タブ2013
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No.91

【日 時】 10月2日(水) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 水温:18.6℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる
【釣 果】 スモールマウスバス11匹・ラージマウスバス5匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 フローティングミノー・ストレートワーム・プロップベイト・ポッパー他

 「(釣友の)竹内さんと同じような魚をクランクで釣りたいのですが。」と話す暗闇の帝王は、明るい時間帯からの釣行にもかなり前向き。湿度が高く風が弱い日だったことから、「こんな日は釣れますよ。」と告げて釣り場へ向かいました。
 ここ数日の好天のおかげで水温も上がっており、釣り場の雰囲気は抜群。「これで釣れなかったら、言い訳できませんね。」と気を引き締める暗闇の帝王。そして、予想以上に魚の活性は高く、開始5分でミノーに3バイト1フィッシュ。それから、テーマに沿って序盤はあえてソフトルアーメインで釣り、それぞれのルアーや釣り方を吟味してヒットパターンを探って行きました。ノーシンカーだけでなくスモラバやライトテキサスでも釣れましたが、やはり何でも釣れるわけではなく、「なるほど〜。」と納得する暗闇の帝王。合っていない釣り方ではバイトがなく、合っていれば一撃という、経験値向上に貢献する釣りができました。ハードルアーにおいては、ミノーの他にプロップベイトも有効であることが分かり、夕マズメを前にヒットパターンの構築に成功しました。

野原様

「暗闇が訪れたら、間違いない!」

 ヒットパターンが決まってからは、各所をラン&ガン。バスの居場所の傾向を探って行くと、水温上昇が効いたのか、夏寄りのポジションをとっていることが分かりました。これが分かってからは、同じ場所に何度も入り直す作戦にしてヒットを重ねて行きました。水面に浮く枯葉でプラグが上手く引けない場所においてはシャッドテイルワームを投入し、手堅い釣りを展開。夕マズメになると霧雨となり、どこからともなく釣りキチ三平大物登場テーマ曲が聞こえて来ました。それに合わせて暗闇の帝王もヘッドライトを装着! ここでJTDミノーに作戦変更すると、3バイト0フィッシュ。そして最後はポッパーでサイズアップを狙いました。すると、「ゴボオッ!」とド派手にバイトして来たのが本日の最大魚。最終ポイントでもラージを追加し、「気持ち良かった〜。」となったところで、終了としました。
 今日は季節外れの超好条件に恵まれて、総バイト数は25回以上! ただし、ライトリグであっても正しい理解の上で使わないと、効果は半減する点をしっかり理解してもらえたと思います。飛び切りの大物は出ませんでしたが、楽しい釣りができました。

No.92

【日 時】 10月3日(木) 4:15〜
【場 所】 小野川湖他
【状 況】 天候:小雨 水温:17.4℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる2
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス5匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 SRクランク・ソフトスティックベイト

 昨日は超好条件に恵まれて楽しい釣りを満喫した暗闇の帝王は、夜明け前から体調が非常に優れるとのこと。心なしかヘッドライトも輝きを増し、意気込みが感じられました。ただ、台風22号通過の影響で風が吹くことが予想されたので、桧原湖は敬遠して安全第一で小野川湖へ向かいました。
 冷え込みが弱い早朝だったのでトップウォーターの可能性すらありましたが、まずは確認の意味もあってSRクランクからスタート。最初は釣り方にやや安定感を欠きましたが、1匹目を釣り上げてからは暗闇の帝王が最も得意とする時間帯とあって、その実力を如何なく発揮! 良型スモールをビシビシと釣り上げ、炸裂と言って良い釣れっぷりとなりました。ファイト中は、「引く、引く、引く、引く!」と必ず4回「引く!」と言う暗闇の帝王。秋スモールのパワーを存分に楽しんでからは、更なる可能性を求めてエリアを転々としましたが、多くの場所では生命感ナシ。唯一、風裏となる場所ではボイル撃ちも出来ましたが、風が強まり濃霧が発生したことを受け、安全第一で早期撤退することにしました。

