タブ2012
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No.39

【日 時】 7月11日(水) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:21.5℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 ガイドにお任せ殿様フィッシング
【釣 果】 ラージマウスバス7匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 ソフトスティックベイト

 前回は自己記録となる大物ラージを釣り上げて波に乗る中野さんは、当然ながら今回も気合十分。今年はまだ桧原湖に挑戦していなかったこともあり、風が吹くまでは桧原湖で釣ることにしました。
 梅雨の中休みとなったので、サマーパターンを意識したエリア選択を行い実釣に移りました。一等地ではポッパーに良型スモールが出たもののバレてしまい、その後はそれっきり。そこでポイントを移動しましたが、早くも風が強まりうねりも出始めました。荒れて来たのでスピナーベイトで攻めて行きましたが、完全ノーバイト。早々に風裏に移動しましたが、魚はいるもののトップ&巻きモノには全く反応して来ませんでした。何らかの理由でかなりタフになっていると判断し、思い切って釣り場を変更することにしました。もうこの頃には真夏の日差しが照りつけて暑くなって来たので、魚はダレ気味だと予想し、トップ&巻きモノ以外も試す作戦に。遅い産卵行動に入った大物が見つけられればと思いつつ、ベイトタックルだけで釣りを再開しました。

中野様

「塩入りの柔軟な対応で、またまた自己記録更新です!」

 ラバージグによるカバー撃ちとトップで攻めて行きましたが、どちらにも完全無反応。そこで、ソフトスティックベイトのノーシンカーを試してみることにしました。すると、大物発見! 狙ってみると、凄い勢いで小型魚が横取り! 「パターンはコレだと思うので、要所だけを撃ちましょう。」と告げて続行しました。サイトフィッシングをしていくと、視界に大物が! 素早く中野さんが魚の背後にルアーを沈めると、クルッと反転して・・・ストライク! 事前に16lbラインを巻いていたリールに交換していたので、ゴリ巻きでランディングに成功! 43cmのメスが来てくれました。これでパターンに確信を得たので続行すると、次に見つけた大物はチラ見する程度。そこで小規模な日陰だけを撃って行くと、ハテナ顔の中野さんがフッキング! その直後からロッドがブチ曲がり、魚は障害物へ突進したまま動かなくなりました。急いでネットを突っ込み、両腕まで水中へ入れて沈んだ枝ごと強引にランディング。ネットに入ったのは、自己記録となる49cmのメス!
 今回は序盤に大コケしたものの、中盤からトップ&巻きモノ以外で釣ったことにより盛り返し、そして最後には中野さんの自己記録を5cmも更新する大物を仕留めることができました。ハードルアーによる釣果ではありませんでしたが、狙って仕留めた価値ある大物2本だったと思います。新品16lbラインにも大いに助けられました。

No.40

【日 時】 7月14日(土) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:22.2℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ルアーの種類にこだわらず「仕留めた!」と言える釣りをする
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス6匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・バグワーム・ソフトスティックベイト

 小雨がパラつく無風の早朝となれば、当然ながら倉川さんは巻き巻きモード全開。湖上が混雑する前に釣りを満喫しようと、ハイピッチで出船準備完了!
 スピナーベイトの雰囲気満点でしたが、あえてSSRクランクで始めると開始2投目にストライク! バレてしまったものの、トップウォーターに反応することは分かったので、本命ポイントへ移動しました。ところが、この本命ポイントがポッパーに数バイトのみと不発! 早々に見切ってエリアを再変更し、引き続きポッパーで攻めて行くと、ようやく良型が「ゴボッ!」と出てくれました。しかし、早朝にも関わらず魚の偏差値は総じて高く、ショートバイトや寸前Uターンが多発。悔し楽しの時間が過ぎて行きました。全てが完璧に噛み合わないとヒットなし! それでも、自作バグワームがそこそこ有効で、素直にトップには出て来ない魚への対処法は見つかりました。

