャーは低いであろう曽原湖へ向かいました。前日にはまとまった降雨があり、無風で体感温度も高めだったことから、期待して出船しました。
 今日のターゲットは、アフター回復系の良型と大物。「目標釣果は3〜5匹で、40cmオーバーが1本入る感じです」と告げて、トップウォーターから始めました。第1ポイントは不発だったものの、第2ポイントでは大物のボイル発生! ルアーをシャッドテイルワームに替えて狙いましたが、魚とのタイミングが微妙に合わない・・・しかし、続けると遂にビッグバイト! ここで、やってはいけない電撃フッキングをしてしまったため、直ぐにバレてしまいました。「(フッキングが)早かったなー。」と後悔する山崎さんでしたが、後の祭り。気分転換を兼ね、無風であることを活かしてサイトフィッシングに作戦変更。すると、直ぐに大物が見つかったので、これをテキサスリグで狙うと痛恨のライン切れ! 2度の大チャンスをモノにできず、波に乗り切れない山崎さん。

山崎様

「何とか2日連続の40cmオーバーです!」

 幸いなことに、魚は直ぐに戻ったので、丁寧に狙うと遂にストライク! 体高のある1匹を手にし、ようやく至福の一服となりました。それから大物ラージを見つけたので同様に狙いましたが、風が吹き始めたこともあって攻め切れず。スピナーベイトで1バイトを得てから風裏のエリアへ移動すると、そこでは4匹の大物ラージを見つけましたが、全ての魚がニュートラルでルアーには無反応でした。一旦、ポイントを離れて他の可能性を探りましたが、根ガカリしたスピナーベイトを回収に行くと、猛ダッシュで大物ラージが逃走。最後に目を付けたポイントで再挑戦しましたが、機が熟しておらず、大逆転とは行きませんでした。
 今日は複数の大物を射程圏内に入れていながら結果が出ず、歯がゆい釣りとなりました。下船時に「昨日は釣り具店主催のトーナメントがあって、参加者は70人くらいだったので、結構なプレッシャーが掛かっていると思います。」と知らされ、納得して湖を後にしました。

No.25

【日 時】 6月23日(火) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:18.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 釣り方にこだわらず有終の美を飾る
【釣 果】 スモールマウスバス8匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 JTDミノー・スピナーベイト・セミルアー 他

 最終日の今日は、山崎さんのリクエストにより桧原湖へ向かいました。他船の引き波が予想されたので、湖の端のエリアで慎ましく釣る作戦。「山崎さんの調子が良ければ、8匹は釣れるでしょう。40cmオーバーが出るなら朝イチです。」と告げて無人の湖上に出船しました。
 まずは、アフター回復系の良型狙いでJTDミノーからスタート。未デビューのルアーでしたが、2バイト目でストライク! 1匹目を確実にランディングしたことによりリズムが生まれ、2匹目の良型もキッチリと仕留めることができました。そしてポッパーにはビッグバイトがありましたが、これはモノにできず。ただ、魚影の濃さは感じられなかったので、早々に大きくエリアを変更しました。中盤からはスピナーベイト主体でラン&ガン。手元には伝わらないバイトに翻弄される山崎さんでしたが、集中力を維持したことで数バイト目でようやくストライク! ただ、メインパターンに据えるほどの手応えを感じることはできませんでした。

山崎様

「これで3日連続の40cmオーバーです!」

 天気予報から雨の中の釣りになることを覚悟していましたが、実際には曇天無風と絶好の釣り日和に。途中までトップへ反応は鈍かったものの、気温が上がり始めると魚からの反応は一変! 急にセミルアーに反応が良くなり出したので、1度釣ったエリアへ入り直しました。すると、炸裂とまでは行かないものの、良型の反応は良好。大物を見たポイントで試してみると、3回目の接近で遂に「ハフン。」・・・ストライク! これでもかシェイクで本日の最大魚を仕留めることができました。ここから「セミで行きます。」と、山崎さんはセミルアー撃ちまくり。寸前Uターンやフッキングミス、良型逃走など悔しい場面もありましたが、最終ポイントではキッチリ仕留めて、気分良く終了することができました。
 数は予想どおり、サイズは予想以上と、爆釣はできませんでしたがバイト数はそれなりで、最終日に見合う内容となりました。特にハルゼミフィッシングが機能したのはうれしい誤算。トップウォーター主体のエキサイティングな釣りが楽しめました。

No.26

【日 時】 6月25日(木) 3:45〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:全天候 水温:17.6℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 トップ&巻きモノで釣る
【釣 果】 スモールマウスバス17匹(最大41.5cm)
【ヒットルアー】 プチビッグベイト・スピナーベイト・セミルアー・SPシャッド 他