野原様

「暗闇のクランキングなら、間違いない!」

 まだまだ時間は残っていたので別の釣り場へと移動。今日の天候から巻きモノで結果が出るだろうと思っていましたが、釣り場に到着後は青空が見え始めるほど状況は一変。ポッパーやチャターベイトなど複数のルアーでヒットパターンを探って行きましたが、どれもが決定打と呼べるものではなく、辛うじてSRクランクで1匹釣るに留まりました。これまでの経緯を踏まえて、終盤はソフトスティックベイトに作戦変更。すると、急に魚からの反応が増え、ヒットパターンと呼べる手応えを感じました。しかし、ラインでバイトを感知するこの釣りに、「バイトが全然分かんない!」と崖っぷちに立たされる暗闇の帝王。明るい時間帯は、やはり実力を発揮できないのか、半信半疑のフッキングのためにバラシも多くなってしまいました。それでも4匹を仕留めてまずまずの釣果。しかし、「頭が一杯で紅葉が目に入らない!」と、ヘッドライトの輝きも、やや落ちてしまったように見えました。
 今日は目まぐるしく状況が変化したこともあり、適応力が求められる釣りとなりました。ただ、逆に経験値向上にはプラスになったでしょう。使うルアーの種類に関わらずバイト感知能力が上がれば、今後は明るい時間帯でも釣果は向上すると思います。

No.93

【日 時】 10月4日(金) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.4℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる3
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ワーム・メタルジグ

 今日が今シーズンの最終日ということもあり、夜明け前から気合みなぎる暗闇の帝王。暗闇の向こうで目が輝き、ついでにヘッドライトも眩しいほどに輝き、ただならぬ意気の入りようでした。今日は風は弱いと予想したので桧原湖へ。
 「(釣友の)竹内さんが釣ったような魚が釣りたい。」というリクエストを受け、同じ時間に同じポイントで同じルアーを同じように試しましたが反応ナシ。今日は生命感がなかったので早々にエリア変更し、それからは風裏でスピナーベイトを撃ちまくって有望エリアを探すことにしました。しばらく反応はありませんでしたが、ようやくショートバイト。その15分後、遂にストライク! 良型を手にして「よおおしっ!」と充実感に包まれる暗闇の帝王。そして直ぐに同サイズを通過して、「引くな〜!」と秋スモールのパワーを存分に楽しんだ頃に、ようやく風が収まって来ました。そこで、更なる可能性を求めて風表のエリアへと移動。すると、魚探画像が水深8mというキーワードを与えてくれました。

野原様

「明るくなってからでも、39cm×3本です!」

 ここでは今年の夏に練習した深場の釣りを試してみました。その結果、ダウンショットリグが最も有効であることが分かったので、魅惑の魚探画像に合わせてシューティングを開始。最初は勘が戻るのに時間が掛かりましたが、39cmを釣ってからは調子が上がる暗闇の帝王。立て続けに同サイズを2匹仕留め、ロッドブチ曲がり&ドラグ鳴りまくりとなりました。そして、メタルジグでも1匹を追加。しかし、直ぐに時合は去ってしまったようなので、浅場の様子を見に行くと良型のラージを発見! これで自信を深めて続行すると、40cmクラスのスモールが猛ダッシュでポッパーにミスバイト! しかし、焦ってアワセてしまったのでサヨウナラ。冷静にもう1アクション加えれば釣れたのですが・・・。更にスピナーベイトでも1バイトありましたがフッキングには至らず、ここで終了時間となりました。
 今日は数は釣れませんでしたが、クウォリティーの高い魚だけで揃えることができました。そして何より、新たに持ち駒に加えたルアーで結果が出たので、釣果以上に充実感があったと思います。自身のレベルアップを体感できた釣行になったのではないでしょうか?

