タブ2013
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No.55

【日 時】 8月2日(金) 3:30〜 / 17:30〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり/小雨 水温:22.2℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 深場の釣りを覚える / 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス18匹・ラージマウスバス8匹(最大50.0cm)
【ヒットルアー】 ジッターバグ・セミルアー・SRクランク・バズベイト・プチビッグベイト他

 回を重ねるごとに大物を捕獲している石川さんは、今回は朝夕マズメの豪華2部構成をご希望。梅雨明け前でローライトが予想されたので、朝マズメは期待して無人の湖上に出船しました。
 まずは浅場で初使用となるジッターバグからスタート。第1号はバレてしまいましたが、2匹目がいきなりの41cm! これで浅場の状況が良いことは分かったので、直ぐに深場に移動してDRクランクを試しましたが反応ナシ。するとスーパーボイルが起こり始めたのでポッパーに作戦変更しましたが、正確にボイルを射抜くことができずにノーバイト。そこで、初使用となるFBラバージグで底層の魚を狙うとストライク! ただ、ベタ凪となり反応が落ちて来たので、素直に浅場へボートを進め、ハルゼミフィッシングに移行しました。すると、魚からの反応は右肩上がりとなり良型が連発! フォローのノーシンカーも好釣で、朝マズメの部は28バイト14フィッシュという結果でした。「手首が痛い。」とうれしい悲鳴を上げる石川さん。

石川様

「朝マズメの部で好釣果をあげていましたが・・・」

 夕マズメの部は、石川さんの気持ちに余裕があったこともあり、一発大物狙い。SRクランク、バズベイト共に好調だったことを踏まえて、プライムタイムにはビッグバドでやり切ることにしました。要所のみを一投入魂で釣って行くと、最終スポットで遂に「バホオッ!」・・・ストライク! 直後からロッドがブチ曲がり、石川さんの呼吸も荒くなる一方でしたが、ネットに収めてみれば遂に念願の50cm! その勢いを保ったまま最終ポイントへ移動すると、ここではプチビッグベイトでバイトラッシュというめったにない大爆発! 1〜2キャストで1バイトという尋常ではない反応の良さで、結果的にはスモール48cm×2本、45cm、41cm、30cm後半×2本、ラージ50cmと、まさに夢のようなトップウォーターゲームができました。ラージにあっては、僅か3時間半で自己記録を2度更新するという快挙! まさに真夏の奇跡と言える釣れっぷりでした。

石川様

「夕マズメの部は人生初体験の超大爆発で、親指が相当ザラスプークです!」

 今日は大雨による一時的な増水が吉と出ました。朝マズメの部は魚との神経戦と言えるハルゼミフィッシングが、夕マズメの部は男の釣りと言えるデカトップが炸裂! 以前はライトリグ派だった石川さんのバスフィッシング人生において、一生忘れられない日になったと思います。大物を確実に仕留める決定力もお見事でした。

No.56

【日 時】 8月3日(土) 3:45〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:22.4℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 深場の釣りを覚える2
【釣 果】 スモールマウスバス10匹(最大43.0cm)
【ヒットルアー】 メタルバイブ・メタルジグ・FBラバージグ・スピナーベイト他

 昨日の夕マズメに常軌を逸した暴れ方をした石川さんは、当然ながら疲労困憊の上に睡眠時間不十分。既に釣果の面では目標を大きく上回る成果をあげていたので、今日はレベルアップの日と位置づけ、特に深場を釣り込むことにしました。
 まずは初使用となるメタルバイブレーションからスタート。すると開始早々ストライク! 直ぐに2匹目も追加して、スタートダッシュに成功しました。続いて昨日は1バイトに終わったメタルジグを投入。2日目とあって石川さんの操作方法とバイト感知能力も向上し、これまたデビューに成功! メタル系に反応がなくなった段階で、昨日デビューしたばかりのFBラバージグを試してみれば、これまた一撃! こうして深場の釣りでは40cmオーバーが3匹と絶好釣! その一方、ボイルする魚は非常に偏差値が高く、ややサイズが大きめのペンシルベイトでは完全ノーバイト。スピナーベイトに作戦変更して、何とか1匹仕留めることができました。