 中野さんのリクエストにより小野川湖へ向かいました。20cmほど減水しておりスロースタートになる可能性を告げると、「7〜8匹釣れれば。」と控えめな目標を掲げる中野さん。平日なので広範囲を探って勝機を見出す作戦としました。
 まずは、アフター回復系の良型狙いでプチビッグベイトからスタート。すると、夜明けの静寂を打ち破る3連続ストライク! 完全に爆釣モードに入った手応えを得たので続行すると、40cmを筆頭に次々と捕獲成功。小雨の影響もあったのか、予想以上のスタートダッシュに成功しました。ただ、今日は早朝から東寄りの風が強く、要所をスピナーベイトで探って行くと飽きない程度にバイトはありましたが、メインパターンに据えるほどの手応えを感じることはできませんでした。この風はプラスにならないと判断し、風裏のエリアへと大移動。桧原湖と異なりアングラーが少ないことが、展開を楽にさせてくれました。雨が止んだタイミングでポッパー主体で釣って行きましたが、バイトには至りません。

中野様

「ルアーと釣り方を駆使して40cmオーバー×2本です!」

 確認の意味でセミルアーを試してみると、早々に答が返って来ました。風向きがコロコロ変わり苦慮しましたが、魚をスレさせないようにカラーローテーションもして、同一エリアを徹底的に釣って行きました。1匹1匹絞り出す感じの釣りを続けることで、早くも2ケタヒットに。15匹まで数を伸ばしたところで限界を感じたので、出船場所へ戻りつつ釣ることにしました。すると、風裏のエリアで1匹発見! これをセミルアーで狙うと一撃でした。その後もサイトフィッシングを続けると、テリトリー意識を持った大物を発見! これをSPシャッドで狙うとヒットしたものの、直ぐにフックオフ。これで魚の偏差値が急上昇したものの、それを中野さんの粘りが上回り、最後に本日の最大魚を仕留めるというハッピーエンドとなりました。
 目まぐるしく状況が変わる厄介な朝でしたが、適材適所の釣りを貫徹することで、中野さんの目標を大きく上回る釣果をあげることができました。桧原湖ではなく小野川湖を選択した中野さんの読みが的中したとも言えるでしょう。伸び伸びと釣りを楽しめました。

No.27

【日 時】 6月26日(金) 4:00〜 / 17:00〜
【場 所】 桧原湖・曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ハルゼミフィッシング / 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 セミルアー・プチビッグベイト

 天気予報では今日は夏日になり明日は雨になることを踏まえ、「今日はセミでやりたいですね。」と倉川さん。朝マズメの部はリクエストどおり桧原湖へ向かうと微風で、後は太陽が顔を出せばそれなりに釣れると思い、無人の湖上に出船しました。
 まずは、確認の意味でバズベイトからスタート。これに反応はなく、バイブレーションも同様で、ポッパーには1バイトと、何となくやるべきことが見えて来ました。ただ、序盤からスピニングタックルの釣りもどうかと思い、デカペンシルなども試してみましたが、やはり反応ナシ。そこで、セミルアーを使った浮きゴミベルトパターンを試してみると、これが正解でした。しかし、どういうわけかフッキングが決まらない倉川さん。18バイト連続ノーフィッシュという不名誉な記録を樹立することになりました。これは、過去に倉川さんに釣られたバスの怨念が引き起こしたものでしょう。23バイト目を得たところで風が強まり、あっという間に荒れ模様となったので、夕マズメの部のことも考え早々に撤退しました。

倉川様

「デカトップで大ピンチを乗り切りました!」

 日中は日帰り温泉施設でリフレッシュした倉川さんは、当然ながら心身ともに充実。他のアングラーが引き上げるタイミングを見計らって、曽原湖に出船しました。しかし、夕方だというのに東寄りの風が強く気温も低め。簡単には釣らせてもらえそうもないので、目標釣果を3匹に設定しました。前半のうちにいろいろ試してみましたが、全く反応ナシ。早くも暗くなり始めたので、温存していたポイントへ入りプチビッグベイトを投入すると、いきなりストライク! 朝マズメの借りを返す、本日の最大魚が来てくれました。そして直ぐにブリブリの38cmも追加! グッドコンディションを手に「太い!」と、ご満悦の倉川さん。それから2バイトを得ましたが、直ぐに風雨が強まり状況が悪化したため、粘ることなく湖を後にしました。
 朝マズメの部は怪奇現象のため貧果に終わりましたが、夕マズメの部で一矢報いることができました。早朝を除いて風が強い上に気温が低く、いつもより短い実釣時間でしたが、その分、集中力を高めて釣ったのが良かったのかも知れません。