No.94

【日 時】 10月5日(土) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 水温:17.0℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 2013シーズン有終の美を飾る
【釣 果】 スモールマウスバス4匹・ラージマウスバス7匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 ストレートワーム・ポッパー・ソフトスティックベイト・スピナーベイト他

 「(釣友の)野原さんが釣ったような暗闇で釣りたい。」という大友さんは、今回が今シーズン最後の裏磐梯遠征。いつものスタイルで釣りたいところでしたが、気温が低く雨も降っていたので、「目標はとりあえず5匹です。」と告げて釣り場へ向かいました。
 まずはサイトフィッシングで魚の嗜好を模索する作戦。いろいろ試したところ、ノーシンカーには反応するものの決定打と言えるほどの効果はなく、何匹か釣ったところでポッパーに作戦変更しました。思ったより水温は下がっていなかったことから少し期待していると、ラージが元気良く「ゴボッ!」 小型ながらも、この時期のトップウォーターゲームは貴重です。それから、確認のためにスピナーベイトを投入してみると、40cmクラスが追尾したもののUターン。ただ、これで傾向は掴めたので、サイズアップを狙ってソフトスティックベイトを投入しました。大友さんの釣りに安定感が増した頃、狙い通りの中型がストライク! 明るい時間帯には、やはり警戒して水面には出て来てくれないようでした。しかし、夕マズメになれば、中型トップウォーターやスピナーベイトにも可能性はあると判断し、その時に備えました。

大友様

「やっぱり、最後まで諦めちゃいけませんね!」

 プライムタイムには、ベイトタックルのみで表層系の釣りをする作戦が出来上がったので、ポッパーで攻めて行きました。今日の傾向から狙いを絞った場所では、気持ち良く「ゴボッ!」と出るものの・・・。そして、何度目かで「バホオッ!」とビッグバイト! しかし、ジャンプ一発サヨウナラとなり、大友さん悶絶。反応がなくなったのでスピナーベイトに作戦変更すると、いきなりバイトしたものの「アワセられない。」と固まる大友さん。それでも2回目のバイトはモノにして、合計4バイト1フィッシュ。ただ、サイズアップできなかったので、「最後までネバーギブアップです!」と告げてポッパーに好反応だったエリアに入り直し、スピナーベイトに全てを賭けました。すると、その粘りに負けて中型のラージがストライク! そして、最後の最後にはデカトップに小型のラージがストライク! 大友さん好みの釣りで釣果が得られたので、気分良く釣り場を後にしました。
 今日は大物は釣れませんでしたが、当初の予想よりもトップへの反応が良く、楽しい釣りができました。総バイト数も20回超えとまずまず。また「暗闇でスピナーベイトで釣ったのは初めてです。」ということだったので、良い経験になったようです。

No.95

【日 時】 10月6日(日) 4:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.0℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 2013シーズン有終の美を飾る2
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 SRクランク・ソフトスティックベイト・チャターベイト

 今日が今シーズンの裏磐梯遠征最終日。「最後はベイトの釣り、巻く釣りを、(釣友の)野原さんと別のエリアでしたいですね。」とのリクエストを受け、夜明け前から湖へ向かいました。
 幸いにも無風だったことから、巻きモノで要所をラン&ガンする作戦。まずは様子見で第1ポイントをSRクランクで攻めると、開始5分でストライク! これで勢いづきスピナーベイトとの併用で各所を回って行きましたが、魚探画像が魅力的ではなく嫌な予感が・・・。その予感が当たって、スピナーベイトで1匹バレたのみ。直ぐに計画を変更して大きくエリアを変えると、早朝から水深7mを攻めるべきだったと分かりましたが、時すでに遅し! メタル系でショートバイトはありましたが、スタメンの巻きモノでは反応ナシ。この時点では、深場をじっくりと攻めるのが王道と思えましたが、「それなら別の釣り場で釣りたいです。」とのリクエストを受け、湖を後にしました。

