タブ2012
2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013
|5月下|6月上6月中6月下7月上7月中7月下8月上
8月中8月下9月上9月中9月下10月上10月中|10月下|
No.0

【日 時】 5月20日(日) 14:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:13.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ルアーの種類にこだわらず「仕留めた!」と言える釣りをする
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大45.0cm)
【ヒットルアー】 IRジグ

 今回はシーズン直前のプレオープンガイド。経験を重ねるにつれ釣りの幅を広げる倉川さんにとっても初挑戦となる時期だけに、その意気込みは十分です。
 オープンを祝うかのように、今日は奇跡の好天。グングン気温も上がっていたので確実に大物は浅場にいると判断し、平均サイズは相手にせず大物に狙いを絞った強気のプランで臨みました。今年初のハルゼミ出現に期待も膨らみ、グラビンバズで探って行くと小バスが元気に追尾! これで大物は浅場にいることが決定的となったので続けて行きましたが、巻きモノには反応ナシ。カバー撃ちとサイトフィッシングを併用して周って行くと、遂に陣取る大物のオスを発見! IRジグで探りを入れると、フォールに反応する性格であることが分かり、そして・・・ストライク! 2012年の初バスが45cmと、最高のスタートを切った倉川さん。

倉川様

「いきなりの大物連発に、春の爆発力を実感できました。」

 1匹仕留めたことで鼻息風量がそよ風モードになった倉川さんでしたが、その後も巻きモノには大物の反応ナシ。すると再び大物のオスを発見! 近くで浮いていたメスを見つけていなければ分からない場所に陣取っていました。非常に魚は見にくかったものの、これまたIRジグで仕留めてみれば2匹連続の45cm! これには倉川さんも「2匹で90cmです。」と、やや不可解な計算をして絶好調。その後も調子良く続けていくと、またまた大物のオスを発見! しかし、この魚が天才級で、ルアーも根ガカリしてしまいギブアップ。そこで釣り場を変更し、最後は大物スモールを狙うことにしました。一か八かの釣りであることを伝えてからポッパーで攻めてみたものの、やはり少し時期が早かったようで反応ナシ。これは想定内だったので、早々に見切って帰路につきました。
 今回は、この時期ならではの釣りで何とか結果を出すことができました。ルアーの種類にこだわっていたら、ボウズだったことでしょう。オフシーズン中のキャスティング練習の成果が出て、倉川さんも満足ということでした。めでたし、めでたし。

No.1

【日 時】 5月21日(月) 8:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:晴れ 水温:12.8℃〜
【お客様】 倉川 様
【テーマ】 ルアーの種類にこだわらず「仕留めた!」と言える釣りをする2
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大48.0cm)
【ヒットルアー】 ソフトスティックベイト・ビッグバド

 今朝は日食が見られる貴重な時間だったこともあり、ゆっくりスタートとしました。世紀の天体ショーを堪能してから、いざ釣り場へ。
 昨日同様の好天だったことから期待して釣って行きましたが、意外にも反応ナシ。しかし水温の上昇と共に活性は上がると見込んで、ラン&ガンはせずに1つのエリアで粘る作戦にしました。すると、予想どおりボイルが起こるまでになったものの、どういう訳かボイル発生は射程圏外ばかり。タイミングが全てだと思い要所のみを釣って行くと、45cmクラスのスモールがピックアップ中のミノーを猛追したものの・・・。結局、その後のボイルも射程圏外でばかり起こり、数回は狙えたものの魚にルアーを見つけてもらえずという感じでした。魚に振り回されてしまう雰囲気が濃厚だったので、昨日釣った釣り場へリベンジへ向かうことにしました。

倉川様

「いろいろな面で記憶に残る釣行になりました。」

 浅場に陣取る大物には、昨日の失敗を踏まえてアプローチ方法から変更し、ルアーもジグヘッドワッキーにして再挑戦。すると、やはり昨日よりもルアーへの反応が格段に良く、15分ほどでストライク! 「これは太い!」と倉川さんが唸った相手は、グッドコンディションの48cm! 魚の性格を読み切って釣った大逆転の1匹となりました。その後、ちらほらとウロつくメスを見つけたので、最後は真昼のデカトップで〆ることにし、要所だけを撃って行くものの反応ナシ。しかし、最終ポイントで遂に「ゴボッ!」 ロッドティップだけがブリ曲がりとなり、非常にアッサリと寄って来たのは、24cmというメモリアルフィッシュ!
 今回は中盤まで釣りを合わせ切れず、歯がゆい思いをしてしまいました。しかし、思い切った作戦変更が功を奏し、終盤で何とか巻き返すことができました。大物&真昼のデカトップでの1匹は、日食と共に忘れられない思い出になったと思います。

