タブ2012
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No.84

【日 時】 10月1日(月) 6:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:全天候 水温:--.-℃〜
【お客様】 横地 様
【テーマ】 ボートの釣りを学ぶ
【釣 果】 ラージマウスバス11匹・スモールマウスバス4匹(最大36.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・MRクランク

 台風17号の直撃が濃厚だったものの、台風一過に賭ける横地さんは前夜から気合十分。将来のボートデビューを見据えた釣りをしたいということでしたが、状況次第ではテーマに沿った内容にはならないことを事前に承諾の上で、遅めの出発としました。
 釣り場の選択から始めるという、全くゼロからのスタート。雨は止んだものの風は強かったので桧原湖は避け、風が吹き止むまでは小場所で釣ることにしました。大雨による増水を踏まえ、まずはスピナーベイトからスタート。横地さんの釣り方に徐々に安定感が増して来ると、それに連れて魚からの反応も上がって来ました。教科書どおりのストライクも得たところで、確認の意味でMRクランクに作戦変更すると、ほどなくしてストライク! 普段は使わないというMRクランクでのヒットに、横地さん大興奮。それからはスピナーベイトをメインに釣って行き、まずまずの釣果を得たところで再び湖の様子を見に行くことにしました。しかし、特に感じるものがなかったので、相談の結果、再び小場所で釣ることに。

横地様

「終盤はスピナーベイトで連発でした!」

 この頃には気温も上がりトップで釣れそうな雰囲気が漂っていたので、普段は使わないというペンシルベイトでスタート。要所だけと釣って行くと、良型スモールがストライク! しかし、いきなりのアワセ切れ。そして再び良型スモールがストライク! しかし、またもアワセ切れ。バイトの瞬間が丸見えだと、ついつい腕に余計な力が入ってしまうようでした。そして、3匹目の良型はフッキングに至らず、自己嫌悪に陥る横地さん。その後は反応がなくなりましたが、雨が降り出したのでスピナーベイトに作戦変更しました。すると、いきなり3連発! 魚を手中にすることができず、「スモール速えーっ!」と横地さん悶絶。しかし、次のバイトで遂に良型スモールのフッキングに成功。それからはプチバイトラッシュとなり、「スピナーベイトで入れ食いだ!」と横地さんが興奮のまま終了時間を迎えました。
 結局はトップで仕留めることはできませんでしたが、ローライトの時間が長く続いたことで巻きモノが大活躍。大物とのコンタクトはありませんでしたが、総バイト数も25回程度あったので、状況を考えれば良い内容だったと思います。

No.88

【日 時】 10月9日(火) 4:45〜
【場 所】 桧原湖 他
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.9℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 ガイドにお任せ殿様フィッシング
【釣 果】 ラージマウスバス6匹・スモールマウスバス1匹(最大35.0cm)
【ヒットルアー】 ワーム・フローティングミノー

 今シーズンは好調をキープしている中野さんの釣行も、今日が最終日。放射冷却現象により早朝の気温は5℃と冷え冷えでしたが、防寒対策は完璧なようだったので、予定どおり無人の桧原湖に出船しました。
 トップウォーターは厳しいと思い、SRクランクから始めましたが反応ナシ。そこでMRクランクに替えた途端、ロッドをググ〜ッと曲げる重厚なバイト! 50cmオーバーは確実と思えましたが・・・魚種はナマズ! 「ナマズは初めて釣りました。」ということだったので、これはこれで良かったかなと。それからジャークベイトに替えると、追尾はするものの食わない! 無風の状態が続いたことから、ここで広範囲を回る作戦に変更しました。各所をメタル系で探って行くと時おりボイルが起こったので、数少ないチャンスをペンシルベイトで狙ったもののヒットなし。早い段階で1匹釣っておこうと水深9mのスポットに苦肉のダウンショットを投入すると、アッサリとストライク! この頃には秋の行楽日和となったので、ライトリグでやり切るのが王道と思えましたが、中野さんのリクエストで釣り場を変えることにしました。