大友様

「最後の最後にチャターでやっちゃたー!」

 後半戦は、ベイトタックル3本のみ。晴天無風となりましたが、1バイトあれば良しというつもりでペンシルベイトで攻めて行くと、奇跡の5投連続バイト! しかし、全てモノにできずに大友さんもガックリ。トップ&巻きモノは通用しそうもない雰囲気だったので、弱気にソフトスティックベイトに作戦変更しました。すると直ぐにラインがツツッと走ってスッポ抜け。しかし、このテの釣りが有効であることが分かったので、丁寧に釣って行くとバイトが続き、「今日はコレなんですね。」と大友さんも納得。手堅く釣果を重ねるなら、この釣りで続けるべきでしたが、最後の最後ぐらいは巻いて行こうなりました。状況的にスピナーベイトではなくチャターベイトを選択。「あって1バイトだと思います。」と告げて釣って行くと、突然のストライク! 終了時間間際に巻きモノで大物を仕留めるという、最高のドラマを起こすことができました。
 今日は大友さん好みの釣りはあまり通用しない状況でしたが、その可能性を探る姿勢を崩さなかったことで、大逆転の大物を仕留めることができました。真昼の巻きモノなら言うことナシでしょう。暗闇でなくても釣る自信が付いたと思います。

No.96

【日 時】 10月7日(月) 13:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:21.7℃〜
【お客様】 太刀川 様
【テーマ】 バスフィッシングをする
【釣 果】 ラージマウスバス11匹(最大28.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・ソフトスティックベイト

 「ワームもやります! ペンシルのゴリ押しはしません!」と、何か吹っ切れた感のある太刀川さん。今日はセミが鳴き出すほど季節外れの夏日となったこともあり、サンサンと降り注ぐ太陽の下、釣り場へと向かいました。
 晴天無風だったことから小型ポッパーでスタートすると、直ぐに小型魚が応えてくれました。トップで釣れるのは楽しいものの、サイズアップは見込めそうもなかったため、早々にソフトスティックベイトに作戦変更。普段はしない釣りであるにも関わらず、早々にストライク! 「元ワームマンですから!」と、何か吹っ切れた感のある太刀川さんは、その後もビシビシとヒットを重ねて行きました。すると、ピンスポットではラインが走るバイト! しかし、フッキングのタイミングが早かったようで痛恨のバラシ。「今のは多分デカかったな〜。やっちったな〜。」と落ち込む太刀川さん。気を取り直すためホモソーセージで一服してからは調子が上向き、再び堅釣モードになりました。狙い通り、ポッパーで釣れる魚よりも明らかにサイズ良好。

太刀川様

「ペンシルベイトだけの人じゃないですよ!」

 開始2時間弱で9匹釣ったので、もう釣果だけを求める必要はないだろうということになり、日が傾いてからはトップウォータータイム。ルアーのサイズを上げるとバイトが遠のくことは承知の上で、未デビューのポッパーで釣って行きました。しばらく反応はありませんでしたが、遂にストライク! 「あ〜、釣れた〜。」と太刀川さんも満足げ。それからは伝家の宝刀ペンシルベイトを投入しましたが、予想どおり反応ナシ。てっきり終了時間まで投げ倒すのかと思いきや、「サイズが嫌われていると思うので、小型ポッパーやります!」と、何か吹っ切れた感のある太刀川さん。結果的にはこの読みがズバリ的中し、3バイト1フィッシュ。都合により夕マズメを待たずして終了しましたが、トップウォーターも含めての2ケタヒットとなりました。
 今日は異常気象とも言える気温上昇に大いに助けられましたが、ペンシルベイト以外を積極的に登用した太刀川さんの柔軟さが一番の勝因と言えるでしょう。短い時間でしたが、周囲の紅葉も美しく、秋晴れの空は高く、素晴らしい環境下で釣りが楽しめました。

