タブ2012
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No.18

【日 時】 6月11日(月) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.2℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 トップウォーターで良型スモール狙い
【釣 果】 スモールマウスバス12匹(最大47.0cm)
【ヒットルアー】 デカイミノー・ポッパー・SPシャッド・セミルアー・Fミノー

 裏磐梯遠征を続けて10年近くになる藤田さんは、当然ながら早朝から気合十分。湖に到着してみれば奇跡の無風だったので、選択肢は無限大。そこで、サイズが見込めるエリアへとボートを進めました。
 平日とあって、湖上は完全貸切状態。まずはデカイミノーで様子を見ると、3投目でストライク! 「今年の初バスです。」と、しみじみする藤田さん。これでトップが行けることが分かったので、ポッパーに作戦変更。するとこれが大当たりで、ド派手なバイトが連発となりました。背中を出してポッパーに襲い掛かる魚や、丸呑みする魚もいて、実にエキサイティング! 雲の切れ間から太陽が顔を出すまでは、ポッパー炸裂となりました。そして晴天無風となってからはサイトフィッシングに移行すると、大型のオスを発見! かなり気難しい顔をした魚でしたが、藤田さんの正確なキャストに降参して・・・シャッドにストライク! 自己記録となる大物を手に、藤田さんも"モー満足"オーラ全開でした。

藤田様

「シャッドで大幅に自己記録更新です!」

 後半に入っても追求の手は緩めず、SPシャッドで更に良型を追加! ただ、この頃からハルゼミ大合唱となったので、お待ちかねのハルゼミフィッシングをしにエリアを移動しました。最初は無反応だったので自信が揺らぎましたが、各スポットを丁寧に撃つことで答が返って来るようになりました。そして2連発もあって藤田さん絶好調! しかし、40cmオーバーが2度もセミルアーを吸い込んだものの、フッキングならず! この頃からどういうわけかバラシも多発し、歯車が噛み合わない苦悩の時間が過ぎて来ました。すると次第に風が吹き始めて、反応は右肩下がりに。やむなくサイズは見込めないミノー釣りに移行すると、やはりサイズは伸びないものの元気な魚が次々に出て来てくれました。こうして日中のトップを楽しんだところで、予定時間に終了。
 今日はポッパーとセミルアーの炸裂あり、大物捕獲ありと、内容盛り沢山でした。バイト数も多く、「今日は会心の釣りをしました。」と藤田さんも満足げ。過去の遠征の中でも上位にランクする良いゲーム内容だったと思います。

No.19

【日 時】 6月12日(火) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.8℃〜
【お客様】 藤田 様
【テーマ】 トップウォーターで良型スモール狙い2
【釣 果】 スモールマウスバス11匹(最大42.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・Fミノー・STミノー・ポッパー・SPシャッド他

 昨日はめでたく自己記録を更新して、ますます気合が入る藤田さんは、当然ながら睡眠時間不十分。昨日のポッパー炸裂を期待して桧原湖へ向かいましたが、空の様子から強風になる予感が・・・。そこで、急遽、小野川湖に釣り場を変更し、釣果よりも安全を優先したガイドを行うことにしました。
 今日は小野川湖ですら、藤田スケール適応外レベルの強風で波ザバザバ。何とか風裏でゲームを進めるべく、第1ポイントへ入りました。すると、いきなりペンシルベイトにストライク! 1匹目が本日の最大魚となり、藤田さん早くも達成感全開。しかし、入りたいエリアは軒並み波ザバザバだったので、釣りが成立するエリア優先で釣って行きました。風が冷たく体感温度は下がる一方でしたが、意外にも魚は高活性。完全に口を水面上に出すほどのド派手なバイトをしてくれました。魚からの反応が続くので、集中力を維持する藤田さん。樹々の葉が全てひっくり返るくらいの強風下でも、バックラッシュすることなく釣り続け、中盤になってもダレる気配一切ナシ!

