タブ2013
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No.83

【日 時】 9月22日(日) 3:45〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:19.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 ポイントを探すスキルを上げる
【釣 果】 スモールマウスバス5匹・ラージマウスバス1匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 SRクランク・フローティングミノー・チャターベイト

 前回は大物スモールを仕留められたものの、激荒れで広範囲を探るバスフィッシングが出来なかったことから、今回はそのリベンジ。ターンオーバー中であることも考慮し、「目標は良型5匹です。」と告げて無人の湖上に出船しました。
 放射冷却現象で気温が下がっていたことを受け、まずはSRクランクでスタート。すると、早々にストライク! 更に1匹を追加しましたが、予想よりもサイズが伸びないので、メタルジグに作戦変更しました。ただ、山崎さんが釣り方に慣れていないということもあって、バイトはありましたがフッキングには至らず。そうこうするうちにボイルが起こり始めたのでミノーで狙っていくと、ボイルを直撃しなくても「ゴボッ!」 フッキングが遅れ気味で苦戦を強いられましたが、チャンスは多かったので何とか3匹を追加することができました。普通にポイントを狙う場合は良いものの、ボイルを目の当たりにすると、どうしても慌ててしまいキャストが決まらなくなるそうです。しかし、ターンオーバー中にも関わらず、トップウォーターが楽しめたのはうれしい誤算でした。

山崎様

「巻きモノも絶景も、どちらも楽しめました!」

 日が高くなって晴天無風となってからはボイルも皆無。そこで深場の釣りに作戦変更しましたが、魅惑の魚探画像が出る頻度が低く、ダウンショットリグでは結果的にノーバイト。気温の上昇と共にユスリカのハッチが増えて来たことから浅場へ移動し、ポッパーで攻めて行きました。しかし、魚はいるにも関わらず、ルアーを無視。少しエリアを変えてもそれは変わらなかったので小休止していると、次第に風が強まって来ました。そこで、「バイトは遠いですが、来ればナイスサイズのはずです。」と告げて、スピナーベイトを撃って行くことに。しかし、狙っていたエリアにはスピナーベイトで釣る先行者がいたのでチャターベイトに作戦変更し、空いてから実釣を開始しました。すると、ほどなくしてズズンッ!とストライク! ランディングしたのは、狙っていたブリブリのラージ。大物ではありませんでしたが、日が高い時間帯に巻きモノで狙って仕留めた、価値ある1匹でした。
 今日は予想以上にボイルが頻発し、前半はエキサイティングな釣りを提供できました。また、魚の活性が下がる時間帯に、巻きモノで狙って良型を仕留められたのもうれしいところ。天候も味方してくれ、広範囲を探るバスフィッシングが出来ました。

No.84

【日 時】 9月23日(月) 3:45〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 山崎 様
【テーマ】 ポイントを探すスキルを上げる2
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 MRクランク・フローティングミノー・バグワーム

 昨日はそれなりにバスの居場所を突き止められたので、今日は全く同じコースを回ることで前日との差を比較するというプラン。湖は風もなく穏やかだったので、予定どおりの釣りをスタートさせることができました。
 魚探画像から水深4mを攻めたいところでしたが、DRクランクがないのでMRクランクでスタート。すると、35cmクラスがヒットしたものの後が続かない! しかし、昨日よりも風が弱かったことからボイルは起こると予想し、その時を待ちつつ釣って行きましたが、どういうわけか何も起こらない! ミノーに1バイトあったものの、昨日より魚が減っているのは明らかだったので、粘ることなく早々にエリア変更しました。移動先は水質が悪かったものの生命感は上。ようやくミノーで2匹目を仕留めてから、ラバージグに作戦変更しました。すると、早々にバイトはあったものの、トレーラーワームが魚の口の中で丸まったらしく、直ぐにフックオフ。スレて来た感があったのでダウンショットリグに換えてみましたが、これには無反応。ここで深場の魚を追うのは一時中断することにしました。