No.28

【日 時】 6月27日(土) 5:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:20.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 一発大物狙い&2ケタ釣果
【釣 果】 ラージマウスバス12匹(最大44.5cm)
【ヒットルアー】 フロッグ・MRクランク・グラブ 他

 昨日の夕マズメの部から既に風が強かったのですが、今日も夜明けから風は強め。当初は小野川湖を計画していましたが、予想される風向きから苦戦の可能性が高いと判断し、風の影響を受けにくい小場所で釣ることにしました。
 まずは期待を込めてデカトップから始めましたが無反応。今にも雨が降り出しそうな空模様だったことから、フロッグに作戦変更しました。しばらくバイトはありませんでしたが、遂にブリブリの良型がストライク! 「フロッグで釣れると爽快ですね!」と、一気にヒートアップする倉川さん。それから複数のルアーを試してみましたが、どれもパッとせず、メインパターンとは言えませんでした。そこで、消去法によりグラビンバズを試してみると、意外にもこれが大正解! ここからバイト頻発となり、タックルボックス内で長期熟成されていた芳醇なグラブも、ようやく日の目を見ることとなりました。

倉川様

「2日連続で40cmオーバーを仕留めました!」

 グラビンバズをメインパターンにしてからは、バイトの量産に成功。すると、大物がバイト!・・・したもののフッキングが決まらない。フッキングについてアドバイスしてから続行すると、遂にストライク! 直後からロッドがブチ曲がり、至近距離でジャンプした瞬間、魚の下にネットを差し出して奇跡のランディングに成功! 何とか本日の最大魚を仕留めることができました。この調子で2ケタの大台に乗せてからは、倉川さんが好きなルアーで好きなように釣るハッピータイムとしました。しかし、結果的に釣果は得られなかったので最後に再びグラビンバズに作戦変更し、必然の2匹を追加したところで気分良く終了としました。
 序盤こそ決定打に欠けたものの、魚からの反応を基に導き出したグラビンバズで右肩上がりの釣りができました。在庫が底を尽くほどに釣りまくれば、ルアーも本望というものでしょう。釣り場は変更しましたが、完璧にテーマ達成となりました。

No.29

【日 時】 6月28日(日) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:小雨 水温:20.2℃〜
【お客様】 川上 様
【テーマ】 釣りができれば良しとする
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 フローティングミノー・スモラバ・シャッドテイルワーム

 出発の時点で強風が予想されたことから中止を視野に入れた相談をしたところ、「行くだけ行ってみたいです。」と決行の意思が固い川上さん。最悪の場合にはトンボ返りでも構わないということで、とりあえず桧原湖へ向かいました。
 湖を見ながらクルマを走らせたところ、あるエリアなら何とか強風を避けられそうな雰囲気。「状況が状況なので、3匹釣れれば上々です。」と告げて無人の湖上に出船し、第1ポイントを目指したところ、急に風向きが変わりました。何とか釣りはできる状況だったので、スイムベイトから実釣開始。一瞬、風が弱まったタイミングでフローティングミノーに作戦変更すると、貴重な1匹目がストライク! 手応えを感じたので続行すると、2バイト目に本日の最大魚がストライク! どちらも狙っていたアフター回復系とあって、期待はますます高まりました。しかし、この頃から風は爆風となり、船上での会話すらままならないレベルに。

川上様

「爆風&激荒れでもトップで仕留めました!」

 僅かに風が弱いエリアで、待機半分実釣半分という釣りをしましたが、白波に加えてうねりも出始めたことから、危険レベルに達したと判断。出船場所へ舞い戻る途中に立ち寄ったポイントで良型を1匹仕留めたところで、異例の超早期撤退となりました。目標釣果には達したので、それなりの充実感を持って、爆風で折れた小枝が散乱する道を帰りました。ただ、時間が随分余ったこともあり、岸釣りポイントへちょっと寄り道。すると、我々を歓迎するかのようにボイル発生! 投入したシャッドテイルワームを追って、宙を舞うスモール。めでたく〆の良型を仕留めたところで、荒れ模様の裏磐梯を後にしました。
 今日は6月4日を上回る今シーズンワーストの過酷な状況でした。感覚的には台風直撃の時に釣りをした感じです。そんな中でも結果を出せて本当に良かったです。なお、今回の参加が初心者の方、ボートに不慣れな方だったら、最初から中止していた点を付記します。

