|5月下|6月上|6月中|6月下|7月上|7月中|7月下|8月上| |
| |
No.8 |
【日 時】 6月1日(土) 4:00〜 過去には好調な初日から一転して2日目にコケた例もあるので、早朝から気を引き締める石川さん。放射冷却現象による冷え込みは承知の上で、湖上が混雑する前にトップウォーターを楽しむ作戦にしました。朝日に照らされた会津磐梯山の雄姿を見ながらポイントへ。
しかし、トップへのこだわりが過ぎて貧果で終わってしまうのももったいないので、好戦的な魚をシャッドで仕留めてみれば41cm! この頃からボートの往来が増えてトップで釣れる雰囲気ではなくなったことから、エリアを変更してハルゼミフィッシングに移行しました。すると、開始早々、良型がストライク! こうなると石川さんのトップ魂に再び火が点き、要所を撃ちまくり。寸前Uターンした良型は容赦なくワームで仕留めたところで風向きが変わったので、最終ポイントへ向かいました。本来ならセミルアーで釣る状況ではありませんでしたが、ハルゼミの大合唱にも背中を押されて続行。すると、波間から魚影が現れてセミルアーを吸い込み・・・ストライク! 意地のトップで気持ち良く良型を仕留めることができました。昨日、延長した分を差し引いて早上がり。 |
No.12 |
【日 時】 6月5日(水) 15:15〜 今シーズン初釣行ということで心拍数は当然のレッドゾーンである飯田さんは、伝家の宝刀であるペンシルベイトを忘れて、大ピンチ具合もレッドゾーン。若干の不安を抱えつつも、湖へ向かいました。
日が落ちて風が弱まったタイミングでエリアを大きく変更し、プリのメス狙いに作戦変更しました。デカイミノーでは3バイト1フィッシュとなり、「気持イーッ!」と叫ぶ飯田さん。しかし、本当のクライマックスはこの後でした。突然あちこちでボイルが発生し、それをペンシルベイトで射抜いてみれば40cmオーバーのイワナ! 「イワナ釣ったの初めてです!」と飯田さんの鼻息風量はレッドゾーンに入り、ここから怒涛のバイトラッシュとなりました。釣れて来る魚は狙いどおり良型のプリのメスであり、42.5cmを筆頭に1キャスト1バイト状態。これはあっという間に終わってしまいましたが、ドラグの悲鳴が夕マズメの静寂を打ち破り、実にエキサイティングな時を過ごすことができました。そして最後にプチビッグベイトで〆の1匹を追加したところで、「手つった!」と飯田さんからギブアップ宣言が。 |
No.13 |
【日 時】 6月6日(木) 3:30〜 昨日は正しく大暴れし満身創痍となった飯田さんは、寝坊して大ピンチ具合が早くもレッドゾーンに。しかし、スクランブル発進に成功したので勝機は十分にあると踏み、湖へと向かいました。
その後も釣果より楽しさを優先したトップウォーターゲームを行い、別のポッパーでも根性で1匹を追加。この頃から完全なベタ凪となったので、大物のオスを探して行きましたが見つからず、気温も上がって来たことからハルゼミフィッシングを楽しむことにしました。この頃にはうるさいくらいのハルゼミ大合唱。すると、当然のバイトラッシュに突入! アワセのタイミングに苦戦する飯田さんでしたが、ウグイはしっかりと釣り上げて、「コレはフッキング率100%。」とガッカリ。しかし、場数を踏んだのが良かったのか、尻上がりに調子を上げてフッキング率も徐々に向上。それから風が吹き出したので釣り場を変更し、引き続きチューゼミで釣って行きましたが反応は鈍く、1匹追加して終了としました。 |
No.14 |
【日 時】 6月7日(金) 4:00〜 「今回は鼻息風量"弱"で行きます。」と、平常心を保つことをテーマにあげた倉川さん。先月は時期的にトップウォーター主体のゲームができなかったことから、今回は楽しく釣ることを念頭に、「今日はローライトなのでイイと思います。」と告げて湖へ向かいました。