No.2

【日 時】 5月25日(金) 6:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:15.3℃〜
【お客様】 中野 様
【テーマ】 2年ぶりのバスフィッシングを堪能する
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス3匹(最大44.5cm)
【ヒットルアー】 ポッパー・SPシャッド・ペンシルベイト・ソフトスティックベイト

 昨シーズンは原発事故の影響で1度も釣りに行けなかったという中野さんは、それだけに今回も気合十分。1年間のブランクを埋めるには時間も掛かるはずなので、ルアーや釣り方にはこだわらず、釣れる魚は何でも狙うという方針にしました。
 昨日の好天のおかげで水温が上がり、かつ奇跡の無風。いきなり難しい釣りは良くないと判断し、オープンウォーターでポッパーを使いウォーミングアップすることにしました。すると開始10分後にはストライク! 2年ぶりのバスとのご対面に、中野さんも安堵の表情。その後は魚の状態を探るためにザックリと釣って行き、状況把握に努めました。すると、浅場でテリトリー意識を持った大物スモールを発見! 行動範囲が広かったのでSPシャッドで攻めると、中野さんのしつこさに負けて遂にストライク! ドラグ鳴りまくりの上、細軸のリアフックが1本掛かりだったのでヒヤヒヤしましたが、丁寧なロッドワークのおかげで無事にネットイン! 44.5cmという大物を仕留めることができました。

中野様

「2年ぶりのバスフィッシングで、いきなり大物連発です。」

 意外に浅場には大物が上がって来ているかも知れないと判断し、その後は浅場を中心にポッパーで攻めて行きました。すると単発ながらもバイトはあり、釣り損ねた魚はソフトスティックベイトで一撃。エリアを変えて更に魚を探していくと、50cm近いメスのラージがウロつくエリアにオスのラージを発見! 警戒心の強い相手でしたが、釣る過程で性格を判断し、最後はソフトスティックベイトで攻め続けると遂にストライク! これは42.5cmと、中野さん絶好調! それからはトップウォーター中心で釣って行きましたが、ボイルとタイミングが合わないと釣れない雰囲気濃厚でした。そこで再び浅場へ戻ってみると、テリトリー意識を持った別の大物スモールを発見! 狙っているうちに風が吹き出したこともあり、「あと3投で終わりましょう。」と私が告げた2投目にヒット!・・・したもののバレた。う〜ん、惜しい!
 今日はジャンクフィッシングの感がありましたが、それが功を奏して40cmオーバー2本と上々の釣果でした。これは神様からのプレゼントだったのかも知れません。原発事故のウップンが晴れたのなら良いのですが。

No.3

【日 時】 5月26日(土) 4:00〜
【場 所】 小野川湖
【状 況】 天候:くもり 水温:10.8℃〜
【お客様】 大友 様
【テーマ】 今後に向けて小野川湖のポイントを把握する
【釣 果】 なし(-.-cm)
【ヒットルアー】

 裏磐梯に通い続けて既にベテランの域に達している大友さんは、「桧原湖が荒れた時を想定して、バックアップの釣り場を持っておきたい。」とのこと。テーマから言って早朝から行く必要性は全くなかったものの、夜明けまで寝ていられない体質ということだったので、早朝から出船しました。
 「魚が釣りたいのなら、今日は夕マズメからです。」と告げ、バッチリ水温が下がったことを確認してから要所のみ釣って行きました。すると、予想どおり無反応。しかし、6月以降を見据えて、その時期に有望となるエリアを周って行きました。なぜ有望と判断できるのか、その理由も解説しつつボートを進めると、次第に冷たい風が強まって来ました。
 そのタイミングで風裏のエリアに入り、桧原湖が荒れた時に釣るべきエリアも見てもらいました。そして、マイボートを持ち込める場所や、減水時の注意スポットなどを解説して早めに終了。とにかく寒い朝でした。
 早朝から出船したことで無風の時間帯があり、その時に底質や湖底変化の確認をしてもらえたのは幸運でした。やはり、早起きは三文の徳なのか? 今回のポイント案内が、今シーズンの単独釣行に役立つことを願います。