No.97

【日 時】 10月8日(火) 4:00〜 / 13:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.9℃〜
【お客様】 太刀川 様
【テーマ】 わんぱくにバスフィッシングをする
【釣 果】 スモールマウスバス13匹・ラージマウスバス2匹(最大39.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・ポッパー・ソフトスティックベイト・FSクランク・スピナーベイト

 「昨日の夜はホモソーセージの包装が初めてきれいに剥けました!」と、何か一皮剥けた感のある太刀川さんは、夜明け前から気合十分。昨日は真面目な釣りをしたこともあり、今日は本来のわんぱく路線も交えつつ、豪華2部構成で釣ることになりました。
 早朝は奇跡の無風だったことから第1ポイントへ直行し、強気にデカペンシルから始めると、開始早々「ゴボッ!」 その後しばらく魚の気配はありませんでしたが、岸際で起きたボイルの主が中型ペンシルに「ゴボッ!」 しかし、最も得意とするはずのルアーで決められないことに、危機感を募らせる太刀川さん。気合を入れ直して続行すると、「ゴボッ!」・・・ストライク! 慎重にファイトしてネットに収めたのは良型スモール。所有ルアーの中で最も好きというペンシルでの釣果に、写真を撮りまくる太刀川さん。その後は深場を攻めてみましたが、ベイトタックルの釣りには反応ナシ。水温が上昇していたことを踏まえて浅場で勝負に出ましたが、水質が悪化しており魚影ナシ。相談の結果、水温上昇が期待できる午後に出直すことにして、早上がりとしました。

太刀川様

「1番好きなペンシルベイトでやりました!」

 昨日の釣りでソフトスティックベイトをマスターした太刀川さんは、午後の部も開始数分で35cmを仕留めてスタートダッシュに成功。トップウォーターには反応しない魚も、この釣りには好反応を示し、3投連続ストライクという絶好釣ぶり! 「スゲエ。これはパターンですね!」と、元ワームマンも昔の釣りを思い出したようでした。ただ、ず〜っと同じ釣りをするのも何なので、確認の意味で投入したFSクランクでは2匹を追加。これでピンと来たので、夕マズメはお気に入りのペンシルで勝負に出ることにしました。しかし、結果的には3バイト0フィッシュと苦い結果に。「あ〜、あ〜。」と太刀川さんは落胆の色を隠せないようだったので、最後にスピナーベイトで勝負すると、逆転の1匹を仕留めることができました。
 今日は昨日に引き続き異常高温だったので、最も結果を出したかったペンシルベイトで釣果をあげることができました。トップに出ない魚には、新たな持ち駒を投入することで釣果を伸ばすという大人の対応。各ルアーの持ち味を引き出した適材適所の釣りができたと思います。

No.98

【日 時】 10月9日(水) 4:15〜
【場 所】 小野川湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:18.4℃〜
【お客様】 太刀川 様
【テーマ】 更にわんぱくにバスフィッシングをする
【釣 果】 スモールマウスバス2匹・ラージマウスバス7匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・ペンシルベイト・SRクランク・ソフトスティックベイト

 昨日は初の豪華2部構成を経験し、どっぷりと裏磐梯の釣りに浸る太刀川さんの釣行も今日が最終日。台風24号の影響で風が強まることを警戒し、大事を取って小野川湖へ向かいました。
 昨日に引き続き冷え込みのない早朝だったので、強気のデカトップからスタート。するとバイトは続いたものの、モノにできず調子が上がらない太刀川さん。ポッパーへの反応もまずまずでしたが、1匹目が遠い早朝となりました。しかし、幸運にも近くでボイル発生! それを狙うと2投目にストライク! ようやく良型を仕留めることができました。それから2匹目をペンシルベイトで追加しましたが、予想どおり風が強まり安全に釣れるエリアが限定される状況。そんな中でも、小魚の気配があるエリアではペンシルベイトに「ゴボッ!」 しかし、決められずにイマイチ調子が上がらない太刀川さん。聞けば、目覚めのホモソーセージを摂っていなかったということで、これが原因のようでした。それからしばらくしても風が弱まる気配はなかったので、釣り場を変更することに。