しかし、エリアに着いてから最悪の風向きに変わって、予定したエリアをパスするハメに・・・。風も冷たく完全に計算が狂いましたが、それでも何とか釣り続けてみれば中盤で11バイト5フィッシュ。すると、珍しいことに風が弱まり気温が上がり始めました。そして、終盤は爆釣モードに突入! しかし、なかなかフッキングが決まらず、決まっても口切れで40cmオーバーがバレてしまい、「くっそーっ!」と今日のテーマを完全に忘れ去る倉川さん。このまま行くと悔しさのあまり睡眠不足は確実と思われましたが、挫けることなく続けて行くと、ようやく良型を仕留めることができました。ロケットのように水面に飛び出す魚や複数で奪い合うように水面を割る魚もいて、実にエキサイティング! こうしてハルゼミフィッシングは終了時間まで炸裂し、終盤は13バイト3フィッシュ。 |
No.15 |
【日 時】 6月8日(土) 3:00〜 釣行前夜、「明日は3:00出発でお願いします。」と、実にサラリと何の迷いもなく当然のように倉川さんから激早出動指令が出されました。確かにハイシーズンの週末であることを考えれば、妥当なスタート時間と言えるでしょう。
更にボートの数が増えて自由にポイントを選べなくなりましたが、空いているスポットを縫うように攻め続けた結果、セミルアーで順調に数を伸ばすことができました。昨日の苦戦が良い練習になったのか、この日の倉川さんの打率は高く、2匹目の40cmもキッチリと捕獲成功! 終盤には行き交うボートの引き波で何度も釣りを中断せざるを得ない状況となりましたが、幸いにも無風だったことからハルゼミフィッシングの威力は衰えを知らず、他のアングラーが釣った後でもビシビシとヒットを重ねる倉川さん。ファイト中のドラグ調整という高等テクニックも体得し、遂には3匹目となる40cmも釣り上げて、もうウハウハ。こうして釣り堀のように釣れ続け、気が付けば遂に大台を突破! 「よしっ!」と倉川さんもガッツポーズ。釣れる平均サイズは30cm前半と、なかなかのアベレージでした。 |
No.16 |
【日 時】 6月9日(日) 3:00〜 今回が今年の初釣行という藤田さんは、「明日は混みますよね?」と心配なようだったので、激早出動に決定。当日はハイライトが予想されたので、ベイトタックルの釣りは早朝に限定されると判断し、先手必勝で臨むことにしました。
水温が上昇するにつれて魚からの反応も良くなると判断し、丁寧に撃って行くと魚は素直に応えてくれました。しかし、フッキングに手こずる藤田さん。途中からは掛け損なった良型とトップには反応しない良型のみをワームで情け容赦なく仕留め、順調に数を伸ばして行きました。気温が上がり魚の活性が上向くと共に藤田さんの釣り勘も戻り始め、ジワジワとフッキング率も向上。終盤には完全にリズムが生まれて、一撃必釣状態となり、ビシビシと釣りまくる藤田さん。中には3回も出る友好的な魚もいて、ハイシーズンの日曜日とは思えない釣れっぷり。そして最後には最初のポイントに再び入り直し、38cmを仕留めて遂に大台を突破! 「これはうれしい。」となったところで気分良く終了としました。 |
No.17 |
【日 時】 6月10日(月) 3:00〜 昨日は正しく大暴れしたため疲労困憊となった藤田さんは、夕方の単独釣行に出かけることもなく満充電。「昨日のような釣りができれば満足です。」ということだったので、同様に激早出動としました。
サンデーアングラーが見落とすようなピンスポットを丁寧に狙い撃ちすることでバイトが続き、遂には43cmがストライク! 本日3匹目の40cmオーバーに藤田さんの調子は上がる一方で、別のスポットでは、またまた43cmとハルゼミフィッシングが炸裂! それからは何度もフック交換をして釣りまくり。そして最終ポイントでは、ダメ押しの41cmがヒットし、1m近い大ジャンプも見ることが出来ました。もう1匹釣って終わろうと思った直後から風が吹き出し、それまでのベタ凪から一転して荒れ模様になって来たので、ここが潮時と判断し大事をとって終了としました。
今日の総バイト数は昨日を上回る46回! 釣獲尾数こそ下回りましたが平均サイズは大きく上回り、40cmオーバー×5本はガイド新記録。最多釣獲尾数記録保持者の実力を見せつけ、藤田さんはこれで二冠達成! チャンスを確実にモノにする決定力はお見事でした。 |