藤田様

「今日はペンシルベイトで大物捕獲成功です!」

 風裏の場所では、ポッパーで良型を仕留め、昨日覚えたてのシャッドパターンでも1匹を追加。その後は産卵場所やや外側で、ミノーにプリスポーンの魚が連発しました。基本に充実な釣りを丁寧に続けることによりバイトが続き、「この状況でこんなに釣れるとは思っていなかったです。」と胸の内を明かす藤田さん。ただ、終盤になるとますます風が強まったので、安全第一で早めに風裏の場所へと避難し、"釣りが成り立つ場所で釣る"といった感じの消極的な釣りをせざるを得ませんでした。しかし、ネバー・ギブアップ精神でJTDミノーとポッパーで1匹ずつ追加。藤田さんの途切れない集中力もあり、最後までトップウォーター主体のゲームをやり切ることができました。
 今日は寒い中、強風と戦うガマンの釣りとなりましたが、終わってみれば7種類のプラグを使い分けての2ケタヒット。2日連続で40cmオーバーも釣れ、裏磐梯の懐の深さを体験してもらえたのも良かったと思います。

No.20

【日 時】 6月13日(水) 4:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.6℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 状況に応じたルアー選択
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス1匹(最大40.0cm)
【ヒットルアー】 シャッドテイルワーム・プロップベイト

 福島県の復興に末永く協力したいという仏の芝さんは、今回も当然の早朝出動をご希望。天気の状態を気にしつつ、裏磐梯へ向かいました。
 強風だった昨日とほぼ同じ予報が出ていたことに加え、現地に到着した途端に冷たい雨も降り出したことから、今日も荒れると判断。安全を優先し、桧原湖は断念して曽原湖へ向かいました。完全貸切の湖上で、トップウォーター主体に探って行きましたが反応は鈍く、ルアーへの追尾が確認できる程度。どうやらポストスポーン期真っ只中に来てしまったようでした。しかし、浅場で大物スモールを見かけたので勝算はあると思い、続行しましたが反応ナシ。エリアを変えることで事態の打開を図ると、ようやく良型を発見! しかし、攻めている途中で何度かSPシャッドを根ガカリさせてしまったことで魚の警戒心が上がり、泳ぎ去ってしまいました。他に見つけた40cm近いラージはヤル気なくルアーを追尾するのみで、全体的に魚がニュートラル。この頃から晴天無風となり、「こんなに穏やかになるなら、予定どおり桧原湖へ行くべきだった。」と後悔しても後の祭りで、前半は全くイイトコなしで終わってしまいました。

芝様

「苦しい中で搾り出した執念の1本です!」

 あまりの苦戦ぶりに集中力が切れかかる芝さんを励まし、後半は晴天無風を利用したサイトフィッシング主体に作戦変更。すると、ようやく大物スモールを発見! シャッドでは攻めきれない場所だったのでシャッドテイルワームで攻めると、直ぐにストライク! 長いトンネルをようやく抜け出すことができました。しかし、この釣りは芝さんが相当に疲れるようだったので、いつもの釣りに戻しましたが反応ナシ。時おりアフターの魚が単発ボイルをしましたが、射抜かないと反応ナシ。プロップベイトに45cmクラスのスモールの追尾もありましたが・・・。しかし、最終ポイントでは、ようやくプロップベイトにラージがストライク! 今日は日が高くなるに従い魚の活性が上がる日だったようですが、ここでタイムアップ。片付けの最中にボイルが発生するなど、狂った歯車が噛み合わないまま終わってしまいました。
 「今日も荒れる。」と考えたのが、そもそもの間違いであり、完全に釣り場の選択ミスでした。大物スモールが釣れたのが唯一の収穫でしたが、今回は料金割引の上で、ご勘弁願いました。裏磐梯の天気を読み切るのは本当に難しいです(涙)。

No.21

【日 時】 6月14日(木) 6:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.6℃〜
【お客様】 芝 様
【テーマ】 父が夢中のバスフィッシングの魅力を知る
【釣 果】 スモールマウスバス12匹(最大37.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・バグワーム他