No.30

【日 時】 6月29日(月) 4:00〜 / 16:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.0℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 下見釣行 / 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス1匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 フローティングミノー・ソフトスティックベイト・プチビッグベイト

 今回も豪華2部構成をご希望の大友さんは、翌朝はマイ・ボートでの単独釣行を予定しているとのこと。そこで、朝マズメの部は予定エリアへ出船し、下見を兼ねた釣りを行うことにしました。
 まずは、挨拶がわりのプチビッグベイトからスタート。しかし、反応がなかったのでペンシルベイトに替えて釣って行くと、40cmクラスが「ゴボッ!」 フッキングが決まらず、「顔が見えた!」と悔しがる大友さん。その後もバイトはありましたがフッキングが決まらないのでミノーでフォローし、ようやく39cmを仕留めることができました。魚がいることは分かったので温存し、それからは水深50cm〜9mまでを対象に主要スポットだけを周って行きました。訪れた場所のほとんどに魚がいることは分かったので、これまた温存。スピナーテイルジグへのバイトをモノにできず悔しがる大友さんでしたが、明日の釣りの材料は提供できました。それから風が強くなり荒れ始めたことから、夕方に備えて早上りとしました。

大友様

「夕マズメのデカトップでやりました!」

 日中は久しぶりに青空が広がり気温も上がったので、「これはイイですよ!」と告げて再開しました。気合全開の大友さんでしたが、それが強過ぎたのか一向にキャストが決まらない! テーマ達成に暗雲が垂れ込め始めたことから、気分を一新する意味もあって釣り場を変更することにしました。すると、水面には生命感がアリアリ。3つのトップウォータープラグで釣って行くと、遂にプチビッグベイトに本日の最大魚がストライク! デカトップでのテーマ達成となり、大友さんもホッと一息。ただ、これで終わるはずがないと思い、最終ポイントでダブルスウィッシャーを投入すると、2バイト目でストライク!・・・した瞬間に痛恨のライン切れ。「な〜にやってんだオレは!」と、後味の悪い幕切れとなってしまいました。
 夕マズメの部では結果が出たと言えば出たものの、状況を考えればもう少しできたように思います。焦らずに丁寧に釣り続けることが、新たな課題と言えるでしょう。翌朝の単独釣行で爆釣となったことを願うばかりです。

No.31

【日 時】 6月30日(火) 4:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:19.0℃〜
【お客様】 小島 様
【テーマ】 ハードルアーでスモールを釣る&持ち駒を増やす
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 SSRクランク・スピナーベイト・セミルアー

 レインウェアを始めとするあらゆる装備を充実させた小島さんは、早朝から気合十分。幸いにも今日だけ風が弱いことが予想されたので、桧原湖へ向かいました。普段よりアングラーもグッと少なく、朝もやが垂れ込める湖の雰囲気は抜群!
 まずは、挨拶がわりのプチビッグベイトからスタート。しかし、反応がなかったのでSSRクランクに替えて広く探ることにしました。しばらくすると「ゴボッ!」と39cmがストライク! 幸先の良いスタートに気を良くして続行しましたが、その後はスピナーベイトで1本追加したのみに終わりました。視野の広い釣りをするため、ここで大きくエリア変更。少し早いかと思いましたが、練習も兼ねてハルゼミフィッシングに移行しました。すると予想以上に反応良好だったものの、初挑戦の釣りとあって洗礼を受ける小島さん。ルアーに反応させるまではできるものの、魚を手にするまでには至らないという、悔し楽しの時間が過ぎて行きました。

小島様

「ハルゼミフィッシングを覚えました!」

 曇ってはいたものの奇跡的に無風状態が続いたので、中盤以降はハルゼミフィッシング一本勝負。ようやく1匹目を仕留めてからは小島さんもコツを掴んだようで、リズム良く釣り続けました。そして、魚の気配があった場所では遂に本日の最大魚がストライク! 「こんなに楽しいとは思ってなかったです。」と小島さんもヒートアップ。普段は使わないというスピニングタックルの釣りでも、エキサイティングな釣りは可能であることを実感できたようでした。その後も30〜45cmクラスと対戦できましたが、魚の方が一枚上手で、結果的にはこの釣果となりました。しかし、小島さん本人は、釣果以上の充実感を得られたことでしょう。
 今日は超好条件に恵まれたおかげで広範囲を探り、ヒットパターンを構築することができました。この時期の裏磐梯らしい釣りで大物を仕留められたのも良かったと思います。ルアーへ接近する魚の姿も丸見えで、ドキドキの朝となりました。



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