中野様

「やっぱり、秋スモールの引きは強烈でした!」

 各釣り場とも強烈な冷え込みによる水温低下の影響か、魚の活性はイマイチ。何とかトップで2匹仕留めましたがトップ好調には程遠く、水面直下を探っても、追尾のみ、ショートバイト、バラシと良型スモールは手中にできませんでした。他の場所もハードルアーには反応がなかったのでグラブ主体で攻めて行くと、徐々に傾向が掴めて来ました。そこで、各条件を満たす場所だけを釣って行くと、小型ながらもバイト頻発! 終盤にはプチバイトラッシュ&フッキングならずとなったので、最後のポイントに入りました。すると、ルアーの着水と同時に水面が揺れて・・・なぜか小型魚がストライク! おかしいと思い水中を見てみれば、悠然と泳ぎ去る大物の姿が・・・。どうやら、大物より先に小型魚がルアーを食ってしまったようでした。ああ、何という不運!
 今日は、かなり難しい状況で、ソフトルアーメインの釣りをせざるを得ませんでした。秋らしく巻きモノで決めたかったところですが、秋の行楽日和だったのでこれが精一杯でした。トップでも釣れたのが、唯一の救いだったという感じです。

No.89

【日 時】 10月10日(水) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:15.9℃〜
【お客様】 太刀川 様
【テーマ】 わんぱくに秋を釣る
【釣 果】 ラージマウスバス3匹・スモールマウスバス5匹(最大30.0cm)
【ヒットルアー】 プロップベイト・ラバージグ・スピナーベイト・ポッパー 他

 「ペンシルで釣れれば最高ですが、状況に合わせて釣ります、あ〜。」と、それなりに堅実路線を選択した太刀川さん。夕マズメの桧原湖なら何とかペンシルベイトでも釣れると思い、湖へ向かいました。
 しかし、湖に到着してみれば、既に白波が立つほどの強風。夕方に風が弱まることを期待して、それまでは小場所で釣ることにしました。まずはプロップベイトから始めると1投目にバイトしたものの、「お?」と言うだけで太刀川さん腕が動かず! しかし、それから2匹仕留めて「プロップベイトがこんなに釣れるとは思わなかった。」とヤル気が上昇。ジャークベイトには良型がヒットしたもののバレてしまい、気持ちをリセットする意味もあってラバージグにスローダウンしました。すると、立て続けに2匹ストライク! 「やっぱり、ラバージグ釣れるな〜。」となったところで、何とかトップウォーターで釣ろうと思い、小型ポッパーに作戦変更しました。すると、小型ながらも「ゴボッ!」とラージが元気にストライク! トップの可能性を示唆する貴重な1匹となりました。

太刀川様

「最後にペンシルで決めました、あ〜!」

 だいぶ日が傾いても風が弱まる気配がなかったので、移動はせずに続行しました。起死回生を狙ってペンシルベイトに作戦変更すると、1バイト0フィッシュ。すると「スピナーベイトやります!」と決意した太刀川さんは、開始数投目でストライク! それからも1匹追加したので、このまま日没まで続けるべきかと思っていると、不意にボイル発生! 直ちに現場に急行してペンシルを撃てば、1バイト0フィッシュ。この段階で複数のヒットパターンがありましたが、「ペンシルやります!」と、最後はこだわりの釣りを決意する太刀川さん。要所で渾身のドッグウォークを決めて行くと、最終ポイントで遂に「ゴボッ!」・・・ストライク! 釣れたのは平均サイズのラージでしたが、ペンシルでのうれしい1匹に、「これで今夜もホモソーセージをつまみに祝杯です、あ〜。」
 桧原湖で釣りができなかったのは残念でしたが、ハードルアー主体の楽しい釣りができました。「ペンシルで釣れるとは思わなかった。」と、今日の釣りを振り返る太刀川さん。良型を仕留め損ねたのは悔やまれますが、風に悩まされて釣るよりは良かったかなと思います。



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