 「将来的には、息子との親子釣行をやりたい。」という芝さんは、初心者の息子さんのためにスピニングタックル一式はもちろん、落水時着替えセットまで用意する念の入れよう。天気図・予報共に今日は静穏が予想されたので、主役の息子さんと桧原湖へ向かいました。
 行きの車内ではバスの生態から釣りの動作までをレクチャーし、現地に到着後はキャスティング練習をしてもらいました。すると、いきなりペンシルベイトにストライク! 初心者とは言えスピニングタックルなら十分に投げられることが分かったので、お目当てのポイントへボートを進めました。するとそこでもペンシルベイトにストライク! スジエビを捕食していた魚はワームで一撃! 上々の滑り出しでしたが、多くのパターンを持っておきたかったので、やや時間は早かったもののセミルアーを試してみることにしました。すると、開始早々2連発! しかし、やはりフッキングが難しいようだったので、素直にバグワームに作戦変更。するとここから怒涛のバイトラッシュとなり、ビシバシと釣り上げていく芝SON。

芝様

「親父がハマる理由が分かる気がします。」

 初心者ゆえフッキングやファイトが経験不足なのでバラシも多かったものの、その悔しさがまた釣りのオモシロサ。息つく間もないまま2時間ほど爆釣モードが続きました。しかし、日が高くなり風が吹き出すと、このパターンもパワーダウン。今回はルアーに制限はないため、ノーシンカー、ダウンショット、ジグヘッドとソフトルアーも総動員。この頃には芝SONのキャスティングもレベルアップして来たので、ピンポイント狙いも行いました。目まぐるしく向きが変わる風はやっかいでしたが、これらの釣りを駆使したことで日中も堅釣。最終ポイントでも意地の1匹を追加し、沈黙の時間がないまま終了時間を迎えて、「楽しかったです。」と芝SONも満足げでした。
 終わってみれば、総バイト数25回以上の2ケタヒットと初心者とは思えない上々の釣果。芝さんの周到な事前準備と静穏の桧原湖にも大いに助けられました。そして、芝SONにはトップウォーターのオモシロサや裏磐梯の景観の素晴らしさも堪能してもらえたようです。今回のガイドが親子釣行実現の足がかりとなったなら幸いです。

No.22

【日 時】 6月15日(金) 4:00〜
【場 所】 桧原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:16.6℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 トップウォーター主体で楽しく釣る
【釣 果】 スモールマウスバス19匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・ポッパー・IRジグ・SPシャッド・セミルアー 他

 6月中旬ともなれば、当然ながら倉川さんは完全早朝モード。前回は大物との神経戦だったので、今回は楽しさ優先の釣りをすることにしました。
 幸いにも朝霧&無風と、トップウォーターには絶好の条件。絵になる状況だったため、強気にペンシルベイト主体でゲームを進めると、答は簡単に返って来ました。しかも釣れるのは30cm後半がメインとあって、序盤から倉川さんの親指がザラスプークに。同じ魚が3度も出るなど、実にエキサイティングな滑り出しでした。ただ、霧が晴れて一気に明るくなるとプラドコ系は急速にパワーダウン。そこでIRジグで良型を仕留めてからはエリアを大きく変更し、ハルゼミフィッングに移行しました。するとここから怒涛の爆釣モードに突入! 良型に限って仕留めることができませんでしたがバイト頻発となり、早くも「もう何匹掛けたか分かりません。」と倉川さんも計算不能に陥りました。

倉川様

「2匹で90cmと計算するのを忘れてしまうほど、セミルアー炸裂でした!」

 一時的に吹いていた風が収まったタイミングで再びエリア変更すると、ここでもハルゼミフィッシングが炸裂! フッキングできなかった魚に対してはお灸ノーシンカーを据えて、数を伸ばして行きました。そして極めつけがセミルアーでの42cm! この時点で終了時間が近づいていたこともあり、出船場所へ帰りながら3ヶ所だけ撃つ作戦で行くと、1ヶ所目で狙いどおりに38cmがストライク! 2ヶ所目の魚はフッキングできなかったものの、3ヶ所目では見えていた大物がユラリと浮上して・・・「コポン。」・・・ストライク! 直後からラインが出て行く一方になり、「リールが巻けない!」と苦戦する倉川さんでしたが、丁寧なファイトが功を奏して5分後にネットイン! ダメ押しの48cmに「言う言葉がありません。」
 今日は状況に恵まれたこともあって、トップウォーターで予想以上の爆釣。平均サイズ、数ともに、この時期としてはマックス級の釣果だったと思います。そして、大物を逃がさないココ一番の決定力はお見事でした。