倉川様

「今日は魚との神経戦を満喫しました。」

 それからは、どういうわけか良型に限ってバレるという展開になりましたが、ベストスポットにルアーが入れば一撃。次第にボートが増えて湖上が騒がしくなりましたが、見つけたライズの主をバグワームで仕留め、やり切った感がありました。そこで釣り場を移動し、最後は一発大逆転の大物狙い。「ラインは16lbに巻き替えて来ました。50cmオーバーも大丈夫です。」と、倉川さんも釣る気マンマンだったのでフロッグ主体で釣って行きましたが、今日はトップが不発。複数の大物を射程圏内に捉えたものの、どの魚もルアーには関心を示さないニュートラルな状態でした。しかし、ソフトスティックベイトに1匹が突進して・・・ストライク!したのは、横から出てきた小型魚・・・。ツキもないと考え、粘らずに撤退しました。
 今日は期待していた巻きモノではなく、結果的にはスピニング主体の食わせの釣りが有効でした。素直に状況に合った釣りをすることで、何とか結果を出せたという感じです。数は出なかったなかったもののコンタクト自体は多く、ハイアベレージの釣りができました。

No.41

【日 時】 7月15日(日) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:20.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ルアーの種類にこだわらず「仕留めた!」と言える釣りをする2
【釣 果】 スモールマウスバス6匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・スジエビルアー・ポッパー 他

 大混雑は必至の桧原湖を避け、今日は静かに釣れる小野川湖へ向かいました。無風の早朝となれば、当然ながら今日も倉川さんは巻き巻きモード全開。湖上が混雑する前に釣りを満喫しようと、ハイピッチで出船準備完了!
 まずは強気のデカトップから始めましたが、魚はいるもののルアーのサイズを嫌っている様子でした。そこでチュートップにして要所を回って行きましたが、本命スポットですら、まさかの完全無反応。苦戦が予想されたので、どんどんルアーのサイズを落として行きましたが、それでも寸前Uターン連発。仕方がないのでシャッドテイルワームも投入し、何とか1匹目の捕獲に成功。昨日と同様、全てが完璧に噛み合わないとヒットなし! 単発ボイルを拾って行く地道な釣りとなりましたが、まずまずのサイズが来てくれたので格好はつきました。中盤にはボートの数もかなり増えたので、空いているスポット狙いを辛抱強く続けていくと、ポッパーに「ゴボッ!」・・・ストライク! 強烈なファイトを見せたのは体高のある39cm!

倉川様

「今日もまた魚との神経戦を楽しめました。」

 一定の成果を得たところで、今シーズンのテーマでもあるフライフィッシングに移行しました。しかし、#4タックルが振りやすい場所にいる魚は、フライには反応しないという皮肉な状況。終盤には更にボートも増え移動もままならなくなって来たので、早朝に反応があった場所へ入り直しました。すると、石陰に潜む大物を発見! かなり神経質そうでしたがテリトリー意識は持っていたので、距離をとってライトリグを投入しました。根ガカリさせないように攻めなくてはいけないテクニカルな釣りとなりましたが、そこは根性でカバー。すると、スタックしたシンカーが外れた瞬間に「バクッ!」・・・ストライク! 事前のドラグ調整と誘導が功を奏し、3lbフロロながらも何とかランディングに成功! 9回裏大逆転となる大物スモールを仕留めることができました。
 昨日に引き続き、予定どおりに事が運ばない苦しい展開となりましたが、ルアーの種類にこだわらなかったおかげで結果を出すことができました。たまにはスピニングタックル主体の神経戦も、悪くはないでしょう。珍しくスピナーベイト不発の2日間でした。

No.42

【日 時】 7月16日(月) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:21.5℃〜
【お客様】 清水 様
【テーマ】 ライトリグからの脱却を図る&小野川湖ポイント案内
【釣 果】 スモールマウスバス5匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・プロップベイト・シャッドテイルワーム 他

 ハードルアーは豊富に持っているものの、いつもノーシンカーかミドストという清水さんは、ベイトタックルを新調して釣りの幅を広げたいとのこと。3連休中の混雑を避けるためにも、激早出動となりました。
 出船準備中に満天の星だったことから、「今日は中盤までが勝負で、終盤はポイント案内です。タフな日になると思いますよ。」と告げて、ルアー操作の予習をしてから第1ポイントへ入りました。すると、ポッパーとSSRクランクに予想以上の好反応! バイト頻発となったものの、清水さんは全て反応できずフッキングが決まらない。「フッキングが遅いままだとボウズですよ。マズイですよ。」と告げ、とにかく電撃フッキングする努力を続けてもらいました。すると、小型ながらポッパーにストライク! 長いトンネルを抜け出したところで要所撃ちをしていくと、今度は自己記録となる39cmが「ゴボッ!」と気持ち良く出てくれました。タックルボックス内で10年以上出番を待っていたポッパーが、ようやく本領を発揮。この頃には釣るべきエリアがだんだん見えてきたので、ルアー総動員で続行しましたが、予想どおり簡単にトップウォーターだけでゲームは成立せず、中盤からは水面直下の攻略がカギとなりました。