No.4

【日 時】 5月27日(日) 3:50〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:14.6℃〜
【お客様】 野原 様
【テーマ】 ヒットパターン構築のプロセスを学ぶ
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス3匹(最大41.0cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド・グラブ

 明け方は放射冷却現象による冷え込みが予想されましたが、釣友である大友さん同様に「夜明けまで寝ていられない体質です。明るいと調子が出ません。」ということだったので、ある程度の苦戦は覚悟の上で早朝出動としました。
 防寒対策を万全にしてから出船してみれば、水温は低下しており生命感は希薄。小型トップとミノーでザックリと釣って行きましたが、やや水質も悪化しており完全無反応。スピナーベイトにも反応はなく、時おりボイルが起こるものの狙うまでには至らず、開始1時間は完全ノーバイトでした。次第に日が高くなり湖底が見えるようになって来た時に、浅場でテリトリー意識を持った大物スモールを発見! 偏差値は高そうでしたがSPシャッドで攻めると、野原さんのしつこさに負けて遂にストライク! ドラグ鳴りまくりの上、細軸のリアフックが外掛かりだったのでヒヤヒヤしましたが、ネットインに成功! いきなり41cmと、序盤の大苦戦を帳消しにする1匹を仕留めることができました。

野原様

「晴天無風でも40cmクラス×3本に、これからはお昼まで熟睡です。」

 中盤は良型のボイルを狙えるチャンスがあったものの、明るくなるにつれて野原さんの調子は下がり気味。そこで作戦変更し、序盤の釣りをやり切ることにすると、次に見つけた35cmクラスもSPシャッドでストライク! これで調子が上向いて来た時に、またも大物スモールを発見。これまたSPシャッドで攻めるとストライク! これは40cmと、かなり明るいながらも調子を上げてくる野原さん。その勢いを保ったまま、中盤に見つけていたメスのラージに再アプローチ。釣り方を変えキャストを繰り返すと、その魚は動くのを止めて・・・またまたストライク! ブリブリに太った40.5cmを手にしたところで、終了時間を迎えました。
 「序盤の苦戦が良かったです。中盤から釣りを合わせて行って、最終的にハイアベレージの釣りをするところがたまらなかった。」と、今日の釣りを振り返る野原さん。"暗闇の帝王"から"真昼の帝王"へ生まれ変わるキッカケとなったなら良かったのですが。

No.5

【日 時】 5月28日(月) 14:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:16.7℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 ヒットパターン構築のプロセスを学ぶ&持ち駒を増やす
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス2匹(最大51.0cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド・ポッパー

 水温が上がる夕マズメに焦点を合わせた午後から釣行としたものの日中は雷雨となり、ツイてない男ぶりを如何なく発揮する勝又さん。しかし、出発予定時間には雨雲が東へ抜け始めたので雷雨の心配はないと判断し、予定通り湖へ向かいました。
 雷雨となった影響か、今日の湖は完全貸切状態。雨で気温は下がったものの水温は前日よりも上がっていたので、トップ中心に釣って行きましたが完全無反応。そこでサイトフィッシングに作戦変更すると、テリトリー意識を持った大物スモールを発見! これをバイブレーションで攻めてみると、20分程でストライク!・・・となったものの痛恨のバラシ。ショックを隠しきれない勝又さん。気を取り直す意味でもエリアを変更し、引き続き魚を探していくと良型を発見! これをSPシャッドで仕留め、勝又さんの心拍数がようやく下がり平常値になりました。この頃からトップに出そうな雰囲気になって来たので、JTDミノーで広く探って行くと「ゴボッ!」と出たものの・・・。ただ、状況とは裏腹にトップへの反応は鈍く、バイトは続きませんでした。