No.23

【日 時】 6月16日(土) 3:30〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:雨 水温:16.4℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 トップウォーター主体で楽しく釣る2
【釣 果】 スモールマウスバス22匹(最大38.0cm)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト・JTDミノー・SPシャッド・スピナーベイト 他

 昨日の爆釣で疲労困憊となった倉川さんは、しっかりと休養をとってド早朝出動にも万全の態勢。桧原湖は勘弁しておいてやろうということになり、今回は小野川湖へと向かいました。
 昨日とは一転して、早朝から荒れ模様。風裏となるエリアでペンシルベイトとミノーを主体に釣って行くと、順調に数を伸ばすことができました。しかし、どうもサイズが伸びない! 事態を打開するため、意を決して波ザバザバの中、スピナーテイルミノー主体に釣ることにすると直ぐに答が返って来ました。これをヒントにスピナーベイトを試してみると、数投目でストライク! もしかしてと思い続行すると、ここから怒涛のバイトラッシュ! 連続ヒットもあって「楽し過ぎます!」と、倉川さんもマシーン化して投げまくる引きまくる。それに応えるかのように、魚もガンガン食って来てくれました。代名詞ルアーでの爆釣に、倉川さんの調子も上がる一方。

倉川様

「巻きに巻いて、うれしい筋肉痛です!」

 それからは風と相談しながらSSRクランクなども併用し、適材適所の釣りを展開。あまりの釣れっぷりに気が緩む倉川さんにはイエローカードを提示し、終盤も丁寧な釣り、正しいルアー操作を心掛けるようアドバイス。すると狙い通りのストライクが何度もあり、完全にヒットパターンと言える状態になりました。ブリブリに太ったプリのオスもメスもスピナーベイトで仕留め、良型のオスはデカイミノーで仕留め、プチビッグベイトにもバイトがあり、気がつけば予定時間をオーバー。倉川さんの手首もオーバーヒート寸前だったので、「小野川湖も勘弁しておいてやろう。」と、気持ち良く終了しました。
 昨日とはまったく違う釣りとなり、スピナーベイトが炸裂したのはうれしい誤算。スピナーベイトをやたらと多用する倉川さんにとっても、初体験となる釣れっぷりでした。昨日のようなとびきりの大物は出ませんでしたが、巻いて20匹超えなら言うことなしでしょう。

No.24

【日 時】 6月18日(月) 4:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 水温:15.6℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 ガイドにお任せ殿様フィッシング
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス7匹(最大44.0cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・プロップベイト・SPシャッド・セミルアー 他

 前回は大物2本を仕留めて波に乗る中野さんは、今回も気合十分。ただ、集合時に朝焼けだったので、強風が吹くことも想定し、大事をとって小野川湖へ向かいました。
 昨日の強風と雨の影響か、水温が下がり浮きゴミも多い状態。それでもプチビッグベイトとペンシルベイトにはバイトがあったので、トップウォーター主体で釣ることにしました。1等地と睨んだ場所ではポッパーに好反応でしたが、どういうわけかいつもの電撃フッキングができない中野さん。バイトはあるもののモノにできず、序盤は釣果ナシで終わってしまいました。そこで「サイズは期待できませんが。」と告げてエリア変更。ここで小〜中型魚をターゲットにした釣りを展開し、数を釣って釣り勘を取り戻す作戦を実行しました。ただ、トップへの反応が鈍い魚も多く、最強パターンはノーシンカーという雰囲気。ポッパーに出切らない良型をSPシャッドで仕留めたものの、やはり魚の活性はイマイチでした。