石川様

「メタルジグで初めてバスを釣りました!」

 ボイルがなくなってからは深場の釣りに徹しましたが、ジグヘッドリグで1バラシのみと低調なので、岸沿いをスピナーベイト撃ちまくり。難易度の高い釣りなので、結果的には2バイト0フィッシュ。確認の意味もあり浅場へ向かうと、スピナーベイトとSSRクランクで2バイト0フィッシュ。更なる作戦変更を検討していると風が吹き始めたので、再び深場へと向かいました。時合は過ぎていると判断し、ここでスプリットショットリグを投入しましたが、ルアーの状態が石川さんにはピンと来ない様子。そこでミドルレンジへ移動し、ボトム感知能力アップをテーマに釣ることにしました。「根ガカリさせずにキレイに引く!」を念頭に続けると、ティップを引き込む力強いバイトがあって・・・ストライク! 良型を仕留めたところで2ケタ達成! その後は追加することができませんでしたが、深場の釣りにこだわったことで、ハイアベレージの釣りをすることができました。
 今日は大物狙いではありませんでしたが、結果的には好釣果! 深場の釣りはトップウォーターとはいろいろな面で違いますが、夏から秋にかけてサイズを狙うのなら無視できない釣りであることは事実。今回は複数の釣り方で結果を出せて良かったと思います。

No.57

【日 時】 8月4日(日) 3:30〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:22.4℃〜
【お客様】 半澤 様
【テーマ】 人生初となるスモールを手にした記念写真を撮る
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・ストレートワーム

 普段は海のルアーフィッシングを楽しみ、バスフィッシングは実に20年ぶりの挑戦という半澤さんからは、「お試しという感じで。」とのリクエスト。日曜日ということもあり、いつもどおり朝マズメ勝負の釣りを展開することにしました。
 半澤さんが持参したルアーの9割以上は、残念ながら裏磐梯には不向きだったので、限られたルアーで何とかするという作戦。まずはポッパーの練習をしてから本番に移ると、開始5分で「ゴボッ!」・・・フッキングならず。初めてなのでこれは仕方ない! その後は反応がなくなったので深場に移動すると、幸運にもボイル発生! メバル用タックルとシャッドテイルワームでボイル撃ちをすることにしました。難易度の高い釣りなので簡単には結果は出ませんでしたが、人生初のスモールをトップウォーターで捕獲! 海のナブラ撃ちとはまた違ったエキサイティングな釣りをすることができました。その後もしつこく狙い続けて1匹を追加。「この釣りはオモシロイなー。」と、半澤さんも感心しきりでした。

半澤様

「スモールの顔を拝むことができました!」

 ボイルがなくなってからは深場の釣りに移行しましたが、ラバージグなどには反応がなかったので浅場へ向かい、ハルゼミフィッシングを試すことにしました。すると40cmクラスが浮上して来たものの寸前Uターン。他の魚もプレッシャーのせいなのか水面に出ることを躊躇っていたので、ノーシンカーに作戦変更しました。海ではしない釣り方ということでしたが、この釣りで良型が2連発! 「ノーシンカーって釣れるなー。」と、これまた半澤さんも感心しきり。この頃にはボートもかなり増えて来たので、空いているエリアを転々とする感じの釣りを展開して行きました。晴天無風となってからはオープンウォーターでは完全に反応がなくなったので、オーバーハング帯へ移動。ここでもセミルアーには寸前Uターンでしたが、ノーシンカーには「モグモグ。」・・・ストライク! 「今のは自分でも(食ったのが)分かりました!」と、この釣りをマスターした様子でした。
 今日はプレッシャーのせいか神経質な魚が多く、最後までトップウォーターでやり通せるというわけには行きませんでしたが、ソフトルアーの力を借りて何とかテーマ達成! サイズもまずまずでした。「オモシロイ! 何だかハマリそうな気がする。」と、スモールの魅力の一端を垣間見た半澤さんでした。

No.58

【日 時】 8月5日(月) 3:30〜 / 17:15〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:22.4℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 深場の釣りを覚える / 一発大物狙い
【釣 果】 スモールマウスバス15匹・ラージマウスバス7匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・メタルジグ・セミルアー・ジャークベイト・スピナーベイト他

