タブ2012
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No.53

【日 時】 8月4日(土) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:23.1℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 小野川湖攻略
【釣 果】 スモールマウスバス4匹(最大46.0cm)
【ヒットルアー】 デカペンシル・ポッパー

 桧原湖以外にも活路を見出そうという大友さんは、今回は釣り場を限定。明るくなってからではご本人の体調が崩れる可能性が高かったため、当然ながら夜明けと共に出船しました。
 湖岸の様子から減水したばかりであることが分かったので、「今日はルアーよりもエリア選択が重要です。」と告げ、実績ポイントでも粘らずに釣る作戦にしました。デカペンシルで要所だけを撃ち、魚からの反応を探って行くと、有望スポットで「ゴボッ!」 フッキングに至らなかったものの、大友さんのドッグウォークに魅了された魚は2度、3度とバイトして来て、遂にストライク! 慎重に寄せてランディングしてみれば、いきなりの大物スモール! 「仕事頑張って来て良かった〜。」と、大友さんも達成感全開でした。それから直ぐに1匹を追加し、トップウォーターの有効性を確認できたところで他のルアーも試してみると、ポッパーとダブルスウィッシャーには反応アリ。そしてポッパーで1匹追加してから、本命エリアへ向かいました。

大友様

「やっぱり、暗いと体調がイイです!」

 しかし、結果的にはこの判断が命取り。北寄りの強風と急な減水でターンオーバーが発生したらしく、広域で水色がグリーンパンプキンとなっており、風下の湖岸には打ち寄せられた泡の帯が・・・。そこで、水質良好のエリアを求めて風上へ大移動しましたが、そこにはオイカワが少なくイマイチ。そこで、要所に立ち寄りながら最初のエリアへと戻ることにしました。戻ってみれば、やはりボイルもあって今日のベストエリアである確信を持てました。しかし、ボイルを撃たないと反応して来ないという高難度の時間帯に入っており、他に釣りたいと思える場所もなかったので、相談の上で早上がりすることになりました。
 日替わりで水質が大きく変化する同湖ですが、今回は運悪く大減水に当たってしまい、最も悪い状況になってしまいました。しかし、そんな中でも"毎度リベンジの男"から"決定力の男"へと進化を遂げた大友さんは、ココ一番での勝負強さを発揮。数少ないチャンスをモノにした決定力はお見事でした。

No.54

【日 時】 8月5日(日) 3:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:26.9℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 ヒットパターン構築のプロセスを学ぶ
【釣 果】 ラージマウスバス4匹・スモールマウスバス1匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ビッグバド・ペンシルベイト・ソフトスティックベイト

 実績ポイント巡りの釣りから脱却を図りたいという暗闇の帝王は、あえて真夏の曽原湖を指定。水の動きが少ない釣り場だけに苦戦が予想されましたが、苦境を打開するプロセスを経験したいとのことでした。自らに難題を課すあたりは、さすがに帝王です。
 出船時間は恒例の激早。まだ暗いだけに体調も万全の帝王は、要所で快調にクランクベイトを投げ続けますが反応ナシ。やはり水の動きがカギになっていると判断し、エリアを変更してビッグバドでの一発狙いをすることにしました。全幅の信頼を置くバドが、カチョンカチョンと動いていると「ゴボッ!」・・・ストライク! 強烈なパワーでロッドがブチ曲がりましたが、帝王は冷静なクラッチワークで対応し、見事にランディング成功! 1匹目が47cmの大物ラージという最高のスタートを切ることができました。さすがにヘッドライト着用の時間帯は決定力が高い! 「ヘッドライトをしていると、頭が引き締まります!」ということだったので、その後も常時着用で釣り続けることにしました。

