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No.66 |
【日 時】 8月26日(月) 3:45〜 前回は深場の釣りをいくつか持ち駒に加えて、着実に釣りの幅を広げている中野さんは、今回も夜明け前から気合十分。ただ、湖は減水が進んでいることを受け、「前回よりは難しいですよ。」と告げて無人の湖上に出船しました。
今日はトップウォーターで釣っていなかったこともあり、セミルアーから始めましたが反応はイマイチ。気温の上昇と共に釣り場はミンミンゼミの合唱に包まれる状況になりましたが、確認の意味でスピナーベイトを試してみると、いきなり爆釣モードに突入しました。太陽サンサンの状況下でも、どういうわけか超好反応! 晴れているだけに追尾からストライクの瞬間まで丸見えで、かつ魚はメインフックにガッチリとヒットして来ました。一応はノーシンカーの準備もして臨んだものの、スピナベマシーンと化した中野さんに、その選択肢は微塵もなく、最後まで巻きまくり! 結局、大物とのコンタクトはなかったものの、エキサイティングなゲームが楽しめました。 |
No.67 |
【日 時】 8月28日(水) 15:15〜 「(釣友の)竹内さんだけナントカ祭りというのはどうかと思うので、そのへんはよろしくお願いします。」と言う飯田さんに合わせ、今回は状況が許す範囲内でプラドコ祭りを実施することにしました。
プライムタイムにおける一発大物狙いとしては、デカペンシルかビッグバドが候補にあげられましたが、「ビッグバドで行きます!」と飯田さん。これまで温存していたエリアに入り、一投入魂で釣って行きました。その3投目。「カチョン、カチョン・・・」という規則正しい金属音が、唐突に「ゴボオオオッ!」・・・ストライク! 過去、大物をバラした苦い経験があった飯田さんは、今回は魚の動きを見ながら冷静なファイト。数分の格闘の末にランディングしたのは、超大物ラージ! 長さでの自己記録魚と分かってからの飯田さんには、言語不明瞭、挙動不審および手足の震えといった症状が! 「53cmですよ!」と幾度となく繰り返し、タバコに火を点けられず、どうしても興奮を抑えられないようでした。冷静になるため一服してから再開したものの、「今日はもう上がります!」とのことで、予定より早く終了。帰り道でも「53cmですよ!」と言い続け、結局、飯田さんの興奮が収まることはありませんでした。 |
No.68 |
【日 時】 8月29日(木) 3:15〜 昨日は大興奮の早上がりとなったため睡眠時間も十分の飯田さんは、強気のスピニングタックル封印。ベイトタックルのみで結果を出すべく、夜明け前から湖へ向かいました。
移動先では、見えていたラージにラバージグでアプローチすると一撃! 水面を割ってSRクランクに襲い掛かった魚もいたものの、軽度のターンオーバーが発生しており、全体的に魚の活性は決して高くないという印象を受けました。いろいろと試した結果、ハイライトの状況でもスピナーベイトが有効であることが分かり、昨日に引き続き飯田さんもスピナベマシーンへと変貌。撃ちに撃ち巻きに巻くと、相変わらずショートバイトは多いものの2度食いする魚もいて実にエキサイティング! 明るいだけに追尾の様子が良く見え、ヒットには至らずとも楽しい時間が過ごせました。釣果を優先するならスピニングの釣りに分がある感じでしたが、今回は持ち駒で何とかまとめたという釣りになりました。 |
No.69 |
【日 時】 8月30日(金) 3:45〜 / 16:30〜 今回は朝夕マズメを釣る豪華2部構成。桧原湖ではトーナメントが開催されるため、朝マズメの部は湖上が静かなうちに湖の端で釣るという計画で臨みました。
午後は蒸し暑くなったので、「こんな日は蚊がやっかいですが、釣れますよ。」と予告して夕マズメの部をスタート。「午前中の釣果で満足しているので、一発大物狙いで。」とのリクエストを受け、要所でフロッグも試して行きましたが全く反応ナシ。その一方、ここ最近のヒットルアーであるスピナーベイトは好釣で、確認の意味で投入したSRクランクにも連続ヒットがあり、ヒットパターンが見えて来ました。雲が厚みを増して予想より早くプライムタイムが訪れたので、ここでビッグバドに作戦変更。すると5投目で「ゴボオッ!」 中型が出ましたがフッキングならず。なぜかビッグバドでは大物が釣れないというジンクスが倉川さんにはあるものの、このド派手なバイトで自信を持って続けることができました。このルアーで釣るために肝心なのは飛距離よりもコースであることを力説し、一投入魂で釣って行くと、「ゴボ。」・・・ストライク! 地味なバイトだったものの、ネットに収まったのは大物ラージ! 遂にジンクスを打ち破ることができました。更には次のキャストでも45cmオーバーがヒットしましたが、リアフック1本掛かりだったことが災いし、フックを伸ばされてサヨウナラ。2投連続で大物捕獲となるところでしたが、魚の方が1枚上手でした。そして最後にはプチビッグベイトで太った良型を仕留めて気分良く終了しました。
今日は朝マズメの部も夕マズメの部も、どちらもデカトップで好釣果をあげることができ、夏らしい内容だったと思います。「去年から朝イチで大物をバラすのが続いていて・・・」と反省する倉川さんでしたが、夕マズメの部で借りを返せたので良しとしましょう。 |
No.70 |
【日 時】 8月31日(土) 3:20〜 昨日の夕マズメには大物を仕留めて波に乗る倉川さんは、正しい疲労のために熟睡できたということ。「昨日は2匹で91cmです。」と計算も冴え渡り、体調の良さを窺わせました。今日はリクエストにより別のエリアへ行き、巻きモノ主体で釣ることにしました。
魚は少ないことを承知の上でスピナーベイトで釣って行くと、やはり反応はイマイチ。ショートバイトも多く、快釣とは行きませんでしたが、スピナーベイトのカラーを変更することで、何とか魚を手中にすることができました。ただ、サイズが伸び悩んだので、途中、一発大物狙いでプチビッグベイトを試してみましたが、なぜか小型魚がストライク。スピナーベイトを撃ち切ったところで深場へと移動し、ラバージグを試しましたが反応ナシ。魚探画像を見る限り魚はいるはずなので、スプリットショットリグを試してみると、1投目で釣れたものの、やはりサイズが小さい。ライトリグではサイズが選べないことを確認してからエリア変更を模索していると、この頃から風が強まり、あっという間に大荒れとなりました。もう釣りどころではなくなり、慎重に慎重を重ねて出船場所へ戻り、不完全燃焼のまま強制終了。序盤が絶好釣だっただけに、何とも後味の悪い幕切れとなってしまいました。 |