清水様

「毎回、覚えることばかりで大変です!」

 他のアングラーが釣り終えたエリアへ入ると、いきなりプロップベイトにストライク! それからはマメなルアーローテーションで搾り出して行きましたが、予想どおり魚がスレるのも早く、ショートバイトやバレも多く発生しました。強い日差しが降り注ぎ暑くなって来た頃、偶然にもテリトリー意識を持った大物を発見! SPシャッドから始めて魚の性格を読み、粘りに粘って最終的にはダウンショットでストライク! 「うお〜っ! 信じられない!」と大興奮の清水さんが手にしたのは、またも自己記録を5cmも更新する44cm! 「実は、ホントに釣れるとは思ってませんでした! 釣り方なんですね!」と、卒倒寸前。そして終盤はポイント案内をしながら戻って行くと、湖岸にクマを発見! 単独釣行の際の心得などをお知らせし、予定時刻に無事終了となりました。
 今日は自己記録の大物より、多くの実体験してもらえたことが収穫でした。「ルアー操作は正しく、そして釣りは丁寧に。ルアーよりも自分自身に多くを求めるべし。」このことを念頭に釣りをすれば、更なるレベルアップは間違いないでしょう。

No.45

【日 時】 7月20日(金) 4:00〜 / 18:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:21.5℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 朝夕マズメのイイトコ取りフィッシング
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス11匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・セミルアー・バグワーム・プチビッグベイト 他

 2週連続の裏磐梯遠征で、裏磐梯に住民票を移すのも秒読みと噂される倉川さんは、朝夕マズメの2部構成をご希望。オイシイ時間帯だけ釣って日中は十分に休憩するという、贅沢な釣りをすることにしました。
 朝マズメの部はトーナメント開催日であることを考慮して、湖の端っこで大人しく釣る作戦にしました。開始直後は強気のデカトップで釣って行きましたが、魚はルアーのサイズを気にするようだったので、次第に弱気の釣りへシフト。後半にはスピニング主体の釣りをすると、数は釣れるもののサイズが伸びない! 予想以上に良型は本湖へ移動してしまったと判断し、粘ることなく撤退して夕マズメの部に賭けることにしました。

倉川様

「デカトップで40cmオーバー×3本に、住所が変わりそうです!」

 夕マズメの部は、要所のみをラン&ガンする作戦。第1ポイントでSSRクランクに2バイト、第2ポイントではSSRクランクに1バイトでポッパーに1バイト1フィッシュ。気温15℃という状況がマイナスにならないか心配しましたが、トップウォーターに手応えを感じつつ第3ポイントへ。すると、デカペンシルに早速バイトはあるものの、フォローのポッパーには無反応。このことからルアーのサイズは大きい方が良いと判断し、デビュー待ちのプチビッグベイトを投入することにしました。すると、いきなり「バホオッ!」と44.5cmのスモールがストライク! そしてナント2投目には42cmがストライク! 華々しいデビューとなり、「これは衝撃です!」と転入届けにハンコを押そうとするほど倉川さんも大興奮。そして、またも「バホオッ!」とビッグバイトがありましたが、フッキングならず。この頃から魚がスレ始めた感があったので、しばらくポイントを休ませてから再挑戦。「今度はショートバイトでもフッキングを。」と告げた次のキャストで「ジョボ。」・・・ストライク! 地味なバイトながらもネットに収まったのはダメ押しとなる45cm! あまり欲張るとロクなことがないので、この1匹で気分良く早上がりしました。
 朝マズメの部はイマイチでしたが、夕マズメの部は尻上がりに好釣となり、結果的には大爆発となりました。MHBロッドが3度もブチ曲がる"男の釣り"ができたのは貴重な経験でしょう。大物を確実に仕留める決定力はお見事でした。



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