勝又様

「狙い通りにビッグママを仕留めました!」

 中盤は再び作戦変更し、1匹目と同じパターンで同サイズのスモールを仕留めた頃には早くも夕マズメ。ボイル頻発を期待しましたが意に反して水面は静かであり、トップを諦めるかどうか悩みました。しかし、状況を考えればチャンスはあると思い、「こんな日はタイミングだと思います。」と告げて、ポッパーでプリの魚を狙うことに。すると、ほどなくして「ゴボッ。」・・・ストライク! 狙い通りに仕留めたのは36cmのメスのラージでした。この1匹でパターンに確信が持てたので続行すると、15分後に再び水面が静かに盛り上がって・・・ストライク! 「デカイです!」と勝又さんも瞬時に本気モードに突入。練習したロッド&クラッチワークを駆使し、ランディングに成功したのは自己記録となる51cmの大物ラージ! 「ダ、ダメだ。」と、しばらく足の震えを止められない勝又さん。そして最後はプチビッグベイトとSSRクランクでもバイトを取ったものの、やってはいけない電撃フッキングもあり、残念ながらフックアップには至らず終了時間となりました。
 今回は中盤までパッとしない展開でしたが、迷わずにトップで押し通したのが終盤の大物を呼び込みました。「今夜はもう眠れません。」と、釣り終わってから再び心拍数が上昇し、睡眠不足が確実となる勝又さんでした。

No.6

【日 時】 5月29日(火) 13:30〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:くもり 水温:17.2℃〜
【お客様】 勝又 様
【テーマ】 ヒットパターン構築のプロセスを学ぶ&持ち駒を増やす2
【釣 果】 ラージマウスバス2匹・スモールマウスバス2匹(最大45.5cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド・JTDミノー・ポッパー

 興奮のあまり眠れぬ一夜を過ごしてレッドアイシャッド化した勝又さんは、夕マズメに焦点を合わせた午後から釣行をご希望。そこで日中は自主トレしていただき、ウォーミングアップが完璧となってから出船することにしました。
 まずは、昨日のおさらいの意味もあり、SPシャッドでさっくりとラージをヒット。産卵行動は日に日に進んでいると判断し、他のエリアを周ってみましたが、風が強くてサイトフィッシングは不可能。そこでペンシルベイトに作戦変更すると、要所では「バフッ!」と派手に出るものの・・・。しばらくガマンの時間が続きましたが、JTDミノーで攻め直すと・・・「バホオッ!」 ド派手なアタックを見せてくれたのは38cmの良型スモール。この1匹で勝又さんの心拍数が平常値に下がり、同時に風も弱まって来たのでピンポイント狙いでフットボールラバージグを投入しました。すると、2投目に大物スモールがストライク!・・・そしてジャンプ一発でサヨウナラ。勝又さん放心状態。

勝又様

「スモールまでも自己記録更新です!」

 それから風裏のポイントへ入りポッパーを撃って行くと、絶妙なキャストが決まった時に絵に描いたようなストライク! 「ちゃんと釣らないとダメですね。」と、勝又さんもキャストの重要性を再認識していました。この頃からオイカワのライズが増え始めたものの、昨日以上にボイルがない! そこで再び作戦変更し、SPシャッドのパターンを試しにエリア移動。ピンスポット狙いで釣って行くと・・・「来ましたっ!」と勝又さん。予想以上の大きさに丁寧なファイトで無事にネットに収めたのは、スモールの自己記録となる45.5cmの大物! 再び足の震えを抑えられない勝又さん。そして日没寸前には一発狙いでトップウォーターに賭けてみましたが、柳の下に2匹目のドジョウはおらず、日没を迎えることとなりました。
 今日も数は出ませんでしたが、1匹のクウォリティーは高く、2日連続で自己記録更新を達成することができました。「生涯最高の2日間でした。」と、来月も釣るというのに、不可解なことを言い残し裏磐梯を後にする勝又さんでした。

No.7

【日 時】 5月30日(水) 15:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:17.2℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 プラドコ2012(ただし臨機応変に)
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス1匹(最大34.0cm)
【ヒットルアー】 スピナーテイルミノー

 マイ・スタイルを模索中の飯田さんは、「絶対にプラドコというわけではありません。」と、柔軟性のある釣りをする方針とのこと。そこで、国産ルアーも織り交ぜたオールスターで臨むことにしました。
 まずは、バスの産卵行動の進捗状況を把握するため、プラドコを投げつつザックリと釣って行きましたが反応ナシ。要所でいつものスタイルで釣ってみましたがルアーを追う魚の姿もなく、楽な展開にはならない印象でした。冷たい風は吹き止まずサイトフィッシングもできないので、風表のエリアに入りスピナーテイルミノーを試すことにしました。すると、1投目で「ゴボッ!」・・・ストライク! 無事にランディングにも成功し、飯田さんの血圧もレッドゾーンに突入! そして2投目にもバイトがあったものの、飯田さん反応できず。しかし、3投目のバイトはキッチリとフッキングし、「連発ですよ! 今のは集中してた!」と絶好調。

