タブ2012
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No.34

【日 時】 7月3日(火) 3:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:18.9℃〜
【お客様】 中川 様
【テーマ】 スモールマウス狙いオンリーで、できればハードベイトで釣る
【釣 果】 スモールマウスバス7匹(最大36.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・ワーム

 はるばる近畿地方からスモールを求めて来県の中川さんは、当然ながら前夜から気合全開。その期待に応えるべく、前夜のうちにタックルをセットし、ビデオで予習してもらい、準備万端の状態で湖へ向かいました。
 バスフィッシングは我流でやって来たということだったので、練習を兼ねて実釣開始。ロッドの持ち方からキャスティングまで一通りレクチャーし、分かりやすいトップウォーターから始めましたが完全無反応。プライムタイムはノーバイトのまま過ぎてしまいました。しかし、魚がいる条件は満たしていると思ったので、ここでスピナーベイトを投入すると、早速のストライク! けれども、魚かどうか半信半疑だったという中川さんは、ロッドを立てたままファイトしてしまったのでジャンプ一発でサヨウナラ。「これまでスモールはフィネスでしか釣ったことがなかったので、スピナーベイトに来るなんて衝撃です!」と、バラしたものの大興奮。しかし、2バイト目はしっかりとモノにして、「スピナーベイトで初めて釣りました!」と、興奮度も最高潮!

中川様

「新調したロッドが初めて曲がりました!」

 その後は40cmクラスもヒットしましたが、またもジャンプで一発サヨウナラ。それからはスムーズな動作の習得も兼ねてスピナーベイトで押し通すと、「今のは決まった!」というキャストでのみストライク! 雑な釣りでは釣れないことを中川さんも痛感。日が昇って強い直射日光が射し始めてからはサイトフィッシングに移行し、岸沿いを回遊するタイプを小型ルアーで狙う作戦に変更しました。これまた、キャストが決まれば一撃! 決まらないと完全無反応。ルアーうんぬんではなくキャスティング精度が釣果を左右することに、「オーバーヘッドキャストも練習します。」と中川さん。セミルアーでも複数のバイトが得られましたがフッキングが難しかったようで、結局、後半はワームでの釣果となりました。
 実釣を通して魚から突き付けられた様々な課題にパンク寸前になったと思いますが、それがまたバスフィッシングのオモシロイところです。今日の反省点を改善できれば、明日は更に充実した釣りができるでしょう。

No.35

【日 時】 7月4日(水) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.8℃〜
【お客様】 中川 様
【テーマ】 単独釣行に備えて小野川湖のポイント案内&実釣
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス7匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・バグワーム

 昨日のガイド後も単独釣行を楽しみ裏磐梯を満喫中の中川さんは、今日もまた夜明け前から気合全開。今日は明日からの単独釣行の際に、万一、荒天になっても釣りができる小野川湖へ向かいました。
 出船してまもなくボイル発見! ポッパーに「ゴボッ!」と出ましたが、慣れないトップウォーターは難しかったようです。その後はミノーにも出ましたがフッキングならず! そこで、シャッドテイルワームをメインに釣ることにしました。今回はポイント案内も兼ねているので、魚がいる場所で粘らずに、各所をラン&ガン。昨日の減水の影響か広範囲で水質が悪化していたので、エリアによる水質の差も見てもらいました。その結果、水質良好でオイカワがいる場所には高確率でバスがいることも判明。1匹目を釣り上げるまでに時間は掛かりましたが、1つのパターンに辿り着きました。その後は、単独釣行の時に浮気心が芽生えないよう、有望ではないと思っていたエリアへあえて向かいました。すると、案の定水質が悪く、中川さんも「こっちは明らかに水が悪いですね。」と納得。

中川様

「裏磐梯の景観の良さにも感動です。」

 前半までの釣りを踏まえ、後半は消去法で有望エリアを絞り込んで行きました。すると、やはり水質良好の場所ではボイル発生! 風裏の場所ではサイトフィッシングもでき、追尾からヒットまで全て丸見えのゲーム展開となりました。ガイド後の単独釣行に備えて釣り切ることはせずに、シャッドテイルワームに反応する魚だけを捕獲。中にはバグワームに「ポコン!」と出る魚もいて、後半は一転して好釣でした。「やっぱりスモールはめっちゃ引く!」と、中川さんも楽しそう。ヒットパターンやどのエリアが有望かを理解してもらい、ワームの在庫が底をついたところで、終了としました。
 昨日とは対照的にライトリグの釣りが主軸となりましたが、ルアー操作が正しくできればトップウォータープラグも十分に通用することは理解してもらえたと思います。明日からの単独釣行に活かしてもらえれば幸いです。

No.36

【日 時】 7月5日(木) 5:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:全天候 水温:19.8℃〜
【お客様】 齋藤&高橋 様
【テーマ】 初挑戦の裏磐梯 -曽原湖のポイント案内&実釣
【釣 果】 ラージマウスバス3匹(最大20cm前半)
【ヒットルアー】 バグワーム・ソフトスティックベイト