 トップ&巻きモノだけではなく今後は深場の釣りも対象にしたいという勝又さんは、不眠の裏磐梯入り。睡眠不足は昼寝でカバーすることにして、朝夕マズメを釣る豪華2部構成となりました。朝マズメの部は、幸いにもローライトの状況が続きそうだったので、期待して無人の湖上に出船しました。
 今回はテーマに沿って深場へ直行! まずはMRクランクで探って行くと、1バイト0フィッシュ。その後は水面でも底層でも捕食行動が見られたので、ペンシルベイトとアイスジグを併用して釣って行きました。しかし、アイスジグには反応なし。勝又さんは「せっかく買ったので、1匹釣るまで続けたいです。」とこだわりましたが、魚が反応しないルアーでプライムタイムを釣ることに何か意味はあるのかを再考していただき、その結果、メタルジグに作戦変更しました。ペンシルベイトで何匹が釣ってからメタルジグを投入すれば、予想どおり一撃! 高活性の魚がいてもルアーが合っていないと釣れないという、バスフィッシングの基本中の基本を理解してもらえました。結局、最も釣果をあげたルアーがメタルジグ。終盤に晴天無風ベタ凪となってからはセミルアーでも釣れましたが、羽アリを選食するセレクティブな魚をミッジクラスターで狙い撃ちして、気分良く湖を後にしました。これぞフライフィッシングの真骨頂!

勝又様

「ライズの主をドライフライで仕留めました!」

 夕マズメの部は、未デビューだったジャークベイトからスタート。ほどなく1匹釣れましたが核心を突いている感じではなかったので、ルアーローテーションして探って行きました。エリアによって釣り場の水質が違っていたので、スピナーベイトとデカゼミの両方が効果的。大物は出ませんでしたが、数は伸ばすことができました。そして最終ポイントへ向かいましたが、この頃から遠くでは雷光が! 中止も視野に入れましたが、「やれるだけやってみたいです。」とのリクエストを受けて続行! トップは苦戦すると思いきや、JTDミノーでは3バイト1フィッシュ。ただ、さすがにトップ好釣という感じではなかったので、SRクランクで水面下も探ってみました。すると、この釣りでも3バイト1フィッシュ。ランディングを焦らずに丁寧にファイトしていれば全て釣れていただけに、ちょっと悔やまれる幕引きとなりました。

勝又様

「最後にトップで大物が出てくれました!」

 今日はメタルジグあり、ドライフライあり、巻きモノあり、デカトップありと、多彩な釣りを楽しむことができました。最後の雷は残念でしたが、2つのルアーのデビューも果たせたので、勝又さんの釣りの幅も広がったと思います。事前準備に重きを置くと、更なる釣果アップが望めるでしょう。

No.59

【日 時】 8月7日(水) 3:00〜 / 17:45〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:22.4℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる
【釣 果】 スモールマウスバス10匹・ラージマウスバス2匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 デカゼミ・DRクランク・メタルバイブ・ペンシルベイト・スピナーベイト・セミルアー他

 これまでのトップ中心の2次元の釣りから深場の釣りを含めた3次元の釣りへと釣りの幅を広げたいという暗闇の帝王は、前夜から気合の福島県入り。すっかり恒例となった豪華2部構成で夏の裏磐梯を満喫するという、贅沢極まりないプランで臨むこととなりました。
 朝マズメの部は夏らしくデカゼミでスタート。結果4バイト1フィッシュと好反応でしたが、テーマに沿って深場へ直行し、20年以上自宅で熟成させていたというDRクランクで探って行くと「ズズンッ!」と2バイト1フィッシュ。反応がなくなってからはメタルバイブに作戦変更して1匹仕留めると、この頃からスーパーボイルが発生しました。貸切の湖上でボイル撃ち放題となりましたが、平常心を保てずに悪戦苦闘する暗闇の帝王。何とか3匹仕留めましたが、対応に課題を残すこととなりました。メタルバイブへのバイトを最後に深場では反応がなくなったので、浅場へと移動。しかし、サイズが望めそうもないので大きくエリア変更し、セミルアーでの単発良型狙いに作戦変更しました。予想どおり複数の40cmクラスを射程圏内に収めることができましたが、どれもがルアーを見切り、何とか小型を1匹仕留めたところで終了。「魚は正直だ。キャストが決まらないとどうにもならない。」と、自らの課題を浮き彫りにした暗闇の帝王。

野原様

「深場の釣りにも少し自信が出て来ました!」

 夕マズメの部は、魚の探し方講習という感じの釣りを展開し、ザックリと探ってからヒットルアーを絞り込む作業を行いました。その結果、今日はトップよりも巻きモノが良く、魚はバイブレーションに最も好反応を見せました。ただ、暗くなってからはトップに出なくもない雰囲気だったので、真夏らしくビッグバドで勝負に出ましたが、結果的にはノーバイト。しかし、ドラマは最終ポイントで起こりました。暗闇の帝王が全幅の信頼を置くJTDミノーを投入してみれば、「ドボオッ!」と2度も水面を割ったのが46cmの大物スモール! 太軸#4フックが伸ばされたので新品に交換し、ズレたヘッドライトの位置を直し、心を鎮めてから再開すると、またしても「ゴボオッ!」とビッグバイト! 直後からロッドがブチ曲がりとなりましたが、冷静なファイトが功を奏してランディングに成功! トドメとなる48cmを仕留めて、「引きがハンパじゃない!」と放心状態となる暗闇の帝王。