飯田様

「未デビューだったルアーで連発しました!」

 しかし、このパターンも続かなかったので再び作戦変更し、ボイルを待ち受けることにしましたが、夕マズメになっても何も起こらず・・・。雨のようなオイカワのスーパーライズが発生してもなお、ボイルはほとんどナシ! そこで、序盤で魚を見つけていたエリアへ入り、バズベイトからSRクランクまで試しましたが、それでも完全ノーバイト。確実に魚はいるものの、手持ちのルアーには一切反応して来ませんでした。日没を迎えてからは起死回生を狙いましたが、気温はグングン降下。とても釣れる雰囲気ではなくなったため10投ほどで撤退し、明朝に備えて体力を温存することにしました。今日は残念ながら飯田さん好みの釣りは、ほとんど通用しない日だったようです。
 今回は苦戦の釣りとなりましたが、未デビューだったルアーで連発できたのが唯一の成果でした。ただ、プラドコだけでは釣りが成立しそうもないので、明日は国産ルアー中心の戦略で巻き返したいと思います。

No.8

【日 時】 5月31日(木) 5:00〜
【場 所】 曽原湖
【状 況】 天候:晴れ 水温:15.8℃〜
【お客様】 飯田 様
【テーマ】 プラドコ2012(ただし臨機応変に)2
【釣 果】 ラージマウスバス1匹・スモールマウスバス3匹(最大41.5cm)
【ヒットルアー】 SPシャッド・IRジグ

 昨日の釣りで飯田さんスタイルは難しいことが分かったので、今日はサイトフィッシング主体の釣りに作戦を変更しました。放射冷却現象による早朝の冷え込みは覚悟の上で、無風の時間帯に勝負を決めるという短期決戦です。
 そうは言ってもプラドコを1投もしないわけには行かないので、昨日のヒットエリアで試してみましたが反応ナシ。近くでボイルが起こり始めたので撃ってみたものの、それでも反応ナシ。魚にマイ・スタイルを完全否定され、これで吹っ切れた飯田さん。日が高くなって来たタイミングでサイトフィッシングに移行し、魚を探して行くと大物スモールを発見! しかし、国産SPシャッドで初挑戦の釣りに戸惑い、飯田さんダイイング寸前。それでも、最終的に渾身のアレレ?フッキングを決めると、いきなりの40cm! しかし、「何か、今のはちょっと"釣った感"がない。次こそはビシッと!」と気合度もレッドゾーンへ。このサイトフィッシングは風が吹き始めるとアウトなので、その後もとにかく魚を探すことに努めました。

飯田様

「国産ルアーでも、40cmクラス×2本は素直にうれしいです!」

 その後、別のエリアで再び大物スモールを発見! 1匹目のヒットで釣り方に慣れた飯田さんは、短時間で1匹目を上回る大物をバッチリ仕留めて「今のはやったりました!」とガッツポーズ。すると早くも風が吹き始めたので、風裏エリアへ大移動。見つけた3匹目は飯田さん自身で魚の性格を見抜き、見事にストライク! これで昨日の借りは返したので、釣り場を変更して再びプラドコタイムとしました。しかし、ここでも魚は反応して来ないのでサイトフィッシングを行い、36cmのラージを仕留めることに成功。この時点で「もう満足です。」ということだったので、真夏のカバー攻略に備えて残り時間でキャスティング講習を行い、終了としました。
 結果的にプラドコは総不発となりましたが、状況に応じた路線変更をしたおかげで、昨日の分も釣ることができました。トップウォーターでは釣れなかったものの、魚の姿を確認してから釣り始めるだけに、"狙って仕留めた感"は、かなりあったのではないかと思います。



HOME ガイド内容と料金 7つの特徴 フィッシングカレンダー ご予約


E-mail guide@yamanotayori.com

- 裏磐梯・桧原湖 山の便りバスフィッシングガイドサービス -