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No.1

【日 時】 5月24日(土) 8:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 気圧:---hPa 水温:16.5〜18.5℃ 
【お客様】 野ア 様
【テーマ】 イライラージを釣る
【釣 果】 ラージマウスバス2匹(最大45.5cm)
【ヒットルアー】 イライラバージグ・ワーム

 今日は2008年のガイド初日。一応、今シーズンを占う上では重要な日なので、事前情報提供もバッチリ行って準備だけはしっかりとしていただきました。
 「今日は釣れます!」と力強く断言してから実釣開始。ターゲットは40cmオーバーのみとし、3本を目標にしました。しかし、私の予想以上にオスのテリトリー意識は薄く、見つけた1匹目は機が熟していないようなのでパスし、サイトを続けていくと2匹目を発見! 幸いにもこの魚は非常に好戦的であり、「ヤンノカー!」という感じでこちらを睨みつけるので、狙ってから5分後にはストライク! 序盤で出たいきなりの大物に両者ヒートアップ。その後もサイトを続けて3匹目を発見。しかし、この魚はそれほど場所への執着がなく、そのうちにフラフラとどこかへ泳ぎ去ってしまい行方不明に。ここで計算が狂いました。狙って釣れると思った魚は、今日はヤル気なしの様子。産卵場所に対して執着心がない、まずい展開。

野ア様

「イライラさせちゃいました。」

 その後一等地と思われる場所とその周辺にタイミングを変えルアーを換えて何度も入り直す作戦にしましたが、どうにもこうにも魚は皆ニュートラルで、「今日ですか? やりたいことは特にありません。」という感じ。ハルゼミが水面でバタついているのに見てるだけのプリメスなど、どうも魚のスイッチがオフになっているようでした。そこでビッグバドを始めとするリアクション系トップなどを試しましたが、何をやっても悲しいくらいに無反応。こんな日には何かの拍子に一気に口を使うのですが、その機会はやって来ないまま涙の撤退となりました。どうもタイミングが噛み合わなかった感があります。
 「魚によって、全然性格が違いますね。」と今日の釣りを振り返る野アさん。射程圏内に捉えた40cmオーバーは合計12匹だっただけに、もう少し何とかなったのではないかと反省しています。また、トップには小バスしか反応しなかったことも残念。明日は雨の予報が出ているので、起死回生を狙います。

No.2

【日 時】 5月25日(日) 4:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:小雨 気圧:918hPa 水温:14.5〜17.5℃ 
【お客様】 野ア 様
【テーマ】 イライラージを釣る -リベンジ編
【釣 果】 ラージ2匹・スモール1匹(最大49.0cm)
【ヒットルアー】 イライラバージグ・ダブルスウィッシャー・OJMシャッド

 昨日はどうも魚との歯車が噛み合わないまま終了となってしまったので、今日は早朝からスタート。予想通り放射冷却現象もなく、冷え込みも最小限でした。必釣の予感。
 昨日の釣りで魚の居場所は絞れていたので、未デビューのバズベイトを中心に釣って行きました。そして本命ポイントに入ると、1投目に「ゴボッ!」と出たものの・・・早アワセ。「あまりに思ったとおりに出た。」と、つい分かっていても体が勝手に動いてしまったようです。その後は要所を回りましたが昨日の魚は姿を消しており、新しい魚を求めて移動&移動。そして、ついに1匹発見! 様々なルアーを投入すると、この魚はチャートリュースでカーブフォールするものに反応する性格であることが分かりました。そして狙ってから約1時間後に43cmがストライク! ようやく昨日の借りを返すことができました。それからも見て行くと50cmクラスを見つけたので狙ったものの、ルアーに警戒して泳ぎ去って行きました・・・。タイミングがズレている感じ。

野ア様

最終回の大逆転ホームラン

 昨日からトップで釣れていなかったのでポイントを変え、伝家の宝刀ダブルスウィッシャーを撃って行くと、一等地で「ゴボッ。」 ジャンプを阻止して捕ったのは33cmのスモールでした。「今年初のトップ初スモールです。」と野アさんも満足そう。ここでガイド時間は終了していましたが、「あの50cmクラスがどうしても気になる。」ということで特別に延長し、起死回生を狙って再度行ってみると魚が戻っている! 先ほどの魚の様子から普通のルアーには反応しないと判断し、秘密兵器であるOJMシャッドを投入しました。すると、1投目から反応し、2投目に「パクッ。」 その瞬間に電撃フッキングが決まってストライク! ベイトタックルがブチ曲がりでしたが、ラインを信じて強引に寄せネットイン。ネバーギブアップ精神で起死回生の1匹を捕ることができました。
 今日も忍耐の釣りとなりましたが、雨天となったせいか結果を出すことができました。それにしてもバラシがゼロとはお見事! 野アさんの途切れない集中力とココ一番の決定力を見た1日でした。そして最後の最後に粘りの1匹を仕留めるあたりに、男を感じました。