野原様

「得意の暗闇で、最後にドラマを起こしました!」

 朝マズメの部は、やや崖っぷちの男チックな内容でしたが、夕マズメの部は決定力の男らしく結果を叩き出し、暗闇にはめっぽう強い実力を如何なく発揮! ヒットルアーも多岐に渡り、釣りの幅も広がったと思います。初日から上々の滑り出しとなりましたが、明日以降はいかに?

No.60

【日 時】 8月8日(木) 3:00〜 / 17:45〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:22.7℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる2
【釣 果】 スモールマウスバス10匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 DRクランク・アイスジグ・メタルジグ・FBラバージグ・JTDミノー他

 初日の昨日は上々の滑り出しとなり、夜明け前から気力体力共に充実している暗闇の帝王は、「今日はデカトップを封印して、ディープをやりたいです。」とのこと。昨日との状況の差を見る意味もあって、同時間帯に同一エリアで釣ることにしました。
 テーマどおりDRクランクの男巻きからスタート。最初は反応がありませんでしたが、潜行深度が深いタイプに換えるとストライク! しばらくするとボイルが発生しましたが、鉄の意志で深場の釣りをやり通し、アイスジグ・メタルジグ共にデビューに成功。40cmはメタルジグをバックリでした。その後反応がなくなってからはダウンショットリグに作戦変更すると、またしても良型がストライク! 更にはラバージグにもストライク! 「もう(深場で)釣れない気がしない!」と暗闇の帝王も大興奮。しかし、それからは晴天無風の夏日となったので、フライフィッシングに挑戦することにしました。その結果、良型を含めて2匹の捕獲に成功! 昨日はセミルアーを見切った魚が、超ハイライトの状況下で何の疑いもなくフライを吸い込む光景を目の当たりにし、「何コレ!」と衝撃を受ける暗闇の帝王。そして最後はテキサスリグのカバー撃ちをして、40cmクラスのラージを2回食わせるも、食いが浅いのかスッポ抜け。こうしてバラエティーに富んだ釣りが楽しめました。

野原様

「着実に経験値が上がっていることを実感できます!」

 夕マズメの部は、昨日とポイントを変えて夏らしくウェーディングの釣りをしました。浅場には小魚の群れが確認できたので、時間経過と共に大物が上がって来ることを期待し、天然の涼を満喫しながらキープキャスティング。結果、ペンシルベイトには好反応だったものの、どうやら小型魚しかいないようだったので、早々にポイントを移動しました。ここでは暗闇の帝王が全幅の信頼を置くJTDミノーを投入してみれば、またしても「ゴボオッ!」・・・ストライク! 2日連続となる45cmオーバーに暗闇の帝王のヘッドライトも明るさを増し、帰り道も安全に戻ることができました。この頃には空を見上げる心の余裕もあり、北極星や天の川まで鑑賞するというオマケ付き。心地良い疲労を感じつつ、明朝のためにゆっくり休養することとしました。

野原様

「得意の暗闇で、またもドラマを起こしました!」

 今日はメタルジグあり、ドライフライあり、巻きモノあり、デカトップありと、多彩な釣りを楽しむことができました。釣果の方もハイアベレージを達成。深場の釣りをやり込んだことと、ドライフライによるサイトフィッシングは、経験値向上にも大きく役立ったと思います。

No.61

【日 時】 8月9日(金) 3:00〜
【場 所】 桧原湖他
【状 況】 天候:くもり 水温:22.7℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 バスフィッシングの経験値を上げる3
【釣 果】 スモールマウスバス8匹・ラージマウスバス3匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 デカゼミ・メタルバイブ・FBラバージグ・バグワーム・スモラバ・SSRクランク