中野様

「最後にトップ&サイトで、でかラージが2連発だんす!」

 釣ったことがないというプロップベイトで2匹を追加しましたが、ガマンの釣りを強いられる雰囲気が濃厚。そこで、思い切って釣り場を変更し、終盤はベイトタックルオンリーの強気の釣りをすることにしました。この頃にはハルゼミ大合唱となったので、チューゼミ撃ちまくり。日陰のスポットで波紋を立て続けるチューゼミが、静かに水面から消えて・・・ストライク! 中野さんは強烈なファイトにクラッチワークで対応し、慎重にランディングしてみれば、お腹ブリブリのメスのラージ42cm! かなり絵になるヒットに中野さんも「これはうれしいです。」 次に見つけた大物ラージはチューゼミを見切ったので、ソフトスティックベイトを入れ直すと、横走りしてストライク! 事前にリールを入れ替えた14lbラインのタックルを信じて、ゴリ巻きでネットインに成功! 自己記録となる44cmを仕留めたところで、気分良く終了としました。
 中盤までは中野さんの調子が上がらずガマンの時間が続きましたが、終盤になって怒涛の大物2連発! 2種類のルアーのデビューにも成功し、絵になる真昼のトップウォーターもあり、なかなかの内容だったと思います。

No.25

【日 時】 6月19日(火) 13:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 水温:14.9℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 ヒットパターン構築のプロセスを学ぶ&持ち駒を増やす
【釣 果】 ラージマウスバス4匹・スモールマウスバス4匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーベイト・セミルアー・プチビッグベイト・Wスウィッシャー

 台風4号接近の影響で2日目は事実上キャンセル。そこで、初日に2日分をまとめて釣るロングコースとしました。次第に雨脚が強まる中、気合を入れて湖へ向かいましたが・・・。
 天気予報とは全く違い、桧原湖は激荒れ。湖を一周しても安全に釣れそうな場所は見つからなかったので、小野川湖へ向かいました。しかし、ここでも強風で波ザバザバ。それでも、スピナーベイトのパターンに好感触を得たので、危険のない範囲で釣って行きましたが、どういうわけかフッキングが遅れがちの勝又さん。チャンスをモノにできないまま夕方を迎えましたが、後になって平静に釣れる心理状態になかったことが判明。これまで経験したことのない荒れ具合に、釣りに集中できなかったようです。そして水位が下がり始めたのを機に、思い切って釣り場変更。バズベイトとデカゼミの二丁拳銃作戦で釣って行くと、後者に感じるものが・・・。悪天候ではあるものの、小型魚が反応して来たので自信を持って続行すると、「ゴボ。」と地味なバイト直後に強烈な引き! ロッドワークでジャンプを阻止し、ランディングしてみれば44cmの大物ラージ! 興奮冷めやらぬまま続行すると、2投目にまたしても「ゴボ。」・・・ストライク! 今度は1匹目を上回る48cmに、「デカイ! これはデカイ!」を繰り返す勝又さん。念願のデカトップでの大物2連発に、心の中は、かなりノイジー。

勝又様

「でかトップで、でかラージが2連発だんす!」

 十分な釣果を得たので終了しても良かったものの、何しろ明日がないのでナイトフィッシングに突入。「大雨洪水警報が発令されました。」という村内放送を聞きつつ、最終ポイントへ向かいました。この頃には、山の方から「ゴーゴー。」と風の音が聞こえてくる状態。かなり波立っていたのでプチビッグベイトをオススメすると、10分後にストライク! 華々しいデビューに貢献してくれたのは、42.5cmの大物スモール! これで更に集中力が高まった勝又さんは、強まる風雨にも負ケズ、キャスト&キャスト。その後、複数のバイトを得たもののフッキングできなかったので、最終手段としてダブルスウィッシャーをオススメしました。すると10分後に静かなバイトがあって・・・ストライク! 電撃ランディングしてみれば、ポストスポーンの大物ラージ48cm! トップで40cmオーバー4本という快挙に喜びを隠し切れない勝又さんは、もうダイイング寸前。

勝又様

「『親指がザラスプークです。』と1度言ってみたかった!」

 横殴りの雨の中、終わってみればデカトップ炸裂! 荒天は大物が動くという俗説を立証するかたちとなりました。軟弱アングラーなら釣り自体を中止していたはずですが、勝又さんのガッツが今回の大物を呼び込んだと言えるでしょう。念願のルアーでの釣果に、「リアルじゃないルアーで釣るところに、『これぞバスフィッシング』っていう感じがします!」と、相当満足そうな勝又さん。前回の課題だったロッド&クラッチワークも向上し、チャンスを確実にモノにする決定力もお見事でした。



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