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No.18 |
【日 時】 6月11日(月) 4:00〜 裏磐梯遠征を続けて10年近くになる藤田さんは、当然ながら早朝から気合十分。湖に到着してみれば奇跡の無風だったので、選択肢は無限大。そこで、サイズが見込めるエリアへとボートを進めました。
後半に入っても追求の手は緩めず、SPシャッドで更に良型を追加! ただ、この頃からハルゼミ大合唱となったので、お待ちかねのハルゼミフィッシングをしにエリアを移動しました。最初は無反応だったので自信が揺らぎましたが、各スポットを丁寧に撃つことで答が返って来るようになりました。そして2連発もあって藤田さん絶好調! しかし、40cmオーバーが2度もセミルアーを吸い込んだものの、フッキングならず! この頃からどういうわけかバラシも多発し、歯車が噛み合わない苦悩の時間が過ぎて来ました。すると次第に風が吹き始めて、反応は右肩下がりに。やむなくサイズは見込めないミノー釣りに移行すると、やはりサイズは伸びないものの元気な魚が次々に出て来てくれました。こうして日中のトップを楽しんだところで、予定時間に終了。 |
No.19 |
【日 時】 6月12日(火) 3:30〜 昨日はめでたく自己記録を更新して、ますます気合が入る藤田さんは、当然ながら睡眠時間不十分。昨日のポッパー炸裂を期待して桧原湖へ向かいましたが、空の様子から強風になる予感が・・・。そこで、急遽、小野川湖に釣り場を変更し、釣果よりも安全を優先したガイドを行うことにしました。
風裏の場所では、ポッパーで良型を仕留め、昨日覚えたてのシャッドパターンでも1匹を追加。その後は産卵場所やや外側で、ミノーにプリスポーンの魚が連発しました。基本に充実な釣りを丁寧に続けることによりバイトが続き、「この状況でこんなに釣れるとは思っていなかったです。」と胸の内を明かす藤田さん。ただ、終盤になるとますます風が強まったので、安全第一で早めに風裏の場所へと避難し、"釣りが成り立つ場所で釣る"といった感じの消極的な釣りをせざるを得ませんでした。しかし、ネバー・ギブアップ精神でJTDミノーとポッパーで1匹ずつ追加。藤田さんの途切れない集中力もあり、最後までトップウォーター主体のゲームをやり切ることができました。 |
No.20 |
【日 時】 6月13日(水) 4:00〜 福島県の復興に末永く協力したいという仏の芝さんは、今回も当然の早朝出動をご希望。天気の状態を気にしつつ、裏磐梯へ向かいました。
あまりの苦戦ぶりに集中力が切れかかる芝さんを励まし、後半は晴天無風を利用したサイトフィッシング主体に作戦変更。すると、ようやく大物スモールを発見! シャッドでは攻めきれない場所だったのでシャッドテイルワームで攻めると、直ぐにストライク! 長いトンネルをようやく抜け出すことができました。しかし、この釣りは芝さんが相当に疲れるようだったので、いつもの釣りに戻しましたが反応ナシ。時おりアフターの魚が単発ボイルをしましたが、射抜かないと反応ナシ。プロップベイトに45cmクラスのスモールの追尾もありましたが・・・。しかし、最終ポイントでは、ようやくプロップベイトにラージがストライク! 今日は日が高くなるに従い魚の活性が上がる日だったようですが、ここでタイムアップ。片付けの最中にボイルが発生するなど、狂った歯車が噛み合わないまま終わってしまいました。 |
No.21 |
【日 時】 6月14日(木) 6:00〜 「将来的には、息子との親子釣行をやりたい。」という芝さんは、初心者の息子さんのためにスピニングタックル一式はもちろん、落水時着替えセットまで用意する念の入れよう。天気図・予報共に今日は静穏が予想されたので、主役の息子さんと桧原湖へ向かいました。
初心者ゆえフッキングやファイトが経験不足なのでバラシも多かったものの、その悔しさがまた釣りのオモシロサ。息つく間もないまま2時間ほど爆釣モードが続きました。しかし、日が高くなり風が吹き出すと、このパターンもパワーダウン。今回はルアーに制限はないため、ノーシンカー、ダウンショット、ジグヘッドとソフトルアーも総動員。この頃には芝SONのキャスティングもレベルアップして来たので、ピンポイント狙いも行いました。目まぐるしく向きが変わる風はやっかいでしたが、これらの釣りを駆使したことで日中も堅釣。最終ポイントでも意地の1匹を追加し、沈黙の時間がないまま終了時間を迎えて、「楽しかったです。」と芝SONも満足げでした。 |
No.22 |
【日 時】 6月15日(金) 4:00〜 6月中旬ともなれば、当然ながら倉川さんは完全早朝モード。前回は大物との神経戦だったので、今回は楽しさ優先の釣りをすることにしました。