 最終日の今日は、「本来のスタイルに戻って、朝マズメのデカトップをやりたいです。それからチャンスがあれば、またフライフィッシングをやりたいです。」とのリクエスト。しかし、釣り場に到着してからフライロッドをクルマに積み忘れたことが発覚し、いきなり崖っぷちに立たされる暗闇の帝王。
 まずはデカゼミで浅場を釣って行くと、開始数投目で「ゴボオッ!」 フッキングしなかったので再挑戦してみれば、今度はストライク! いきなり良型スモールが飛び出してくれました。1匹追加してからは深場へ移動し、ペンシルでボイル撃ちを試みましたが、ボイルが少ないこともあって1バイトのみ。しかし、メタルバイブではキッチリと仕留めて、これまでの修行の成果が表れました。デカトップは厳しそうだったので、引き続き深場を狙ってみましたが、反応はイマイチ。しかし、ルアーを信用し切っている暗闇の帝王の集中力は途切れず、ラバージグで少ないバイトを確実にモノにして、良型だけを釣り上げて行きました。雨が降ったタイミングでは再びメタルバイブにストライク! 「釣れない気が全くしない!」と絶好釣。

野原様

「ディープ王子と呼んでもらって、間違いない!」

 雨が止んだタイミングで浅場の様子を見に行くと、良型スモールがいたものの、スモラバには無反応。これは落下昆虫捕食型と判断して、バグワームを投入すると一撃でした。この1匹でフライロッドを忘れたことを悔やむ暗闇の帝王。それからもサイトフィッシング主体で釣って行くと、岸沿いを回遊する良型を発見! 進行方向に上手くスモラバが着水すると、近寄って来て「モグモグ」・・・ストライク! 狙って仕留めた1匹に「気持ち良かった〜。」と天を仰ぐ暗闇の帝王。そのまま浅場の釣りで通せそうでしたが、急に風が強まり大荒れになってしまったので、最後は釣り場を変更して、癒しのトップウォーターで〆ることにしました。急に晴れて来たこともあってプラドコ系は不調でしたが、SSRクランクで3匹仕留めて、「はぁ〜、癒される〜。」と気分良く終了。
 今日もまた、多彩な釣りを楽しむことができました。終盤に荒天になってしまったのは残念でしたが、桧原湖では釣果の方もハイアベレージを達成。この3日間で経験値も上がり、暗闇でなくても釣る自信がディープになったと思います。

No.62

【日 時】 8月9日(金) 18:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:--.-℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 とにかく釣りをする
【釣 果】 スモールマウスバス3匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 FSクランク・デカゼミ・ビッグバド

 仕事が多忙を極めて数ヶ月も釣りに行けず、釣り具を買い、釣友である暗闇の帝王の釣行記を読んで耐え忍んでいたという大友さんは、遂にガマンの限界に。急遽、時間を作って颯爽とオープンカーで裏磐梯入りし、暗闇の帝王と涙の再会。それからは、3日間の武勇伝を数時間に渡って聞かされ、鼻息風量が測定不能レベルにまで急上昇することになりました。
 今回のご予約はありませんでしたが、これまでの経緯から言ってもお断りするわけには行かず、夕マズメだけのチョイ釣りで対応することにしました。釣り場に到着後は昨日の釣りを踏襲しましたが、想定外の花火大会があり、「ドンッ!」という重低音の後に一瞬曇り空が明るく染まるという、雷に類似した釣れない状況に。予想どおりトップウォーターには全く反応がなく、最初から大ピンチになりました。食わせのトップウォーターを諦めてFSクランクに作戦変更しましたが、それでも反応ナシ。更なる作戦変更を考えていた時に遂にストライク! 1匹目が大物スモールとなり、大友さんの鼻息もようやく収まりました。

大友様

「溜まりに溜まったストレスが吹き飛びました!」

 しかし、後が続かなかったので、大友さんみずからデカゼミを投入。すると、「ゴボッ!」と良型スモールがストライク! この頃には花火も終わっていたので、魚の警戒心も若干薄れたと判断。存在感が強烈なデカトップにリアクションバイトしてくると判断し、反応がなくなってからビッグバドを投入しました。すると、数投目に「ゴボッ!」と再び良型スモールがストライク! 狙いどおりの1匹を仕留めることができました。それからは完全に反応がなくなったので、ここが潮時と判断して撤退しました。
 今回の実釣時間は1時間半程度と非常に短いものでしたが、ラン&ガンせずに好ポイントをルアーローテーションして攻め切ったことが勝因と言えるでしょう。花火大会の影響で非常に厳しい状況でしたが、大友さんの釣欲・気迫・集中力・熱意・その他諸々が1番の勝因だったかも知れません。何はともあれ、禁断症状が緩和されて、本当に良かったです。夜は磐梯の涼風を感じながら心穏やかに熟睡できたことは、間違いないところでしょう。



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