No.3

【日 時】 5月30日(金) 12:00〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:くもり 気圧:---hPa 水温:13.8〜18.5℃ 
【お客様】 中野 様
【テーマ】 今後に繋がる釣り -"釣れた"から"釣った"へ
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大20cm半ば)
【ヒットルアー】 ペンシルベイト

 「季節やその日の状況による魚の行動を読み、狙って釣りたい。」ということで、今日と明日の2回でテーマ達成を目標としました。釣りに行く機会がないということだったので、前半にあたる今日は"ウォーミングアップ&戦略の講習&実釣"です。
 冷たい風が吹くあいにくの天候だったこともあり、最初は釣りはせずに地図の読み方やバスの生態、戦略の立て方などの講習を行ないました。まずは「最初にどこへ行くか?」という行動を起こすためには、現状を分析して仮説を立てることの重要性を解説。行き当たりばったりでは、マグレ当たりもあるからです。その後、各所を見て回り、典型的な産卵場所の共通事項など、この時期外せない重要事項も把握していただきました。それからは主要ルアーの使い方を一通り実施し、効果が出る状況も合わせて講習。また、小魚やハルゼミといったバスの餌生物の動向に着目する重要性も解説しました。都合良くオイカワのライズを見つけた場所では、その近くで同サイズのペンシルベイトを投入するとラッキーなことに一発でヒット。

写真なし

フォトサイズは明日捕獲予定

 今回は"とにかく釣る"ことが目的ではないので、その後も各所を回りました。このことで、それぞれの釣り場の状況を把握でき、かつ水温と魚の活性にはやはり関連があることも知っていたただきました。ルアーよりもまずエリアの選定が第一です。すると、「水温が高いところでは、バスの姿が見えますね。」と、中野さんも法則らしきものを感じたようです。多分これからの釣行では、最初に水温を計ることが習慣となるでしょう。そしてまた、風表と風裏で魚影の濃さが違うことも体験。その結果45cmクラスのラージを射程圏内に捉えることができましたが、ルアーの寸前でUターンされました・・・。それからはバズベイトの効果的な使い方や、よりパワフルなキャスティングを可能にするグリップエンドの使い方などもレクチャーして終了時間となりました。
 今日はガイド時間の約9割は、私が1人でずっと解説していました。多分、全てを一度に理解して実践することは困難でしょうが、今後の釣行で思い出し1つ1つ実践していただければ、必ず釣果となって表れると確信しています。明日は今日実施したことのおさらいです。

No.4

【日 時】 5月31日(土) 4:30〜
【場 所】 裏磐梯各所
【状 況】 天候:雨 気圧:---hPa 水温:14.5〜15.0℃ 
【お客様】 中野 様
【テーマ】 今後に繋がる釣り -"釣れた"から"釣った"へ 復習編
【釣 果】 スモールマウスバス1匹(最大20cm前半)
【ヒットルアー】 JTDミノー

 昨日は戦略面を中心に解説し、バスの居場所を絞り込む方法と各ルアーの使い方について勉強していただきました。今日は、昨日やったことのおさらいです。
 天気予報からいって朝は冷え込むことが分かっていたので、事前に日中の釣行を提案しましたが、「都合で朝しか釣りができません。」とのこと。厳しい展開になることをお伝えしてから釣り場へ向かうと気温8℃! 雨を伴う冷たい風が強く吹き、お互いに「1人なら来てないですね。」という天候でした。しかし、昨日の釣りを基に「水温が下がってオイカワが接岸していないなら、浅場にバスもいない。昨日の釣りの延長では結果は出ない。」という戦略を立て、水温の低下に強そうな場所で釣り始めました。すると、開始早々かわいいスモールがストライク。この天候で小型がトップに出るとは、うれしい誤算でした。しかし、やはり後が続かず、予定していた場所も風でザバザバのため諦めました・・・。

写真なし

フォトサイズは寒さで動かず

 非常に厳しい状況ながら中野さんの考えにも"水温"というキーワードが含まれており、昨日の釣りで最も水温の高かった場所へ直行しました。そしてまた"風裏"というキーワードも考慮して、狭い範囲を釣る作戦にしました。しかし、昨日見えた魚の姿は一切なし! 「1日で全然違いますね。」と驚く中野さん。今日の状況から使うべきルアーと釣り方の見当はつきましたが、「そういうルアーは持ってないです。」とのこと。私も持っていないので、中野さんのスタイルである"巻いて釣る"と今日の状況に合うルアーはスピナーベイト以外にないと判断。昨日、練習したコース取りを実践して丁寧に釣って行きましたが反応なし。もう、この時点で"巻いて釣る"では結果が出ないことは明白なので、健康面も考慮して早上がりしました。
 今回は条件に恵まれず、昨日、実践した釣りの復習には酷な状況でした。しかし、前日と当日の釣りをリンクさせること、そして次にどう展開して行くかという戦略については、少し分かっていただけたと思います。今回のガイドがプライベートフィッシングに活かさせることを願います。


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