一時的に吹いていた風が収まったタイミングで再びエリア変更すると、ここでもハルゼミフィッシングが炸裂! フッキングできなかった魚に対してはお灸ノーシンカーを据えて、数を伸ばして行きました。そして極めつけがセミルアーでの42cm! この時点で終了時間が近づいていたこともあり、出船場所へ帰りながら3ヶ所だけ撃つ作戦で行くと、1ヶ所目で狙いどおりに38cmがストライク! 2ヶ所目の魚はフッキングできなかったものの、3ヶ所目では見えていた大物がユラリと浮上して・・・「コポン。」・・・ストライク! 直後からラインが出て行く一方になり、「リールが巻けない!」と苦戦する倉川さんでしたが、丁寧なファイトが功を奏して5分後にネットイン! ダメ押しの48cmに「言う言葉がありません。」 |
No.23 |
【日 時】 6月16日(土) 3:30〜 昨日の爆釣で疲労困憊となった倉川さんは、しっかりと休養をとってド早朝出動にも万全の態勢。桧原湖は勘弁しておいてやろうということになり、今回は小野川湖へと向かいました。
それからは風と相談しながらSSRクランクなども併用し、適材適所の釣りを展開。あまりの釣れっぷりに気が緩む倉川さんにはイエローカードを提示し、終盤も丁寧な釣り、正しいルアー操作を心掛けるようアドバイス。すると狙い通りのストライクが何度もあり、完全にヒットパターンと言える状態になりました。ブリブリに太ったプリのオスもメスもスピナーベイトで仕留め、良型のオスはデカイミノーで仕留め、プチビッグベイトにもバイトがあり、気がつけば予定時間をオーバー。倉川さんの手首もオーバーヒート寸前だったので、「小野川湖も勘弁しておいてやろう。」と、気持ち良く終了しました。 |
No.24 |
【日 時】 6月18日(月) 4:00〜 前回は大物2本を仕留めて波に乗る中野さんは、今回も気合十分。ただ、集合時に朝焼けだったので、強風が吹くことも想定し、大事をとって小野川湖へ向かいました。
釣ったことがないというプロップベイトで2匹を追加しましたが、ガマンの釣りを強いられる雰囲気が濃厚。そこで、思い切って釣り場を変更し、終盤はベイトタックルオンリーの強気の釣りをすることにしました。この頃にはハルゼミ大合唱となったので、チューゼミ撃ちまくり。日陰のスポットで波紋を立て続けるチューゼミが、静かに水面から消えて・・・ストライク! 中野さんは強烈なファイトにクラッチワークで対応し、慎重にランディングしてみれば、お腹ブリブリのメスのラージ42cm! かなり絵になるヒットに中野さんも「これはうれしいです。」 次に見つけた大物ラージはチューゼミを見切ったので、ソフトスティックベイトを入れ直すと、横走りしてストライク! 事前にリールを入れ替えた14lbラインのタックルを信じて、ゴリ巻きでネットインに成功! 自己記録となる44cmを仕留めたところで、気分良く終了としました。 |
No.25 |
【日 時】 6月19日(火) 13:00〜 台風4号接近の影響で2日目は事実上キャンセル。そこで、初日に2日分をまとめて釣るロングコースとしました。次第に雨脚が強まる中、気合を入れて湖へ向かいましたが・・・。
十分な釣果を得たので終了しても良かったものの、何しろ明日がないのでナイトフィッシングに突入。「大雨洪水警報が発令されました。」という村内放送を聞きつつ、最終ポイントへ向かいました。この頃には、山の方から「ゴーゴー。」と風の音が聞こえてくる状態。かなり波立っていたのでプチビッグベイトをオススメすると、10分後にストライク! 華々しいデビューに貢献してくれたのは、42.5cmの大物スモール! これで更に集中力が高まった勝又さんは、強まる風雨にも負ケズ、キャスト&キャスト。その後、複数のバイトを得たもののフッキングできなかったので、最終手段としてダブルスウィッシャーをオススメしました。すると10分後に静かなバイトがあって・・・ストライク! 電撃ランディングしてみれば、ポストスポーンの大物ラージ48cm! トップで40cmオーバー4本という快挙に喜びを隠し切れない勝又さんは、もうダイイング寸前。
横殴りの雨の中、終わってみればデカトップ炸裂! 荒天は大物が動くという俗説を立証するかたちとなりました。軟弱アングラーなら釣り自体を中止していたはずですが、勝又さんのガッツが今回の大物を呼び込んだと言えるでしょう。念願のルアーでの釣果に、「リアルじゃないルアーで釣るところに、『これぞバスフィッシング』っていう感じがします!」と、相当満足そうな勝又さん。前回の課題だったロッド&クラッチワークも向上し、チャンスを確実にモノにする決定力もお見事でした。 |