山崎様

「最後にサイトフィッシングで仕留めました!」

 雲って風が吹き始めたタイミングで浅場へ行き、スピナーベイトを引きまくり。しかし、反応ナシ。すると今度は晴れて無風になって来たので、別の浅場へ移動しミノーで攻めて行くと、1投目で「バシュッ!」 その後もピンスポットを狙うことで良型のバイトを得ることができましたが、どうしてもフッキングが遅れ気味となるため追加ならず! 魚は1投目なら素直に食って来るものの、再挑戦は一切させてくれませんでした。「ミスは許されない。」という非常にシビアな釣りとなりましたが、その後も根気良く好スポットを探して釣って行くと、遠くから近づいて来るスクールを発見! ルアーをバグワームに換えて攻めてみると、そのうちの1匹が接近して「モコン。」・・・ストライク! 最後に何とかサイトフィッシングのトップウォーターで良型を仕留めることができました。
 最後の1匹を仕留めた直後から強風が吹き出し、一気に湖は激荒れに。昨日よりも魚からの反応は鈍く難しい釣りとなりましたが、この時期としては異例の虫パターンで締めくくることができたのは幸運でした。平均サイズが上がったのも、良かったと思います。

No.85

【日 時】 9月24日(火) 4:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.5℃〜
【お客様】 仲 様
【テーマ】 秋のパターンを勉強する
【釣 果】 スモールマウスバス1匹・ラージマウスバス17匹(最大28.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム

 「浅いとこしか釣れない人からの脱却を図りたい。」と、新たなスタイルを模索中の仲さん。「今回は、釣果よりも単独釣行の際に深場を攻める足掛かりが欲しい。」ということだったので、深場の釣りに時間を割くことにして、湖へ向かいました。
 まずは浅場から徐々に深場へとボートを進め、生命感のあるエリアを探す作業から始めました。すると、岸際でボイルが起こる深場のエリアが有望との結論に至りました。ここではトップからボトムまで、一通り秋のパターンを試してみると、スピナーテイルジグ、ラバージグ、メタルジグにバイトあり。ボイル撃ちには課題が残るという感じでした。ただ、魚がスレるのも早く、いろいろ試した結果、スプリットショットリグが有効との結論に至りました。また、同時に魚探画像の見方もレクチャーし、ワカサギやスモールの映り方、2次反射や藻の映り方などについても解説。しかし、早くも大荒れになる予兆が見られたので、予定より早く避難を兼ねて浅場へ大移動。ターンオーバー時の攻め方を実践してみましたが、じっくりと釣り込むことを強風が許してくれず、遂に大荒れになったところで早期撤退を余儀なくされました。

仲様

「このサイズでしたが、日中でも爆釣でした!」

 何とも中途半端な状態で撤退したので、残り時間は気分を変えてファンフィッシングをするために次の釣り場へ。相変わらず風も強めだったことから、シャッドテイルワームで様子を見ることにしました。すると、いきなり好反応! 試してみたらヒットパターンだったという、幸運な展開となりました。ヒットして来るのは小型魚が主体だったのものの、ルアーに向かって猛ダッシュしてくるシーンも何度か見られたのでエキサイティング! 「こんな使い方はこれまでしたことがない! 1つのルアーでここまで釣れるなんて・・・」と、仲さんもモー夢中。その一方で、トップウォーターには全くの無反応だったことから、仲さんも水面と水面直下の大きな差を実感できたようでした。ワームの在庫が心配になるほど釣れに釣れまくり、気分良く終了。爆釣したせいか、帰り道では強風も心地良く感じられました。
 早々に湖が大荒れになったため、メインに予定していた深場の釣りをやり切ることが出来なかったのは残念でしたが、概要程度は理解してもらえたようです。結果的には、前半が勉強の釣りで後半が楽しむ釣りとなり、バランスの取れた内容になったと思います。

No.86

【日 時】 9月27日(金) 4:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.7℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 楽しみながらレベルアップ
【釣 果】 スモールマウスバス5匹・ラージマウスバス3匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 DRクランク・メタルジグ・ソフトスティックベイト

 台風20号の北上に伴い北寄りの風が強まったことから、完全防寒装備で湖へ向かいました。早朝から冷たい風が強かったので、「ある程度、風を避けられる深場で釣ります。」と告げて、浅場は無視して深場のポイントへ直行。
 風に背中を押されながらポイントに到着。まずはDRクランクで探って行くと、ほどなくしてストライク! どうやら潜行深度が合っていたようで、ここからプチバイトラッシュになりました。巻き抵抗が不意に軽くなるバイトに翻弄されてバラシもありましたが、状況を考えれば上々の立ち上がり。その後、メタルバイブに作戦変更しましたが、風が強すぎてバイトが取れないため、メタルジグにしてみました。何とか1匹仕留めたところで更に風が強まって来たので、後ろ髪を引かれる思いで風上のエリアへ大移動。ここではスピナーベイトを試しましたが、水温が急降下していたこともあって早々に見切りました。もう、この頃には体も冷え切っていたので、明日のことも考えて早期撤退を決意。無理して風邪を引いたのではせっかくの遠征が台無しになってしまうため、風の影響を受けにくい釣り場へ移動しました。