野原様

「トップウォーターだけで、親指がザラスプークです!」

 中盤からはボイルを探しながらポッパーとペンシルベイトで釣って行きましたが、明るくなるにつれて帝王の調子が右肩下がり。ヘッドライトを外してしまったのが原因ではないかと思えた時、前方で大きなボイル発生! 直ぐに追いかけてペンシルを撃って行くと、突然「ドッボオッッ!」という超ビッグバイト! 相手は直後からとんでもないパワーで逃れようとしましたが、帝王のロッドワークがそれを阻止。数分間の激闘の末、無事にネットに収まったのは、48cmの大物スモール! これでこのパターンに確信を持ったのでエリアを変更し、ボイル狙いを徹底して行きました。そして狙い通りにボイルを仕留めて30cmクラスのラージを追加。このエリアとパターンに確信を持ったので、タイミングを変えて何度も入り直しました。すると、今度は40cm弱のラージがストライク! しかし、フックを伸ばされてしまいサヨウナラ。逃げられてしまいましたが、今日はペンシルパターンと言い切れる内容でした。
 予想どおり厳しい状況でしたが、単発ながらも大物狙いのトップウォーターゲームを成立させることができました。「同じエリアに何度も入り直すという発想がこれまでなかったので、勉強になりました。」と、表情とヘッドライトのバンドを引き締める暗闇の帝王。タフコンディションを打開する自信が付いたのではないでしょうか。

No.55

【日 時】 8月10日(金) 3:30〜
【場 所】 桧原湖 他
【状 況】 天候:晴れ 水温:24.6℃〜
【お客様】 宍戸 様
【テーマ】 リハビリ
【釣 果】 スモールマウスバス12匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 ビッグバド・ペンシルベイト・Fミノー・ポッパー 他

 諸般の事情により今シーズンは1回しか釣りへ行けなかったという宍戸さんは、当然ながら気合十分。釣り勘が戻るまでは苦戦を覚悟で、無人の湖上へ出船しました。
 そうは言っても、ド早朝からリハビリメニューというのはいかがなものかと思い、真夏らしくビッグバドからスタート。キャスト練習も兼ねてという気持ちで釣って行くと、ナント2投目にストライク! その後は3バイト2フィッシュで38cmもヒットし、上々の滑り出しでした。宍戸さんの調子も上がって来たところで本命エリアへ向かいましたが、ここ最近の気温低下により軽度のターンオーバーが発生しており、再びエリア変更を余儀なくされました。しかし、そのエリアではボイル発生! 難易度トリプルAの釣りになることは覚悟の上で、挑戦する宍戸さん。デカペンシルから小型ペンシルまで総動員で挑みましたが、予想どおり完璧な釣りでなければヒットなし。それでもペンシルベイトを猛追する魚の姿が見えるので非常にエキサイティング! 何とか2匹を仕留めたところで、先週よりも水温が低下したことから岸沿いの様子を見に行くことにしました。

宍戸様

「サイトフィッシングで仕留めました!」

 時期的に小〜中型魚しかいないと思っていましたが、行ってみれば予想以上に魚のサイズが良いことに気付きました。見える魚のポジションからバグワームを選択し魚の進行方向に撃つと、1度は見切ったものの宍戸さんのシェイクに負けて「モワン。」・・・ストライク! 直後からドラグ鳴りまくりとなりヒヤヒヤしましたが、数分の格闘の末にネットイン! 予想を大きく上回る大物が来てくれました。ポイントを休ませるため一旦離れると、唐突にボイル発生! 素早くポッパーを撃つと「ゴボッ!」 その後は再び岸沿いに戻り、スジエビルアーでも38cmを追加。しかし、次第に良型はルアーを見切り始め、再び完璧な釣りが要求される難易度トリプルAの状況になって来たので、素直に釣り場を変更しました。そこではジャークベイトで一撃! そして1匹追加したところで終了時間となりました。
 今日は時間帯により様々なタイプの魚を狙って行ったので、結果的に7種類のルアーを動員したジャンクフィッシングとなりました。それでもビッグバドで連発し、サイトフィッシングでは大物も飛び出し、ボイルも狙えて、釣果以上に充実の内容だったと思います。「腕が痛いです。」と、幸せな苦痛を訴える宍戸さんでした。



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