太刀川様

「ボイルの主を仕留めることができました!」

 曇天でやや風もあったことから初使用となるSRクランクで探って行くと、ほどなくしてストライク! 「コレ、デビューです!」と巻きモノでの釣果にやや調子も上向きに。それからは晴れ間も見えるようになったので、ソフトスティックベイトに作戦変更すると、飽きない程度にバイトがありました。終盤に入ると、「魚は小さくてもいいので、最後は小型ポッパーで釣ります!」と、太刀川さん自ら作戦変更。すると、それを後押しするかのように気温が上がり始め、トンボも目に付くようになりました。最初は小型魚からの反応が主体でしたが、次第に中型魚も反応するようになり、ドラグが鳴ってバレてしまうことも。最後にはポッパーを吸い込むようなバイトがあり、それをキッチリとモノにしたところで気分良く終了しました。
 今日は太刀川さんのエンジンが始動するのに少し時間がかかりましたが、全体的にはトップへの反応も良好で、釣果以上の内容になったと思います。「今日のホモソーセージはほろ苦いな〜。」と遠い目をする太刀川さんでしたが、10月としてはエキサイティングなバイトが楽しめました。

No.99

【日 時】 10月10日(木) 4:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 ガイドにお任せ殿様フィッシング
【釣 果】 スモールマウスバス6匹・ラージマウスバス1匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 フローティングミノー・ソフトスティックベイト・セミルアー

 例年ならトップウォーターは望み薄の時期ですが、このところは異常気象と言える暖かさ。今日も早朝の冷え込みはなく風も弱そうだったので、期待して湖へ向かいました。
 水温も下がっていなかったことから、まずは強気にプチビッグベイトからスタート。すると早々にバイトはあったもののフッキングならず! すると近くでボイルが起こりましたが、魚は非常にセレクティブでポッパーやペンシルには無反応。そこで、ミノーに作戦変更すると、遂に「ゴボッ!」・・・ストライク! 直後からドラグ鳴りまくりとなりましたが慎重なファイトが功を奏し、いきなり大物を仕留めることができました。それからはトップと巻きモノで攻めて行きましたが反応ナシ。そこで深場へ移動すると、ワカサギの反応がほとんどなく、反応がある場所ではルアーに反応ナシ。この頃から強風が吹きそうな予感がしたので、釣り場を変更することにしました。

中野様

「ボイルの主を仕留めることができました!」

 次の釣り場に着く頃には秋晴れとなり、巻きモノでは釣れない雰囲気が濃厚。桧原湖での釣果が1匹に留まったことから、弱気にノーシンカーで攻めることにしました。すると、予想どおり反応良好で、小型魚はバレてしまうものの良型にあっては2連発もあって絶好釣! 完全にヒットパターンと言い切れる状況でしたが、次第に風が強まってバイト感知が困難になって来ました。この頃から気温が上がり始めてセミも鳴き、魚の行動が変わったことに気付きました。そこで、確認の意味で、この時期としてはあり得ないハルゼミフィッシングに作戦変更。「あって1バイトだと思います。」と告げて釣って行くと、ほどなくして良型が「ゴボッ!」 これはフッキングに至りませんでしたが、自信を深めて続行すると、遂に36cmがストライク! これがマグレではない証拠に、最後は35cmもストライク!
 今日は深場の釣りで釣果を伸ばせなかったのは誤算でしたが、気温上昇のおかげでセミルアーの活躍といううれしい誤算がありました。今回のアキゼミフィッシングは、中野さんの記憶に深く刻まれたはずです。真昼のトップウォーターは、かなりエキサイティングでした。



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