倉川様

「状況に合わせることは、やっぱり大切ですね!」

 数日前には魚影が確認できた釣り場も、今日は生命感ナシ! 水温も2℃低下していましたが、幸いにもターンオーバーは発生していませんでした。そこで、まずはグラビンバズで探って行きましたが、反応ナシ。すると、水の動かないスポットでは着水音に反応した大物がいたことから、ルアーをソフトスティックベイトに換え、同様のスポットだけを丁寧に撃って行く作戦にしました。しばらく反応はありませんでしたが、ようやく小型魚がヒット。これで自信が付いたので続行すると、違和感程度の微妙なバイトがあって・・・ストライク! 「デカイです!」と倉川さんも一気に本気モードとなり、丁寧にランディングしてみれば、起死回生の大物ラージ! やはり、スローダウンゲームにして大正解でした。それから1匹追加したところで、「まだ、スピナーベイト投げてないです!」という申請があり、最後はチャターベイトとの併用で釣って行きましたが、予想どおり完全ノーバイト。「納得しました。」と、倉川さんの巻き欲が減退したところで釣り場を後にしました。
 急激な水温低下と北風に苦戦を強いられましたが、トップウォーターにこだわらなかったことで、何とか結果を出すことができました。魚の多いエリアは見つけているだけに、明日は静穏な状況で快適な釣りをさせてほしいところです。

No.87

【日 時】 9月28日(土) 4:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.4℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 楽しみながらレベルアップ2
【釣 果】 スモールマウスバス13匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 DRクランク・メタルジグ・プロップベイト・スピナーベイト・ソフトスティックベイト

 昨日は北風の中、無理に釣り続けなかったことが幸いし、倉川さんの体調は万全。放射冷却現象で気温は5℃まで冷え込んだものの、無風だったので体感温度としては昨日よりもずっと暖かく(?)感じました。スーパーボイルが発生することを期待して、いざポイントへ!
 まずは、昨日好釣だったDRクランクで探って行くと、3バイト3フィッシュと絶好釣! しかし、昨日ほどの爆発力は感じられなかったので、その後、メタルバイブに作戦変更しましたが反応ナシ。メタルジグで1匹仕留めましたが、昨日よりも明らかにワカサギの量が減っており、待てど暮らせどボイル無し! 粘るのは得策ではないと判断し、予定外のエリアへとボートを進めてみると、反応は鈍かったものの何とかプロップベイトで1匹を追加! 水質が悪化していたことも踏まえてスピナーベイトを試してみると、立て続けにバイトがあって3バイト1フィッシュ! その直後から秋の行楽日和となったので、ここが潮時 と判断し、予定どおり次の釣り場へ向かいました。

倉川様

「秋晴れのスピナーベイトは格別です!」

 この頃には日差しの温もりが感じられるようになりましたが、予想通り水温は急降下。確認のため、フローティングミノーで探って行きましたが完全無反応。魚影も見えずタフであることは明らかだったので、早々にソフトスティックベイトに作戦変更しました。すると、1投目からいきなり良型がストライク! それからも良型のバイトが続き、複数匹を仕留めた頃には、ある傾向が見えて来ました。「ここにはいないだろう。」という場所では反応がなく、「ここにはいるだろう。」という場所では一撃! 完全にヒットパターンを掌握したので、スローな釣りでしたが自信を持って攻め切ることができました。このパターンで釣れて来るのは、35〜38cmとハイアベレージ! 遂に「み、右腕が痛い。」と幸せな苦痛を訴える倉川さん。2連続ヒットした場所に最後に入り直したところ、ダメ押しとなる38cmがヒットし、存分に秋スモールのファイトを楽しんだところで、釣り場を後にしました。
 楽しみにしていたボイル撃ちができなかったのは残念でしたが、後半にスローダウンゲームに徹したことで、好釣果をあげることができました。やはり、その日の状況に合わせた釣りが最強。釣り方にこだわらなかった倉川さんの柔軟さが、今回の勝因と言えるでしょう。



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