 釣り場の拡大を図るお2人には、時として牙をむく桧原湖よりも、レンタルボートで安全に釣れる曽原湖が最適と判断。今日は今後の単独釣行を見据えて、その基礎作りをすることにしました。
 まずは、裏磐梯の定番ルアーを使った釣り方講習を行ってから実釣開始。ポイント案内を兼ねて1ヶ所では粘らずに、ザックリと釣って行きました。すると、複数のボイル発見! 素早く移動して狙ってみましたが、タイミングが遅かったようでヒットならず。その後、45cmクラスの大物スモールを見つけたので粘ってみましたが、機が熟していないようだったので結局はパス。それから有望ポイントを周って行きましたが、高確率で魚はいるもののルアーへの反応はイマイチだったので、「こんな日はタイミングが全てです。」と告げて釣って行きました。
結局のところ、ガイド時間中にはソフトルアーで何とか食わせられるという程度。しかし、魚の多いエリアや釣り方は把握してもらえたので、「今日は17時からが頑張り時です。あちこちでボイルが起こるはずです。」と告げ、ダラダラと釣ることなく早上がりしました。お2人も日中は休憩して、夕方から釣りを再開するということ。日没に向けて尻上がりに魚の活性は上向くはずだったので、大いに勝算アリと思っていました。
 後で聞いたところによれば、17時から釣りを再開した途端にルアーも良く見えない程の土砂降りとなり雷も鳴ったので、釣りにならなかったとのこと。一番期待していた夕マズメがフイになってしまい、お気の毒としか言いようがありませんでした。これにメゲることなく、再び裏磐梯に挑戦してほしいと思います。

No.37

【日 時】 7月7日(土) 3:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:21.2℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 経験値を上げることを第1に、チャンスがあれば大物狙い
【釣 果】 ラージマウスバス8匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・MRクランク・IRジグ・ビッグバド

 上達するに従いルアーが大型化している石川さんは、MHBタックルも新調して夜明け前から気合全開。ド早朝&雨と来ればデカトップ炸裂と思い、期待しつつ釣り場へ向かいました。
 完全貸切の状況下、まずはデカトップなどで探りを入れましたが、意に反して完全ノーバイト。プライムタイムが過ぎた頃から散発ながらボイルも発生したので、ペンシルベイト主体で釣って行きましたが、どういうわけか全てが射程圏外! 「今日みたいな日はタイミングが全てですから。」と告げて続行しましたが、やはりボイルは全て射程圏外。魚が障害物に付いている気配がないことと、ボイル頻度が高まる保証がないことを踏まえ、思い切って釣り場を変更することにしました。こうして早々に見切ることもウデのうち。そこで、後半はテーマを"ラージの自己記録更新"とし、42.5cmオーバーを目標に釣ることにしました。「可能性十分です。」と告げて、いざポイントへ。

石川様

「立て続けの自己記録更新に、かなり親指がザラスプークです!」

 未デビューのバズベイトには大物が追尾しましたが合っていないようなので、スピナーベイトに交換すると小型魚が連発。ならばとMRクランクに替えると、またも釣れるのは小型魚。このままでは自己記録更新は危ういと思い、雨が止んだタイミングでサイトフィッシングに切り替えると、テリトリー意識を持った大物を発見! これを未デビューのIRジグで狙うと、約20分後にストライク! 新調したタックルで見事に自己記録の44cmを釣り上げ、「ヤバイ、足が震える。」と石川さん。一服して動悸・息切れ・めまいが治まったところで、バズベイトを追って来た大物に再挑戦。この頃から再び雨が降り出したので「多分、ココに陣取っているはず。」というスポットへ接近してから、慎重にビッグバドを撃ち込む石川さん。すると、ビッグバドが動き出した直後に水面がグニャリと歪んで・・・ストライク! MHBタックルを信じて強引にジャンプを阻止しランディングしてみれば、49cmのビッグママ!
 前半は大コケしてしまいましたが、大幅な作戦変更が功を奏し、後半で巻き返すことができました。「あの魚はライトリグでは絶対に釣れないですね。」と、デカトップのパワーを知った石川さん。これでより一層ベイトタックルの使用頻度が増すことでしょう。

No.38

【日 時】 7月8日(日) 3:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:19.5℃〜
【お客様】 石川 様
【テーマ】 経験値を上げることを第1に、チャンスがあれば大物狙い2
【釣 果】 ラージマウスバス5匹・スモールマウスバス2匹(最大20cm程度)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・ソフトスティックベイト

 昨日は自己記録となる大物ラージを釣り上げて波に乗る石川さんは、当然ながら夜明け前から気合全開。昨日の大雨の影響は未知数でしたが、それもまた良い経験になるので桧原湖へ向かいました。
 パターン構築のため一等地でいろいろ試してみると、ビッグバドに1バイトあったもののそれっきり。メインパターンとして考えていたスピナーベイトが全く機能せず、プライムタイムが過ぎてしまいました。観察の結果、魚はかなり神経質になっているようだったので、ソフトルアーに作戦変更。泳層とカラーの絞込みに成功してからは、ようやくバイトが出始めました。しかし、ここから悪夢が始まり、ことごとくフッキングならず! 突進して「バフッ!」と食う魚もいたもののバラシが続き、全く波に乗れない状態のまま、遂に石川さんからギブアップ宣言が。そこで、気分を一新するために、昨日大物を釣った場所へ向かうことにしました。

石川様

 「気持ちを入れ替えて行きましょう!」と告げて実釣開始。いろいろ試した結果、ノーシンカーが効果的のようだったので続けて行くと、遂に大物を発見! その場所へルアーを沈めると大物が急接近したものの、石川さんのアワセが早過ぎてスッポ抜け。時間的に最後のチャンスだったので、少しポイントを休ませてから再挑戦。すると今度はフォール中ではなく着底後に食って来たものの、石川さんはアタリが分からなかったようで、結果的に魚の口からルアーを引き出してしまいアウト! 2度のビッグチャンスをモノにできず、石川さん自身がガックリ。その後も何度か大物にアプローチできるチャンスはありましたが、小型魚だけが釣れるという何ともビミョ〜な幕切れとなりました。
 今日は45cmクラスを筆頭に合計で20バイト以上ありましたが、昨日とは対照的に決定力不足に泣く結果となりました。「昨日の釣りで満足してしまって、集中力に欠けていたかも知れません。」と自己分析する石川さん。ほろ苦い経験となりましたが、これを糧として今後の釣りに繋げてほしいところです。



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